ランドマーク

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評判

ランドマークの評価:

3.53/5点 レビュー 30件。 D ランク

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平均点3.53pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全89件 41〜60 3/5ページ
No.49
(4pt)

続編希望

大宮に建設中の螺旋状のビル『omiyaスパイラル』の設計士・犬飼と鉄筋工・隼人の二人のゆがんだ日常が描かれています。 続きが気になりどんどん読み進めて行く事が出来たんですが、最後の終わり方がイマイチだったように思います。
 建設中の『omiyaスパイラル』で起きた首吊り自殺事件のあと 『omiyaスパイラル』や犬飼がどうなったのか、隼人はその後どういう人生を送るのか(こずえとの関わり)など気になってしまいました。 ちょっと尻すぼみな感が否めないなと思いました。 ぜひ、続編を希望します。
ランドマーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ランドマーク (講談社文庫)より
4062757982
No.48
(4pt)

今度は県北かぁ。

吉田修一はパークライフが一冊目。サラリとした肌ざわりが心地よくて読み進めて後半、“彼女”が秋田の角館出身と知り俄然興味倍増。そして数冊を経て今日このランドマークを読んでたらまたまた秋田が出てきた。この方言は北だなって思ったら、比内町…やっぱり県北だった。彼の本、秋田は重要なキーワードか?でも最後、良さんだったのは切なかった。てっきり政和だと思った。
ランドマーク Amazon書評・レビュー: ランドマークより
4062124823
No.47
(4pt)

今度は県北かぁ。

吉田修一はパークライフが一冊目。サラリとした肌ざわりが心地よくて読み進めて後半、“彼女”が秋田の角館出身と知り俄然興味倍増。そして数冊を経て今日このランドマークを読んでたらまたまた秋田が出てきた。この方言は北だなって思ったら、比内町…やっぱり県北だった。彼の本、秋田は重要なキーワードか?でも最後、良さんだったのは切なかった。てっきり政和だと思った。
ランドマーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ランドマーク (講談社文庫)より
B00GD6EWD6
No.46
(4pt)

今度は県北かぁ。

吉田修一はパークライフが一冊目。サラリとした肌ざわりが心地よくて読み進めて後半、“彼女”が秋田の角館出身と知り俄然興味倍増。そして数冊を経て今日このランドマークを読んでたらまたまた秋田が出てきた。この方言は北だなって思ったら、比内町…やっぱり県北だった。彼の本、秋田は重要なキーワードか?でも最後、良さんだったのは切なかった。てっきり政和だと思った。
ランドマーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ランドマーク (講談社文庫)より
4062757982
No.45
(4pt)

たてもの

大宮と東京の距離感ってどのくらいなのでしょうか。

舞台は大宮に建設されるランドマーク。
斬新とも取れるデザインは空に向かってねじれている建物。

そのランドマークに携わる人間たちの関係。直接的、間接的を問わずに影響しあう。
その舞台を読者に上手に提示しながら、物語は進んでいく。

最後まで止まりません。
ランドマーク Amazon書評・レビュー: ランドマークより
4062124823
No.44
(4pt)

たてもの

大宮と東京の距離感ってどのくらいなのでしょうか。

舞台は大宮に建設されるランドマーク。
斬新とも取れるデザインは空に向かってねじれている建物。

そのランドマークに携わる人間たちの関係。直接的、間接的を問わずに影響しあう。
その舞台を読者に上手に提示しながら、物語は進んでいく。

最後まで止まりません。
ランドマーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ランドマーク (講談社文庫)より
B00GD6EWD6
No.43
(4pt)

たてもの

大宮と東京の距離感ってどのくらいなのでしょうか。

舞台は大宮に建設されるランドマーク。
斬新とも取れるデザインは空に向かってねじれている建物。

そのランドマークに携わる人間たちの関係。直接的、間接的を問わずに影響しあう。
その舞台を読者に上手に提示しながら、物語は進んでいく。

最後まで止まりません。
ランドマーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ランドマーク (講談社文庫)より
4062757982
No.42
(3pt)

