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(短編集)
密室のパラノイア: 天久鷹央の推理カルテIII
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密室のパラノイア: 天久鷹央の推理カルテIIIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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『密室のパラノイア 天久鷹央の推理カルテ 完全版』は、巧みな心理描写と複雑に絡み合う謎が特徴のミステリー小説です。天久鷹央、鋭い洞察力を持つ精神科医が主人公で、彼の視点から事件を解き明かしていくスタイルが魅力的です。この完全版では、それぞれの事件がどのように繋がり、全体の謎がどう解明されるのかが、一層詳細に描かれています。 物語は、密室という限られた空間で起こる一連の事件を軸に展開します。登場人物たちの心理が巧妙に描かれ、読者は緊張感溢れる展開に引き込まれます。天久鷹央の推理が進むにつれて、読者もまた、真実を求めて謎解きに参加するかのような没入感を味わうことができます。 作者は登場人物の内面に深く踏み込むことで、単なるミステリーを超えた、人間心理の探究という新たな層を物語に加えています。それぞれのキャラクターが持つ秘密や動機が、謎を解く鍵となっており、最後まで目が離せません。 『密室のパラノイア 天久鷹央の推理カルテ 完全版』は、ミステリーファンだけでなく、心理ドラマを愛する読者にもお勧めの作品です。緻密なプロットとリアルなキャラクター描写です。 | ||||
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内容は面白いです。 | ||||
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天才医師の天久鷹央、奇妙で難事件を解明する。夏子と冬子の双子姉妹。夏子は、ビデオを見て、自殺を図った。確かに、ビデオの中にサブミナル効果が使われていたが、自殺の要因とは考えられなかった。そして、また冬子も自殺しかけた。その自殺の原因は、何なのか。双子の姉妹には、共通した遺伝子が発現したのだ。 初めて男を好きになって、さぁと言うときに、失敗してしまう。それから、女性は、男性アレルギーとなる。触れられただけでも、発疹する。また、重篤な症状も伴う。原因は、アレルギー症状だった。 病院長の誕生パーティが華々しく行われていた時、書斎の密室で、水もないところで、溺死した長男。犯人は次男で、次期病院長の予定だった。誰が、殺したのか?密室で溺死した理由は。記念すべきパーティだったので、全て録画されていたのだった。相変わらず、天久鷹央は推理を働かせる。 | ||||
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どの話も必ずどこかで笑ってしまうので、人がいないところで読んだ方がいいです。そのぐらい楽しい2人ですが、今回は事件解決にほっとしました。 | ||||
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満足してます。 | ||||
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シリーズ2巻が面白かったので、引き続き3巻も読了。 前作までと同様に、短編2本と中編1本の構成。短編2つは、どちらもなるほどな解決に着地していまね。 中編については、メイントリックが肩透かし気味(というか飛び道具)ではありましたが、 全体としてはよく出来た構成で面白かったです。 | ||||
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天久鷹央シリーズだけでなく知念実希人作品が気に入ったので次々と読んでいます。 文章も読みやすく内容も興味深いです。 個人的には天久シリーズを読む前に他の作品を読んだのが良かったと思っています。 | ||||
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天才女医・天久鷹央が活躍するメディカルミステリー第3段。今回は、呪いの動画によって自殺を図った女子高生。男性に触れられた瞬間、肌に異常をきたす女性。そして、密室で溺死した病院理事長の息子、の三篇。 医局人事により、大学病院に戻らなければならなくなった小鳥遊先生。それを懸命に阻止しようとし、苦悩にまみれる鷹央先生が愛らしい。ラストにはツンデレまで発動しちゃって更に愛らしい。 "「よろしくお願いします、鷹央先生」「ああ、よろしく頼まれてやる」" 本当に良いコンビです。 | ||||
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主人公の非現実さは置いておくとして,普段の生活で体験できない事を疑似的に体験できることがこのシリーズの魅力だと思っています. 今回は,プロローグ,エピローグを除くと呪いの動画,アレルギーの話,密室の話と推理ものらしいエピソードも含んでいます. ある程度予想がついてしまうエピソードもあり新鮮味は個人差だと思います. 徐々に語り手の比重が鷹央の中で大きくなっていることも感じられる第3巻だったと思います. 物語としてきちんと進んでいます. 既に4巻も入手済みなので引き続き読もうと思います. | ||||
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Ⅰから欠かさずに読んでいますが、スピード感があるというか、 医療ミステリではあるがラノベなので、さっくり読めます。 破天荒な主人公に、あまり役に立たない助手兼語り手、 やたら医療知識が豊富な素人の犯人、 薬品や患者の管理が杜撰な病院・・・・。 このあたりを「ラノベだから」と気にしないで読むのが、 作品の世界観に浸れるコツだと思います。 もちろん無理な人は無理でしょうから、 そういう意味では読み手を選ぶ本かもしれません。 自分としては気にしないで読めました。 続編にも期待したいです。 | ||||
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シリーズ第3弾。今回も破天荒で一癖も二癖もある変人女医の天久鷹央が様々な事件の謎を医学的に解き明かす。 今回の最大の事件は天久鷹央の部下の小鳥遊優が天医会総合病院から純正医大に呼び戻されることだろうか。描かれる事件も、呪いの動画に異常なまでの男性アレルギーの女性、密室溺死事件と興味を引くものばかり。 『閃光の中へ』『拒絶する肌』『密室で溺れる男』の三編に加え、プロローグとエピローグを収録。『閃光の中へ』以外は全て書き下ろし。 | ||||
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短編2編+中編1編の構成。 最初の2編はこれまで通りの医療ミステリー、2人の掛け合いが楽しい。 最後の1編はミステリーらしく、密室を扱ったもの。 ただ普通の密室殺人とはちょっと違った趣があってよかった。 | ||||
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登場人物のキャラクター、話の進め方についてですが、人によっては気に入らないかもしれません。 まず登場人物ですが、主人公サイドの人物はかなり魅力的だと思います。 問題なのが「敵」がいるということ。それは実力を妬む他の医師だったり、態度の悪い患者だったり、頭の固い警察官だったり、モンスターペアレントだったり… そうした方が話が盛り上がるのも事実ですが、とかく「明らかなる敵」としてのキャラクターが多く登場します。 人物面でのリアル志向を推理小説に求めるという方には少し抵抗があるかもしれませんね。 また探偵役の人物が、いわゆる「マジシャン」の様な立ち回りをします。つまり「ネタを最後まで隠し続ける」ことにこだわるタイプの人物です。 早く種明かしをして事件の元凶を押さえておけばよかったものを、最後の最後まで種明かしをしなかったせいでさらに状況が悪化する という場面が多々ありますので、そこにキツい突っ込みを入れる読者も多いかと思われます。 次に話の進め方ですが、ミステリー、推理ものとしてはかなり先読みがしやすいです。 そこまで頭を使うこともなく、おそらく医療関係者でなくても「あぁ、これは」と気付くような症例なども含まれています。 なので医療の知識がほとんどない方でも充分に楽しめる内容ではありますね。逆に言えば「手応えがない」とも言えますが…。 以上、気になる点を挙げてはみましたが、私個人としてはこの本に大変満足しています。 上記の点に引っかかりを覚えてもそれ以上に面白い内容であるとは思いますので、☆4つという評価でレビューさせて頂きました。 | ||||
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