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幻夜
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幻夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 21~40 2/3ページ
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妄想が肥大化したチープな大衆娯楽作品、リアル感も何も無いです、とはいっても才能はありますから売れなくても良い「良書」を書いて欲しいものですね、作者自体が一番良く判ってると思いますけど・・・ | ||||
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白夜行の続編とは、考えないで読み切りましたが、正直つまらない。終わり方も唐突すぎ。ダメです。 | ||||
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廃業寸前の工場で工場長が自殺する。その工場長の息子、雅也は絶望の淵に立たされた。そんな時に、あの阪神淡路大震災が起こる。この機に乗じて、彼はある人間を殺害する。その時一人の女性、美冬が犯行を目撃していた。その後、美冬と雅也は手を組み、不景気な世の中を独自の判断で生き抜く。 この本は緻密に設計図が作り上げられていて、その完成度は間違いなく高い。 しかし、読書中も読書後も煮え切らない思いが残ってしまう。 美冬視点からは全く描かれていないことが原因だろう。 彼女の人間味の感じられな言動、天賦の才能に恵まれた、その所以。それはなんなのか? 彼女のバックボーンが表面的にしか、語られておらず、深い部分には全く踏み入られていない。 そして、迎えた最終章。 お笑いにも程がある。あれだけ焦らしておいて、あれは…ない。 今後も、東野氏のファンで居続けられるか悩んでしまう。 | ||||
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これは、『白夜行』の続編ともいえる作品であり、これを読んで、東野圭吾という作家を見直したきっかけになったのだが、『幻夜』はどうもいただけなかった。『白夜行』では、主人公二人の魂が寄り添っていたのに、『幻夜』では、男が女に一方的に利用されるだけで、せっかくの傑作である前作まで台無しになるような後味の悪い作品だった。 ちなみに、「見直した」というのは、彼の昔の江戸川乱歩賞作品『放課後』についてはそれほど感興を覚えなかったからだ。 私は、江戸川乱歩賞作品を、小説が対象になってから最初の受賞作仁木悦子『猫は知っていた』から、最新作全部読んでいる。 最近は質が落ちてきたが、昔の受賞作品はすごかった。 トリックや人間心理の描写が卓越しているだけでなく、『写楽殺人事件』では写楽の正体についての謎解き、『20万光年の孤独』には、考古学等、ミステリーを切り離しても、十分通じる世界が描かれていたし、『伯林1888年』では森鴎外、『猿丸幻視行』では折口信夫という著名文学者が主人公だったりして、重厚な作品世界を作り出していた。『アルキメデスは手を汚さない』の小峰元の作品(古代哲学者の名を冠したもの)も全部読んだ。一番すきなのは、大谷羊太郎の『殺意の演奏』。 高校の文化祭でミステリー劇の脚本を担当したのだが、この作品のトリックがあまりに気に入っていたので、トリックだけ使わせてもらった。 今はトラベルミステリーで荒稼ぎしている西村京太郎も、乱歩賞作品は『天使の傷痕』という、障害者差別を扱うきわめてまじめな社会派の作品だった。 そういえば、桐野夏生についても、受賞作品『顔に降りかかる雨』はそれほど感心しなかったが、『OUT』で示された才能には驚嘆し、今では全ての作品を読破している。とくに東電OL事件をモデルにした『グロテスク』に心酔した。 | ||||
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主人公の美冬がスカーレット・オハラを目指しているという背景ですが、S・オハラには守るべきものがある女性の芯の強さを感じましたが、美冬の行動は結局のところ、自己的で冷酷に過ぎず、S・オハラとの行動原理の根本的な違いを思うと、このラストは余り好きになれませんでした。 | ||||
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この著者の作品はどうも苦手と友人に話したら、これはおすすめと言われたのが、「白夜行」。「白夜行」長くて救いようがないのに読了できたことは驚きだったが、あの二人の心情が語られないままでは、「はぁ?」と思った。「幻夜」白夜行の続編らしいということで、白夜行の不完全燃焼を解消できるかもと思い購入。阪神大震災を元に始まるが、これって震災に遭った方たちが読んだらどうなの?と思うまたまた救いのない始まり方。早々にドロップアウトです。著者は阪神大震災には遭ったのでしょうか?もしそうならそれも驚きだけど、そうでなければ、あの描写の細かさは想像?もしかして当時取材しに行ったとか??かなり気分が悪いです。時間もお金も無駄にした。それよりも評価が高いことに世の中に不信感さえ覚えそう。やっぱりもう読みません。 | ||||
