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さまよう刃
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さまよう刃の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 21~40 2/3ページ
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| 【ネタバレ注意】 序盤で伴崎敦也が長峰に殺されるところまでは食い入る様に読めました 伴崎敦也を殺す部分は私自身も心の中で悪魔に心を売り、『この鬼畜を殺せ!!』みたいな気持ちで夢中で読みましたが 話が進むにつれ不自然な部分が散見されていきます また、結果的に長峰が長野に足を運んだ意味も無いというところもあるという事 いや、それ以前に長峰は長野で なーんにもやっていない・・ ただ、ただ時間潰しをしただけと言う・・ で、最後の最後なんで刑事の厳重な監視下にあるカイジの傍まで近づけるのか?? 上野駅の目と鼻の先の御徒町の駅の改札を何故か難なく通過!? 『謎!!謎!!謎!!謎!!謎!!謎!!謎!!』 | ||||
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| 残念だが東野作品では凡作の部類だろう。文庫版で499ページあるが冗長すぎ。内容から鑑みて半分の分量でいい。割と早い段階でクライマックスを置いているのもどうだろうか。以降の展開をグダグダにさせている。長峰が本気なら複数ををターゲットにしてほしかった。もしくは思い切って「悪人」の視点からピカレスク小説にするのもありだったろう。 物語の登場人物の誰にも共感できなかった。主人公はもちろん、悪人の論理に魅かれるといったこともなかった。社会派という分類に置くとしてもストーリー展開やキャラクターに深みがない。陳腐な説教を聞かされている感じ。さらに多くがなぜか「間抜け」な行動をとる。彼らが凡人だとしてもわざわざそんなことするか?みたいなのがある。 本作では白夜行の桐原、西本に匹敵するものはいない。 | ||||
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| 現実の現代社会では、「仇討ち」は許されない。犯人をどう処罰するか決められるのは裁判所だけだ。 その裁判所は、かなり凶悪な事件の犯人にしか死刑判決を出さない。 しかし、殺人事件の被害者遺族の中には、「犯人を死刑にしてほしい」と願う人が多いようだ。 このギャップは、現実の社会ではなかなか解消されない。 だから、小説の中だけででも、被害者の父に仇討ちを果たさせてほしかった。こんな結末では、不満が残る。 また、小説の中に和佳子という女性が登場するが、この女性の言動が不可解だ。 「被害者の父を警察から匿うが、仇討ちはさせない」というのは、なんとも中途半端。 仇討ちに協力するか、見て見ぬふりをするか、警察に通報するかしてくれた方がスッキリする。 | ||||
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| 今の邦画のようにただダラダラと進んで終わった またこの人の作品が読みたい、他にどんな著書があるんだろう、という感情が全く湧かなかった 比較するのは良くないし提起する問題も若干違うけど、別の方が書いた問題を抱えた家族や若者が題材のとある作品の方がよっぽど引き込まれたなー | ||||
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| 次が気になり読みましたが、 正直気分は最悪。 問題提起はわかりますが 読まなければよかったと思うはじめての 東野さんの本。 普段は読んだら古本屋にだしますが、 悪いけど捨てました。 世の男性に間違った印象を与えてほしくないから。残念です。 | ||||
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| 特に登場する若者に人間らしさが無さすぎます。恐ろしい事件を起こした人間でも恐怖は感じるはずだし、怖い友人のいいなりになる少年の描写も、考えや感情が浅すぎて、何か人間としてのリアリティが感じられませんでした。一方少年たちが乱暴をするシーンはリアルで不快でした。ストーリーとキャラクターの面で、底が浅く感じた作品でした。 | ||||
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| キャラ・ストーリー共に、薄っぺらい話でしたね。 登場する若者はすべて、誰もが想像しそうな馬鹿な若者のイメージそのまま(まあこの点だけは、被害者遺族への共感の為に、敢えて安易な馬鹿キャラにしたとも取れますが)。 「正義とは何か知りたい」だのと、哲学でもやってろと殴りたくなるような阿呆女。そしてそんな女に言われた程度で心が揺らぐ、復讐に燃えているらしい父親。 「お嬢さんは喜ばない!」とか、三流ドラマで定番の薄ら寒いセリフには呆れ果てました。最初はわざとそう書いてるのかと勘繰りましたが、父親説得されてますからね(笑) ストーリーも結局、問題提起のみで終わり。 500P近く読まされてこれは酷いでしょう。こんな程度の問題提起は、現実でもしょっちゅうマスコミさんが喚いてますよ。別に世間一般が確実に納得する「正義の正解」を出せなんて言いませんが。小説を書くのなら、読む価値のある斬新なテーマか、作者個人の思想が聞きたいものです。 なんの解答もなく、ありきたりな問題提起で終了ではねえ…… 読み終えても、「ああ、もう知ってます」という感想しか出ないのは完全に駄作でしょう。 | ||||
