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(短編集)

毒笑小説



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【この小説が収録されている参考書籍】
毒笑小説
怪笑小説 (集英社文庫)
毒笑小説 (集英社文庫)

毒笑小説の評価: 4.02/5点 レビュー 116件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.02pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全116件 101~116 6/6ページ
No.16:
(5pt)

えっ? ドルだろう?

巻頭の誘拐天国がとにかく笑えます。私が始めて手にした東野作品がこれでしたが、一気に虜になりましたね~これぞまさに「ユーモア」頭のいい人にだけ表現できる面白さです。東野さんって、本当に頭がいいんだろうなぁ・・・・
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No.15:
(4pt)

ニヤリ

シニカルな味を持った短篇9篇を集めた短篇集。いや~…笑った笑った。爆笑というよりは、ニヤリというタイプの笑いかもしれないけれども。いくつかの感想を。満員の通勤電車に乗った人々の心情を描いた『鬱積電車』。通勤ラッシュの中でみんなが思っていることなんて、そうなるだろうしなぁ…。オチの部分があって、その後を想像すると、また面白い。おっかけのバアさんのパワフルさを描いた『おっかけバアさん』。勿論、デフォルメされているんだけど、氷川きよしとか、韓流スター来日の様子とか見てると、こんな人いそうだもん(笑)『一徹おやじ』はスポコンモノの話。これ自体も面白いんだけれども、個人的には最後にある、著者のあとがきが最高だった。『しかばね台分譲住宅』。ある日、死体が転がっていた住宅地。それによるイメージダウンを恐れた住民たちは、隣の住宅地に死体を捨てに行くが、翌日、また死体が戻ってくる。これもまぁ、有り得ないって言えば有り得ないんだけど、加速度的に意地の張り合いになっていく様子が最高。オチの部分、実際にどっかでそういうのあったりして(笑)いや~…楽しかった。
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No.14:
(4pt)

毒のある笑い

僕はこの著者が普段どんな作品を書いているのかとかいった予備知識を一切持たないまま読んだので、著者のそれまでの作品の流れなどは度外視した直感的な感想になってしまうのですが、これはSFやブラックユーモア小説の王道を行く、非常に楽しめる作品集だと思いました。というのは、ブラック小説の魅力の一つである人間の自業自得が小気味良くストレートに書かれているからです。タイトルと初めの数行を読めば何となく結末がよめてしまうお約束ものもあれば、とんでもない結末が用意されているものもあって、ブラックという基本ラインに沿って様々な素材がバラエティ豊かに活かされています。「ホームアローンじいさん」なんてタイトルを付けるセンスは脱帽ものだし、「マニュアル警察」の一行目は必殺必笑。電車の中で読んでいて吹き出してしまいましたwこの作品集からは星新一や筒井康隆といったSF小説の巨匠たちの匂いがぷんぷんする。『富豪警部』なんてキャラクターを登場させているのは巨匠へのオマージュだろうか。思わずニヤリとさせられました。久々に面白い小説に出会えました。
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No.13:
(4pt)

もったいないことしてた

いやー、今まで東野作品は難しそうなイメージで遠ざけてましたが、反省します。面白い。の一言。なんか、全然違うかもしれませんが、お笑い界におけるラーメンズのような独特のものを感じました。惚れました。
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No.12:
(5pt)

最高!

東野圭吾さんといえば白夜行や秘密などタイトルや見た目で難しそうだからという理由で読むのを遠ざけていました。そんな時に毒笑小説を発見。感想はもうすごいとしか言いようがない!ストーリー・登場人物・オチ全てが笑う、笑う。最近は本を読まない人が多くなったというが、多分、この小説は「小説ってこんなに面白いんだよ。」という東野圭吾による若者へのメッセージなのだと思う。
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No.11:
(5pt)

文句なく面白い!

祖父が孫と遊びたいばかりに孫を誘拐する「誘拐天国」を含め、傑作12編が収められている短編集です。どれも現代社会をブラックユ-モア的に描いていて、読んでいて痛快です。「変身」「分身」「秘密」「白夜行」などを読んだ時の東野圭吾のイメ-ジと、この作品を読んだ時の東野圭吾のイメ-ジが一致しないくらい、この作品はユ-モアに富んでいます。「彼の新たな一面を見た。」そんな作品でした。
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No.10:
(5pt)

びっくり!!

東野さんの推理小説も好きですが、こっちのが圧倒的に好きです!個人的には怪笑のほうが好きだけど、セットで持っておくべきだと思う。お値段以上の笑いと感動をくれます。
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No.9:
(5pt)

笑えます。

毒のある笑い。読んでいて疲れませんでした。結末がどうなるか、予想がつかないのでサクサク読めます。短編集なので、一章ずつ休憩が出来て便利です。ピュアなストーリーに飽きたらどうぞ。
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No.8:
(5pt)

放っておいても笑える作品

様々な『毒』が、さりげなく添えられている作品。客観的に見たら馬鹿げてる状況を作品中の登場人物は真剣に、かつ必死に生きている。それが無性に人間臭さを感じさせて、なぜか愛しく思える。最初のうちは、ほのかに漂ってくる『毒』に腹をかかえ、必死に笑い声をこらえました(移動中に読んだので)。けれど、だんだん胸の中にズンと重たいものが圧し掛かってきました。それは作品それぞれに違うのですけれど。作者の考える『毒』は、徒に心をかき回していくだけでなく、ちゃんと置き土産をしていってくれるみたいです。全ての『毒』を読み終わったとき、そんなふうに感じました。読んだ人それぞれが、それぞれに、お気に入りの『笑い』を見つけられる素敵な短編集だと思います。ぜひ一読を!
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No.7:
(4pt)

電車内で読もう!

