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むかし僕が死んだ家



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【この小説が収録されている参考書籍】
むかし僕が死んだ家
むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

むかし僕が死んだ家の評価: 4.06/5点 レビュー 165件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全120件 21~40 2/6ページ
No.100:
(5pt)

忌まわしい

恐怖をあおる内容ではないのだけど
とてもこわい。
忌まわしい臭いがずっとしつづける、小説。
むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)より
4062635070
No.99:
(4pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

物語の中に引き込まれる

自分も物語の中に入り込んで一緒に謎解きしている気持ちになる本です。
一気に読みました。
謎が次々に出てくるので、続きが気になって読むのが止まらなくなります。

ここからはネタバレありです。
全体的にはとてもおもしろかったのですが、少し納得いかなかったのは、いくら恩人の子供とはいえ、自分の子供が死んでしまったのに、我が子のかわりにすんなりと引き取って育てることが出来るものでしょうか…?
また、チャーミーの泣き声、「みゃあみゃあ」でしたが、人間の女の子がこんななき声出すかなという違和感が残りました。

少し引っかかる部分はありましたが、その部分を深く考えなければ、とても楽しく読むことが出来ました。
1997年に発行されたようですが、今でも色褪せないのは素晴らしいです。
東野さん別の作品も読んでみようと思います。
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4062635070
No.98:
(5pt)

打ちのめされた

東野圭吾さんの作品は何となくこれまで数作品しか読んだことがなかったが、本作品を読んで改めてすごい作家だと認識した。
本作品は古い作品ながら、時代を感じさせないストーリー。
しかも、序盤から謎が謎を呼ぶワクワク感が強く、一気に読了した。
本格的な推理、ミステリー作品。
他の作品も読みたくなった。
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4062635070
No.97:
(4pt)

いかにも作り物だが、児童虐待と言う重いテーマを難条件で表現した意欲作

これは、ほぼ2人だけの登場人物で芝居で言えば一幕物と言う難条件の中、伏線貼りまくりのテクニカルなミステリー。児童虐待と言う重いテーマを扱いながら、素晴らしいリーダビリティはさすがベストセラー作家の筆力である。ただし現実では、捨てられた? 廃屋を訪ねた2人が発見したもので推理を働かせ、ヒロインの失われた記憶が戻ると共に過去の事件が明らかになっていく構成なので、極めて閉ざされたストーリーであり、説得力に乏しい嫌いがある。実際に起こったのは何十年も前の事件なのに、いかにも作り物と言う印象だ。
 多少現在の現実でも何らかの事件と繋がっていれば、と思わぬではないが、これはこれで良く書けている。重いテーマを難条件で表現した意欲作と評価する。
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4062635070
No.96:
(5pt)

良いミステリー

父が死んだ、奇妙な鍵と地図を残して。
地図に沿って森の中を行くと奇妙な白い家にたどり着く。鍵も合う。
幼少の頃の記憶が無いと言う元カノは、そこに真実があるということで一緒にその家を調べていく話。

登場人物が少なく、小さな白い家の中だけで語られるミステリー。
日記や、小さな証拠から段々と導かれる展開は臨場感があります。

佑介少年……。
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4062635070
No.95:
(5pt)

面白かった

短めの長編だったので一気に読めました。自分にはなかなかいいミステリーでした。
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No.94:
(5pt)

面白かった

非現実的な部分は多少あるが、小説なので面白く一気に読み終えた。
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4062635070
No.93:
(5pt)

大好きなんです

東野さんの小説、たくさん読んできたけれど、
個人的にこれが一番好きです。すごく心に残っている。
でも、絶対にドラマ化はされないと思う。
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No.92:
(4pt)

満足でした。

古くて薄暗い謎めいた家を舞台に、ヒロインの忘れ去られた過去を探し求めるストーリー。
不気味で緊張感のある雰囲気を文章だけで表現できる東野圭吾はすごいと感じました。家の探索中のシーンは、読んでいてゲームのバイオハザードをプレイしているかのような錯覚を感じました(笑)

