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むかし僕が死んだ家
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むかし僕が死んだ家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全120件 41~60 3/6ページ
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ミステリー小説を期待して読むと少々物足りないかも。 読み物としては非常に面白かった。 巻末の解説で黒川先生が仰るように、 登場人物や舞台となる場所がとにかく少なく限られているにも関わらず、 深く広く展開される物語に終始飲まれっぱなしで一気読みしてしまった\(^q^)/ ミステリーが読みたくて買ったため期待とは少し違ったけれど、 時折感じるホラー要素に何度か後ろを振り向きながら読んだり、結果として非常に楽しい時間を過ごせた! | ||||
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東野圭吾の作品には奇抜なトリックで勝負するものと、この作品のように叙情的で鋭い感性を見せるものがある。この作品はフランス語に訳されているが、フランスの出版社に評価されたということは納得できる。 『むかし僕が死んだ家』という奇抜な題名であるが、徐々に明らかになる悲しい過去は秘密に満ちている。 多くの読者がこの本に惹かれるのは、誰もが過去に対して持っている気持ちを呼び起こすからだろう。私自身も、ふと気がつくと、かつて住んでいた家のことを思い出しながら読んでいた。 この作品はフランス語だけでなく、各国語に訳して欲しい。初めは政府の助成金を出しても良いだろう。やがて東野圭吾の愛読者が十分多くなれば元はとれる。これだけの作品は世界中に広めるべきだ。 | ||||
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元恋人の過去を追い求めて、ある家で元恋人と2日近く過ごす話です。 終始怖い雰囲気で話が進んでいき、最後には元恋人の過去が明らかになります。 白夜行に近い雰囲気だと思うのですが、白夜行よりも話が分かりやすく、かつメッセージ性もはっきりしていて読後感がよいです。 オススメです。 | ||||
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数年前、人と待ち合わせする際何気なく寄った本屋でタイトルが気になり、何気なく手に取った一冊。まさか買わざるをえなくなるとは・・・。 私は本を買う際、必ず最初の数ページを読んでから購入を決めるタイプだ。 この本はその数ページに引き込まれ、あまりにも先の展開が気になりすぎて、たまらず購入してしまった。 ストーリーが凝っているというよりは、基本的に登場人物の会話だけでどんどん話が進んでいく巧みさが凄い。自分も物語に入ってしまったかのようにドキドキするし、不安になる。あまりに面白くて食事中も読まずにはいられなかったほどだ。当然親に叱られたが、結局いかにこの小説が面白いかを力説した結果家族中で回し読みすることになり、この本だけは食事中に読んでも怒られなくなったというある意味思い出深い作品。 | ||||
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幻の家の中、元・恋人同士である登場人物2人だけで 話は進んでいく。 家の中にあるアイテムも どことなくホラーな雰囲気の中、 様々なものを見つけては謎が次第に解けていく…。 東野作品はそこそこ読み慣れているので 軽い気持ちで読み始めたのですが、 これは何だかいつもとはテイストが違うような気もしました。 さすが東野圭吾、としか言いようがありません。 解説にもありましたが 刑事物、ファンタジー、SFチック、そしてややホラーなこの作品、 いやー東野作品はひとつところにとどまりませんね。 この作品はまさに 「どんどん謎がとけていくスリル(でも全貌はなかなか見えない)」 「ラスト、一気に伏線回収」 でした。 イッキ読み間違いないです。 | ||||
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少ない手がかりを基に冒険(?)を進めていくRPG的な要素がある作品。物語の進み方は多少、鈴木光司の『リング』に似た雰囲気がある。ただ後半に登場する謎の日記、これで自分は一気に物語に引き込まれた。そして気がついたら朝に・・・ | ||||
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序盤からぐんぐん読み進めました。あ~面白かった~ はじめから、気が抜けないヒントが盛りだくさんです | ||||