ヴァーチャルを禁じ手に、現代の“リアル”を描く吉田修一の世界

吉田修一は最近では珍しい、“現代社会”と向き合う作家である。最近の小説は、「過去」と「現在」あるいは「現実」と「幻想」を行き来する“ヴァーチャル”で“おたく”なアプローチが流行りである。そんな中で吉田修一はあえて、“リアル”みたいなものにこだわっている気がする。浜崎あゆみの歌詞を引用する作家なんて他にはまずいないだろう。陳腐で同じ内容を呪詛のように繰り返す浜崎あゆみの歌は文学的には評価されないだろうし、出来れば目をつぶりたい存在だ。だがメガヒットも、求めている大衆がいるということも“リアル”である。良し悪しや好き嫌いではなく、現代社会の風俗をスーパーリアリズムに写し取る、というのがこの作者の姿勢だと思う。先行する作家に村上龍がいると思うが、村上龍初期のダイナミズムや、近年のギミックといったわかりやすさは吉田修一にはあまり感じられない。
 本作は、まさに現代日本を象徴するような都市“大宮”のランドマーク・タワーの建築に携わる2人の人物が主役である。2人は同じプロジェクトに関わりながらお互いを知るわけではない。建築家と鉄筋工、妻帯者と独り者、都会人と地方出身者と対照的な2人の“リアル”は、しかしながらパラレルの関係にある。このランドマークが象徴するように2人のそれぞれの“リアル”はちょっとした設計ミスで弾け飛び、一気に崩壊してしまう危うさを抱えているのだ。
 本作が残念なのは、現代社会の活写だけで読者に伝えるべきニュアンスに、時々作者の説明が蛇足的に加わってしまう点、そして小説の最後がまるで舞台演劇のようにシンボリックな終わり方をする点だ。
 それでも、あえてヴァーチャルという手口を使わずに現代の“リアル”を捕捉しようとする作者の姿勢と力量は十二分に感じ取ることが出来る。紛れも泣く現代の“リアル”を描いた作品だ。
ランドマーク Amazon書評・レビュー: ランドマークより
4062124823
No.41
(3pt)

ヴァーチャルを禁じ手に、現代の“リアル”を描く吉田修一の世界

吉田修一は最近では珍しい、“現代社会”と向き合う作家である。最近の小説は、「過去」と「現在」あるいは「現実」と「幻想」を行き来する“ヴァーチャル”で“おたく”なアプローチが流行りである。そんな中で吉田修一はあえて、“リアル”みたいなものにこだわっている気がする。浜崎あゆみの歌詞を引用する作家なんて他にはまずいないだろう。陳腐で同じ内容を呪詛のように繰り返す浜崎あゆみの歌は文学的には評価されないだろうし、出来れば目をつぶりたい存在だ。だがメガヒットも、求めている大衆がいるということも“リアル”である。良し悪しや好き嫌いではなく、現代社会の風俗をスーパーリアリズムに写し取る、というのがこの作者の姿勢だと思う。先行する作家に村上龍がいると思うが、村上龍初期のダイナミズムや、近年のギミックといったわかりやすさは吉田修一にはあまり感じられない。
 本作は、まさに現代日本を象徴するような都市“大宮”のランドマーク・タワーの建築に携わる2人の人物が主役である。2人は同じプロジェクトに関わりながらお互いを知るわけではない。建築家と鉄筋工、妻帯者と独り者、都会人と地方出身者と対照的な2人の“リアル”は、しかしながらパラレルの関係にある。このランドマークが象徴するように2人のそれぞれの“リアル”はちょっとした設計ミスで弾け飛び、一気に崩壊してしまう危うさを抱えているのだ。
 本作が残念なのは、現代社会の活写だけで読者に伝えるべきニュアンスに、時々作者の説明が蛇足的に加わってしまう点、そして小説の最後がまるで舞台演劇のようにシンボリックな終わり方をする点だ。
 それでも、あえてヴァーチャルという手口を使わずに現代の“リアル”を捕捉しようとする作者の姿勢と力量は十二分に感じ取ることが出来る。紛れも泣く現代の“リアル”を描いた作品だ。
ランドマーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ランドマーク (講談社文庫)より
B00GD6EWD6
No.40
(3pt)

