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夜明けの街で



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜明けの街で
夜明けの街で (角川文庫)

夜明けの街での評価: 3.44/5点 レビュー 314件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全164件 161~164 9/9ページ
No.4:
(5pt)

ものすごい描写力

主人公である平凡な中年男がふとした拍子に複雑な出自を持つ会社の派遣社員と不倫関係に陥ってしまい、家庭と不倫関係の二重生活の維持に思い悩むというストーリー。何がすごいかというと、こういうよくありそうな単純な設定を、主人公の心理描写をメインに1冊の本にまで仕立て上げてしまう著者の筆力。設定が単純だからこそその描写力のすごさが目立つ。読んでいるとまるで自分が不倫関係に陥ったように錯覚してしまうほどに表現にリアリティがあり、文字に表れてこない当事者間の心理的駆け引きが隙間見えてくる。著者自身がこんな経験をしないとここまで書けないのではと思えてしまうがどうだろうか。ちょっと大人な内容で、通常の東野小説の読者よりも高い年齢層向けだろう。
夜明けの街で (角川文庫)Amazon書評・レビュー:夜明けの街で (角川文庫)より
404371808X
No.3:
(4pt)

不倫は本当に、最低なのかしら。

【ネタバレあり】
書き出しからして、「おっ!」と思いました。
なかなか事件は起こらず、どういう展開なのか先が読めませんでした。
墜ちていく、というのが適切かわからないが、自覚しながらも止められない、自分。
そんな男と、過去に傷を持ち、その傷を癒すために恐ろしいほどの時間をかけてきた女、
その二人が出会い、“恋に落ちた”。
事件は15年前。
犯人はつかまらず、まもなく時効。
その時すべての謎が解ける・・・。
謎解き的には、この事件の話が出てきたときから、うすうす感ずいていました。
というか、どんでん返しするなら、ここだろうなぁ、と。
これって、ひねくれた見方だけど・・・。
物語的には、楽しませていただきました。
男が浅はかで、女は策士。
なんかリアルで恐いな、と思う反面、男が書いた小説だな、と強く思った。
そういう部分に、時々???があったりもした。
でも、一生恋したいよな。
うん。
それに、恋って、傷ついて別れて終っても、
やっぱり良かったな、と良い思いでになっていくものだと、信じていますので。
不倫だって、恋でしょ。
夜明けの街で (角川文庫)Amazon書評・レビュー:夜明けの街で (角川文庫)より
404371808X
No.2:
(5pt)

東野作品?

東野圭吾の作品は、ほとんど中身を見ずに即、買う作家の一人です。東野さんにしては珍しく、恋愛(不倫)小説か?と思いながら読んでいましたが、最後にまたまたビックリ!いつも最後にドキッとする終わり方が多いですが、今回は全く想定外な結末に、ただただ頭が下がります。しかし、不倫する二人の心理をここまで上手に描けるとは、さすがです。
夜明けの街で (角川文庫)Amazon書評・レビュー:夜明けの街で (角川文庫)より
404371808X
No.1:
(5pt)

" 不倫 ”・・・か〜

待ってました。と言う感じで1日で一気に読みました。今回のテーマは “不倫”。よく男の心理を描いておりますよ〜。読んでいて身につまされる方もたくさんいるのではないでしょうか?さてミステリーの鍵も“不倫”です。意外な“不倫”が解き明かされるとき、悲しくも切ない“不倫”が、終わり、男は家庭に帰っていくのです。
夜明けの街で (角川文庫)Amazon書評・レビュー:夜明けの街で (角川文庫)より
404371808X

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