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白夜行を読まずに読んでしまうと、多分楽しめない。 この話は、名作「白夜行」をより面白いものにする。 けれど、この作品だけを読んでも多分理解できない。 特に、あのラストは白夜行を読んでいても納得いかない。 白夜行の続編、姉妹編であるかどうかはさまざまな意見が出てますが 白夜行を先に読んでいたほうが、読みながらいろんな想像が出来て楽しいです。 | ||||
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遅ればせながら白夜行→幻夜と、皆さんのレビュー同様、私も一気に読みました。 これは幻夜のレビューですが少しだけ。白夜行はほんとに奥深くすごい話でした。それと比べると…。 白夜行のヒロイン雪穂が背筋の凍るような真の悪とすると、幻夜の美冬は悪知恵の働く単なるやり方がきたない女というか。 この品のなさは、やはり、と思いたくなりました。(詳しくはふれずにおきます)白夜行の亮司にあたる雅也との関係も完全に美冬のやりたい放題で、雅也への愛はカケラも感じられず、亮司と雪穂はこんなんじゃなかったはず、と思いたいです。それともこの変貌ぶりも続編へのネタだったりする??単独ではおもしろいと思います。が、白夜行の後に読んでしまったので、質を比較すると☆少なめです。 | ||||
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斜め読みが精一杯。また、露骨で俗っぽい表現がだめ。 正直いって、東野圭吾の本はあまりに軽いので、本屋で立ち読みするぐらいが丁度いいと思う。 ガリレオシリーズは、トリックがしっかりしているのでまだいいが、トリックのないミステリーは、表現・描写という点で中途半端かつイマイチ。 お金を出して買うなら、ミステリーにせよ何にせよ、もっと文学的価値のあるものを選ぶ方が絶対にいい。描写が非常に上手いので。 また、表現・描写という点では桐野夏生の本(out、グロテスク等)がとても素晴らしいです。 | ||||
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正直言ってこれ程期待を持って読んだ作品で裏切られたのは初めてです。物語にも人物の描写にも全く深みが無く、はっきり言ってせいぜい中学生向けの読み物程度のレベルしかありません。「流星の絆」を読んだ時も感じたのですが、淡々と話しを進めていくだけで登場人物の内面、心理の描写などの小説として成り立たせる要素が完全に欠落しており作品として成立しているのか疑問を感じます。こんな作家がベストセラーっていうのは理解出来ないです・・もう二度とこの作家の作品を手に取ることはないと思います。 | ||||
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東野圭吾さんは好きで沢山作品を読んでいます。 でもこの「幻夜」は一番がっかりした作品です。 長編にもかかわらずすんなり読めるというのはやっぱり東野圭吾の上手さだと思うのですが、一体何のためにこの作品が出来たのかなぁ、という感じ。ミステリィと言うには、謎も最初から読者には分かりきったような謎で、ただ主人公の男が美冬の正体に気付いていくのを見守っているだけのようです。そして読後の悪さ!あの終わり方は「白夜行」の続々編を描くかもしれないオプションを残しているだけのようです。「白夜行」を読んだ者としては「幻夜」はやっぱり読んでおきたい作品だし、もし続々編が出来たら私も文句を言いながら読んでしまうような気がするけど、東野さん、やめておいて欲しいです。すごく美しい女が主人公のようですが、プラスチックの作り物、全然きれいな女と思えないし共感を持つ読者がいるとは思えません。読まなければよかった。 | ||||
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『白夜行』の雪穂はどこか人としての気品のようなものがあって、生きることに対して悪かもしれないけれど、悪なりの凛とした態度に惹かれまくりました。が、『幻夜』の美冬は下品で、なにかいかにも育ちの悪い飢えた感じばかりが伝わってきて、読んでいるかぎりではあまり美人という感じもしませんでした。ヒロインに惹かれないから、冷めた気持ちで読んでしまいましたが、登場人物がどう考えても気づきそうなところで騙されたり、なんの工夫もないまま都合よく男性主人公に惹かれる女性がいたり、かなりご都合主義的なところがあり、それらすべてが、ラストへ向けての美冬の正体を早く読者に晒したいという焦りのようにも思えてしまって、今ひとつ、ストーリーにのめりこめませんでした。 ただ、男性主人公の雅也は人としての魅力があり、彼の働く町工場などの描写にもリアリティがあって、こちらはよかったです。どうして美冬に惹かれたのかは最初から最後まで、まったくわかりませんでしたが。惹かれてしまうって納得させるシーンじたいがないような……。 | ||||
