砂の器

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砂の器の評価:

4.05/5点 レビュー 172件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.05pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全192件 101〜120 6/10ページ
No.92
(3pt)

清張ファンの方、どうか冷静に読んで下さい

私も松本清張作品を愛読してきた一人です。カッパ・ノベルス、単行本、文春の全集版、文庫など合わせておそらく200冊以上読んできたと思います。
そこで、昔から思っていたことを書いてみます。清張ファン(というより松竹映画化作品ファンですかね?)には怒声を浴びせられそうですが、ちょっと言わせて下さい。
その1 松竹映画化作品のせいでこの小説は実体以上の評価をされているのではないか?「ハンセン氏病差別への怒り」みたいなことがよくレビューに書かれていますが、小説ではその部分は本当にさらっと書かれているだけ。本作の大テーマとはとても思えません。著者がそれほど意図していないことで賞賛されても、清張さんも困るのではないかと思います。不当な差別が許し難いのは言うまでもありません。でも、ファンの方、冷静に考えて下さい。そのテーマは映画の話ではないんですか?
その2 (ネタバレあります)電子音楽による殺人は、不可能ではないらしいが、一般読者にはいかにもリアリティが感じられない。
その3 秋田県の羽後亀田あたりをウロウロしていたのは結局何者?小説のどこかに書いてありましたか?正体不明の人物のままで済ませていいんでしょうか?
その4 血の着いたシャツを衆人環視の電車の中で車窓から紙吹雪のようにばらまく?処分の方法など掃いて捨てるほどあると思いますがねぇ。
以上、まあいかにも大人げないことですが、映画を見てから小説を読んで40年。ずっと思ってきたことを書きました。
砂の器〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.91
(3pt)

推理小説はあまり読みませんが・・

先日日本海側に行くことがありました。
なぜか砂の器のことが頭に浮かんで来たのです。
何時だったかテレビドラマでやっていましたよね。
数回横目で眺めた程度だったので、あんまり覚えていませんが。
確かに日本海側の地方が良く出てきます。

推理小説はあまり読まないので、レビューにならないかもしれませんが、
構成は良くできているんだと思います。
超音波とか若干理系的な要素も出てきます。
大筋は面白く読めました。

ただ、ちょっとだらだらとした部分が多く感じてしまいます。
説明的文章が非常に多いためでしょうか。
推理小説とはだいたいそんなものなのでしょうか。
なんともいえません。
砂の器〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.90
(3pt)

ミステリという器を使って、社会問題を描く

どういう作品なのか…は、多くの方が知っているので、今更語る必要もないでしょう。上巻は結末へ至る助走です。
登場人物の紹介と*1)深堀り、舞台背景の説明(当時の社会の雰囲気をも伝える)、複数の伏線…と。

*1)例:今西刑事の刑事としての喜びとそれに対する矛盾した感情。「ヌーヴォー・グループ」の各メンバーに
対する屈折した感情(これって現代社会の縮図だと思うのだが)。

 上記を巧みな&絵が浮かぶような筆致で描く、著者の筆力は流石だと感じた次第(偉そうな書き方ですが、上手い
語彙が浮かばないのでご容赦のほど)。
400p弱ありますが、次が気になる気になる…で、どんどんページをめくらせるのは、それだけ読者を惹き付ける力を
持っている証左でしょう。

 下巻でどのように着地するのか、今から楽しみです。
砂の器〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.89
(4pt)

新潮文庫 砂の器 下

本格的な推理小説作家の真髄を感じる。
このスケールの作家の不在が哀しい。
砂の器〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.88
(5pt)

新潮文庫 砂の器 上

本格的な推理小説作家の真髄を感じる。
このスケールを描ける作家の不在が情けない。
砂の器〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.87
(3pt)

ミステリとしてみるには厳しい

少ない情報に逆に翻弄されながらも僅かずつ真相に近づいていく展開に、
いつもながらの日本各地を巡りながらの旅情溢れる描写と、前半は悪くない
だが後半になるとそんな勢いもなくなり、ひたすら同じ位置を停滞するような展開になり
読んでいてどうしてもだれてしまう
トリックも清張作品いたまにある無茶なもので、正直これならトリックなんて要らなかったと
いえる代物なのが困りどころ
さすがにこの地味な展開で800ページは長い
映画の方は素晴らしい出来らしいので、興味があるならそちらを見た方がいいだろう
砂の器〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.86
(5pt)

