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(短編集)

密室のパラノイア: 天久鷹央の推理カルテIII



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密室のパラノイア: 天久鷹央の推理カルテIIIの評価: 3.52/5点 レビュー 23件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.52pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

作者都合

このシリーズが好きで読んでいるのであまり否定的な事は言いたくないのですが
ある女性が頭部に裂傷を負って縫合の施術中に問題が起きるのですが、それを知った鷹央が何でそんな事をさせたんだと叱咤します。しかし鷹央は女性が裂傷を負った事も十分な対策をしないで縫合すると問題が起きる事もこの時点で知っています。鷹央の癖として最後に推理の結果を自分で発表するまでは小鳥遊に推理・推察を話さないというのがあります。この女性の事故も一歩間違えが命に係わる事でしたが、鷹央の途中でネタバラシしたくないという傲慢さで防げた事故が起きてしまいました。ただこれは鷹央が小鳥遊にネタバラシしたくない性格というより作者のストーリー上の都合に感じます。いくら鷹央が調理中の料理(推理)を出したくない性格だとしても、医師である鷹央が一言指示を出さないと重大な事故に繋がる事を見過ごす程傲慢で浅薄な人物かというと疑問が残ります。作者の都合で名探偵の言動が歪められるという事も推理小説のあるあるですが。
天久鷹央の推理カルテIII: 密室のパラノイア (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:天久鷹央の推理カルテIII: 密室のパラノイア (新潮文庫)より
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No.5:
(3pt)

変わらずの面白さ

いつもの面白さが長編でも楽しめました。でも長編だからという面白さがあるとより良かった。次回作は短編がいい。
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No.4:
(3pt)

エンタメメディカルミステリー

この作者は、エンタメ系とそれ以外に分かれますね こちらはエンタメ系のシリーズ。 そう思って読むと、面白いですね。 ライトノベルでサクッと読めるのもいいです。 今回も主人公の回転の速さ、知識の深さによる推理。 ただ、シリーズ化によるマンネリ感もちょっと見えるような…
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No.3:
(3pt)

キャラが濃い登場人物が増えましたね

最後の長編はまさしく医療ミステリーで着眼点が面白かった。文句言っちゃうけど面白かった。
アナフィラキシーショックの女性の話には推理ものなので種明かしは「もったいぶって」という演出なのは鷹央の性格とシリーズとして分かるし鷹央の処置も迅速な処置も良かったのだけど、患者さんの「これで原因が分かるなら」のどっしりとした肝っ玉に頼り過ぎじゃない?とモヤモヤしました。
あんなにたくさんの医者がいて固唾をのむと展開ってどうなの。縫合の時間はたったの3分だろうけど、「非ラテックスだから大丈夫」の一言で皆を安心させてからの縫合が良かった。

天久と小鳥が巻数を重ねるごとに良いコンビになっていく様子に(小鳥先生の鷹央の操縦が上手くなった)安定を感じてきたのでそろそろ一波乱ありそうな気がします。
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No.2:
(3pt)

ちょっと引っ張り過ぎたかな。

個々人の経験にもよるでしょうけど、全体的に確信して謎が分かってしまってからが長かった気がする。
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No.1:
(3pt)

次へ繋がる大事なエピソード

プロローグにて物語の山場,しかもピンチであろう場面を見せるのはこれまでと同じですが,
『失敗時』の結果が具体的に匂わされるなど,いつもとは違う不安とともに物語は始まります.

ただ,早い刊行ペースのせいとは考えたくありませんが,既刊に比べると少し物足りず,
専門的な部分まではわからないにしても,前半二つの謎自体はだいぶ簡単に感じられます.
メインとなる最後の篇にしても,真相にこそらしさはありますが,そこまではやはり弱めで,
普通のミステリのようとでもいうのか,この作品ならではのものには乏しい印象を受けました.

とはいえ,この騒動の中で主人公が自らの変化に気づき,それが相棒のおかげであること,
そしてその存在の大きさ,自分にはまだ彼が必要であることを意識,強く語りかける様子は,
前巻のような見せ場こそありませんが,これも彼女の成長と変化であることは確かなはずです.

同じく,お守り役だのとぼやきながらも,彼自身も彼女を必要としていることを理解しており,
その信頼,そしてそれ以上…はさておき,次へ繋がる大事なエピソードだったのではと思います.
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4101800359

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