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| 東野圭吾が大嫌いになった。きつい性描写の必要性がわからない。二度と著者の作品は読まない。せっかく購入したので最後まで読みきったが、過去におきた実際の少年事件を連想させ、不愉快極まりない。事件を意識している作品だとしたら、サイテー。携帯を駆使ししているシーンがあるが、都合よく犯人の位置を特定できないなど、今どきある?エンディングも救いようがなく、嫌な後味だけ残った。 | ||||
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| 正直、性描写がキツ過ぎると思います。 あそこまで書かなくても… そういったシーンでは何度も泣けてしまい、その度に読むことを止めようとしましたが、その分結末に期待しながら頑張って読み進めました。 で、あの結末です。 読み終えた後、もちろんいろいろ考えさせられましたが、結果として悲しさや虚しさだけが残るだけの作品でした。 | ||||
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| あまり書かないのですが、このレビューに一石を投じたいと思います。 この作品のテーマが「少年法うんたら」という人がいますが、「復讐の是否について」 ではないでしょうか。 主人公の心理描写(特に最後)がさまよう刃である、と。 で、映画はそれについて明確な答えを提示した、と。 これで良いのでは? 作品については、それこそ良い行いをしない人に読んで欲しいです。 また、普通の人は読まなくていいと思いました。 個人的結論は、刃は鞘に収めましょう。 | ||||
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| 少年犯罪の被害者、関係者の心理、状況を書いた内容でいえば他の方のレビューのように星5です。 私も序盤では話にのめり込み、後の展開に、 色々(警察からの逃走劇、犯人を追う手がかり、犯人との対決等、アウトロー系の展開)と期待しました。 しかし、読み終えたときの気分は最悪でした。 ネタバレになるので詳しく書けませんが、 現実に父親一人で警察から逃走しながら犯人を追えば、一番なるであろう結末です。 中盤の、父親の潜伏先でのある行動にも、 そんな事してる場合じゃないだろ?と思いましたが(父親の心境でなぜそうしたか分かりますが) 事件の顛末には納得できません。 もちろん、この作品は私が期待した復讐劇を描くことを目的とした作品ではありません。 しかし、あらすじ紹介で期待して購入する(した)方にも、私のような感想の人もいると思います。 「さまよう刃」は、単純に面白いかどうか評価できる内容ではありません。 タイトルレビューで他の本をお勧めするのはマナー違反とも思いますが、 「ゴルゴタ」は「さまよう刃」と同じような題材だが、書かれてる内容は私の期待したものでした。 「さまよう刃」で星の数が少ない人にお勧めします。 | ||||
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| 相変わらず読ませる。 構成力と緻密な文章はさすが。 だが、面白さでいうと『白夜行』や『幻夜』には遠く及ばない。 『手紙』と同じようなテーマだが物語にリアリティーが 欠けており入り込めなかった。 「大人」が10代の若者を「理解できない」対象として 捉えるのはいつの時代もいっしょだが、本書の加害者の 若者がどの程度「いまの若者」を正確に反映しているのか。 また、「大人」の側の心理は詳細に描写されているのに比べ 加害者の若者の心理描写がほとんどないのは意図的なのか? 本書を読むとたいていの人が「少年法」について懐疑的に なるものと思う。 「少年法」が現実に即しているかどうかは別にして 「遺族の悲しみ」と「少年法」を同列に比べるのは 違うと思う。 蛇足ながら『ショーシャンクの空に』でのレッドの言葉から 「…あんたたちは、本当は何が知りたいんだ? 俺が罪を犯して後悔しているかって?…後悔しない日など一日もない。 あの当時の俺は、人の命を奪ったバカな若造だった。そいつと話がしたい。 そいつに分別を言って聞かせたい。ものの道理を説いてやりたい。 だが、出来ない。…」 こちらの言葉のほうがはるかに真実味がある。 | ||||
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| 先ほど読み終わりましたが、正直言って面白くありませんでした。 視点(主観)を変えての同じ情報を繰り返すだけ。 うんざりしました。正直くどかったです。 他の作品と比べて展開が遅いです。 私はこの作品を楽しめませんでした。 | ||||