松本清張が差別への怒りと哀しみを込めた最高傑作

東京の蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見される。被害者の東北訛りと「カメダ」という言葉を手がかりに必死の捜査が行われる。迷宮入りしたこの事件を、老練刑事・今西が、他の事件の捜査の合間を縫って執拗に追う。

やがて、恐るべき真実が姿を現してくる。

松本清張の社会派推理小説はどれも読み応えがあるが、一冊だけと言われたら、この『砂の器』(松本清張著、新潮文庫、上・下巻)を挙げることになるだろう。

『砂の器』には、清張の差別への怒りと哀しみが込められているからだ。

優れた小説の映画化にはがっかりさせられることが多いが、DVD『砂の器』(野村芳太郎監督、丹波哲郎・加藤剛出演、SHOCHIKU)に限っては、この弊を免れているどころか、素晴らしい作品に仕上がっている。親子が流浪する荒涼としたシーンは、私の心の奥に刻み付けられている。映像だけでなく、音楽も圧倒的な力で迫ってくる。清張自身も、生前、この映画は高く評価していたという。
砂の器〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.85
(5pt)

松本清張が差別への怒りと哀しみを込めた最高傑作

東京の蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見される。被害者の東北訛りと「カメダ」という言葉を手がかりに必死の捜査が行われる。迷宮入りしたこの事件を、老練刑事・今西が、他の事件の捜査の合間を縫って執拗に追う。

やがて、恐るべき真実が姿を現してくる。

松本清張の社会派推理小説はどれも読み応えがあるが、一冊だけと言われたら、この『砂の器』(松本清張著、新潮文庫、上・下巻)を挙げることになるだろう。

『砂の器』には、清張の差別への怒りと哀しみが込められているからだ。

優れた小説の映画化にはがっかりさせられることが多いが、DVD『砂の器』(野村芳太郎監督、丹波哲郎・加藤剛出演、SHOCHIKU)に限っては、この弊を免れているどころか、素晴らしい作品に仕上がっている。親子が流浪する荒涼としたシーンは、私の心の奥に刻み付けられている。映像だけでなく、音楽も圧倒的な力で迫ってくる。清張自身も、生前、この映画は高く評価していたという。
砂の器〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.84
(5pt)

推理推理小説の金字塔

推理小説は、数々あれど、これこそが、本当のベスト1、いや日本文学小説のナンバー1とよべる。再読でもページをめくる手が止まらない。
砂の器〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.83
(3pt)

「飢餓海峡」と合わせてお読みくださいw

たまたま、昨年上梓された「東西ミステリ−ベスト100」のランクイン作品で、これまで未読であった2作を続けざまに読むことになった。
いずれも昭和30年代後半の作(ただし、飢餓海峡の時代設定はもう少し早くからスタートする)で、確かに小説としては面白く、「社会派ミステリーの二大傑作」としてもてはやされ、当時の読者が熱狂したのもわからないではないが、「飢餓海峡」の書評でも書いたとおり、やはり現代的な視点で見るとミステリーとしてはいずれの作品もかなり弱いとはいえよう。(ただし、「飢餓海峡」との違いとして、本作ではこの書評におけるの星の状況からもわかるように特に「映画との落差」と映画には出てこないトンデモ物理トリックなどにブチ切れたという読者が多いのも大いに頷ける。)

ただその他の点でも時期的・量的な側面を含めこの2作品は双子のように似ている点が多い。
最たるものは「黒い過去の隠蔽」を動機としているところだが、一方大きな違いは作者の主人公(犯人)キャラへの思い入れの差であり、「飢餓海峡」の犯人に対しては作者は過大なほどの思い入れを抱いているのに対し、本作ではそういうシンパシーは皆無である分、読む側からしての違和感はほとんど感じず読める点である。

その他映画では描かれていないシーンも多く、個人的には「裏切られた」という思いよりは「へえ、そうだったんだ」といった新たな発見もあり、楽しんで読むことができた。

それでもなんでもかんでも偶然頼みの捜査陣といい、「ああいったものは人様が見ている前でおおっぴらに捨てるものではないよなwwwww」というようななんともいえぬアバウトさ等が、優れた現代ミステリーとの大きな違いであろう。
そういう意味でも勉強にはなったと思う。

それでも清張を続けて読むか、というと「いや、どうか」というところだが・・・・
砂の器〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.82
(4pt)