ヴァーチャルを禁じ手に、現代の“リアル”を描く吉田修一の世界

吉田修一は最近では珍しい、“現代社会”と向き合う作家である。最近の小説は、「過去」と「現在」あるいは「現実」と「幻想」を行き来する“ヴァーチャル”で“おたく”なアプローチが流行りである。そんな中で吉田修一はあえて、“リアル”みたいなものにこだわっている気がする。浜崎あゆみの歌詞を引用する作家なんて他にはまずいないだろう。陳腐で同じ内容を呪詛のように繰り返す浜崎あゆみの歌は文学的には評価されないだろうし、出来れば目をつぶりたい存在だ。だがメガヒットも、求めている大衆がいるということも“リアル”である。良し悪しや好き嫌いではなく、現代社会の風俗をスーパーリアリズムに写し取る、というのがこの作者の姿勢だと思う。先行する作家に村上龍がいると思うが、村上龍初期のダイナミズムや、近年のギミックといったわかりやすさは吉田修一にはあまり感じられない。
 本作は、まさに現代日本を象徴するような都市“大宮”のランドマーク・タワーの建築に携わる2人の人物が主役である。2人は同じプロジェクトに関わりながらお互いを知るわけではない。建築家と鉄筋工、妻帯者と独り者、都会人と地方出身者と対照的な2人の“リアル”は、しかしながらパラレルの関係にある。このランドマークが象徴するように2人のそれぞれの“リアル”はちょっとした設計ミスで弾け飛び、一気に崩壊してしまう危うさを抱えているのだ。
 本作が残念なのは、現代社会の活写だけで読者に伝えるべきニュアンスに、時々作者の説明が蛇足的に加わってしまう点、そして小説の最後がまるで舞台演劇のようにシンボリックな終わり方をする点だ。
 それでも、あえてヴァーチャルという手口を使わずに現代の“リアル”を捕捉しようとする作者の姿勢と力量は十二分に感じ取ることが出来る。紛れも泣く現代の“リアル”を描いた作品だ。
ランドマーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ランドマーク (講談社文庫)より
4062757982
No.39
(3pt)

作者の小説的意図が透けてしまう

「大宮スパイラル」は各フロアがねじれながら、

巨大な螺旋を描いて天を衝くような構造のビル。

このビルに投影されて描かれるのは、都市生活の秩序と整合性、そしてその中にある個という、

相反する要素が内包する矛盾と歪み、そして今にも崩壊してしまいそうな危うさである。

ただ、対象が巨大ビルというものであったために、

ある程度 建築工学的な説明を展開せざるを得なかった面が見られ、それがやや鬱陶しい。

勿論人物の叙述を使うなどしてそれを読者に意識させないようにはしているものの、

作者としても「これが伝わるのか?」という迷いがあったように感じてならない。

最終局面におけるくどいまでの反復は、そのあたりが表面化しているのではないだろうか。

そういった作為的な面を読者に感じさせてしまう面、完成度の高い作品とは思えなかった。

ここ最近の吉田作品を見ていてどうしても気になるのが、

映画、曲、ブランド、などといった固有名詞から人物の横顔や空気を

描こうとする点である。

共感を呼ぶにはリアルだとは思うものの、これが「同時代性」を失った時には、

あっという間に陳腐化してしまう危惧がある。

リアルな現代を描き出すということに対する拘りであるならば、

それも良いのだが、普遍的な表現でもそれは達成できるはずである。

吉田修一の筆力をもってすれば。
ランドマーク Amazon書評・レビュー: ランドマークより
4062124823
No.38
(3pt)