短編のブラックジョーク小説ですね。寝る前に少しとか、電車内でちょっと読むとかにお勧めです。一気に読んでしまうと、笑いが散漫してしまうので、一日一遍読んでみたらいいでしょう。私は、「マニュアル警察」が好きです。役所のやり取りを聞いているみたいです(笑)。『ホームアローンじいさん』も最後が良い!こんな経験があった男性もいたのではないでしょうか?まぁ、気楽に読める本でした。
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No.6:
(4pt)

アルジャーノンのパロディは最高

この短編集で僕が一番気に入ったのは「あるジーサンに線香を」だ。言うまでもなく元ネタはダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」で、そのパロディだ。あるジーサンが手術を受けて、どんどん若返っていく。その過程を本家のアルジャーノンと同様、日記形式で語っていくのだ。そして本家と同様、また元のジーサンに戻って行く。その過程がたまらなくおかしい。元ネタの「アルジャーノンに花束を」を読んでから読む事をオススメする。その他、「超たぬき理論」の馬鹿馬鹿しさも最高に面白い。東野圭吾は本当に引き出しの広い作家だ。
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No.5:
(5pt)

ブラックユーモア満載

これは面白い。なんともばかばかしいストーリーがたくさん。特に「超たぬき理論」なんて最高だ。UFOがたぬきだと主張するのは読んでいて、面白くもあり、こんな奴は嫌だと思ってしまう。無人島大相撲中継なんかも最高だ。「毒笑小説」と一緒に読んでみてはどうでしょう?片方読んだらもう片方読まずにはいられないはず。
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No.4:
(5pt)

その後どうなるか?

「ホームアローンじいさん」の最後のところが気になっています。四〇インチテレビの電源ついたらどうなるか?みんなも「ホームアローンじいさん」をじっくり読んで推理してください。 最後の次はどうなるでしょう。これは問題です。1,ついたらav女優のナースが映った。2,ついたら女の丸裸が映った。3,知らない、読んでいない。
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No.3:
(5pt)

懐の広さを示す会心作

タイトル通り、ブラックユーモアたっぷりの12編が収められた短編集。SFテイストあり、どたばたナンセンスあり、本業のミステリあり、また環境問題や社会風俗を痛烈に皮肉った内容も見られ、作者の懐の広さを示すような掌編が揃っている。お勧めは次の4編。「つぐない」(訳もわからず笑っているうちに読み進むと、ラストで滂沱の涙を 誘われる秀作。この一編を読むだけでもこの短編集を買う価値あり! ここに書かれている内容が科学的に事実であるなら驚異としか 言いようがないし、またもし仮に作者の空想であっても、その発想の 素晴らしさにただ驚嘆するのみ)「誘拐天国」(誘拐の発端と、身代金受け渡しの方法がユニーク。作者は長編も 考えていたというが、もし長編になっていたとしたら、天藤真の 「大誘拐」と並ぶ快作になること間違いナシのストーリーだ)「殺意取扱説明書」(タイトルから受ける殺伐としたイメージが読み進むうちに覆され、 「そうだそうだ!」と首肯させられる。 一種ほのぼのとした哀愁を感じさせるラストが切なくも心地よい)「本格推理関連グッズ鑑定ショー」(「名探偵の掟」所蔵の短編「密室宣言」の後日談であり続編。 某TV番組のパロディ描写が笑えるし、どんでん返しが痛快)そして巻末には、東野氏と京極夏彦氏との特別対談も収録されており、とんでもない「秘密」が暴露されたりしていて、これもまた興趣深し。
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No.2:
(4pt)

全てのUFO研究家に捧ぐ

ブラックユーモアの傑作。なかでも『超たぬき理論』はぜひ大○教授だとか、テレビで口角泡を飛ばしながらUFOはいる・いないと叫び続ける人々にプレゼントしたい。また『鬱憤電車』にしても、テレビドラマ化されても全然おかしくない仕上がり。『マニュアル警察』みたく、どっかの番組で放映してくんないかなあ・・・
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4087488462
No.1:
(5pt)

秘密の最初と最後に感動して

東野圭吾さんの秘密を読んだ後、何かほかにも面白いものがあるんじゃないかと読んでみました。 案の定、凄く面白いものでした。 私のおすすめは超たぬき理論。 よくあそこまで…とフッと笑ってしまいました。
怪笑小説 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:怪笑小説 (集英社文庫)より
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