霧の旗

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評判

霧の旗の評価:

4.27/5点 レビュー 51件。 B ランク

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平均点4.27pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全117件 21〜40 2/6ページ
No.97
(4pt)

思い詰めた女性に恐怖する高名な弁護士

殺人犯の濡れ衣を着せられた兄柳田正夫の無実を信じて高名な大塚弁護士に弁護を依頼するも、足元を見られて断られた柳田桐子。獄死した兄の無念を晴らすべく桐子はホステスとなり復讐の機会をうかがいます。
ふとしたきっかけで柳田正夫の事件を大塚が調べてみて正夫の無実を確信するところから事態は転回。殺人犯扱いされた大塚の愛人の冤罪を晴らすために、現場に居合わせていた桐子に証拠の引き渡しを「眼や耳から血が噴き出る思いで」懇願、ことを終えた後桐子の遠大な意図に気づいて「身体の血が逆流する」思いに囚われる場面が最大のみどころ。
殺人犯の真犯人は仄めかされはするものの明らかにはならず、人間関係の偶然が重なりすぎているのではないかという点はさして重要ではなく、思い詰めた女性の執念に戸惑い恐怖する男性を清張は描こうとしたのでしょう。
ストーリー自体はわかりやすいもので、何度も映像化されていることも納得できます。
霧の旗 (中公文庫 A 9-12) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (中公文庫 A 9-12)より
412200201X
No.96
(4pt)

思い詰めた女性に恐怖する高名な弁護士

殺人犯の濡れ衣を着せられた兄柳田正夫の無実を信じて高名な大塚弁護士に弁護を依頼するも、足元を見られて断られた柳田桐子。獄死した兄の無念を晴らすべく桐子はホステスとなり復讐の機会をうかがいます。
ふとしたきっかけで柳田正夫の事件を大塚が調べてみて正夫の無実を確信するところから事態は転回。殺人犯扱いされた大塚の愛人の冤罪を晴らすために、現場に居合わせていた桐子に証拠の引き渡しを「眼や耳から血が噴き出る思いで」懇願、ことを終えた後桐子の遠大な意図に気づいて「身体の血が逆流する」思いに囚われる場面が最大のみどころ。
殺人犯の真犯人は仄めかされはするものの明らかにはならず、人間関係の偶然が重なりすぎているのではないかという点はさして重要ではなく、思い詰めた女性の執念に戸惑い恐怖する男性を清張は描こうとしたのでしょう。
ストーリー自体はわかりやすいもので、何度も映像化されていることも納得できます。
霧の旗 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (新潮文庫)より
4101109206
No.95
(4pt)

思い詰めた女性に恐怖する高名な弁護士

殺人犯の濡れ衣を着せられた兄柳田正夫の無実を信じて高名な大塚弁護士に弁護を依頼するも、足元を見られて断られた柳田桐子。獄死した兄の無念を晴らすべく桐子はホステスとなり復讐の機会をうかがいます。
ふとしたきっかけで柳田正夫の事件を大塚が調べてみて正夫の無実を確信するところから事態は転回。殺人犯扱いされた大塚の愛人の冤罪を晴らすために、現場に居合わせていた桐子に証拠の引き渡しを「眼や耳から血が噴き出る思いで」懇願、ことを終えた後桐子の遠大な意図に気づいて「身体の血が逆流する」思いに囚われる場面が最大のみどころ。
殺人犯の真犯人は仄めかされはするものの明らかにはならず、人間関係の偶然が重なりすぎているのではないかという点はさして重要ではなく、思い詰めた女性の執念に戸惑い恐怖する男性を清張は描こうとしたのでしょう。
ストーリー自体はわかりやすいもので、何度も映像化されていることも納得できます。
霧の旗 (1962年) (中央公論文庫) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (1962年) (中央公論文庫)より
B000JALABY
No.94
(5pt)