作者の小説的意図が透けてしまう

「大宮スパイラル」は各フロアがねじれながら、

巨大な螺旋を描いて天を衝くような構造のビル。

このビルに投影されて描かれるのは、都市生活の秩序と整合性、そしてその中にある個という、

相反する要素が内包する矛盾と歪み、そして今にも崩壊してしまいそうな危うさである。

ただ、対象が巨大ビルというものであったために、

ある程度 建築工学的な説明を展開せざるを得なかった面が見られ、それがやや鬱陶しい。

勿論人物の叙述を使うなどしてそれを読者に意識させないようにはしているものの、

作者としても「これが伝わるのか?」という迷いがあったように感じてならない。

最終局面におけるくどいまでの反復は、そのあたりが表面化しているのではないだろうか。

そういった作為的な面を読者に感じさせてしまう面、完成度の高い作品とは思えなかった。

ここ最近の吉田作品を見ていてどうしても気になるのが、

映画、曲、ブランド、などといった固有名詞から人物の横顔や空気を

描こうとする点である。

共感を呼ぶにはリアルだとは思うものの、これが「同時代性」を失った時には、

あっという間に陳腐化してしまう危惧がある。

リアルな現代を描き出すということに対する拘りであるならば、

それも良いのだが、普遍的な表現でもそれは達成できるはずである。

吉田修一の筆力をもってすれば。
ランドマーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ランドマーク (講談社文庫)より
B00GD6EWD6
No.37
(3pt)

作者の小説的意図が透けてしまう

「大宮スパイラル」は各フロアがねじれながら、

巨大な螺旋を描いて天を衝くような構造のビル。

このビルに投影されて描かれるのは、都市生活の秩序と整合性、そしてその中にある個という、

相反する要素が内包する矛盾と歪み、そして今にも崩壊してしまいそうな危うさである。

ただ、対象が巨大ビルというものであったために、

ある程度 建築工学的な説明を展開せざるを得なかった面が見られ、それがやや鬱陶しい。

勿論人物の叙述を使うなどしてそれを読者に意識させないようにはしているものの、

作者としても「これが伝わるのか?」という迷いがあったように感じてならない。

最終局面におけるくどいまでの反復は、そのあたりが表面化しているのではないだろうか。

そういった作為的な面を読者に感じさせてしまう面、完成度の高い作品とは思えなかった。

ここ最近の吉田作品を見ていてどうしても気になるのが、

映画、曲、ブランド、などといった固有名詞から人物の横顔や空気を

描こうとする点である。

共感を呼ぶにはリアルだとは思うものの、これが「同時代性」を失った時には、

あっという間に陳腐化してしまう危惧がある。

リアルな現代を描き出すということに対する拘りであるならば、

それも良いのだが、普遍的な表現でもそれは達成できるはずである。

吉田修一の筆力をもってすれば。
ランドマーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ランドマーク (講談社文庫)より
4062757982
No.36
(4pt)

歪み

人間が永遠に理解できないものは人の気持ちだ。

相手の気持ちを確かめようとし、自分の気持ちを確かめようとする。

もしくは、思い込むことで分かったふりをする。

人は何かを証明をするために、目に見える形で表さなければならなくなる。

心に歪みを持った人間達が、ねじれた塔を作り上げる。

ランドマークはそんな歪んだ心の象徴的な存在。
ランドマーク Amazon書評・レビュー: ランドマークより
4062124823
No.35
(4pt)

歪み

人間が永遠に理解できないものは人の気持ちだ。

相手の気持ちを確かめようとし、自分の気持ちを確かめようとする。

もしくは、思い込むことで分かったふりをする。

人は何かを証明をするために、目に見える形で表さなければならなくなる。

心に歪みを持った人間達が、ねじれた塔を作り上げる。

ランドマークはそんな歪んだ心の象徴的な存在。
ランドマーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ランドマーク (講談社文庫)より
B00GD6EWD6
No.34
(4pt)

