■スポンサードリンク
WOLF ウルフ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
WOLF ウルフの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
星五つの評価を期待しすぎて読むと、期待外れでした。ストーリー的にも熊谷達也をイメージしていたが、まったく異なるものでした。本筋とは違うが次のような冗長表現が頻繁に記述されており、鼻につく感じがしました。 ・「メルセデスの230GE」という表現がしつこいくらいに繰り返される。そこに必然性が感じられない。 ・GPSの表現に、「Google earth 」という固有名詞を意味なく繰り返す。 ・「MAC のコンピュータ」は、素人的な繰り返し表現。 また、本筋とリンクしないエピソードを挿入する意図が不明。 ・山の話なのに、どうしてサーフィン? ・JAL123の航空機事故の大きなエピソードを書くならば、なにかに繋がる伏線かとおもいきや、とくに大きな関係性なし。 ということで、星五つの表現が逆に、逆評価になってしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一気に読めた。面白かった。 でもちょっと物足りないね。というか中だるみしちゃう。それにご都合主義っぽい内容も気になった。 物語のネタバレが中盤で出尽くしちゃうし、最後も拍子抜けだなぁ。 行政の人たちの行動描写も変だね。なんで面識ないノンフィクション作家なんかに相談するんだ?まあそれを言ったら物語が始まらないけど。 それに研究生なんていう中途半端な身分の人の言うことに耳を貸す人なんかいるのかな? 動物学の権威の先生や行政の人たちの対応をかなり意地悪に描写してたけど、山犬に固執してた主人公親子よりまっとうな行動に見えたのは何かの皮肉だろうか。 あと日航機墜落のエピソードは入れる必要あったのかな?ちょいちょい出てくる陰謀論めいたくだりも消化不良になっちゃってるね。 いろいろ突っ込みどころが満載だけど、自然の描写は引き込まれた。 グーグルマップを見ながら読むとさらに面白かった。 突っ込みどころを華麗にスルーしながらあんまり深く考えずにサラサラ読むのに良い本でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
柴田氏の得意ジャンルの一つが、伝説の生き物を主題とした小説だが、本作も絶滅したとされている狼がモチーフ。 最近の著作はどんどん質が向上している柴田氏だが、本作は「やはり・・・」と言う印象が拭えなかった。 本作の舞台は埼玉県の秩父方面。小鹿野町はバイクで町おこしをした事も有り、このエリアは何度もバイクで訪れたので、 風景を思い出しながら読む事が出来た。特に日窒の廃墟はネットで知って実際に見学に行ったので更に実感が沸いた。 でも良かったのはその程度。 内容は相変わらず柴田氏特有の超甘~いハードボイルド。他の作品でも見受けられたハードボイルド風に生きる一人暮らし の中年男性が主人公。そこに主人公を理解しているサポート役の女性や、物語の進行に必要な年若い男性(本作では息子)、 話し相手ともなる飼い犬など、ありきたりのプロットが柴田氏の著作を幾つも読んでいる身としてはつまらない。 恐らくは、高校まで日本で暮らしていたであろう息子が、幾ら10年以上カナダに住んでいたとしても、日本に帰って来て実の 父親に対して、マクドナルドの事をマックダーナルズとは言わないでしょう。しかも、アメリカならいざ知らず、日本のマクドナルド が巨大なハンバーガー(ビッグマックとは書いていないので)やバケツの様な紙コップは提供していない。 以前から柴田氏のレビューで指摘しているが、この辺の商品(や商品名)に対する杜撰さが、作品へ感情移入出来ず興ざめ してしまう一因となっている。 また、ハードボイルドさを演出したい為なのかはわからないが、自然を愛している様なイメージがある柴田氏なのにタバコを森 の中で足で踏みつけて消したり、川に投げ捨てたりと、好ましくない表現も気になった。 物語の内容自体も、アメリカ映画の様なご都合主義。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!