虚けの舞
評判
虚けの舞の評価:
4.25/5点 レビュー 24件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1〜7 1/1ページ
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虚けの舞の評価:
4.25/5点 レビュー 24件。 A ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
信雄は秀吉の小田原合戦に改易され、浪々の身ながら家を再興したいと考え、プライドを捨てて行動します。
氏規は関東に絶大な権勢を誇った後北条氏が没落した後に、北条の血筋を残そうと努力します。
信長の息子で血筋は良いが凡庸な信雄。血筋、能力共に優れているが運に見放された氏規の人物描写が良くできています。
最初の頃は、2人を別々の小説にした方が良いのではないかと思いましたが、終盤の小田原合戦で二人が激突します。構成の妙を感じました。
没落した人の悲哀が身に染みてくるようで、歴史小説を堪能できます。凡庸なところが自分とも重なって思えてしまいます。
小説としての完成度は高いと思いますが、やはり二人は別々に、姉妹本とした方が良かった気がします。
また、信雄は秀吉の朝鮮出兵時の頃には1万8千石を与えられて、”復活”していますが、関ヶ原の戦いの時には西軍に付いたため、再度改易の憂き目に遭っています。
しかし、家康の時代に5万石を与えられ再度”復活”するという浮き沈みの激しい人生を送っています。信雄の子孫は現代まで続いています。
本小説では、第1回朝鮮出兵までしか書かれていないので、尻切れトンボ感はぬぐえません。
ぜひ、信雄一代記として新しい小説を書いて欲しいものです。