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代表作や有名な作品何冊か読みましたが これがピカイチな作品でした。 みなさんのレビューどおり ドキドキ、鳥肌立ちまくりで怖い。 二人の会話と家一つ こじんまりした設定でよくここまで話広がるな〜と感心しちゃいました。 読んで結構たちますが 内容思い出すといまだにゾクッとします(笑) | ||||
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長い期間の展開を描くタイプの作品でなかった面が新鮮に映って、一気読みできちゃいましたw 東野作品を、随分読み漁ってきましたが・・・少々飽き気味の時に読んだので、再び東野作品に気が向かってきました(笑) 内容としては東野作品に見られるテンポ良い展開にサクサク読める作品ですが、それが約2日間ほどの展開に凝縮されてる作品ですので、斬新と思える作品だと思います。 | ||||
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まず題名にひかれて購入しました。 題名からなんとなくの想像を付けながら読みましたが すぐに引き込まれます。 誰も住んでない不思議な家の中を調べるのですが 特に、日記を発見してから、住んでいた家族のことを推測していくところは 面白く物語に引き込まれていきます。 巧みに張られた複線が、回収されていき なるほど、と納得させられます。 けれど、なんでこの題名なのだろう? そんな疑問がずっと付きまとっていましたが、 エピローグで納得しました。 ラストの数行も素晴らしく 読後、彼女はどう暮らしているのだろう。 そんなことを想像してしまいました。 巻末の解説も素晴らしいです!! とてもおすすめです! | ||||
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記憶を失った女性とともに、過去に恋人であった男性がある家へと足を運び、 過去をたどることで記憶を呼び覚まそうとするストーリーです。 全体的に薄暗いイメージでストーリーが展開されます。 これによって不気味さが増し、怖いもの見たさのような感覚で読んでいました。 読んでいる間は、彼女がその家に住む幽霊のように映像が浮かんでいました。 やはり文章が明快で読みやすく思いましたが、答えにつながるヒントが突発的に主人公たちの言葉から出てくるので、 やや戸惑いを感じたのと、あっけない感じがしたことも否めません。 しかし、東野さんの作品は仕事中でも続きが読みたくなります。 ちょっと悪い副作用かもしれません。 | ||||
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作品のイメージが暗闇が多くドキドキしました。内容も面白かった。 | ||||
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東野圭吾による小説。主人公と元恋人の沙也加が 沙也加の記憶を取り戻すために長野県の別荘風の家を訪れる話。 本書内では東京とを行ったり来たりすることなく、また主な登場人物も 主人公と沙也加だけだ。それなのに、よくこれだけ構想をねった話しを 作れるものだと感心した。 驚くオチや展開も他の東野作品に比べ多いように感じられた。 白い家が実は墓であるという設定や沙也加が実は生き残った娘であるなど・・ 残された手がかりから推理しまくるミステリー。別に現代で誰かが死んでしまうなんていう ベタな展開ではない。既存のミステリ物に飽き飽きしている人に良い作品であると思う。 | ||||
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あらゆる伏線を見事に回収する著者の手腕には脱帽。 少しずつ少しずつ謎が解明されていく過程には背筋が凍るような恐ろしい空気が醸し出されています。 ただ、最後のおぞましい事実はもう不快で不快でどうしようもなかった… 読後の胸糞悪さはピカイチ。 ということで、二度と読みたくありません(笑) 東野さんの素晴らしさは言わずもがな、ですがね。 | ||||
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二時間弱、スリル満点の時間を過ごしました。待たせられる事の多い耳鼻科の待合室に持って行ったのですが、こちらがあまりに面白いのでいざ呼ばれて入って行ったときには先生に症状をスムーズに話すことができませんでした(苦笑) 叙述が醍醐味の作品ですので、映像化はまずないか、あっても、不出来に終わるのではないでしょうか。ですので、本で読むのをおすすめいたします。 | ||||