不幸に落とし込まれた女の復讐

松本清張ファンです。サッと一日で読めました。内容は冤罪を晴らす目的で上京する所から発展しますがその時の若い独身女性の描写が上手くできていると感じました。それと弁護士の本質もまたよく掴めていると思いました。何しろ読むに越した事はなく特に法律家は一般の方より知識に長けていると多くが鷹を括っていると思われますから自らその先をいくに越した事はありません。私は読んで良かったと思っています。杉の木があるところに霧はかかりやすい。霧は杉に近寄らない方が良いですね。木の名前にも注目しています。霧は桐とも置換えられ、例えば武者小路実篤の友情の杉子と武子。余り書きますと失礼になりますね。すみません。山村美紗さんの京都祇園殺人事件も女の復讐というおなじテーマに思えました。しかし、事件に発展する前に何らかの解決で留まって欲しいものですし、私もどうすれば良いか考えながら読みました。
霧の旗 (中公文庫 A 9-12) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (中公文庫 A 9-12)より
412200201X
No.93
(5pt)

不幸に落とし込まれた女の復讐

松本清張ファンです。サッと一日で読めました。内容は冤罪を晴らす目的で上京する所から発展しますがその時の若い独身女性の描写が上手くできていると感じました。それと弁護士の本質もまたよく掴めていると思いました。何しろ読むに越した事はなく特に法律家は一般の方より知識に長けていると多くが鷹を括っていると思われますから自らその先をいくに越した事はありません。私は読んで良かったと思っています。杉の木があるところに霧はかかりやすい。霧は杉に近寄らない方が良いですね。木の名前にも注目しています。霧は桐とも置換えられ、例えば武者小路実篤の友情の杉子と武子。余り書きますと失礼になりますね。すみません。山村美紗さんの京都祇園殺人事件も女の復讐というおなじテーマに思えました。しかし、事件に発展する前に何らかの解決で留まって欲しいものですし、私もどうすれば良いか考えながら読みました。
霧の旗 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (新潮文庫)より
4101109206
No.92
(5pt)

不幸に落とし込まれた女の復讐

松本清張ファンです。サッと一日で読めました。内容は冤罪を晴らす目的で上京する所から発展しますがその時の若い独身女性の描写が上手くできていると感じました。それと弁護士の本質もまたよく掴めていると思いました。何しろ読むに越した事はなく特に法律家は一般の方より知識に長けていると多くが鷹を括っていると思われますから自らその先をいくに越した事はありません。私は読んで良かったと思っています。杉の木があるところに霧はかかりやすい。霧は杉に近寄らない方が良いですね。木の名前にも注目しています。霧は桐とも置換えられ、例えば武者小路実篤の友情の杉子と武子。余り書きますと失礼になりますね。すみません。山村美紗さんの京都祇園殺人事件も女の復讐というおなじテーマに思えました。しかし、事件に発展する前に何らかの解決で留まって欲しいものですし、私もどうすれば良いか考えながら読みました。
霧の旗 (1962年) (中央公論文庫) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (1962年) (中央公論文庫)より
B000JALABY
No.91
(5pt)

女性の怨念は知性をも、砕く

弁護士は意外に脆い
霧の旗 (中公文庫 A 9-12) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (中公文庫 A 9-12)より
412200201X
No.90
(5pt)

女性の怨念は知性をも、砕く

弁護士は意外に脆い
霧の旗 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (新潮文庫)より
4101109206
No.89
(5pt)

女性の怨念は知性をも、砕く

弁護士は意外に脆い
霧の旗 (1962年) (中央公論文庫) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (1962年) (中央公論文庫)より
B000JALABY
No.88
(3pt)

少々ピントはずれな結末と言えるのでは・・・・?

清張作品としては、どうにも少々結末が妙な方向へ行ってしまったの感があります。真犯人を突きとめ、それを追及する方向に行くと見せながら、途中から主人公の女性の弁護士に対する怨恨が中心になってしまい、犯人の追及と逮捕はどこかへ行ってしまいます。キーマンである雑誌編集者などはその存在意義が無くなってしまい、弁護士とその愛人も、真犯人と思われる人物と友人の間も、なんだか何の為に登場し、筋を展開して来たのかと思わされるのは自分だけでしょうか? なんだか、作者が強引に展開の方向を変えてしまった、主人公の女性の異常性格の方に総ての比重をかけてしまったようで、どうにも無理があります。なんとも尻切れトンボ、あれあれと言う読後感です。
 解説の大衆文学評論家の尾崎秀樹氏などは、そこに無気味さと恐怖感を感じると賞賛しているようですが、この人はなんでも褒める方向での解説が多いので、あまり信用出来ません。
霧の旗 (1962年) (中央公論文庫) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (1962年) (中央公論文庫)より
B000JALABY
No.87
(3pt)

少々ピントはずれな結末と言えるのでは・・・・?

