夏と冬の奏鳴曲

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評判

夏と冬の奏鳴曲の評価:

3.63/5点 レビュー 64件。 B ランク

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平均点3.63pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全76件 21〜40 2/4ページ
No.56
(5pt)

手に入りにくいが、紛れもなく名作

帰省の際に持って帰り、約10年ぶりに麻耶雄嵩の作品2冊目を手に
( ' ▽ ` )
(1)年月を経ても解釈が難しい作品
(2)淡々と世界観が崩壊していく過程と
向き合っていく作品
_φ(・_・

とても良い作品ですね
夏と冬の奏鳴曲 新装改訂版 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲 新装改訂版 (講談社文庫)より
406524966X
No.55
(5pt)

手に入りにくいが、紛れもなく名作

帰省の際に持って帰り、約10年ぶりに麻耶雄嵩の作品2冊目を手に
( ' ▽ ` )
(1)年月を経ても解釈が難しい作品
(2)淡々と世界観が崩壊していく過程と
向き合っていく作品
_φ(・_・

とても良い作品ですね
夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)より
4062638916
No.54
(5pt)

手に入りにくいが、紛れもなく名作

帰省の際に持って帰り、約10年ぶりに麻耶雄嵩の作品2冊目を手に
( ' ▽ ` )
(1)年月を経ても解釈が難しい作品
(2)淡々と世界観が崩壊していく過程と
向き合っていく作品
_φ(・_・

とても良い作品ですね
夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社ノベルス)より
4061817000
No.53
(4pt)

相変わらず破壊力抜群

亡き女優を偲のび二十年ぶりに孤島に集った男女に起こる惨劇。真夏に降る雪の中の密室殺人で幕を開ける。

事件発生へのテンポが緩慢で、読者を置いてきぼりにさせるくらいに衒学的であり途中まで欠伸が出る。怒涛のクライマックスへといきたいところだが、これはミステリというより、不条理な世界へようこそ!ダークファンタジーへ誘われてしまう。

テーマ?のアイデンティティへの問題を深読みしてしまうと、混乱の極みに陥るだろう。

ラスト1頁で銘探偵登場はご愛敬ですが、相変わらずの破壊力抜群のラストは、未解決の謎なんてなんのその痛快ですらある。
夏と冬の奏鳴曲 新装改訂版 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲 新装改訂版 (講談社文庫)より
406524966X
No.52
(4pt)

相変わらず破壊力抜群

亡き女優を偲のび二十年ぶりに孤島に集った男女に起こる惨劇。真夏に降る雪の中の密室殺人で幕を開ける。

事件発生へのテンポが緩慢で、読者を置いてきぼりにさせるくらいに衒学的であり途中まで欠伸が出る。怒涛のクライマックスへといきたいところだが、これはミステリというより、不条理な世界へようこそ!ダークファンタジーへ誘われてしまう。

テーマ?のアイデンティティへの問題を深読みしてしまうと、混乱の極みに陥るだろう。

ラスト1頁で銘探偵登場はご愛敬ですが、相変わらずの破壊力抜群のラストは、未解決の謎なんてなんのその痛快ですらある。
夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)より
4062638916
No.51
(4pt)

相変わらず破壊力抜群

亡き女優を偲のび二十年ぶりに孤島に集った男女に起こる惨劇。真夏に降る雪の中の密室殺人で幕を開ける。

事件発生へのテンポが緩慢で、読者を置いてきぼりにさせるくらいに衒学的であり途中まで欠伸が出る。怒涛のクライマックスへといきたいところだが、これはミステリというより、不条理な世界へようこそ!ダークファンタジーへ誘われてしまう。

テーマ?のアイデンティティへの問題を深読みしてしまうと、混乱の極みに陥るだろう。

ラスト1頁で銘探偵登場はご愛敬ですが、相変わらずの破壊力抜群のラストは、未解決の謎なんてなんのその痛快ですらある。
夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社ノベルス)より
4061817000
No.50
(5pt)

評価ができないほど賛否両論。だが、避けては通れない奇書

先日、三度目再読。
友達に紹介する本ではないと思いつつ、10人位に紹介して読んでもらった。
めちゃくちゃ罵倒する人、大絶賛する人、賛否両論毀誉褒貶激しい本だとあらためておもった。
でも、どちらかと言うと面白くなかったという人が多かったかなという印象だ。