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| 東野圭吾さんの本を初めて読んだ作品がこちらでした。 私は女性なので、犯罪描写が本当に気持ち悪くその日の夜はなかなか眠れませんでした。 読んだことを後悔しました。トラウマになりそうです。 感情移入しやす人、文字から情景がイメージしやす人には勧められません。 問題提議をしたいのなら、もう少し違う描写にしてもらいたかった。 また、ラスト加害者を殺して欲しかった。 他の方がレビューで書いてありましたが、光市母子殺害事件を思い出しました。 | ||||
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| あまりに評価が高いので。 私のレビューなど、あまたある高評価の中でなんの影響もないのはわかりつつ、書かずにはいられません。 他の方もおっしゃっている通りですが、描写が酷過ぎる。 ここまで書かないと読者の共感を得られないものですか? そして実際に、あまり気にならない読者もいることが驚きです。 「秘密」もそうですが、実はご本人にこんな趣味があるのではないかと勘ぐってしまう。 ☆1つもつけたくないです。 | ||||
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※削除申請(1件)
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| 一応最後まで読んだけど、感動も何もしない つまらいから途中で何度もやめようと思ったが、この作家はラストのどんでん返しが評判なので我慢して読んでは みたが・・・・・ この程度の作品(作家というと、ほとんど読んだことがないのでフェアじゃないのであえて作品)がどうして売れて評判になり 映画までされるのか理解に苦しむ 必要以上にしつこいレイプシーンの描写、うんざりする。読者に同情させて感情移入をさせるのが目的なのは明白だが その意図がバレバレなのもシラケる・・・ このような作品をよんで感動しただの言ってるおめでたい読者が多い今の日本が残念 | ||||
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「奴を吊せ」を肯定した小説ではない。 さらっと読めて「しまう」。作風と言えばそれまでだが、テーマがテーマだけに、このボリュームでは限界がある。 追う側・追われる側、その周辺とも、人物描写の奥行きが不足している。少年法についてもステレオタイプで深く踏み込めていない。 確かに「少年法」は実態に合っていない。「未成年」という大枠で、ハイティーンをも一律にくくってしまっているところに、無理がある。 「未成年だから守られる」という意識を持った時点で、少年法の枠から外れるような仕組みでなければ、法の精神から外れるのではないだろうか? さらに復讐であるが、 これを実行した時点で、すでに負け(加害者と同等に墜ちる)であることを、絶対に忘れてはならない。 気持ちが想像できない訳ではない。 実際、県内で高校生を暴行・殺害した犯人が数年後に出てきて、成人してショッピングセンターで子どもを連れて歩いていた、という話を聞く。被害者の関係者の気持ちを思うと、何も言えなくなってしまう。更正だけではないだろうと、私も思う。 賛否両論というより、圧倒的に拒否反応の強いクライマックスであるが、私はあれ以外あり得ないと思う。 突発的だった1件目と違い、計画的かつ執拗な殺人になる。『使命と魂のリミット』にも通じるが「正義は復讐という名の罪」をも許さないともいうべき結末であり、これが作者・編集者の明確なメッセージだと信じる。 「さまよう刃」とは何なのか? 犯罪者なのか復讐者なのか。公権力(警察・検察)、あるいは警察官個人を指したのか? 私は「法」でもある、と思う。 法律を作るのも、変えるのも、使うのも、人である。 法を彷徨(さまよ)わすことなく、研ぎ澄ます。 行使する人間(本作では警官)が迷うことなく、正義の拠り所にできるものとする。 作品が我々に突きつける、重要なテーマである。 決して「目には目を」や「吊せ!吊せ!」の時代に後戻りしないし、してはならない。 作品の意図と離れて、仇討ちに肩入れする感情をあおる傾向があるようなので、★★の厳しい評価とさせていただく。 | ||||
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| 東野さん好きで、色々読んでますが、これは何かふーんて感じ。 いつも失敗が無かったので、これも期待し安心しきって読んでいたけれど、 えー?!↓って感想。 期待しすぎるのも良くないですね。 今度は何を読もうか…迷います。 | ||||
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| あらすじを読んだだけで結末が予想できるしょぼいオチ。それに主人公を匿う女性の理由も理解できない。一体何が面白いのか全く分かりませんでした。 | ||||
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| 読んだ後に、読んだことを後悔した。内容がエグいし、残念としか言いようがない。 | ||||
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