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(短編集)

怪しい人びと



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怪しい人びとの評価: 3.86/5点 レビュー 44件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(3pt)

ホラーミステリーとの事で

買ったのですが、あまり怖くもミステリーでもなかったです。正直そこまで面白くもない……漫画読んどこ
怪しい人びと 新装版 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:怪しい人びと 新装版 (光文社文庫)より
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No.8:
(3pt)

気軽に読めて、そこそこ楽しめる短編集

「斬新なトリック満載」とは盛り過ぎ。正直、そういう面で印象に残る話はなく、「奇妙な味」を狙った小品集だと思った。一番の長所は短くて読み易いこと。気軽に読めて、そこそこ楽しめる短編集であった。作者としては平凡の出来と思うが。
怪しい人びと (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:怪しい人びと (光文社文庫)より
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No.7:
(3pt)

「ネタ」のサンプル集

一編を除き、一人称視点で語られる七編の短編ミステリー集。
様々な「ネタ」が仕込まれており、東野圭吾氏の多彩さを物語る短編集とも言えるでしょうか。

『東野圭吾公式ガイド』〔講談社文庫〕に掲載されている本作の自作解説コメントでは以下のように触れられています。
『ちょっとしたことで短編小説が一本できるということがわかってきたころの作品集です。』
『短編小説を作ることがおもしろくなってきた頃の作品ばかりなので、自分としては結構自信作です。』
あわせて、短編小説が生まれるきっかけとなった「ちょっとしたこと」が2つ3つ例示してあります。

一方で、緻密に計算されたトリックやストーリー、奥深い心理描写、ハラハラドキドキの場面展開など。
触れる作品数が増えるごとに、広がりや深さが増し続ける東野氏の長編作品の魅力。
その魅力に取りつかれつつある今の私にとっての本作は、あくまで細切れの「ネタ」の「サンプル集」的にしか読めなかった感があります。

物語を生みだす側・味わう側、それぞれの価値観や考え方に想いをはせるきっかけにもなった本作。
また、ミステリーに限らず、作家さんたちのご苦労や才能、そしてその結果としての素晴らしさに改めて尊敬の念を抱かせてくれた本作。

そんな想いも胸に、今後も魅力あふれる東野ワールドに浸り続けたいと思います。
怪しい人びと (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:怪しい人びと (光文社文庫)より
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No.6:
(3pt)

人生アラカルト。

第一話:女をダマすつもりが、逆にハメられる勘違い男。 男もいろいろ、女もいろいろ。

第二話:過去に拘り、何時までも精算できない。  詰めの甘さは、相変わらずに。

第三話:現場で働くみんなの為に過労死寸前まで働いて、挙げ句に殺されちゃたまんね~。 全てを犠牲にしてまで、何を得たかったのか?

第四話:真実を伝えることが、全て善とはならず。 愛するが故の、優しい嘘も。

第五話:人を小バカにし、チキンレースで負けた代償を身体で払い、挙げ句に・・・。 秘密で結び付きし友情は、永久に続く?

第六話:抑えがたき慕情が、加害者を、被害者を生み出す。 それにしても、心配して走り回ってくれる友人は得難きものであり、有り難きものでもある。

第七話:危険は常に、ツキと隣り合わせ。 偶さかの不幸を嘆くも、拾いしラッキーを喜ぶも、あなたの心ひとつ。
怪しい人びと (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:怪しい人びと (光文社文庫)より
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No.5:
(3pt)

「奇妙な味」を持ったライトな短編集

ロアルド・ダールの「あなたに似た人」と同様に、「奇妙な味」を持ったライトな短編集。
各短編ともに、冒頭からの興味深い話で関心を引き、不思議な謎が示され、それなりのオチが用意されている。
主要な登場人物が3人で、いずれもが"怪しい人びと"である「灯台にて」が最も面白い。
「寝ていた女」
友人の逢い引きのために部屋を貸してやると、見知らぬ女が居付くことに…。
「もう一度コールしてくれ」
2年前の高校野球のコール(判定)を巡る恨み。その時の審判宅に押し入って、再度聞いたコールの結果は…。
「死んだら働けない」
仕事のやりすぎにはくれぐれもご用心。
「甘いはずなのに」
新婚旅行で出会った老人が、重要な役割を担う。
「灯台にて」
僕と祐介との関係は、旅の前後でどのように変わったのか。
「結婚報告」
学生時代の友人からの結婚報告の手紙に同封されていた写真。友人の顔が別人のように変わっている…。
「コスタリカの雨は冷たい」
コスタリカで強盗に襲われる話。この短編集では、一番意外性のない真相。
怪しい人びと (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:怪しい人びと (光文社文庫)より
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No.4:
(3pt)

この後の成功を予感させる作品集

東野の90年代に書かれた短編集。その後彼の作品でヒットを続ける大きなトリックや社会性のある作品集ではないが、それぞれがプロットがよく練られ、短編らしい歯切れ良さも
あり、その後の彼の成功を予感させる作品集ともいえる。ちょっとしたことで事件の解決の糸口となる証拠や発言等々。それらをうまく散ばせた作品でそれなりに楽しめた。
ただ、やはり彼の長編のある程度歯ごたえのある作品を読み続けていると、ちょっと頼りない感じがするのは仕方がないか。
怪しい人びと (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:怪しい人びと (光文社文庫)より
4334726216
No.3:
(3pt)

怪しい人びと

日常にありふれたような題材ではあるが、作品それぞれに味があり面白い。一般文学311作品目の感想。2010/12/25

怪しい人びと (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:怪しい人びと (光文社文庫)より
4334726216
No.2:
(3pt)

真相はどこに?

楽しい仕掛けが詰まった7編の短編集。
私的には仕事熱心な上司が工場の休憩室で殴られて死んでいたと言う「死んだら働けない」と前妻との間にできた娘を手にかけたのは、今の妻では?と疑い、新婚旅行中に妻の殺害を企てる夫を描いた「甘いはずなのに」が面白かったですね。
読後、いつまでも心に残るという性格の本ではないですが、通勤途中や何かの待ち時間を充実したものにしてくれる1冊です。
怪しい人びと (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:怪しい人びと (光文社文庫)より
4334726216
No.1:
(3pt)

日常の落とし穴

何気ない日常、その中で普通に生活しているつもりでも、いつの間にか犯罪に巻き込まれたり、身近な人間が急に疑わしい人間に変わったりすることがある。思いもよらないときに思いもよらないことが起こる面白さ。それがよく描かれていると思った。東野さんの味が出ている作品。
怪しい人びと (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:怪しい人びと (光文社文庫)より
4334726216

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