序盤は謎が次々に出て「これはどういうことだろう?」と次の展開への期待の連続でした。そして終盤から、そういった伏線もうまい具合に回収されて個人的にはスッキリとした終わり方でした。
「昔僕が死んだ家」というタイトルの意味はラストで明かされます。物理的にではなく、魂が死んだという意味で言えば、人は誰にもそういう「家(もしくは場所)」があるのかもしれません。
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No.91:
(4pt)

最近の東野作品に慣れた方にこそ、是非

皆さんのおっしゃる通り、登場人物は少ないです。日記や手紙の主な登場人物を入れても、メインは6-7人ぐらいでしょうか?

小学生の僕、の日記
僕の父親と思われる人物からの手紙
屋敷に残る遺留品

そのおおよそ三点で終盤までに読者は、沙也加の過去とこの屋敷で何が起きたのかの推理を進めることになります。

私は10年ぶりにこの本を読みましたが、最後の結末で何かやられたのは10年経っても覚えており、久々に読み返して、やはり上手く出来てるな、と思いました。叙述トリックとしては、かなりフェアです。

子供の目でのみの叙述に、大人の読者は勝手に想像力をはたらかせて痛い目を見るかも知れません。

また、時間軸の分からない手紙を何度も突きつけられる度に、読者は主人公と沙也加とともに、推理し、一喜一憂し、翻弄されることになるでしょう。

沙也加が、主人公の善意を利用するしたたかな女だな、とか悪態つきつつも、結局は同情して幸せになって欲しい、そんな気持ちが入りました。

最後の一行で、その後の彼女に思いを馳せずにいられなかった。

昔の東野作品に見られた、変わった面白ミステリの決定版。
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4062635070
No.90:
(4pt)

面白いですが…

ネタバレ注意

私は物語の先を推測するのがとても苦手で、今回も最後までチャーミーは猫なんかじゃなく、チャーミーは人間の女の子で、更に沙也加がチャーミーだったこと、本当に全くわかりませんでした。

本当は、沙也加が一人にしてと言って一人になった後何者かに殺されるのかなとか、コンビニに行って帰ってきたら死んでたりとかいろいろ考えましたが全部ハズレでした。

最後のほう主人公が種明かし?をしているときは心臓がドクドクしました。
少しホラーかな?とも思いました。

ただ「むかし僕が死んだ家」とタイトルを付けたなら主人公が実は御厨家に関わっていたとか、実は佑介少年だったとか、想像を覆すような内容が来るかと勝手に考えてましたがタイトル=エピローグのことだったんですね…

面白かったですが少し物足りない気もしました。
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4062635070
No.89:
(5pt)

物語の根底に潜むテーマ

確かに面白かった。
本書の出版年は1994年。今から20年以上前の本だが、全く価値が色褪せていない。

多くのレビュアーが指摘するように、物語に散りばめられた多くの伏線は見事に回収されていく。
場面がほぼ古い奇妙な家から動かないにも関わらず、絶妙なテクニックを使って読者をスリリングな気持ちに誘い込む。
思いもよらない展開に、完全に騙されてしまった。

物語は、沙也加という女性がかつて恋人だった私を誘い、幼い頃の記憶を取り戻すという話である。
そして沙也加は、自分が何者であるかを知る。
結末は悲劇的とも言えるのだが、この物語の根底に潜むテーマを考えずにはいられない。

人間は自分が何者であるのかを理解せねば精神を保てないのか。
あるいは、本当の親の家庭で育てられなかった子の苦しみ、とも言えようか。

沙也加には幼少期の記憶がなかった。
しかし、亡くなった父親の遺品から奇妙な鍵と地図を見つけた時、それを取り戻そうと決心したのである。
なぜ私が誘われたかというと、私が沙也加と似通っており、最も気を許せる人物だったからだ。
また、知ってか知らずか分からないが、私も「育ての親の家庭」で育った人物なのであった。

