黒革の手帖

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黒革の手帖の評価:

4.25/5点 レビュー 124件。 B ランク

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平均点4.25pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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未読の方はご注意ください

全158件 121〜140 7/8ページ
No.38
(4pt)

松本清張がわらしべ長者を書いたら!

松本清張の作品の中でも、面白い上位に入る小説だ。
何が面白いのかというと、わらしべ長者なのだ。
原口元子は、さえない女子銀行員。それが3年前に自分でのし上がっていくことを決意したときから、彼女は変わる。
銀行の不正取引を元に、横領した金額をチャラにしてもらって、バーを始める。
では終わらず、次の恐喝を始める。
どうして、1軒目のバーの運営に専念しなかったのか、どうして、予定よりお金がかかったからといって、次の恐喝を思い立つのか?
思い立たなかったら、わらしべ長者的ストーリーにつながらず、「面白い小説」はなり得ず、そんなくだらない小説を松本清張が書くはずもなく、ということだろうけれど。
また似たような話が次から次へと発展していくことは週刊誌の連載小説ならではだ。
最後の急展開は、性急すぎるが、それも週刊誌の予定掲載期間が迫ったためだろうか? 確かにそれまでが面白く、予定より枚数をいってしまったのだろう。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.37
(5pt)

野心のある女性は是非。。。

 私はこの作品を何百回と観ています!それでも飽きません。政治、企業、男性社会、、、金、権力、富が渦巻く世界にこうした一枚も二枚も上手な賢い女性がいても面白いとおもいます。「黒革の手帳」=悪女という印象がありますが、たった一人で汚い世界に立ち向かう勇敢な女性とも思えます。
 気丈な元子の「世間の片隅で忘れられてる方がよほど、、、」という台詞には寂しさや孤独も感じられ心打たれます。。。
 是非、御覧あれっ!!!
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.36
(4pt)

著者の深い洞察力に感心

 銀行員であった元子は、不正なお金7500万円余りを横領する。不正なお金の横領につき内部の銀行員たちは表ざたになっては大変と見逃す。そして元子は銀座で「カルネ」というバーを経営する。銀座で欲望丸だしの男と、その男をだまそうとする元子とのやりとりには作家の深い洞察がある。  
黒革の手帖 下 Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖 下より
4103204117
No.35
(4pt)

著者の深い洞察力に感心

 銀行員であった元子は、不正なお金7500万円余りを横領する。不正なお金の横領につき内部の銀行員たちは表ざたになっては大変と見逃す。そして元子は銀座で「カルネ」というバーを経営する。銀座で欲望丸だしの男と、その男をだまそうとする元子とのやりとりには作家の深い洞察がある。  
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)より
4101109540
No.34
(4pt)

著者の深い洞察力に感心

銀行員であった元子は、不正なお金7500万円余りを横領する。不正なお金の横領につき内部の銀行員たちは表ざたになっては大変と見逃す。そして元子は銀座で「カルネ」というバーを経営する。銀座で欲望丸だしの男と、その男をだまそうとする元子とのやりとりには作家の深い洞察がある。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.33
(5pt)

最高作

お金に絡んだどろどろしたサスペンス。
人が殺されたりしないところがいい。
間違いなく傑作だ。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.32
(5pt)

サスペンスの面白さに満ちた佳作

 銀座を舞台にした“逆・細うで繁盛記”。「銀座」「立身出世」「男たちの欲望」「女同士の確執」等々、大衆受けしそうなアイテムを駆使しつつも、そこは松本清張のこと、当り前のサクセス・ストーリーになるはずがありません。「悪女小説」的な前半から、後半の意外性に満ちた物語展開(僕はカトリーヌ・アルレーの『わらの女』を連想しました)で読ませます。リーダビリティの高さは、著者の数ある長編の中でも上位にランクできるのではないでしょうか。
 尾崎秀樹は本書の解説の中で「ミステリーではない」と明言しています。確かに謎に満ちた殺人事件が起きる訳ではないのですが、ヒロイン元子がのし上がっていく過程はスリリングですし、後半、彼女に対して張り巡らされた罠の巧妙さ、大胆さは、ミステリならではの面白さが満喫できます。それにしても、著者のヒロインを追い詰めていくやり方は、半端じゃないですね。ラストの落ちも、ここまでくると怪談です。
 著者の後期作品の中で、特に人気が高いのも頷ける出来栄え。サスペンス小説の面白さに満ちた佳作です。
黒革の手帖 下 Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖 下より
4103204117
No.31
(5pt)