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身内からこの本を借りて途中で読むのを挫折した者です。途中までしか読んでいませんが個人的にクソつまらなかったという印象しかありませんでした。いきなり話が変化したり、そうかと思えば話がだらだらと続いたり、登場人物が多すぎて疲れてしまいました。しかも恋愛系で自分の人生におけることや日々のことを書いた伝記のような感じなので個人的に嫌いで合わなかったです。自分自身ミステリが大好きなので同著者の「仮面山荘殺人事件」のような物語を期待していたのですが内容がそもそも異なるようで期待はずれでした。皆さんのレビューを見るかぎりホラーっぽい感じがあったのですね。あとそれから途中にある18禁のエロイ描写は全くいらないです。恋愛系だからかもしれないけどあれはおかしいです。子供の教育上よくない描写ですよ。あれは。この著者の方の作品を見るかぎり恋愛系、学園系・学校もの系、青春系、友情系のものが多いですね。 | ||||
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ヒロインの超人ぶり、相棒の悲しい役回り、追う刑事、ストーリー展開から結末まで、 いったい白夜行と何が違うの? この作品で作者は何がしたかったの? という印象。 退屈はしませんが、読後感はよくありません。 | ||||
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なんと言うか、内容のわりにページ数が無駄。 読後感悪い。 ゾンビが街中で増えて、どうしようもないから戦術核落としたパターンの 安っぽい恐怖映画を見ているよう。 万が一、続編を視野に入れてのことなら、「いい加減にしろ」って感じ。 圭吾作品30作品程読んで、泣かされた作品も多数ありました。 まあ、そのギャップでこんな評価です。 地元の地名がいくつか出てきたのはやや良。 | ||||
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最近売れてますが、こんなもんですか。 行き当たりばったり。謎を後回しにして新たな謎を作っていく アメリカの連続ドラマのような完結にがっかりしました。 ピカレスクが書きたかったのかな?まあ俺に小説の評価はできませんが、 一般大衆からすれば、結構な量を読み進めた分、なおさら時間を損したと いう感じですかね。 | ||||
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ネタバレあり。目的のために手段を選ばなかった白夜行の亮二と雪穂には、少年期の事件の真実が浮かび上がった時、なんて哀しい二人だろうと思った。語られることのない二人の苦しみを想像して、感情移入することが出来た。幻夜にはそれがない。肝心の美冬が人間としてあまりにも欠落しているので、彼女は魅力的だの人を惹き付ける女だのといった描写のしつこさに辟易した。両作品ともヒロインが生理的に合わない。白夜行において、夫となった高宮の前でのうじうじした雪穂の演技と、自分勝手な嫉妬や都合から周囲の人物に不幸を落としておきながら、相手をねぎらう態度で信頼を得る演技には、ただただ虫酸が走る。それに拍車をかけて悪くしたのが美冬だ。物語自体は読みやすく面白いが、あまりにも後味が悪い。 | ||||
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「白夜行」を読んだのは単行本の初版だったので、ストーリーは殆ど忘れているが「面白かった」という記憶はある。で、その続編ということで読んでみたが、結果、主人公美冬に何の魅力もなく、興ざめした。読んで損したかも。 ただし、長編とはいえ文章は軽いのですいすい読めるし、普段読書をしない人にでも入りやすい面白さがあり、あっと言う間に読ませるだけの本ではあると思う。退屈させない筆力はたいしたもの。 でもこういう本は主人公の悪どさ、冷徹さにどこか人間として共感できる部分があってこそ成り立つのであって、途中まではなかなか面白いが、最終章でそれまでの面白さを一気に崩す乱雑な終わり。 読後感が非常に悪い。 | ||||
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白夜行を先に読んでいるか、いないかで、この物語の世界観が違う作品だと思う。 美冬の存在が化け物と化し、自らの欲望とエゴが一人歩きしている感が否めない。 作品中盤から、読み続けるのが辛く感じたし、ラストもこれで良いのか?と思った。 サスペンスとしての、エンターテインメント性はある作品だが、個人的には、 美冬のキャラクターには耐えがたいものがあった。彼女の人間性を疑いたくなる。 彼女の犯してきた罪の数々は、自らの死でもって償えるものではない。 死も許されず、この世の全ての苦痛と罰を永遠に受け続け、己の過ちを償うべきだと思う。 続編で、どのようなストーリー展開が、繰り広げて行くのか。私は、もう知りたくもない。 | ||||
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内容的には長編にもかかわらず引き込まれて最後まで飽きずによめましたが、、、内容が他の方が書いているレビューにもある通り、超有名推理小説作家の某作品に設定がそっくりで、情景の描写も別の有名推理小説作家の某作品で書かれていた描写にそっくりだったことがちょっとひっかかりました。それさえなければさすがは東野圭吾!圧巻です。 | ||||
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