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秘密



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【この小説が収録されている参考書籍】
秘密
秘密 (文春文庫)

秘密の評価: 4.07/5点 レビュー 648件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.07pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全484件 441~460 23/25ページ
No.44:
(5pt)

涙が止まらない

この本を読んで初めて本で号泣しました。最後の「秘密」が明かされる時は、本当に鳥肌もので、その後、切なくて、悲しくて・・・本当に名作だと思います。映画も見ましたが、大筋一緒ですが、「秘密」が明かされるところは全然違います。本の方が100倍感動的。一人でも多くの人に読んでもらいたい1冊です。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.43:
(5pt)

優しさの取違い

大変感銘を受けた話でした。平介がもがき苦しみようやく見つけた優しさは、直子にとってはどんな言葉だったでしょうか。この話は一度読み終わった後、直子視点で読み返すとせつなさが倍増します。そして平介が最後に残した涙の真意がはっきりとします。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.42:
(5pt)

泣ける

 読んでいた時、彼女のことがものすごい好きな時だったので、かなり泣けた。平介も直子もお互いに葛藤し合い、互いの気持ちがわかるからこそ苦しみあう。起こり得ないことだが、平介のやきもちを焼く気持ちに共感した。自分もこんなに強い気持ちがあるのかなって思うと不思議な感じがした。印象が強すぎる本なので、読み返すにはいつも決意がいる。平介に共感しすぎて苦しくなる。かなりおもしろいので是非読んでほしい。 巻末の広末涼子のエッセイが必要ない。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.41:
(5pt)

哀愁が文面上に溢れている作品

平助は、家族の笑顔を楽しみにしている普通のサラリーマン。けれど『ある事件』をきっかけに、ささやかな幸せが彼にとって一番遠い存在になってしまう。娘が生き残ったと思ったら、実際は娘の形をした妻だった。まるでコメディのような題材。けれど、読み進めていくうちに笑えない自分がいた。進学やボーイフレンドの存在。普通の親ですら頭を抱えるのに、平助の場合は、最愛の妻が当事者なのである。愛するがゆえに、自分の知らない世界の住人になっていく妻を見送る平助の気持ちは、決して穏やかなものではなかったと思う。自分にも家族があって、立場上どうしても平助に肩入れしてしまったが、妻である直子にしても辛いことには変わりはないのだろう。愛するものを、『愛している』と証明するために、自分はどれだけの犠牲を払えるのか…そんな内容に、心が温かくなるのを感じた。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.40:
(4pt)

非常に心に残る一冊

事故を境に妻の魂(?)が娘の体に入り込むという、非日常的な事態と平行して描かれるある夫婦の日常生活。実際にはありえないような題材だが、作中の一家に年齢が近く理解しやすい立場だった事もあり、私にとってはなんともいえない現実味があった。情熱や激情が失われつつある年代の夫婦が送る何気ないはずの毎日。中身は何一つ変わっていないはずの二人に、次第に微妙な変化が訪れていく。夫の視点から見た「半分」の想いが、作中終始淡々と綴られる。妻の想いは言葉になっていないものの、痛いほど感じられる。連れ添った年数もそこそこを数え、相手の気持ちが伝わるからこそ、何もいえなくなってしまう切なさ。動かし難い現実に対峙した時の、あきらめにも似たやるせなさ。ぶつけどころのない気持ちを爆発させた後のお互いの決断。そして迎えたラスト。朝の5時、子どもたちが眠る部屋でボロボロと涙がこぼれてきました。本を読んで泣いたのは十数年ぶりです。☆4.5の佳作。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.39:
(5pt)

読後じわじわと感動してくる作品

もしも、自分が平助だったら…そう考えずにはいられない作品でした。平助は事故で最愛の妻を失った…ところが、残された愛娘の体には妻の魂が生きていた。娘の代わりとして生きることを決意した妻は、平助の知らない環境で、一人の人格として生きていく。もしも、生き残ったのが娘だったのなら当然の出来事だが、彼は「はい、そうですか。」と納得できないだろう。事故がなければ、妻は平助の一生の伴侶になるはずだったのだから。新しい世界に溶け込んでいく妻の姿を見つめる平助の置いてきぼりをくらったような虚無感が作品の随所に散りばめられている。愛しているからこそ、許さなければならない…そんな平助の心の葛藤が痛いほど伝わってきて、平助の決意を読んだとき、『頑張ったね』とエールを送ってしまいました。隠されていた『秘密』について映画で知っている人も十分楽しめる作品だと思います。推理小説というより、恋愛小説の香りがする気がしました。ぜひ、一読を!
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.38:
(5pt)

せつなすぎ・・・・

 読み終わった後、とにかく悲しくて切なくて・・・2、3日この主人公の事ばかりずっと考えてしまいました。実際この主人公がこの世に存在しているような気さえしてきて・・・。 自分なら直子と似たような選択をしたかもしれません。でもそれは、やっぱり希望にあふれた前向きな気持ちですよね・・・。 主人公との気持ちのギャップを思うとなおさら切ないです。個人的には、二人は結ばれてハッピーエンドを願いました。それが例えば非道徳的でも・・・・。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.37:
(5pt)

期待通り☆

私はたまたまこの本が原作となっていた映画でこの本のことを知り、あらすじだけで興味を惹かれて東野圭吾作品を初めて手にしました。映画も見ましたが、映画よりも遥かに素晴らしく奥が深い作品でした。最後まで読み終えるとじーんとくる感動と切なさがありました。大切なものを失う辛さ、悲しみ、重み、色々な事を改めて考えさせてくれる本でした。私がこの本を読んだのは高校一年生だったので中学生、もしくは小学生の方から大人の方まで幅広い年代で支持される作品だと思います!
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.36:
(5pt)

失くしたくない思いがここにある!