歪み

人間が永遠に理解できないものは人の気持ちだ。

相手の気持ちを確かめようとし、自分の気持ちを確かめようとする。

もしくは、思い込むことで分かったふりをする。

人は何かを証明をするために、目に見える形で表さなければならなくなる。

心に歪みを持った人間達が、ねじれた塔を作り上げる。

ランドマークはそんな歪んだ心の象徴的な存在。
ランドマーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ランドマーク (講談社文庫)より
4062757982
No.33
(4pt)

ねじれから導かれるもの。

ねじれ構造を持つ「スパイラル」。

そんな象徴的な建物を建設するために働く二人を中心に、

物語はカウントダウンと共に展開する。

 10、唇にキスして。9、私の髪を撫でて。

 8、私に触れて。ゆっくりと。ゆっくりと。

 7、そのまま!そして、まっすぐにナンバー1に向かいましょう。ナンバー1に。

 6、唇。5、指。4、プレイ。

 3、……ナンバー1に。ナンバー1に。

 キスして。髪を撫でて。私に触れて。

 まっすぐに。ナンバー1に。

 ゆっくりと。ナンバー1に……。

序盤に提示されるこの歌によって、物語の結末は“予感”させられる。

ナンバー1で果たして何が起こるのか。

この物語はねじれから導かれる解放と崩壊を描いている。

なかなか楽しく読めた。
ランドマーク Amazon書評・レビュー: ランドマークより
4062124823
No.32
(4pt)

ねじれから導かれるもの。

ねじれ構造を持つ「スパイラル」。

そんな象徴的な建物を建設するために働く二人を中心に、

物語はカウントダウンと共に展開する。

 10、唇にキスして。9、私の髪を撫でて。

 8、私に触れて。ゆっくりと。ゆっくりと。

 7、そのまま!そして、まっすぐにナンバー1に向かいましょう。ナンバー1に。

 6、唇。5、指。4、プレイ。

 3、……ナンバー1に。ナンバー1に。

 キスして。髪を撫でて。私に触れて。

 まっすぐに。ナンバー1に。

 ゆっくりと。ナンバー1に……。

序盤に提示されるこの歌によって、物語の結末は“予感”させられる。

ナンバー1で果たして何が起こるのか。

この物語はねじれから導かれる解放と崩壊を描いている。

なかなか楽しく読めた。
ランドマーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ランドマーク (講談社文庫)より
B00GD6EWD6
No.31
(4pt)

ねじれから導かれるもの。

ねじれ構造を持つ「スパイラル」。

そんな象徴的な建物を建設するために働く二人を中心に、

物語はカウントダウンと共に展開する。

 10、唇にキスして。9、私の髪を撫でて。

 8、私に触れて。ゆっくりと。ゆっくりと。

 7、そのまま!そして、まっすぐにナンバー1に向かいましょう。ナンバー1に。

 6、唇。5、指。4、プレイ。

 3、……ナンバー1に。ナンバー1に。

 キスして。髪を撫でて。私に触れて。

 まっすぐに。ナンバー1に。

 ゆっくりと。ナンバー1に……。

序盤に提示されるこの歌によって、物語の結末は“予感”させられる。

ナンバー1で果たして何が起こるのか。

この物語はねじれから導かれる解放と崩壊を描いている。

なかなか楽しく読めた。
ランドマーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ランドマーク (講談社文庫)より
4062757982
No.30
(2pt)

理解できない部分が・・・

そのビルを設計した者、そのビルを建てている者。彼らには彼らの、それぞれの人生がある。ビルはねじれたままで、存在し続けることができるのか?ビルの姿におのれの人生を重ね合わせている男たち。彼らは、自分たちの人生もどこかねじれていると、感じているに違いない。良治の人生が、全てを物語っているような気がした。内容的には理解できない部分があったのがちょっと残念!
ランドマーク Amazon書評・レビュー: ランドマークより
4062124823