本書のタイトル「むかし僕が死んだ家」とは、自分が育った家を指している。
「死んだ」というくらいだから、私が自分を殺して生きていたことをも思わせる。
冒頭で養父から家の取り壊しを知らせる手紙を受け取るのだが、私は立ち会わなかった。
その時にはすでに、沙也加の悲劇を知っていたから、行くのが恐ろしかったのだ。

養子や里子は育ての親に感謝するだろう。
しかし、どうしても本当の親が誰なのか知りたくなるだろう。
養父・養母は子供に真実を打ち明けることは、子供に対して絶対に必要なことなのか。
つまり、子供が真実を知ったことで、アイデンティティに思い悩むことにならないか。
言うだけ言って、本当の親を教えられない場合もあるだろう。
ただし、本当の親が誰であるのか、伝えられるのであれば、それは解決できることなのか。
一方で幸せな人生を送った養子たちだっているはずだ。

そんなことを考えさせられた作品であった。
こうしたテーマに思い当たった方には、奥野修司『ねじれた絆』をお薦めする。
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No.88:
(5pt)

ファンなので。

東野圭吾ファンなので。 ドキドキワクワクの1冊でした。 オススメ!
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No.87:
(4pt)

タイトルに惹かれた人の期待を裏切らない良作

不気味な家で元恋人の記憶を探す、フリーホラーゲームにありそうな設定の作品(どっちが先かは知りません)。そう思って読み始めたのですが、心情描写や内面描写、背景描写が巧みで引き込まれてしまいました。不意に殺人鬼に後ろから襲われそうな、緊迫感が魅力の作品です。

真相は正直予想できました。自分としてはどんでん返しを期待していたのでそこが残念だったのですが、真相がうっすら予期できていたからこそ、そこに至るまで格別な臨場感を持って読めたのも事実。この作者の作品にしては珍しいと感じるくらいわざとらしい伏線は主人公と同じタイミングで読者に真相に至らせる為だとしたら、やはり流石と言わざるを得ません。
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No.86:
(5pt)

オチと空気感

終盤の怒涛の展開と伏線回収も素晴らしいですし、家の中に漂っている不気味な空気感も魅力的です。
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4062635070
No.85:
(5pt)

本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。

本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。
問題がなければ、星は5とします。
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No.84:
(5pt)

奇妙で、面白くて、驚きありで、感動しました

感動しました。この作品を是非映画化していただきたいです!じつに良くできている物語でした、やっぱり東野圭吾さんはすごい!最後も後味がすっきりします。
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No.83:
(5pt)

良い

読んでいくうちに引き込まれた。
沢山ある中の作品と比較すると、少し切なくていい話だった。
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No.82:
(4pt)

ストーリー展開に引き込まれるが、最後が?

1件の謎の家を探査しているうちに、過去の忌まわしい事件の真相の手掛かりが次第に掴めていく。
そして、事件の全貌が明らかになっていく。
謎が一つ一つ解けていく流れは見事で、引き込まれてしまった。
ただ、終末になっても、なぜこんな事件が起こったのか、なぜ家族ではない子が巻き込まれたのか、なぜ元カノは助かったのか、
漠然としかわからなかった。それらについても、納得できる説明が欲しかった。
なお、元カレが「墓」とか「死者が死後に暮らす場所」と呼んでいる建物は、死んだ家族を偲ぶための「記念館」と呼ぶ方が正確だと思う。
むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)より
4062635070
No.81:
(5pt)

面白いです。

実質二人だけの人物で、舞台は実質一ヶ所の家というかなり限られた範囲でこれだけのストーリーを展開出来るのは流石と思いました。話の終盤になるに連れての真相解明も楽しめました。
むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)より
4062635070

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