映画と違うエンディングを知りたくて読み始めた。今まで真剣に小説を読んだ覚えのない私ではあるが、飽きることなく読み切ることができた。父として、夫として、男として、、、その葛藤が共感させる。あの頃の自分に戻れるはず…大切なものを失う気持ち、忘れたくないです。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.35:
(5pt)

大切にしたい本

僕は、一度読めばもう読む価値がないと思った本は古本屋に売り、何度も読み返したいと感じた本だけを本棚に大切にしまう。この「秘密」はもちろん後者。本当に良かった。実はこの本のラスト近くは新幹線の中で読んでいたのだが「あ、ヤバイ。泣きそうだ」と思い本を閉じた。帰宅して一人になってラストまで読んだ。泣きはしなかったが、胸を締めつけられるような切ないエンディングだった。「自分が愛する者にとって幸せな道を選ぶ-。」という言葉が僕の心に突き刺さった。どんでん返しのエンディングだが、最後の決断を下した時の直子の心情を思うと切ない。自分ならどういう選択をするだろうか?読了後、なかなか余韻から抜けられなかった・・・
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.34:
(5pt)

2つの秘密

最初の秘密、それは母と娘が入れ替わることです。そこから、平介の葛藤の物語がはじまります。その苦しさをかなり感じることができます。この葛藤の部分が強く描かれていることから、この作品を近親相姦的な性的願望を持った男の物語だというのは、この作品の本質を述べるにいたっていません。この葛藤は母、直子がよく理解しています。タイトルは「秘密」です。2つ目の秘密にこの作品の本質があります。その秘密は最後まで読まないとわかりません。素晴らしい妻をもつあなた、もし妻が亡くなったら悲しいはずです。しかし、この作品を読み終わったとき、それよりも悲しいことがあることを知ることができるでしょう。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.33:
(4pt)

最後に予期せぬドラマが・・・・!

初めてこの作家の作品を読みましたが、読みやすく、主人公にも無理なく感情移入できました。全体の構成もしっかりしていて、面白い作品と言えるでしょう。しかし、直子との分かれのシーンなど、もう少し掘り下げた文書にして欲しかったと思いました。前評判が高かったので、感動の嵐が来るかと思いましたが、最後のどんでん返しでグット来た程度でした。でも、もし自分がこの立場なら「秘密」を飲み込み、生きて行けるのだろうか、そんな大人になれるだろうかと考えさせられた作品です。平介が最後殴りたいと言う気持ちはとても共感しました!最後の1ページに拍手!
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.32:
(5pt)

これは凄い。。

涙の無い感動。読了後 呆然。悲壮感、喪失感、虚無感、孤独感、絶望感。なんとも形容し難いブルーな感覚に陥りました。「うわぁ、マジかんべんしてよもう。こんなのって。。」という気持ちです。男って、心が弱いからせめて体だけは強くできているのかも。男にはちょっとつらい。女性にとってはどうなんでしょう?自分が主人公の立場だったら耐えられそうにも、そして立ち直れそうにもないです。実際読み終わってブルーな気分からしばらく立ち直れませんでした。終わってからもう1度クライマックス付近を読み返すことでしょう。そもそも誰が悪いのかと問われたら、誰も悪くない様な、誰もが少しずつ悪い様な。最善の選択なのか、仕方無しなのか、ずるさなのか。そして、ではどうすれば良かったのか、と考えずにはいられません。ラストで解るタイトル「秘密」の理由。必読です。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.31:
(5pt)

感動

東野圭吾の作品の中で、というより今まで読んだ本の中でもかなり感動した作品です。もちろんフィクションということは分かっていましたがその理解を上回る感動がありました。切なく、苦しい愛があるということが分かるはずです!また東野圭吾の他の作品をもっと読みたいと思う一作となりました。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.30:
(5pt)

感動した!