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東野圭吾が小説家だと分かる逸品。 死んだ僕は,「さやか」との関係はどうなっているかを辿って行く。 途中で,家の構造や内部の位置関係がわからなくなるので, 図面を書いて読むとよいかもしれない。 いろいろな種がまかれ, 実を結んだものもあれば, 枯れていったものもある。 未解決のまま放置されているものや, 途中で忘れ去られて行ったものもあるかもしれない。 文体は分からないが、読みやすさという点ではなめらかな書きぶりで,東野圭吾の作品の1つの分野を形成する。 最初に東野圭吾を読んだとき、栗本薫+赤川次郎=東野圭吾だと感じた。 本作品は,栗本薫よりの逸品だと思った。 | ||||
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次々と登場する謎。こんなに謎を散りばめておいてちゃんと回収されるのか心配になるほどです。しかも推理は二転三転するので決して退屈しません。なので私は本を少しずつ時間をかけて読むことが多いのですが、この本に関してはほとんど一気読みでした。また、ミステリー要素だけでなくホラー要素も楽しめます。。リアリティ溢れる描写によって、自分がまるで主人公のように家を調べてりるかのようになるので、真相が明らかになるにつれ背筋が寒くなります。著者の作品の中では知名度は低いですが、隠れた傑作なのではないでしょうか。 | ||||
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「あたしには幼い頃の思い出が全然ないの。」かつての恋人の沙也加はこう言い、記憶の手がかりに成りうるであろう謎の家を二人で訪れることになる。その謎の家に隠された真実とは。 作品全体の至る所への伏線の散りばめ方と、一つの家だけを舞台にここまで話を作れる展開力が凄まじい。 それでいて、一方的に事件だけが進展していくのではなく、小休止に恋愛のサイドストーリーが組み込まれていて読者を飽きさせない。しかし、そこにも伏線があって油断できない。 ミステリー作品として、至高の作品。 しかし、黒川博行氏の書評にはガッカリ。 「〜という記述で、私はピンと来たけれども」 何故、こんなネタバレかつ身勝手な自慢を書いてしまうのか。初めに「※ネタバレ注意」を書くべきだろう。この作家の作品は読んだことがないが、これからも読む気がしない。 | ||||
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ある日、僕に昔付き合ってた彼女から、電話がかかってきた。 「会って話したいの。頼みたいことがあるの」 不思議に思いながら、彼女に会うと 真鍮の鍵と地図を見せながら、この場所に一緒に行って欲しいと彼女は言った。 時計から覗く彼女の左手首には、傷があった。 「日帰りでなら」僕はそういって、彼女に付き合うことにした。 この旅は、彼女の記憶探しの旅だった。 ------------------------------------------------------------------- キーワードは、親子・虐待・血縁。 幼い頃の記憶がない元カノの切ない願いを、主人公なりに受け入れ、叶えようとする。 彼女の’今’の境遇は、無くした記憶と関係があるのではないかと、主人公は気付く。 もちろん彼女の本当の理由はそこにあり、手がかりを一つ一つ見つけるたび 彼女の閉ざされた記憶が、顔を見せる。 戻る記憶とともに、’その家’の本当の意味も見えてくる。 そこには、家族という絆と、血というものが深く関係していた。 東野圭吾の小説にしては、あからさまな殺人という設定はなく(過去のものとしてはあるが) 「自分はどこからきたのだろう」という人間さながらのテーマがある小説だ。 だからこそ、「僕が死んだ」という言葉が現れるのだ。 なぜ「僕は死んだ」のか? その真相は、僕の「昔」にある。 残念ながら、ワクワクとした読み進め方ではなく、疑問符を一つ一つ解消するかのような読み方だった。 個人的には、消化不良気味の読み終え。 でも、不思議と伏線が繋がるのが、この人の書くものなのだ。そこが魅力か。 | ||||
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ミステリー界の大人気作家、東野圭吾が描く本格ミステリー。 この人の魅力は、とにかく最後にものすごいすっきりさせてくれることにあると思う。 矛盾なく謎が解けるなんてのはもう当たり前で、それ以上に納得させてくれるものを十分に提示してくれる。 なんでだよー、なんて思わない。 そうだったのかぁ、と思わされる。 それも、こちらの想像していた以上のもので驚かせてくれる。 この小説もある程度は結末が予想できたのに、読み終わったらやっぱり驚かされて、 しかもすっきりとさせられていた。上手すぎるのがちょっと鼻につくが、それでも十分。 面白かった。 | ||||
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