清張作品としては、どうにも少々結末が妙な方向へ行ってしまったの感があります。真犯人を突きとめ、それを追及する方向に行くと見せながら、途中から主人公の女性の弁護士に対する怨恨が中心になってしまい、犯人の追及と逮捕はどこかへ行ってしまいます。キーマンである雑誌編集者などはその存在意義が無くなってしまい、弁護士とその愛人も、真犯人と思われる人物と友人の間も、なんだか何の為に登場し、筋を展開して来たのかと思わされるのは自分だけでしょうか? なんだか、作者が強引に展開の方向を変えてしまった、主人公の女性の異常性格の方に総ての比重をかけてしまったようで、どうにも無理があります。なんとも尻切れトンボ、あれあれと言う読後感です。
 解説の大衆文学評論家の尾崎秀樹氏などは、そこに無気味さと恐怖感を感じると賞賛しているようですが、この人はなんでも褒める方向での解説が多いので、あまり信用出来ません。
霧の旗 (中公文庫 A 9-12) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (中公文庫 A 9-12)より
412200201X
No.86
(3pt)

少々ピントはずれな結末と言えるのでは・・・・?

清張作品としては、どうにも少々結末が妙な方向へ行ってしまったの感があります。真犯人を突きとめ、それを追及する方向に行くと見せながら、途中から主人公の女性の弁護士に対する怨恨が中心になってしまい、犯人の追及と逮捕はどこかへ行ってしまいます。キーマンである雑誌編集者などはその存在意義が無くなってしまい、弁護士とその愛人も、真犯人と思われる人物と友人の間も、なんだか何の為に登場し、筋を展開して来たのかと思わされるのは自分だけでしょうか? なんだか、作者が強引に展開の方向を変えてしまった、主人公の女性の異常性格の方に総ての比重をかけてしまったようで、どうにも無理があります。なんとも尻切れトンボ、あれあれと言う読後感です。
 解説の大衆文学評論家の尾崎秀樹氏などは、そこに無気味さと恐怖感を感じると賞賛しているようですが、この人はなんでも褒める方向での解説が多いので、あまり信用出来ません。
霧の旗 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (新潮文庫)より
4101109206
No.85
(3pt)

主人公が不気味

久しぶりに松本清張を読んだ。有名どころ以外にも読んでみようと思い、手に取った。

名作と言われてる作品に比べたら、主題も、展開も、登場人物もちょっと弱いかなあ。

金がなくて冤罪で死刑となった兄のために復讐したいのはわかるが、その相手がそもそも

的外れというか逆恨みだし、その為、主人公に感情移入できない。

小倉の殺人事件と東京の殺人事件の犯人は同一だと匂わせているが、動機もろくに描かれてない為、

消化不良の読後感、めくるページがどんどん少なくなり、どんな結末なのかと思いきや、

スッキリしない結末。女性誌連載ということで、あんな内容になったのかなあ。

他の読んでみます。
霧の旗 (1962年) (中央公論文庫) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (1962年) (中央公論文庫)より
B000JALABY
No.84
(3pt)

主人公が不気味

久しぶりに松本清張を読んだ。有名どころ以外にも読んでみようと思い、手に取った。

名作と言われてる作品に比べたら、主題も、展開も、登場人物もちょっと弱いかなあ。

金がなくて冤罪で死刑となった兄のために復讐したいのはわかるが、その相手がそもそも

的外れというか逆恨みだし、その為、主人公に感情移入できない。

小倉の殺人事件と東京の殺人事件の犯人は同一だと匂わせているが、動機もろくに描かれてない為、

消化不良の読後感、めくるページがどんどん少なくなり、どんな結末なのかと思いきや、

スッキリしない結末。女性誌連載ということで、あんな内容になったのかなあ。

他の読んでみます。
霧の旗 (中公文庫 A 9-12) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (中公文庫 A 9-12)より
412200201X
No.83
(3pt)

