スクラップ・アンド・ビルド

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スクラップ・アンド・ビルドの評価:

3.56/5点 レビュー 190件。 E ランク

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平均点3.56pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全194件 121〜140 7/10ページ
No.74
(3pt)

介護というものの不自然さ

「ワタクシハ」というのを以前読んだが、就活のもやもやを細かく描写した小説だった。
でも、その後著者の本は読まなかったのを見ると、さほど面白くはなかったのだろう。
ということで、芥川賞受賞を機に話題の受賞作を手に取ってみた。
やはり、話題に上るというのは小説家にとって重要かもしれない。こんなことがないと、絶対読まなかったに違いないので。

話の内容は、就活をそのまま介護にシフトした内容だった。やはり鬱屈した若者が主人公だ。
それを迎え撃つのも、人生のどんづまりの祖父。
その攻防は読みごたえあったが、たしかに、老いた人間を手厚く介護することは自然の法則に反しているのかもしれない。
最低限の助けで自立できなくなったら、動物は静かに死んでいくのだから。
ノンフィクションを読んでいるようなリアリティがあったが、物語としてはもう少し展開が欲しかった。
スクラップ・アンド・ビルド Amazon書評・レビュー: スクラップ・アンド・ビルドより
4163903402
No.73
(3pt)

余剰な時代の余剰なふたり

老人&青年 という、モノどころかヒトまで余り始めた時代の、
余剰を代表するふたり切実な物語を楽しんで読ませていただきました。
この作品のタイトルは経済用語で、「創造的破壊」と訳されることが多いです。
ボディビルダーのしていることというのはまさにこれで、いい題を考えたなと思います。
体を鍛えることで痛みを生じる。その痛みは同じ肉体の痛みであっても、死にゆく老人の痛みとはまったく質が違う。
と、主人公の青年が考える箇所があります。
祖父と自分を比較する気持ちになること自体、もしかしたら同じ穴のムジナ? という時代状況の不安が青年の根底にあるからです。
最後、主人公の再就職を心から祝い、もう帰ってくるなという祖父には、ほろりとさせられました。

だたし祖父が野菜をトッピングしたピザを自分で焼いちゃうという箇所、そこまではいいのだけれど、
小動物の俊敏な動き、とまで形容すると、これはやり過ぎだと思います。
この辺の筆の走っちゃってるところを、まあ、まあ、と押さえてあげるのが、
担当編集者の役目ではないでしょうか?
余計なお世話か。
スクラップ・アンド・ビルド Amazon書評・レビュー: スクラップ・アンド・ビルドより
4163903402
No.72
(4pt)

仕事柄

仕事柄きになっていて購入しました。 なかなか時間がなく読めていません。 10分でも時間をつくって読みたく 思っています。
スクラップ・アンド・ビルド Amazon書評・レビュー: スクラップ・アンド・ビルドより
4163903402
No.71
(5pt)

面白かったです

久しぶりの小説、読み進めるうちに引き込まれ、興味深く、いろいろ想像しながら最後まで一気に読みました。 また別の作品も読んでみたいと思わせてくれる作品でした。
スクラップ・アンド・ビルド Amazon書評・レビュー: スクラップ・アンド・ビルドより
4163903402
No.70
(3pt)

嫌いじゃない。

芥川賞作家としてテレビで何度も拝見する中で、どんな作品をお書きになるのだろうと思い購入し、読み終えました。 先に黒冷水を読んでいましたが、私は黒冷水の方が好きです。 想像するに、きっと文藝賞を取られてからかなり色んな事を勉強というか取材なさったんだと思います。 簡単な表現というより、少し聞きなれない言葉があって(私が無知なだけかもしれませんが) 伝えたい事を汲み取るのに時間がかかった様に思います。 でも、ユーモラスに介護をしている人間を書いているところや、筋トレや性欲の話は自身を投影してたら…と思うと笑えました。 次回作にも期待します。
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4163903402
No.69
(5pt)

上手いなあ

わかりやすい言葉を上手く使って、「今時の若者」の姿を借りながら人間の心に潜むエゴだとか虚栄だとか弱さだとかを見事に描いている。 芥川賞を同時受賞した『花火』よりも、私はこの『スクラップ・アンド・ビルド』のほうがおもしろかった。 それにしても祖父の惚けは本当だったのだろうか? ちりばめられた伏線をあえて回収しきらずに物語を終えているあたり、ミステリーにような不気味さと不思議さも感じさせられた。 秀逸な小説だと思います。
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4163903402
No.68
(5pt)

