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時生 トキオ
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時生 トキオの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 21~29 2/2ページ
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「時生」と言う題名通り過去・現在・未来を「トキオ」を通して交錯する話である。 拓実の生い立ちがらみで感動する場面はあるが、どちらかというと「拓実」と 「トキオ」の謎解き小説と言うのが感想である。 個人的には竹美の言った「配られたカードで精一杯勝負するしかない」と 「あんなに配られたカードはそう悪い手やない」が好きである。 この言葉さえあれば、ほとんどの事は自力で乗り切れるハードルのような気がするので。 | ||||
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筋書きの内容を読んで、何か深刻そうな話か、と思いましたが、 そんなことはなく、タイムマシンがあったらを東野圭吾風に したような物語でした。 子供が親を一生懸命、導いている姿がなんともいえませんでした。 | ||||
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なんか重くて暗い感じ話です…不治の病の息子の魂が若い頃の父に会いに来るという設定はフィクションとして受け入れられるのですが、もう一捻りほしかったです… | ||||
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話が少しとっ散らかってしまって、ところどころ物語の展開が雑な印象です。著者が最初に考えた物語の枠組み、・・・・親と子が時間(空間も?)を越えて関わりあう・・・・、は非常に面白い発想ではあるのですが、その肉付けにかなり苦労したように思われます。著者ほどの作家でも、自分の思考が一旦何かにはまってしまうと中々そこから抜け出せないものなのかも(or持ち時間の制約で、全く違う肉付けのストーリーは選択肢としてありえなかった?)。 とは言え、SF的手法を使っての物語ではあるが、実態は普通小説そのもので面白く読みました。ただ、こういう手法を用いた小説では、読み手側に不自然感を感じている余裕を与えないようなストーリーの展開にしないと深い感銘を与えるのは難しいことも再認識しました。出版するすべての小説で満点に近い点数を取るのは至難の技で、読者の我侭だという事はわかってはおりますが・・・・・、著者の作品にはいつも期待してしまうんですよね。 | ||||
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NHKのドラマにもなったお話です。 難病に冒され、死を待つだけの息子、トキオ。 しかし、主人公、拓実は20年前にトキオに出会い、助けられ、そして妻との運命の出会いを導いてもらうという不思議な体験をしている。 定職にも付かず、ぶらぶらし、何かでかいことをしてやると思っているだけの情けない拓実であったが、ある事件に巻き込まれ、20年後からやってきたトキオとともに解決していく。また、拓実の実母との複雑な関係が、物語が進む中、拓実の気持ちがほぐれていく辺りは、世代を超えた親子関係の再構築ですね。 自分の子供が同世代に生きていたらどんなんだろう?と思わせてくれた面白いお話でした。 | ||||
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本作の他『宿命』などラスト一行小説は東野ワールドの一ジャンルです。 ほんとにホロリとさせられる一行ですが、 逆算して作られたつなぎの数百ページは謎掛けもラストへの伏線も少なく、 東野作品としては物足りません。 浅草繋がりで、宮部みゆき『蒲生邸事件』を思い出しました。 タイムスリップ、父息子の葛藤、未来への遺言・・ 二作はかなり似てますよね。 | ||||
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親子なのに男の友情を感じました。おもしろかったけど少し非現実的かな? | ||||
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主人公と同じような世代、子持ちですが、期待ほど泣けなかったかなと。 若き日の主人公があまりにだらしなくて感情移入できなかったから でしょうか? あと筋が筋だけに、伏線を設定しようがないのでしょうけど、 サプライズが少ない。 恋人奪還劇の脇筋もちょっと消化不良気味でサスペンス不足。 かといって、青春小説としても力不足。ちょっと中途半端な感じです。 とはいうものの、さすがに筆力がありますから、それなりに面白くは 読めますが。 ご用とお急ぎのない東野ファン向き? | ||||
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先天性の難病で死の直前の息子時生、父親拓実は妻麗子に若い頃時生に出会った話を始める。拓実が23才で定職に就かなかった頃トキオが現れた、彼はトキオと2人で姿を消した恋人千鶴を捜しに大阪に行く、彼女は岡部という男と追っ手から逃れていた、大阪での組んずほぐれつの後…一気に読まされたが、期待したほどではなかった、期待が大きすぎたか、大沢の走らなあかん夜明けまでを思い出させる大阪での出来事、ちょっと安易かなと思わせるストーリー展開 | ||||
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