サスペンスの面白さに満ちた佳作

 銀座を舞台にした“逆・細うで繁盛記”。「銀座」「立身出世」「男たちの欲望」「女同士の確執」等々、大衆受けしそうなアイテムを駆使しつつも、そこは松本清張のこと、当り前のサクセス・ストーリーになるはずがありません。「悪女小説」的な前半から、後半の意外性に満ちた物語展開(僕はカトリーヌ・アルレーの『わらの女』を連想しました)で読ませます。リーダビリティの高さは、著者の数ある長編の中でも上位にランクできるのではないでしょうか。
 尾崎秀樹は本書の解説の中で「ミステリーではない」と明言しています。確かに謎に満ちた殺人事件が起きる訳ではないのですが、ヒロイン元子がのし上がっていく過程はスリリングですし、後半、彼女に対して張り巡らされた罠の巧妙さ、大胆さは、ミステリならではの面白さが満喫できます。それにしても、著者のヒロインを追い詰めていくやり方は、半端じゃないですね。ラストの落ちも、ここまでくると怪談です。
 著者の後期作品の中で、特に人気が高いのも頷ける出来栄え。サスペンス小説の面白さに満ちた佳作です。
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)より
4101109540
No.30
(4pt)

サスペンスの面白さに満ちた佳作

 銀座を舞台にした“逆・細うで繁盛記”。「銀座」「立身出世」「男たちの欲望」「女同士の確執」等々、大衆受けしそうなアイテムを駆使しつつも、そこは松本清張のこと、当り前のサクセス・ストーリーになるはずがありません。「悪女小説」的な前半から、後半の意外性に満ちた物語展開(僕はカトリーヌ・アルレーの『わらの女』を連想しました)で読ませます。リーダビリティの高さは、著者の数ある長編の中でも上位にランクできるのではないでしょうか。
 尾崎秀樹は本書の解説の中で「ミステリーではない」と明言しています。確かに謎に満ちた殺人事件が起きる訳ではないのですが、ヒロイン元子がのし上がっていく過程はスリリングですし、後半、彼女に対して張り巡らされた罠の巧妙さ、大胆さは、ミステリならではの面白さが満喫できます。それにしても、著者のヒロインを追い詰めていくやり方は、半端じゃないですね。ラストの落ちも、ここまでくると怪談です。
 著者の後期作品の中で、特に人気が高いのも頷ける出来栄え。サスペンス小説の面白さに満ちた佳作です。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.29
(4pt)

古さを感じさせないピカレスクロマン

最初にテレビドラマを見て読み出しました。米倉涼子のはまり役。
カッコよかったです。原作本はかなり前に書かれた作品であるのに関わらず、時代背景も、人の欲望も、何ら変わりなく古さを感じさせません。読み応えあり、面白いです。
しかし、結末はドラマに比べ、ヒロインが結局はただの愚か者で終わってるのが残念かな。
ゾンビみたいに窮地に追い込まれても、またよみがえるドラマのようなタフな女性を描かなかったのが、唯一☆減点の理由です。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.28
(4pt)

欲望

舞台は、欲望と愛憎が渦巻く夜の銀座。
主人公は、平凡なOLから銀座のママへと華麗なる転身を遂げた原口元子。彼女は、銀行の架空口座リストが載った一冊の“黒革の手帖”を武器に、次々と裏口座を持つ大物たちを獲物に銀座の頂点へとのし上がって行く。しかし、そこには罠が。。。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.27
(5pt)

途中まで、元子と一緒にいい気になってたのが・・・

後半の、どんでん返しであっという間に元子が転落していくところは、テンポ良く書かれていることもあって、元子が転がり落ちていく様を疑似体験しているようだった。
どうせみんな汚い金を作っていて、狡賢く金儲けしている人がいっぱいいる。今まで、(特に女性で昔の銀行だと)まじめに働いてもあまりいいことがなかったんだから、その汚い金でいい思いくらいしたって、別にいいんじゃないか、そう思い始めた頃、元子と一緒に転落を味わうことになる。
半ばまで、理不尽な世だし、悪知恵でやりあうのも当然か、と思ってしまっていたが、やっぱり最後は悪いことはしないに越したことないと思ってしまうくらい怖い。
怖いのは、怖い人がたくさん出てくるからと言うだけじゃなくて、ふとしたことから、その怖い人や悪い人に自分もなる可能性がないとは言えないからかもしれない。
黒革の手帖 下 Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖 下より
4103204117
No.26
(5pt)

