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をとめ模様、スパイ日和
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をとめ模様、スパイ日和の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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特別スリリングな展開が繰り広げられるわけではない。 しかし、読みやすい。描写が非常にうまいのである。内容がすうっと頭に入ってきて、読み進めるのにストレスを感じない。 また、登場人物の人数を必要最小限に抑え、個々の特徴もうまく出しているのも、読みやすい理由であろう。 とても将来性を感じさせる作家である。 | ||||
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25歳の私はコールセンターに勤めながら少女漫画家を目指している。 曖昧で穏やかな時間を送っていたが、新しいセンター長が赴任してきてからそんな日々が一変して…。 20代の揺れ動く心情を軽やかに描いたアイボリー色の良作。 万城目学を輩出した「ボイルドエッグズ新人賞」受賞作。 まるで「私」になったような気持ちで一気読みしてしまった。 あちこちで悩みながら自分の道を一歩一歩探っていく「私」は、きっと誰もがもつ自分の一面なんだろう。 漫画モチーフを使っているからか、登場人物たちは皆どこかしらステレオタイプでイメージが容易。 それとは対称的に「私」は個を排すように描かれる。 一人称の文体とも相まって「私」と一体化したような気になるのかも。 若干時系列が分かりにくい箇所があるのが難点か。 (あと三河在住としては方言に気になるところあり) 著者は今作がデビュー作となる。 次作も期待したい。 | ||||
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