主人公が不気味

久しぶりに松本清張を読んだ。有名どころ以外にも読んでみようと思い、手に取った。

名作と言われてる作品に比べたら、主題も、展開も、登場人物もちょっと弱いかなあ。

金がなくて冤罪で死刑となった兄のために復讐したいのはわかるが、その相手がそもそも

的外れというか逆恨みだし、その為、主人公に感情移入できない。

小倉の殺人事件と東京の殺人事件の犯人は同一だと匂わせているが、動機もろくに描かれてない為、

消化不良の読後感、めくるページがどんどん少なくなり、どんな結末なのかと思いきや、

スッキリしない結末。女性誌連載ということで、あんな内容になったのかなあ。

他の読んでみます。
霧の旗 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (新潮文庫)より
4101109206
No.82
(5pt)

松本清張、逝く前にもう一度読みたかった。良いですよ。

キンドルで字を大きくして読んでます、何十年振りに読んでますが、松本清張の初期の作品でもここまで複雑に出来たのかと驚いてます。
霧の旗 (1962年) (中央公論文庫) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (1962年) (中央公論文庫)より
B000JALABY
No.81
(5pt)

松本清張、逝く前にもう一度読みたかった。良いですよ。

キンドルで字を大きくして読んでます、何十年振りに読んでますが、松本清張の初期の作品でもここまで複雑に出来たのかと驚いてます。
霧の旗 (中公文庫 A 9-12) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (中公文庫 A 9-12)より
412200201X
No.80
(5pt)

松本清張、逝く前にもう一度読みたかった。良いですよ。

キンドルで字を大きくして読んでます、何十年振りに読んでますが、松本清張の初期の作品でもここまで複雑に出来たのかと驚いてます。
霧の旗 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (新潮文庫)より
4101109206
No.79
(5pt)

冤罪ミステリー

テレビドラマ3本(古谷一行・海老蔵・椎名桔平)をみた後、原書を読みました。人間共通の性(さが)として、ことの正義不義を問わず恨んだ相手を落とし入れたいとの心理状態はしばしば発生し、それが増育して喧嘩仇討ちテロ戦争に発展するが、それには自己犠牲が伴う。自己犠牲を伴わない方法は相手を冤罪に仕立てることで、それに無意識に気が付いた柳田桐子が湧き上がる気持ちを昇華させながら犯行に至る過程を松本清張はものの見事に描いている。殺人だけでなく冤罪捏造犯罪を題材とするミステリーはもっとあってもよい。モリカケを冤罪に仕立てようとした一部の新聞報道に賛同して攻勢を強める野党の有様(ありよう)を、それをネタにして儲けようとした週刊誌を含めて小説化したら素晴らしいと思う。松本清張・山崎豊子亡き後、誰に期待すればよいのか。
霧の旗 (1962年) (中央公論文庫) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (1962年) (中央公論文庫)より
B000JALABY
No.78
(5pt)

冤罪ミステリー

テレビドラマ3本(古谷一行・海老蔵・椎名桔平)をみた後、原書を読みました。人間共通の性(さが)として、ことの正義不義を問わず恨んだ相手を落とし入れたいとの心理状態はしばしば発生し、それが増育して喧嘩仇討ちテロ戦争に発展するが、それには自己犠牲が伴う。自己犠牲を伴わない方法は相手を冤罪に仕立てることで、それに無意識に気が付いた柳田桐子が湧き上がる気持ちを昇華させながら犯行に至る過程を松本清張はものの見事に描いている。殺人だけでなく冤罪捏造犯罪を題材とするミステリーはもっとあってもよい。モリカケを冤罪に仕立てようとした一部の新聞報道に賛同して攻勢を強める野党の有様(ありよう)を、それをネタにして儲けようとした週刊誌を含めて小説化したら素晴らしいと思う。松本清張・山崎豊子亡き後、誰に期待すればよいのか。
霧の旗 (中公文庫 A 9-12) Amazon書評・レビュー: 霧の旗 (中公文庫 A 9-12)より
412200201X