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下鴨アンティーク アリスと紫式部
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下鴨アンティーク アリスと紫式部の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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一番気になったのが、えせとまではいかないが不自然な京都弁。いまどきの高校生にしたらやたら古臭いし微妙に違う。「読んでるん?→読んどるん?」「言うてる→言うとる」「表してるんや→表しとるんや」と、ほぼすべての「て(で)」が「と(ど)」になっており、引っかかってしまった。あと、京都は「いてはる」とは言わずに「いはる」と言うことが多い。過剰に強調され、しかもところどころおかしい言葉遣いのせいで、スムーズに読み進みにくかった。作者は中部・東海のご出身かつ在住のようなので、無理な京都弁を用いない方が良かった気がする。これを読んで、京都弁だと思われませんように。 物語は、他の方もおっしゃっていたが、人物の設定(准教授の居候など)も無理があり、ミステリーというほどのわくわくもなくただのファンタジーで漫画みたい(と思ったら、すでに漫画化されていた)。着物がテーマになっているというので読んだが、大人の鑑賞に堪えるレベルではなかった。ただ、ヒロインは可愛い感じの性格が伝わってくるので、軽いノベルだと思えば好感は持てる。 最近、着物や仕立て屋をテーマにした小説がいくつか刊行されていて主旨はとっても評価するが、どれも中身が薄っぺらくて小説というのは物足りないものばかり。もっと着物を理解している深い作品がないものか。 | ||||
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最近増えてると思うんですが、ファンタジーをミステリーって売り出す出版社及び編集者ほんと消えて欲しいです。着物ミステリーというあらすじに惹かれ買ってしまいました。期待からは外れたものでがっかりでした。買わなきゃ良かった。 | ||||
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本の装丁と着物というキーワードに魅かれて読んでみました。 関西弁になじみが無い自分でもテンポよく感じる文章や、着物にまつわる文学の知識、解決するための方法など、いいと思ったところは多いです。 ただ、登場人物が一昔前の少女マンガのようで陳腐です。 主人公はいいとして、年の離れた兄とその友人の若き准教授(どっちもそれなりにもてる)。 特に後者の慧は、設定を付けすぎかな、と思います。 准教授くらいの地位なら、専門外の分野の知識を入れる余裕はないと思いますし、居候という身分がちぐはぐです。 大学が休みで家にいるとか、家事の分担とかやってられないです。 着物の謎解きの部分も、大半が彼のアドバイスやサポートで解決、という流れで、ワンパターンかなと思いました。 主人公の恋愛的な展開も予想できそうで新鮮味が無いので、次巻を読むのは考えています。 彼の役割を別の人物に振り分けるとか(それっぽい人が出てきますが、)、主人公の学校のメンバーで解決するとか、もっと物語が進む領域を広げて、恋愛色を薄めにした方が好みです。 コバルト文庫や甘い少女マンガが好きなら好みかと思います。 | ||||
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オレンジ文庫の創刊ラインナップとしてオススメされていたので読みました。 短編3つからなる構成で、不思議な力を持ったアンティーク着物にまつわる物語と、 女子高生ヒロインと下宿人の準教授ヒーローとの淡い恋愛模様が描かれています。 あらすじにはミステリーと書いてあったけど、 どの話も着物の不思議な力を軸に話が進みむので、謎解き要素は薄いです。 事件はそれぞれ着物の柄や、源氏物語などの古典をモチーフに進んでいきますが、 普段目にしない難しい言葉がたくさん使われているので 古典や着物になじみの無い人間が読むのは辛いと思います。 ヒロインは男性が苦手な美少女で、着物マニアの旧家の娘。 美形の兄と美形の下宿人に可愛がられているという設定で、 恋愛描写も子供っぽいというか、少女漫画のような甘さでした。 新レーベルなのでもうちょっと大人っぽくてしっかりとしたお話を期待していたので残念です。 全体的にライトノベル色が強く、コバルト文庫から出版されている作品を、舞台だけ現代日本に置き換えたような感じでした。 | ||||
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