いろいろ話をした所、面白くないという人の意見もわからなくもないが、新本格ミステリを語る上では避けて通ることのできない本であることは間違いないと思う。
麻耶氏の出版されている書籍はすべて読んでいるが、一番とっつきにくいかもしれない、死人が出るのは中盤を過ぎてから、もちろん謎はあるが、それまで何百ページもの冗長と言われても仕方がない薀蓄と会話が続く。ミステリとは思えない密室トリック、実現不可能な謎。
だが、最後のカタストロフィーは、他のミステリがすべて陳腐に見える程の衝撃を受けた。
詳しい内容は読んでのお楽しみだが、アンチミステリでありながら本格ミステリであり、自分の存在自体が不確かになるほどのめまいを感じる。ドグラ・マグラに取って代わる奇書ぶりである。(もちろんドグラ・マグラも大好きだ)
私はこの書を戦後三大奇書(カテゴリーを勝手に作った)にしてもいいかと思う。

いろんな解説サイトを見ていると、最後の謎についていろいろな解釈がなされているが、私はあまり納得できていない。この本に関しては、謎は謎のまま残しておいたほうが良いのではないか。そう思うと、次作の痾は必要だったのかなと疑問に思う。
夏と冬の奏鳴曲の続編を出すのは著者の勝手だが、痾が存在することにより夏と冬の奏鳴曲の神秘性が一部薄れる結果となっているのではないか。
夏と冬の奏鳴曲 新装改訂版 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲 新装改訂版 (講談社文庫)より
406524966X
No.49
(5pt)

評価ができないほど賛否両論。だが、避けては通れない奇書

先日、三度目再読。
友達に紹介する本ではないと思いつつ、10人位に紹介して読んでもらった。
めちゃくちゃ罵倒する人、大絶賛する人、賛否両論毀誉褒貶激しい本だとあらためておもった。
でも、どちらかと言うと面白くなかったという人が多かったかなという印象だ。

いろいろ話をした所、面白くないという人の意見もわからなくもないが、新本格ミステリを語る上では避けて通ることのできない本であることは間違いないと思う。
麻耶氏の出版されている書籍はすべて読んでいるが、一番とっつきにくいかもしれない、死人が出るのは中盤を過ぎてから、もちろん謎はあるが、それまで何百ページもの冗長と言われても仕方がない薀蓄と会話が続く。ミステリとは思えない密室トリック、実現不可能な謎。
だが、最後のカタストロフィーは、他のミステリがすべて陳腐に見える程の衝撃を受けた。
詳しい内容は読んでのお楽しみだが、アンチミステリでありながら本格ミステリであり、自分の存在自体が不確かになるほどのめまいを感じる。ドグラ・マグラに取って代わる奇書ぶりである。(もちろんドグラ・マグラも大好きだ)
私はこの書を戦後三大奇書(カテゴリーを勝手に作った)にしてもいいかと思う。

いろんな解説サイトを見ていると、最後の謎についていろいろな解釈がなされているが、私はあまり納得できていない。この本に関しては、謎は謎のまま残しておいたほうが良いのではないか。そう思うと、次作の痾は必要だったのかなと疑問に思う。
夏と冬の奏鳴曲の続編を出すのは著者の勝手だが、痾が存在することにより夏と冬の奏鳴曲の神秘性が一部薄れる結果となっているのではないか。
夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社ノベルス)より
4061817000
No.48
(5pt)

評価ができないほど賛否両論。だが、避けては通れない奇書

先日、三度目再読。
友達に紹介する本ではないと思いつつ、10人位に紹介して読んでもらった。
めちゃくちゃ罵倒する人、大絶賛する人、賛否両論毀誉褒貶激しい本だとあらためておもった。
でも、どちらかと言うと面白くなかったという人が多かったかなという印象だ。

いろいろ話をした所、面白くないという人の意見もわからなくもないが、新本格ミステリを語る上では避けて通ることのできない本であることは間違いないと思う。
麻耶氏の出版されている書籍はすべて読んでいるが、一番とっつきにくいかもしれない、死人が出るのは中盤を過ぎてから、もちろん謎はあるが、それまで何百ページもの冗長と言われても仕方がない薀蓄と会話が続く。ミステリとは思えない密室トリック、実現不可能な謎。
だが、最後のカタストロフィーは、他のミステリがすべて陳腐に見える程の衝撃を受けた。
詳しい内容は読んでのお楽しみだが、アンチミステリでありながら本格ミステリであり、自分の存在自体が不確かになるほどのめまいを感じる。ドグラ・マグラに取って代わる奇書ぶりである。(もちろんドグラ・マグラも大好きだ)
私はこの書を戦後三大奇書(カテゴリーを勝手に作った)にしてもいいかと思う。