数少ない清張の「推理」傑作

前半から中盤にかけて、「カメダ」を手がかりに捜査陣が東北に行かせられたり、映画館で三流映画を見させられるなど翻弄させられる情景は見事としか言いようがない。

以下の点で星一つ下げました。
・超低周波の音波で堕胎という荒唐無稽な現象・手段
・社会的名声を得たものが公表できない自らの出自を隠すために殺人というプロットは「ゼロの焦点」で再使用
砂の器〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.81
(5pt)

映画版のイメージとはかなり異なる

砂の器と言えば映画版がかなり有名だが、そのイメージからすると原作である本書とはかなりイメージが異なっていたので意外であった。
映画版で大きく取り上げられていた犯人の過去は原作では1.2行であっさりと流されてしまい、犯人の過去よりは自然死に見せかけた連続殺人の機械的なトリック暴きと刑事の捜査での奮闘ぶりの方が全面に押し出されている。実際読むと、それほど重くない内容で点と線などと同じテイストである。犯人の過去を全面に押し出して悲劇性を強調した映画版とはまるでテイストが違うが、ストーリーとしての面白さは清張作品中突出しており、今読んでも代表作の名に恥じない傑作社会派推理の名作である。
砂の器〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.80
(5pt)

松本清張、最高傑作

東野圭吾「幻夜」のあとがきにて紹介されていたのが読むきっかけ。

松本清張の作品はあらかた読んだが唯一と思える超名著。
※同じ内容の東野圭吾「白夜行」には適いませんが。
恐らく東野圭吾さんも本作品は読まれており(エッセイに松本氏の著作を読みあさったことが書いてあるから)
砂の器から白夜行への進化をさせたのでありましょう。

砂の器は非常に悲しい、というのが読後感。戸籍謄本の部分はやはりドキッとさせられます。
和賀はどのようにして音楽の才能を磨いたのか?
方言が飛び地になっている場所での老人の何気ない一言に違和感を感じたが、やはりそれだったか、というのが面白い。

ちなみに書籍には、ともに聴くと印象が強まる音楽があります。
この本の場合「月下の棋士サウンドトラック」でした。
砂の器〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.79
(5pt)

版数の記載がポイント

紹介文に版数が記載されていて、今回はそれがポイントだったので、バッチリでした。
砂の器〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.78
(5pt)

版数の記載がポイント

版数の記載がされていて、今回はそれがポイントだったので助かりました。
納得です。
砂の器〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.77
(4pt)

若者の虚栄が強く印象に残る。

警視庁ってかっこいい、昭和の男を感じる。
砂の器〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.76
(5pt)

社会派の傑作、一度は読んでほしい日本が生んだ最高傑作

これ程、戦後の混乱期を上手に描いた社会派ミステリーが、他にあるのだろうか。云われ無き差別、悲しいハンセン病に対する偏見等々を見事なまでに描き根いています。苦労の苦労を重ねた末に作家になられた清張先生ならではの,独壇場がここにあります。兎に角一人でも多くの人に読んでほしい本です。推理に少しだけ、頷けない処も有りますが、全体で観れば日本が生んだ最高傑作といっても過言ではないでしょう。
砂の器〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.75
(5pt)

やはり原作が一番!

この作品はドラマや映画にもなっていますが、やはり原作が一番面白いです。
2011年にドラマになった時に予習のつもりで読みましたが
読んでよかったです。読んでいるうちに物語にどんどん引き込まれました。
犯人のミスリードにもひっかかりました。
松本清張作品の中では一番好きです。
でもドラマでは物語の設定や殺害方法がかなり違っています。
特に原作では自然死を装った殺害方法がドラマでは難しかったのか
青酸カリによる殺害に変わっていたことが残念でした。
砂の器〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.74
(4pt)

感想 経緯

昔読んだ作品をもう一度読めてよかった。若い時に読んだのとは感想がちがいました。安価で助かりました。
砂の器―長編推理小説 (1961年) (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 砂の器―長編推理小説 (1961年) (カッパ・ノベルス)より
B000JAMDRO
No.73
(4pt)

感想 経緯

昔読んだ作品をもう一度読めてよかった。若い時に読んだのとは感想がちがいました。安価で助かりました。
砂の器 (カッパ・ノベルス 11-9) Amazon書評・レビュー: 砂の器 (カッパ・ノベルス 11-9)より
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