買って損なし

面白かったです。 テレビで羽田さんが、本を買ってくださいと 宣伝していらっしゃるのは、言葉には出さないけれど、損はさせないだけの力作です、という自信があるからこそだと、思いました。 お祖父さんの様子が面白くて、不謹慎かな?思いながら、何度もニンマリし、最後は思わず涙しそうになりました。  色あせない名作です。 10年後。 20年後、自分が年齢を重ねていった時に 再読したいです。  たくさんの方に読んで頂きたい。 芥川賞の選考者の方も、きっとそう思わはったんやろなあ。
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4163903402
No.67
(2pt)

期待ハズレ

大した出来事も起こらず、プロローグのまま終わってしまった様な印象です。 羽田さんは、黒冷水がとても良かったので、期待していましたが、残念です。 受賞したことで、本作が羽田さんの代表作になってしまうことも、むしろ気の毒です
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4163903402
No.66
(2pt)

つまらなかった

作者はあまり頭が良くないのかなと思いました。 この作品を選考した方達も??です。 か
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4163903402
No.65
(1pt)

ははは・・・。

遅ればせながら、読了。 同居祖父の願いに応えるべく、世話に励む孫。 ひ弱な面を同居人には見せるが、実は元気な祖父。 こんな内容ですかね、まったくつまらん。
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4163903402
No.64
(2pt)

一言で言えば

軽い。 意味のある軽さではなくて無意味な軽さである。 軽薄と言ってしまっていいかもしれない。 軽薄なら軽薄なりに、驚きぐらいは与えてほしいものだがそれもなし。 言ってしまえば、ありきたりということ。 タイトルに経済用語でも使われるような言葉を選ぶっていうのも、どうもね。 まぁ、少しは読ませるところもあったから★二つ
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4163903402
No.63
(5pt)

読みやすい

人の物の感じ取り方の違いが、どこにでもありそうな日常生活のなかで、描かれていて不思議なんだけど、面白かった。
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4163903402
No.62
(4pt)

周到に仕掛けられた言葉の罠か、 煙に巻く小説家のユーモアか、

「今日は家におると?」

絶妙な長崎弁のセリフで物語は動き出す。

「早う死にたか」
毎日のようにぼやく祖父の願いをかなえてあげようと、
ともに暮らす孫の健斗は、ある計画を思いつく。

日々の筋トレ、転職活動。
肉体も生活も再構築中の青年の心の内は、衰えゆく生
の隣で次第に変化して。

うまいですね、

まるで古今亭志ん生の落語「品川心中」「黄金餅」を聴かされたような、
ちょっと残酷でなおかつ可笑しい人間の業をさりげなく語っている。

多くを語らない、

だから読者に老醜も見せないし悪臭も嗅がさない。
祖父も母も、健斗さえその人物像は語っていない。
しかし読者は知らないようでよく知っている。

スクラップアンドビルド、

周到に仕掛けられた言葉の罠か、
煙に巻く小説家のユーモアか、
スクラップアンドビルドなるほどと落語落ちで幕を閉じる。
スクラップ・アンド・ビルド Amazon書評・レビュー: スクラップ・アンド・ビルドより
4163903402
No.61
(1pt)

好きなタイプの人じゃないなあ…

もはやビジネス上の理由のみで、無理やり半年ごとに受賞作を出してる、芥川賞の選考基準は、絶望的なレベルにまで下がってしまったので、又吉のブツともども、作品自体は殆ど論評する気になれません。
まあ、選んでる人たち自体が村上龍や山田詠美、島田雅彦といった、既にピークを過ぎ、村上春樹とは全く勝負にならなくなった、かつてのスター作家たちですが、もはや文藝春秋に迎合することでしか食えなくなった(?)彼らも、つくづく落ちたもんだと思わずにいられません。

それはともかく今回、何よりも気になるのは、本作を書いた羽田とかいう人の、受賞後の行き方。思うにこの人、どうやら石田衣良なんかと同タイプのようで、今後はむしろ、安手なタレント文化人として、小銭を稼ぎまくりたいという願望が見え見えです。
まあ、もともと大した文学的才能は持ち合わせてないでしょうから、そういう生き方でしか、経済的に潤えないとも言えましょうが、そんな羽田や石田のような物書きにも、安易に栄誉を与えてしまう芥川賞、直木賞自体も、もはや末期症状を呈していることは明らかですので、廃止した方がむしろ健全かと。
スクラップ・アンド・ビルド Amazon書評・レビュー: スクラップ・アンド・ビルドより
4163903402
No.60
(1pt)

