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魔女の笑窪
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魔女の笑窪の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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| 特になし | ||||
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| 地獄島からの足抜けを赦さない裏組織。唯一、脱出に成功した水島女史に襲い掛る 番人の魔手。誰を信じ、誰に裏切られ、誰に頼り、誰を動かすか!この展開が面白い。 ラスト60ページで一挙に物語が激流の如く流れるので、ついて行けない感もあり。 地獄島の羽織屋に乗り込んだ冬子が、その苦界の巣窟で、一発の銃弾も放たず、 同行者の朴、金、菅原のランボー的活躍で島全体を炎上破壊した点が残念であり、 ゆえに、ハードボイルドに成りきれない、半熟卵です。 | ||||
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| 魔女の盟約は 面白かったが この 魔女の笑窪は、ちょっと分散的な感じを受けた。 結局 水原 が 内省的になり 過去のことを掘り下げていく作業が 中心だったから。 水原のオトコが 読めてしまう ということから、 その先の展開が あまりないのが残念。 最終的には 星川 元刑事で おかまというのが 友達のままで 協力しているというのも 大沢在昌らしくない。 もっと、人間損得勘定で 動いていることに 面白さが あったのだが。 整形外科医が かなり重要だったが、 薄っぺらかった。 それよりも ルポライターの 若名が 面白いんだけど、途中で脱落。 やはり、若名が パートナーになると 面白い展開があったかも 大沢在昌の本も これだけ読むと だいたいの イメージができてしまうのだろうか。 すこし、退屈だった。 | ||||
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| 魔女シリーズの第一作です。 地獄島と呼ばれる売春島から抜け出した女の闘いを描いた作品。 先に二作目である魔女の盟約を読んでしまったのですが、 やはり、こちらから読んだ方が良いですね。 二作目がいまいち楽しめなかったのは、 一作目を読んでいる事が前提だったというのが今更分かりました。 | ||||
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| なかなか面白い構成で引き込まれる内容でした。 感動するような力作ではありませんが、あっという間に 読めて、暇つぶしには最適だと思います。 | ||||
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| 大沢作品のファンで新宿鮫はもちろん他の作品もほとんど読んだが、コレはいまいちだった、やはり女性のハードボイルドは無理がある、同じ女性ハードボイルド作品なら、天使の牙のほうがずっと面白い。 | ||||
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| 本書は、現在幅広いファンから熱烈に支持されているハードボイルド作家の第一人者・大沢在昌氏が『オール讀物』で不定期掲載(1998・12月号〜2005・8月号)されていたロマン・ノワール小説である。 かつて九州の天草にある “地獄島”と呼ばれた売春窟の小島で娼婦として何千人もの男を相手にしてきた過去を持つ女性・水原。その地獄島から脱出できた唯一の生存者でそこでの経験から男の心理を読み取れる能力を活かして、大都会・東京の裏社会でコンサルタントを営んでいた彼女に遭遇する地獄島を脱出した前歴にまつわるトラブルや事件を描いた連作短編小説となっている。 登場人物も水原の忠実な運転手・木崎や元おかまで元警察官でもあり、何かと水原の力になる私立探偵・星川を始め、水原と同じように人を見る能力があり、彼女や地獄島の事を知りたがる風俗ライター・若名、表向きは通信社の記者を装いながら水原に近づく公安刑事・湯浅といった一癖も二癖もある連中や また、南関東の広域暴力団の直系組長の懇親会グループである一木会やそこに所属する最大組織である連合。さらに、水原を恐怖に陥れる天才美容外科医・豊国、かつて水原の島抜けに協力し、犠牲となった男・村野皓一、島抜けした水原を追い詰める地獄島の番人といった裏社会に巣食うアクの強い面々たちを相手に生き抜く主人公・水原の活躍が描かれている。 最終的には自分の忌まわしい過去を清算するために地獄島壊滅へ乗り込む水原だが、読後感として同じく大沢氏の小説でヒロインの活躍を描いた傑作『天使の牙』のようにはのめり込めなかった。一話完結という連作スタイルもあるかもしれないが、個人的には、水原というキャラクターにいまひとつ魅かれなかったのが大きな要因かもしれない。 | ||||
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| 闇の世界のお話というのは、なぜこうもワクワクするのでしょうか。 自分が全く無縁の世界にいるからなのでしょう。 娼婦を稼業とさせられてしまい、その経験を通して男性を見抜く主人公。 彼女にかかる追っ手。 主人公は魅力的、プロットもいかにも闇の世界で良いのですが 何かが足りません。 島に閉じ込められる、島からの足抜けは許されないという設定が 何かちょっとリアリティが薄いのです。 島から何か持ち出した、島に門外不出の秘密がある・・・などという これなら追っ手もかかるわなぁ・・・というストーリーをもうひとつかましていただけると もっと緊張感があったのかなぁと思います。 魅力的な主人公の思いつめた気分みたいなものが薄い感じなのです。 エンターテインメントとして文庫で読むならまずます。 ただし、大沢さんの作品としては仕上がりが微妙かなぁと思いました。 | ||||
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| 女性主人公のハードボイルドで荒唐無稽な展開となると 普通は、敵の男が間抜けで、主人公が男顔負けの格闘技 エキスパートとか、そんなありきたりなものになりそうですが、 この主人公は弱いところも乱れたところもあり、大いに共感 できます。 ライバルもしっかり描かれていて緊張感が持続します。 楽しめました。 | ||||
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| 女性が主人公、これもときどき大沢作品で見かけますが 世間にはまずありえないほどのタフ。これが共通項ですね。 内容もちょっと変わったことを書きすぎていて、漫画的。 最近は大沢さんもネタがつきてきたのでしょうか・・・ 昔の新宿鮫はもっと面白かったのに、最近は何を読んでもイマイチな読後感です。 この作品、いかにもシリーズ化しそうな終わりですが どうなるのかな。 もう読まなくてもいいかな、といった程度です。 | ||||
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| 大沢作品ほぼ全て読んでいる私は、迷わず手に取りましたが、そうでない方は あえて読まなくても良いかもしれません。大沢作品の中では若干変化球です。 男を見抜くという能力や、脱出不可能な島から唯一の脱出し、生存している という設定は非常に漫画的。連作の短編集でもあり、小気味よく最後まで読ま せる筆力はさすがですが、こういう女性を主人公にしたいというモチーフだけ が先行してしまった感ありです。 しかし、大御所になっても手を変え品を変え、常に読者を喜ばそうとする姿勢 だけでも評価できるものだと思います。 | ||||
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| 昔、新宿鮫を読んだときは「ヒロインの性格が鼻につきすぎる・・・こんな女いるわけないじゃん」と、思ったものです。ま、ハードボイルドのヒロインって、ああいうタイプが多いわけですが・・・。男性の理想というか。 でもこの作品の主人公は違います。 とっても共感できる。強くて弱い女です。 「女を磨いていて損はない」。。。最近女を捨て気味の自分にぐさりときました(笑) ストーリーも面白くて一気に読めます。 | ||||
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| この本は、魔女(水原)の過去をあばきながら、過去と対決する内容だが、出だしは??? ヒト、そして過去のつながりがよくわからない。 短編自体で一冊の長編ができそうな内容の濃さなのに、出てくるヒトの説明が1文節くらいだったりで、印象は薄かった。いいキャラクターぽいのに、もったいない。 スピード感も、ニヒルさも、洒落も感じられなかった。 でも、影にはいろんな「お仕事」があるんだなぁ、と関心させられた(笑) | ||||
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