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麒麟の舌を持つ男
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麒麟の舌を持つ男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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はいはい、日本軍は極悪で中国共産党は農民を救う善ですね!731部隊の人体実験の証拠が出ないのも、証拠隠滅ということで結構。 歴史認識がこれでなければ映画になってもいいとは思うけど・・・原作のままだと中国の抗日ドラマと同じだね。 | ||||
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文章が拙いだとか、キャラクター類型的だとかは処女作だし別にいいのだが、本作の目玉であるはずの「特殊な味覚を持つ主人公」という設定が活かされていないのはとても残念。 冒頭の外見から食の好みを推測する場面はユニークで掴みとしては十分だし、続く思い出のオムライスをレシピもない中で再現するというエピソードも途中まで読者の気持ちを大いに盛り上げる。 しかし、肝心要の種明かしがない! 主人公がどのようにして作り方を調べたのか―当然味覚をフル活用したはず―が書かれていないからエピソードそのものが単なるハッタリのようになってしまっている。 結局その後も主人公の味覚が問題解決の決め手になることもなく、ただあちこちを歩き回り人の話を聞き回って真相に辿り着くという安手の私立探偵小説のようなプロットであるのにはガッカリした。 『大日本帝国食菜全席』も所謂『マルタの鷹』のように、それ自体が記号化してしまっていると思う。ここはもっと内容を詳らかにしてストーリーの中に溶け込ませるべきだった。いくらかはあるが、まだ足りない。 作者はもっと真っ向から料理ミステリーを書けるだけの引き出しがあるはずなのは物語の端々から感じるのだが、何故か全面に出さない。 ひょっとして勿体ぶっているのか? 次作では料理そのものをまんまんなかに据えたエンターテインメントを読みたい。 | ||||
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