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麒麟の舌を持つ男
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麒麟の舌を持つ男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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料理をテーマにした小説であるため、当然に現代料理がストーリーの主軸と思っていましたが、読み終えたとき、永遠のゼロの読了感によく似ていることに気づきました。 戦争に翻弄されながらも、料理を通じて国に貢献しようとして裏切られますが、そのまま事切れてしまわず、自らの信念を後世に託そうとする直太郎の姿勢には感動させられました。 確かに絶対音感があるように、麒麟の舌をもつ人間もいると思われ、その能力は遺伝するという構成には納得できるものがありました。 久しぶりにどっぷり浸かれる小説に出会い、読了後の感動から現実世界に戻りたくないという余韻を楽しむことができました。 | ||||
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期待していたより凄く良かったです。最初はそうでもなかったのですが最後まで読んで話が全部繋がった時には涙が止まりませんでした。 | ||||
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本はかなり読む方です。 その中でもこの一冊はお勧めです。 冒頭からはまって、そのまま一気に最後まで。 本当は最初図書館で借りただけでしたが、あまりに面白かったのでAmazonで購入しました。 | ||||
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よく出来てます。ただ「永遠の0」や、「壬生義士伝」とよく似たパターンですので、正直先が読めてしまうし、感動は薄いです。映像化も念頭に書かれていると作者が自ら言ってますので、それは正直で良いですが、やはりそういう計算が箇所箇所に見えますので、フィクションではありますが、物語に必要なリアリテイは欠けます。つまり、出来過ぎ上手過ぎです。 しかし、伏線の張り方や先に進みたくなる文章力はすごいです。中々真似できるものではありません。充分百田尚樹などと張り合えます。 とりあえず本屋大賞をとり、映画化され、レシピ本も出版されるような流れでしょうか。 個人的には嫌いではありません。料理が好きですので、これはどんな料理だろうと想像を膨らませて読みました。映像化されても是非観たいと思います。 | ||||
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期待以上に面白かった。最近読書のスピードがとみにていかしているが、久しぶりに一気に読了した。 | ||||
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麒麟の舌を持つ男! タイトルがそのままキーワードです。 昭和前半、満州での話が実にうまく融合されています。 ラストは圧巻です。 麒麟の舌!しつこいですが…キーワードです。 残念な点は戦争関連が重なり、物語が暗くなっているところでしょうか? 後は秀逸です。読みごたえあります。 | ||||
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食は人種、宗教も関係無い共通の愛である。 是非読んで頂きたい一冊! | ||||
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軽めのエンターテインメントとして大変楽しく読ませていただきました。作家としてはいわば新人ですが、文章がこなれているのはさすがですね。読者を飽きさせない場面展開も巧みで、最後まで一気に読み通してしまいました。 さて、このような作品が出るとミステリーとはどうあるべきかとか、戦争をどのように描くべきかといった議論が必ずと言ってよい程出てきます。わたしは本格的ミステリーや本格的な戦争文学の他に肩の凝らないエンターテインメントとしての作品があってもよいという立場なので、アマゾンの批評欄で他のある作品についてもそのような内容を書き込ませていただいたことがあるのですが、全く賛同が得られませんでした。今回もこのような書き込みをすると一部方々から顰蹙を買うのかも知れませんが、わたし自身は間違ったことを言っているとは思いません。逆に本格的ミステリー、本格的戦争文学といった作品を見てみるとほとんど論評が出ていないのが現実で、要はそのような議論を振りかざす人たちは「本格的」と自分たちがいう作品を実際には読んでいないのではないかと疑問に思っています。もっともこの作品についていえば、最後をあそこまでハッピーエンドにしたのは少しやりすぎではないかという疑問は持ちましたが...。 作者はよく知られるように「料理の鉄人」の企画プロデューサーで、人間関係も広いのでしょう、新聞広告では沢山の業界関係者から推薦文が寄せられていたのが印象的でした。これは逆に大分損をしたかも知れませんね。一部の人からは反感も買うでしょうし、作家デビューの動機についてもいろいろ邪推されたりもしているようですし。しかし、そのおかげで作家としては新人にもかかわらず多くの読者が得られたのは事実なのですから、仕方がないといえば仕方がありませんね。要は第2作にどのようなものが書けるかが本当の勝負でしょう。 次回作に注目してみたいと思います。 | ||||
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同時進行の過去と現在、「その先は!?」と思っていたところで、別展開! どんどん惹き込まれます。 料理に関するお仕事の方、ミステリーが好きな方、歴史が好きな方... 色々な方の心に届く感動のお話です! | ||||
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歴史が苦手な私にも時代背景がとてもわかりやすく、そこで引っかかることなく内容に集中出来ました。 登場人物が皆料理に愛情があり、読んでいてホッとしました。 | ||||
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現在と過去を行ったり来たりしながら、少しずつ謎が溶けてきます。レシピの中に強い思いが入っており、料理人の大きな愛を感じます。このレシピの料理、食べてみたいなぁ。 | ||||
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先日のブランチで取り上げられていたこともあり早速読んでみた。 番組中では、食にまつわるいかにも重厚なドラマ、といった取り上げ方をされていたが、実際には超軽〜いノリの、いかにもテレビ的なストーリーで、話もサクサクと極めてテンポよくすすんでいく。 エンディングなど作者としてはサプライズを仕掛けたつもりだろうが、「テレビ的な効果」が多少鼻につく点が感じがしないでもない。 とはいえ全体で見ると極めて読みやすく書かれた本であり、エンターテインメントとして誰でも気軽に楽しめるだろう。 なお蛇足ながら、末尾に添えられたメニューこそ、本作にとってはある意味画竜点睛と言えるものだとは思うが、作者的にはいずれはレシピ集でも出版してさらに一儲けを狙っているのではないかと思われるが如何であろうか。 | ||||
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面白かったです。著者がTVのインタビューで映像化を意識して作ったとコメントしていただけあって、場面が目に浮かんできました。現在と戦時中を行ったり来たりする構成なので、「永遠のゼロ」を読んでいる時と同じような感覚がありました。優しくほっこりとした気持ちになれる読後感でした。 | ||||
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先へ先へと読ませる力のある本で、半日かけてぶっ通しで読み切ってしまいました。飽きるポイントを作らない、TVディレクターとしてのこだわりを感じました。「人を幸せにするものであるべき」という料理の本質を軸に、壮大なミステリーが展開されます。ミステリー慣れしている読者にはわりとありきたりな下りも散見されましたが、それでも料理の本質に迫る小説として、とても感動致しました。 | ||||
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