いろんな解説サイトを見ていると、最後の謎についていろいろな解釈がなされているが、私はあまり納得できていない。この本に関しては、謎は謎のまま残しておいたほうが良いのではないか。そう思うと、次作の痾は必要だったのかなと疑問に思う。
夏と冬の奏鳴曲の続編を出すのは著者の勝手だが、痾が存在することにより夏と冬の奏鳴曲の神秘性が一部薄れる結果となっているのではないか。
夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)より
4062638916
No.47
(5pt)

オールタイムベスト

私のオールタイムベスト。
40年弱の人生でこれ以上に衝撃を受けた小説は無い。
ただし本当に前衛的過ぎるミステリだから(文章は美しいです。叙情的ですらある)、覚悟は必要。
根っからのミステリマニアか、もしくは真逆に幻想小説が好きな人は気に入るかも知れません。
夏と冬の奏鳴曲 新装改訂版 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲 新装改訂版 (講談社文庫)より
406524966X
No.46
(5pt)

オールタイムベスト

私のオールタイムベスト。
40年弱の人生でこれ以上に衝撃を受けた小説は無い。
ただし本当に前衛的過ぎるミステリだから(文章は美しいです。叙情的ですらある)、覚悟は必要。
根っからのミステリマニアか、もしくは真逆に幻想小説が好きな人は気に入るかも知れません。
夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)より
4062638916
No.45
(5pt)

オールタイムベスト

私のオールタイムベスト。
40年弱の人生でこれ以上に衝撃を受けた小説は無い。
ただし本当に前衛的過ぎるミステリだから(文章は美しいです。叙情的ですらある)、覚悟は必要。
根っからのミステリマニアか、もしくは真逆に幻想小説が好きな人は気に入るかも知れません。
夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社ノベルス)より
4061817000
No.44
(5pt)

オールタイムベスト

私のオールタイムベスト。 40年弱の人生でこれ以上に衝撃を受けた小説は無い。 ただし本当に前衛的過ぎるミステリだから(文章は美しいです。 叙情的ですらある)、覚悟は必要。 根っからのミステリマニアか、もしくは真逆に幻想小説が好きな人は気に入るかも知れません。
夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)より
4062638916
No.43
(5pt)

オールタイムベスト

私のオールタイムベスト。 40年弱の人生でこれ以上に衝撃を受けた小説は無い。 ただし本当に前衛的過ぎるミステリだから(文章は美しいです。 叙情的ですらある)、覚悟は必要。 根っからのミステリマニアか、もしくは真逆に幻想小説が好きな人は気に入るかも知れません。
夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社ノベルス)より
4061817000
No.42
(4pt)

最後にちょろっと出てきただけで

本書がメルカトルシリーズに分類されているのが、そもそも解せません(笑)。
いつ出てくるのか、ほんとに楽しみにしてたのに。
だいぶ終盤のころ、そして誰もいなくなりそうな展開になてきたので、
事後に何故かやってきたメルが、惨場を眺めての一言・・・。
それで世界がひっくり返る展開かなぁ~~と予想したりするも、全くそんなことはなく。
そもそも舞台自体なくなっちゃいますしね。
しかし”実行犯”がこんなにいるとはなぁ。十戒だか二十戒だかからも逸脱し過ぎです~。
(そんな規範に収まるために書かれたのではないことも踏まえつつ)

正直「よくわかんねぇ」まま終わりましたので、解説サイトとか探してその深みを探求したいと思います。
でも、「こんなん駄作だ」とは言い切れない、不思議な魅力を秘めています。
万人向けではなく、読み手次第ということも含めて、それだけはわかる。
”探偵役”が類型的なキャラでないのも、ちょっとした魅力でした(途中までは)。

最後に、本日の時点でwikipediaで項目が作られていないことも納得出来ない(笑)。
夏と冬の奏鳴曲 新装改訂版 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲 新装改訂版 (講談社文庫)より
406524966X
No.41
(4pt)

最後にちょろっと出てきただけで

本書がメルカトルシリーズに分類されているのが、そもそも解せません(笑)。
いつ出てくるのか、ほんとに楽しみにしてたのに。
だいぶ終盤のころ、そして誰もいなくなりそうな展開になてきたので、
事後に何故かやってきたメルが、惨場を眺めての一言・・・。
それで世界がひっくり返る展開かなぁ~~と予想したりするも、全くそんなことはなく。
そもそも舞台自体なくなっちゃいますしね。
しかし”実行犯”がこんなにいるとはなぁ。十戒だか二十戒だかからも逸脱し過ぎです~。
(そんな規範に収まるために書かれたのではないことも踏まえつつ)