これは凄い!確かに非現実的な話ではあるが、それを現実的な話にする説得力が東野にはある。読み終えた後、なんともいえない切なさ・虚無感に襲われた。実際にはこんな事が起こりうることはおそらくないだろうが、読み終えたときはとてつもなく寂しかった。白夜行以来の感動を味わった。読んでいない人はすぐにでも読むべきだ。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.29:
(4pt)

せつないです

ストーリー設定の面白さに惹かれて読んでみたら、前半は淡々としていて、なんとなく吸引力に欠けるような印象をもったが、後半の二転三転する意外な展開に思わず引き込まれて、あとは一気に読んでしまった。あまりにもせつなすぎるストーリー。そして最後の最後になって、本当の「秘密」とは何だったのかがわかり、改めて涙。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.28:
(4pt)

家族愛、絆

 秘密、という気になって仕方ないようなタイトル。怒濤の前半。「予感めいたものなど、何一つなかった」の一言からもうこの小説は読むのをやめられないとも思った。 主人公の杉本平介にしたら怒濤と衝撃だっただろう。読者もそうだ。スキーバスの事故による妻の死亡、娘の最悪の状況。そういう展開から始まったのでストーリーに一気に引き込まれてしまった。自分は学生なので「自分自身」の家庭はない。家庭を持っている人とは価値観が違うかもしれない。広末涼子の言葉を借りれば「長いおつきあいになる小説」というところか。それでもある程度の平介の気持ちは分かる。怒濤の展開で始まったことによって普通より感情移入しやすかったそのせいもあるし、形だけの妻となってしまった直子に何もしてやれない感じは切なくて淋しすぎる。娘の藻奈美を失った悲しみもそれに等しい。 直子は別な形で人生をリセットしようと試みる。とは言え最初の方は困難な日々が続く。それは考えたら分かる。リアルで色んな意味でその部分は面白かったが。それでも更に困難をというのはでてくる。当然と言えば当然。フィクションでしか起こりえない状況ではあるが、上手に処理できている。部分的にせこい箇所もあるといえばあるけど。 平介は事故の原因も探るようになってくる。これにはやや理解できない点が多いのは気のせいだろうか。人がいいということだろうかどうだろうか。被害者なのだから、などと思うとやや無理がある気もした。 そしてラストだ。ラストは、ややスッキリしすぎていないか。東野圭吾がちょっとせこくも見えてきてしまった。タイトルの「秘密」の真意はこれなのかと思うと最後まで楽しませてくれたけど。総合的に見て良作であることは言うまでもない。ミステリよりは寧ろ夫婦、家族愛を象徴している作品である。だからややケチを付けたとは言え4つ星にはおさめる。人によって価値観が違うが、純粋に読めば絶品だ。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.27:
(5pt)

裏切り

そもそも「秘密」には映ç"»ã‚'通じて出会った。広末涼子、小æž-è-«ã€å²¸æœ¬åŠ ä»£å­ã‚‰ãŒå‡ºæ¼"ã-た映ç"»ã‚'ã"存知のæ-¹ã‚‚多いと思う。雪国でのバス事æ•...に娘と妻が巻き込まれ、娘の肉ä½"に妻がå...¥ã‚Šè¾¼ã‚"でã-まったという夫婦(親子)の話ã‚'夫、父親の目から描いた物語。ã"の話の面白さは、主人å...¬ãŒå¤«ï¼ˆç"·ï¼‰ã¨ã-て娘の肉ä½"に宿った妻と接するã"とができず、また父親とã-て妻が宿った娘にも接するã"とができないもどかã-さ、妻・娘への愛、そã-てç"·ã®ã¡ã£ã½ã'さã‚'描いている。そã-て彼はã"のいくつかの制ç'„ã‚'設定するã"とで、切ないæ-¥å¸¸ã€åˆ¥ã‚Œã€æ-...立ちã‚'描いた。最è¿'広末涼子がæ-©ç¨²ç"°å¤§å­¦ã‚'自主退学ã-たとき、友人é"と「秘密」が話題になり、小説があると知った。勿è«-映ç"»ãŒè‰¯ã‹ã£ãŸã®ã§ã€å°èª¬ã‚‚買って読ã‚"だã!€‚面白かった。東野圭吾の物語は、読è€...の予想ã‚'裏切るã"とã‚'目的とã-て書かれているã"とã‚'知っていても、読è€...はその裏切りの美ã-さに感動ã‚'するã"とになる。裏切りの手口は、物語ã‚'コントロールã-ていると思っている主人å...¬ãŒç‰©èªžã‚'æ"¯é...ã-ておらず、実は思いがã'ずもっと大きな物語が展é-‹ã™ã‚‹ã"と。そã-て、それ以上の感動は、物語の展é-‹ä»¥ä¸Šã«äºˆæ¸¬ã‚‚つかない登å '人物の感æƒ...の描写だ。私は彼の次の本ã‚'読むã"とã‚'心å¾...ちにã-ているのã‚'自覚ã-ている。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.26:
(5pt)

揺、揺れ動く!

いつも平助の心の中が揺れ動いているのが印象的だった。それでもその根っこは「愛」・・・すばらしい作品だし声高に人に勧めたい作品です。先が気になってしょうがなくてページを止める手が止まらない!感動できるとおもいます。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.25:
(5pt)

立ち直れない本

これを呼んだ後数日間は立ち直れませんでした。僕はまだ学生ですから、まだ家庭は持ってません。しかし、家庭を持つことの大切さ、人間と付き合うことの重み、相手を思うこと、それらを真剣に考えることができました。家庭を持つ前にこの本に出会って良かったと思います。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208

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