途中まで、元子と一緒にいい気になってたのが・・・

後半の、どんでん返しであっという間に元子が転落していくところは、テンポ良く書かれていることもあって、元子が転がり落ちていく様を疑似体験しているようだった。
どうせみんな汚い金を作っていて、狡賢く金儲けしている人がいっぱいいる。今まで、(特に女性で昔の銀行だと)まじめに働いてもあまりいいことがなかったんだから、その汚い金でいい思いくらいしたって、別にいいんじゃないか、そう思い始めた頃、元子と一緒に転落を味わうことになる。
半ばまで、理不尽な世だし、悪知恵でやりあうのも当然か、と思ってしまっていたが、やっぱり最後は悪いことはしないに越したことないと思ってしまうくらい怖い。
怖いのは、怖い人がたくさん出てくるからと言うだけじゃなくて、ふとしたことから、その怖い人や悪い人に自分もなる可能性がないとは言えないからかもしれない。
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)より
4101109540
No.25
(4pt)

おもしろいけど後味わるいです

昔、母が松本清張の小説を好んで読んでいたのを思い出し、先日購入しました。
銀行員による預金の横領はつい先日もニュースになったばかりで、20年前も今もあんまり変わらないなぁ、なんて。
横領した金を元に銀座で成功していこうとあれこれ悪事をはたらくストーリーが面白く、ぐいぐい引き込まれましたが、最後の結末は
(悪事をはたらいた天罰だといえばそうなのかもしれませんが)
同じ女性としては、なんとも後味悪かったです…。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.24
(4pt)

面白い1冊です

平凡な女性が銀座のママへと上り詰めていくストーリー。。。人間模様がとても怖いです。。。
黒革の手帖 上 Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖 上より
4103204109
No.23
(4pt)

ぜひ読んでください!

ドラマと小説のクライマックスが微妙に違うところに注目!!
黒革の手帖 下 Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖 下より
4103204117
No.22
(4pt)

先にドラマを観ているとイメージが湧き易い

 先に米倉涼子主演のドラマを数回観て、是非原作も読みたくなった。最近あまり小説を読めなくなっていたのは、加齢による想像力の枯渇と感情移入が出来なくなってきたせいだと思っていたが、先にドラマを観ていたので本書の登場人物のイメージ作りは極自然に出来た。ただ原作とドラマでは多少キャラのイメージ・ギャップもある。まず主人公原口元子は米倉涼子では美人で背も高すぎ、もっと地味で狡猾なタイプだ。一番イメージが違うのは柳葉敏郎の橋田医進予備校理事長だ。背が低くずんぐりした、頭の薄い中年(初老?)のスケベオヤジでなきゃ。一方、小林稔待の楢林院長や、釈由美子の波子なんかは正にピッタリの役で、読んでる間ずーっと彼らの映像を頭に描いていた。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.21
(5pt)

因果応報とはこのことか。悪の興隆と滅びが繰り広げられる!

誰しもが思っていたはず(上巻よりのつづき)・・・銀座ママ 原口元子に計算の狂いなどないと。悪とは一体誰のことか?助かる道はないのか?ギリギリの展開で彼女は、男達に挑む!驚愕の衝撃のラストシーン!!!上巻からは予想も出来ますまい!
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)より
4101109540
No.20
(5pt)

夜の蝶にあなたもはまる!

お見事!鮮やか!としかいいようがない、銀座ママ 原口元子の成り上がり、伝説。しかもその手口が、圧巻!これでもかこれでもかと、畳み掛けるように、華麗に抜かりなく悪事を働く。彼女の罠に、男達がいとも簡単に、はまって行く。   もちろん上・下巻でね!
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.19
(5pt)

全く色あせない作品

時代背景も違う、もちろん金銭の価値も異なる。しかし、そういったことを感じさせない力強い作品である。黒革の手帳を元に男達から金を引き出すしたたかな原口元子。そして驚愕のラスト。十分に堪能させて頂いた。20年以上経ても全く色あせない作品。作者に脱帽である。
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)より
4101109540