正直「よくわかんねぇ」まま終わりましたので、解説サイトとか探してその深みを探求したいと思います。
でも、「こんなん駄作だ」とは言い切れない、不思議な魅力を秘めています。
万人向けではなく、読み手次第ということも含めて、それだけはわかる。
”探偵役”が類型的なキャラでないのも、ちょっとした魅力でした(途中までは)。

最後に、本日の時点でwikipediaで項目が作られていないことも納得出来ない(笑)。
夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)より
4062638916
No.40
(4pt)

最後にちょろっと出てきただけで

本書がメルカトルシリーズに分類されているのが、そもそも解せません(笑)。
いつ出てくるのか、ほんとに楽しみにしてたのに。
だいぶ終盤のころ、そして誰もいなくなりそうな展開になてきたので、
事後に何故かやってきたメルが、惨場を眺めての一言・・・。
それで世界がひっくり返る展開かなぁ~~と予想したりするも、全くそんなことはなく。
そもそも舞台自体なくなっちゃいますしね。
しかし”実行犯”がこんなにいるとはなぁ。十戒だか二十戒だかからも逸脱し過ぎです~。
(そんな規範に収まるために書かれたのではないことも踏まえつつ)

正直「よくわかんねぇ」まま終わりましたので、解説サイトとか探してその深みを探求したいと思います。
でも、「こんなん駄作だ」とは言い切れない、不思議な魅力を秘めています。
万人向けではなく、読み手次第ということも含めて、それだけはわかる。
”探偵役”が類型的なキャラでないのも、ちょっとした魅力でした(途中までは)。

最後に、本日の時点でwikipediaで項目が作られていないことも納得出来ない(笑)。
夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社ノベルス)より
4061817000
No.39
(5pt)

謎がスッキリと解決しなくてもいいじゃないか

新本格第二世代の旗手である麻耶氏の翼ある闇以上にこれまたミステリーファンに物議を醸し出そうと確信犯で書かれた問題作である。
が、物語自体は普通のクローズドサークルの孤島の連続殺人で、メインは雪の上の足跡のない首なし殺人と本格のガジェット満載でまあごく一般のミステリーと同じように進行していく。
特に難解とか事件の構造が複雑ということでもないのでそういうイメージから敬遠している人はかなり損をしている。
連続殺人自体の真相は表層的だがちゃんと判明するし、雪の上の足跡のない首なし殺人のトリックも実際こんなことあるのかという、前作の翼ある闇の首切断の密室トリック並みにトンデモないものだが、まあこれでもいいんじゃないでしょうか。
本作が訳が分からないと言われるのは挿入される短編映画と主人公の繋がりとラストのメルカトルの指摘の一文からだと思われるが、全体としてはちゃんとミステリーになっている。
新本格推理ファンには必読の一冊である。
夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)より
4062638916
No.38
(5pt)

謎がスッキリと解決しなくてもいいじゃないか

新本格第二世代の旗手である麻耶氏の翼ある闇以上にこれまたミステリーファンに物議を醸し出そうと確信犯で書かれた問題作である。
が、物語自体は普通のクローズドサークルの孤島の連続殺人で、メインは雪の上の足跡のない首なし殺人と本格のガジェット満載でまあごく一般のミステリーと同じように進行していく。
特に難解とか事件の構造が複雑ということでもないのでそういうイメージから敬遠している人はかなり損をしている。
連続殺人自体の真相は表層的だがちゃんと判明するし、雪の上の足跡のない首なし殺人のトリックも実際こんなことあるのかという、前作の翼ある闇の首切断の密室トリック並みにトンデモないものだが、まあこれでもいいんじゃないでしょうか。
本作が訳が分からないと言われるのは挿入される短編映画と主人公の繋がりとラストのメルカトルの指摘の一文からだと思われるが、全体としてはちゃんとミステリーになっている。
新本格推理ファンには必読の一冊である。
夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社ノベルス)より
4061817000
No.37
(5pt)

後にも先にも自分の中のベスト

正直、人におすすめできません。
一般的なミステリ好きはいろんな謎がでても、最後には明確な回答があるというのがお気に入りです。
ただ、そういうのに飽きちゃった。そんなに探偵が万能なら、最初から犯人を指摘して未然に防げないの?
なんて一度でも考えたことがあれば、もしかしたら楽しめるかもしれません。
少なくても、人にすすめられて読んでみて、わけわからん?どういうこと?説明して?とかはすすめた人に言わないという礼儀は持ってほしいですw
夏と冬の奏鳴曲 新装改訂版 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と冬の奏鳴曲 新装改訂版 (講談社文庫)より
406524966X