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パラレルワールド・ラブストーリー
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パラレルワールド・ラブストーリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 21~37 2/2ページ
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設定からして、記憶を人為的に改変する技術が開発され、主人公は記憶を改変されているらしいと、すぐにわかる。 そこから、SF的に話が発展すれば、『追憶売ります』をはじめ、フィリップ・K・ディックの作品のようになるわけだが。 東野作品にそれを期待しても無理であることは、明らか。 はたしてミステリ的に何か面白い仕掛けがあるのだろうか・・・と読み進めたが、徒労に終わった。 | ||||
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序章の電車の場面だけがいいだけの小説。 これ麻由子に腹が立ったのは私だけでしょうか? 悲劇のヒロインぶってるところが心底気持ち悪かった。 少なくとも後味は良くない、智彦が可哀想なだけの小説。 | ||||
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これまで東野作品は短編しか拝読しておりませんでした。たまたま勧められたこともあって、読んでみたのですが、正直大人の恋愛と言える内容ではありませんでした。まるで、NHKでやっていた中学生日記(中学生の葛藤、友情、恋愛等を題材としたベタドラマ)の東野版でした。ただ、作者の飽きさせない筆致は流石です。登場人物についてですが、主人公達の感情にふり回されたあの女性は、もう被害者としか言いようがありません(普通ならとっくに会社辞めてます)。もう哀れでしか無いです。それと、題名。パラレルワールドでも何でも無くて、色々マシンを使ってましたけど、結局全て主人公の勘違いって言い方もできますよね?構成としては、三人称と一人称の文体が交互に出る章立てが、記憶を辿る形になってて良かったです。加えますと、結末は最初の段階である程度予期できましたし、それを上回るものでもなかった所が非常に残念。20年も前の作品なので、別のものとは比較できないですが、長編には今後手を出すことはないと思います。 | ||||
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自分の中の記憶と今の現実が一致しないことによる主人公の混乱。どちらが本当の現実なのかを必死で模索しはじめることから始まる物語は、他には無い独創性があると思うのですが...。 東野圭吾の作品にしては読み終わるまでに非常に時間がかかった。「麒麟の翼」などは一気に読み終えてしまったのに。正直、最後の方は読む事に飽きてしまった。 おそらく、話の進み方が非常に平坦に感じたからだろうか。淡々と進む物語が、あまりに淡々と進みすぎて、読み手を引き込む魅力を感じられなかったように思う。 アイデアはすごくいいのに、ちょっと残念な感じ。 | ||||
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心境的にはこうたろうという酷評ぎみにレビューした人に近いかな。 東野作品にハズレなしと思っていたからこそ今作は駄作だとはっきり思いました。 個人的には横浜を舞台にした不倫物よりも更に2つくらい下でした。 やはり必要以上に長い。 このくらいの密度の作品なら半分のページ数でいいと思います。 そして内容に変化、波が少なすぎる。 タイトルからして男性があまり興味のある内容じゃないからかもしれませんが 恋愛描写にしても平凡な三角関係にしか感じませんし 上記したように記憶の歪みについてももっとテンポ良くストーリーに惹き付けるような要素が欲しかった。 この人の恋愛ものは容疑者や変身は好きだけど恋愛をメインにした他のものは どうも入り込めませんでした。 しかし、機械などの描写はやはり理系を得意としている作者だけあって 説得力があり上手いなとは思いました。 | ||||
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主要登場人物3人の誰にも共感できず。「同級生」もそうだけど、東野氏の「親友」モチーフって陳腐な気がする。序章は秀逸で思わずページをめくるのだけれど、中盤からは単に結末が知りたいがための速読になってしまう。最終章は他の作品でもよくみられる感動オチでちょっと興ざめ。何度も読み返す気にはならない。 だが、無意識に行われる自己の記憶の改編、という着眼点からの物語の構成力はさすが。 | ||||
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最初にこの作品は 間違いなく☆5つつくような作品ではありません。断言します。 では、端的に感想を述べたいと思います。厳し目ですが正直な感想です ・話が冗長中身は薄い:ページ数の割にだらだらと中身の薄い話が続く印象です。最後(といっても非常に弱いものだが)に向けて話が構築されていくのですが、ただただ主人公が親友の恋人を忘れられず親友に嫉妬という単純な描写がねちねちとひたすら続けられるもので核心に触れた文章というのはほとんどわずかなものです。物語は一応進んでるように見えて意味のある進展というのもほとんどありません。そのためにきっといつか面白い展開になるだろうと根気のいる読書になりましたが、結果そのままの感じで終わり非常に時間を損した気分になります。 ・単純で稚拙な推理:一見パラレルワールドという壮大なストーリーを連想してしまいがちですが、内容はいたってシンプルで浅いものです。が、何故か専門用語をずらずら並べてみたり、あまり要らない文章を挟んでみたりと分りにくくしているのには理解に苦しみます。大筋もあっと驚くような展開や変化も一切なく半分も読めば大体予想がつく捻りのないまっすぐな一本道なストーリーでした。推理小説やサスペンスでは致命的な欠陥な気がします。例えるならSFに憧れた中学生が考え出したような推理、結末です。終わり方もかなり無理があるものです。 といったように非常に辛口のコメントでしたが、 表現の使いまわしや、文章の読みやすさなど技術的な面はさすがといったところでした。 この作家がお好きな方は読まれてもいいかもしれませんが入門としては絶対にお勧めできません。 | ||||