面白くもおかしもない。

はっきり言って作者の心の中の残酷なつぶやきをかき集めたものです。 ツイッター作家というべきでしょう。 この手の「つぶやき」作家にとって、ネットでかき集めた「知識」と自分の価値判断だけが絶対で、他者とのかかわりで深く自己反省したりすることはないようです。 もともとがつぶやきなので、誰かを感動させようとかいう情熱などありません。 クールといえばクールなのかもしれませんが、読後感は「面白くもおかしくもない」でした。
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4163903402
No.59
(1pt)

自己愛だけの駄作

他者への優しい眼差しがまったくないひどい文章でした。 感じられるのは異様なまでの自己愛の強さだけ。 読んでいて気分が悪くなりました。 老祖父や母親や恋人の表面的な醜さばかりが描かれ、実は作者の視点がいちばん醜く歪んでいると気づいていないようです。 自分だけは常に正しいという幼稚な人間性が透けて見える不快なものでした。 物語としてもオチがなく、又吉氏の人間愛とオチのある火花と同レベルとはどうしても思えない駄作でした。
スクラップ・アンド・ビルド Amazon書評・レビュー: スクラップ・アンド・ビルドより
4163903402
No.58
(4pt)

なかなか面白い

リアルな内容ながら、笑える部分も散りばめられていて、とても読みやすい本でした。
スクラップ・アンド・ビルド Amazon書評・レビュー: スクラップ・アンド・ビルドより
4163903402
No.57
(5pt)

復活したのは誰?新手の青春小説として読む魅力

芥川賞受賞時は興味なかったのだけれど、「アウト・デラックス」等での著者の野放図な語りが面白くて、遅れて購読。

ニートとしてまったりと暮らす主人公、後期高齢者として老いさらばえた祖父、実父を蛇蝎のごとく罵る娘の三人の他には、主人公の恋人と友人(介護士)という限定的な登場人物の中でストーリーは進む。
興味深いのは、主人公と母親の間の会話や関わりが殆ど描かれていない点。それと、福祉とか介護とか高齢化社会とかは設定として使われているだけに、そこに主題はないということ。単純な対立構図からは見えない主人公の生き方、祖父の生き方を読み解くことが本書の価値だろう。

読み終えて見れば、青春小説の王道を行くストーリーであるし、祖父殺しとマッチョ化のためのアプローチはビルドゥングス・ロマンの側面すら有している。
つまり、老いた祖父をスクラップにして挫折した自己のリビルドを目論んだ主人公が、結果して、挫折しニート&パラサイトの自分を精神的にも肉体的にもスクラップ(解体)して、本来の20代男子としての自立(リビルド)を果たしていくという読み方をすれば、同世代・同環境の方には心を寄せられるのではないだろうか?

他方で、同様に祖父にとってのスクラップ&ビルドは何か?という読み方も可能だろう。ヒントは、複数の子供の家を追われ、最後に罵られても追い出されない娘の家を選んでいる点。過去の自分の多くをスクラップして、まるで自分自体がスクラップ(廃人)のように見せながら、実はその擬態の中でしっかりと生きている男を残している。実にしたたかな老人の生にして性。このように本書は、描かれた描写をヒントに登場人物の生き方を読者自らがスクラップ&ビルドする楽しみもあるのではないだろうか。
スクラップ・アンド・ビルド Amazon書評・レビュー: スクラップ・アンド・ビルドより
4163903402
No.56
(1pt)

芥川賞作品は難しい?

全く面白くないし、結末もよくわからないし、改めて芥川賞作品の難しさ?がわかったような気がします。 芥川賞作品はもう読みません。
スクラップ・アンド・ビルド Amazon書評・レビュー: スクラップ・アンド・ビルドより
4163903402
No.55
(2pt)

無理に芥川賞を選考しなくても良いのでは

「火花」にしろ、この「スクラップ・アンド・ビルド」にしろ、読んで心が揺さぶられることはなかった。 無理に芥川賞を選考する必要はないのではないか。 該当なしの年があっても良いのではないか。 この「スクラップ・アンド・ビルド」、介護を受ける老人の暗い境遇と介護者を心性を描いたのは分かるが、少しでも、希望を与える何かを描けなかったのか。 筆者が若すぎるせいか、人間の心の機微や襞を描ききれず、後味の悪さだけが残り、とても人に薦められる本ではないと感じた。
スクラップ・アンド・ビルド Amazon書評・レビュー: スクラップ・アンド・ビルドより
4163903402