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現在と過去の展開を交互に展開する作品はこれまでにも読んだことはあるが、本作品は展開が非常に分かりにくい。作品自体は悪くないが、何故こうなるのかが分からない。この作品の結論すなわち言いたいことはなにか。一般文学331作品目の感想。2011/02/07 | ||||
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人に薦められて読みました。 東野圭吾の作品は初めてでしたが、まず野心的な構成に興味をひかれました。 けれども、読み進めていくにつれて文章の陳腐さに体力を奪われ、 (私にとっては読むのがつらい文章でした。) 野心的な構成の先に透けてきた結末に対して悪い予感が走り、 結末を読んだ時には大きなダメージを受けました。 構成には面白い部分もあったので、本当は星2つといったところですが、 ほめている人が多いのであえて★1つ。 | ||||
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人に薦められて読みました。 東野圭吾の作品は初めてでしたが、まず野心的な構成に興味をひかれました。 けれども、読み進めていくにつれて文章の陳腐さに体力を奪われ、 (私にとっては読むのがつらい文章でした。) 野心的な構成の先に透けてきた結末に対して悪い予感が走り、 結末を読んだ時には大きなダメージを受けました。 構成には面白い部分もあったので、本当は星2つといったところですが、 ほめている人が多いのであえて★1つ。 | ||||
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『続きが気になる!結末を早く知りたい!』『最後まで読まなければよかった』どちらも私の率直な気持ちです。 一気に読んだ作品は初めてです。が、こんなにモヤモヤしたやりきれない気持ちになったのも初めてです。これで終わり?問題解決してないじゃん!と一人ツッコミしていました。 次はどうなるのかワクワクして読んだぶんだけ、ガッカリ度が増しました。 「私」にとってはそんな作品です。 | ||||
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ミステリーにはありがちだけど続きが気になるので、約3時間でいっきに読み通しました。 一応サイエンスフィクションのエリアにはいるのでしょうか。 もう少し専門的な話が出てきていたらロビン・クックみたいになるね。 人間の記憶に関する科学的な考察をヒントにしたミステリーってとこかな。 確かに人間の記憶は無意識化において改竄されるって事実はあるけれど、まあ最終的には自分の都合のいいようにしか変わらないって事かもしれない。 ただし設定にある人間関係が現実味がないので、あくまでミステリーとしてしか捉えられなかった。 メインの3人のどれにも感情移入できなかったのが原因かもしれないけれど。 小説では科学によって記憶を操作することで過去をかえる人間が描かれている。 そこまでしなくとも、たいていの人は過去を風化させ選択的な記憶を持っているだけに過ぎない。 記憶と現実のギャップを、そしてそのどちらもが実はどうでもいいことではないのだろうかと考えさせられた。 | ||||
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なんか障害者に関するステレオタイプを押し付けられてるようで、つまらなかった。それが東野圭吾の限界だったのかなぁと思いました。正直、この作品を書く前に障害者に対して取材をしたのかという疑問が残ります。あの程度の障害だったら、別にあんなことないですよ。実際、親戚に足を引きずりながらスポーツして、大恋愛して結婚してる人間もいるので…。色々あるけど、あそこまで卑屈に描くのってすごくひどいと思う。 なので、ウザイ一人語りを聞かされたような後味の悪さが残って、全く共感出来ませんでした。 二つの世界が最後に一つにという手法だったら、村上春樹の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の方がずっと面白いし、読ませるので、取り立てて新しいという感じはしなかった。 正直、星はつかないです。 | ||||
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とにかく主人公の男が最悪。 人として共感できない。 今までたくさんの東野圭吾作品を読んできたけど、これほどイライラした主人公は初めてでした。 『なに悲劇の主人公気取ってんのっ!?』と喧嘩を売りたいくらい…。 これから東野圭吾作品を読んでいこうかな…と思っている人は、絶対にこれを最初にしちゃダメでしょ。 他にたくさん良い作品はありますから。 | ||||
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東野作品、とても好きです。しかしこれは私にとってはハズレでした。「脳と記憶」という題材や物語が交互に展開していく手法はとても面白かったです。しかし、主人公の男性が何とも気持ちが悪く、暑苦しい人なので一気に引きます。結末にしても、望んでいたものとは違ったし解決が解決策として成り立っていないだろうと話の矛盾を感じずにはいられないので、ストーリーには不満が残ります。ちなみに言えば「東野圭吾は女性を描くのが下手である」と確信してしまった作品です。 | ||||
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申し訳ありませんが、話題の作品だったので楽しみにして読み始めたわりには、話が意外と陳腐でありきたり、びっくりするような展開もなく終わってしまいました。期待が大きかった分、ハズレた気分が大きかったのでしょうか。SF並みの科学的な発想はさすがですが、ストーリーとしてもう一ひねりが欲しかったところです。 | ||||
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どうかなぁ、読み物としてはおもしろいのですが、脳に関する話が現実とかけ離れすぎていて、のめり込めませんでした。現代ミステリと言うよりは未来SFという感じですが、その割には設定が身近すぎて違和感があります。ラストも著者らしいといえばらしいのですが、もっとすごいどんでん返しがあるのかと期待していた割には....星二つは厳しいと思いますが、あくまでも私の感想であって、誰が読んでも楽しめる作品であることは間違いないと思います。 | ||||
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