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赤い指



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【この小説が収録されている参考書籍】
赤い指
赤い指 (講談社文庫)

赤い指の評価: 3.97/5点 レビュー 298件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全208件 201~208 11/11ページ
No.8:
(4pt)

『超・殺人事件』や『名探偵の掟』で

東野ファンになった変人ミステリーマニアにはこの作品は甘すぎます。東野ファンなら半分くらい読み進めれば題名『赤い指』も理解できますしラストの婆さんの心情は文中に伏線もなく作者自身よくおっしゃってる『ご都合主義』そのもの。やや不完全燃焼気味に読み進めてラスト数ページ。ありました、東野ワールドが。読者にも理解できるように文中に伏線が張ってあり『やられた』っと。同時に泣けました。東野作品で泣いたのはこれが初めて。私も私の父も同じ趣味なもので。これ以上はネタバレなんでやめておきます。
『東京タワー』に似てるっという方もいらっしゃいますが私は『半落ち』に似ているなと思いました。初めて東野作品を読まれる方にはお勧めできませんが東野作品がいくつか読まれた方にはいいと思います。なので星4つに。
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
4062135264
No.7:
(5pt)

現代社会が抱えている問題

東野圭吾氏の作品を読んだのは初めてであった。きっかけは新聞に掲載されていた広告であったが、介護・引きこもり・希薄な親子関係・父親の家庭への無関心等々、現代社会の抱えている多くの問題が作品内で提起されており、一気に完読できた。
特に高齢化社会を目前に控えて母親の介護に苦慮する息子夫婦の複雑な心境や、母親の間違った子供への愛情がわがままな子供を育て悲劇を起こしてしまった、といった点が興味深い。
表紙をみると、ミステリー作品との印象を受けるが、内容は親子の絆がテーマになっているため、恐かったという印象は全くなかった。
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
4062135264
No.6:
(4pt)

『超・殺人事件』や『名探偵の掟』で

東野ファンになった変人ミステリーマニアにはこの作品は甘すぎます。東野ファンなら半分くらい読み進めれば題名『赤い指』も理解できますしラストの婆さんの心情は文中に伏線もなく作者自身よくおっしゃってる『ご都合主義』そのもの。やや不完全燃焼気味に読み進めてラスト数ページ。ありました、東野ワールドが。読者にも理解できるように文中に伏線が張ってあり『やられた』っと。同時に泣けました。東野作品で泣いたのはこれが初めて。私も私の父も同じ趣味なもので。これ以上はネタバレなんでやめておきます。

『東京タワー』に似てるっという方もいらっしゃいますが私は『半落ち』に似ているなと思いました。初めて東野作品を読まれる方にはお勧めできませんが東野作品がいくつか読まれた方にはいいと思います。なので星4つに。
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
4062135264
No.5:
(5pt)

『東京タワー』と同じ・・・!!

この本を読んだ直後、姉に母に父に薦めたいと強く思いました。これは、リリーフランキーさんの『東京タワー』を読んだあとの感覚と非常に似ているものでした。しかし、『東京タワー』とは全く違う親子、家族のあり方がここにはあります。
こんなに家族について考えさせられるミステリーは見たことがありません。というか、これをミステリーと呼んでいいのでしょうか?
東野作品トップ3に入ります!!
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
4062135264
No.4:
(5pt)

贖罪の仕方

かなり激しく心を揺さぶられます。程度の大小ことありすれ、誰もが持っている、慙愧の念をどう克服するか、という思いを描ききった作品だと思います。深い深い後悔に対して、それへの贖罪のあり方を、問いかけているように思います。内省的で、自律的で、かつ、「男は黙ってサッポロビール」的な、自分が何を考えそうしているのかを誰にも明かそうとせずに、その贖罪をしようとする、人間像に心惹かれます。
ただ、あえて言えば、年老いて痴呆症となった母についての設定は、やや無理があるように思いますし、リアリティを損なうように思いますが、筆者はそうまでしてまで、前段の主題を描きたかったのだろうかと推察しています。
東野圭吾作品は全て読んでいますが、異なった視点から、よくぞここまで人間の心理のあやと動きを描ききるものだと、この人は天才だと、読後にはいつも思います。
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
4062135264
No.3:
(5pt)

家族の絆とは・・・

いじめに遭い心を閉ざした息子、息子の顔色を伺う妻、認知症の母親・・・。
それらから、仕事を理由に家族から逃げるサラリーマン・前原の悪夢の2日間が始まる。
直木賞受賞後第一作。
加賀恭一郎シリーズ第7弾は、現代の家族の抱えるさまざまな問題点を描いた。
前6作を読んでいなくても、話が分かる作りになっている。
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
4062135264
No.2:
(5pt)

家族の絆って…

ハッキリ言って最初の方は読んでいて気分が悪くなった。人間の老いや人間の異常性が生々しく思えて読むのが辛かった。しかし!さすが東野さんです。加賀さんが出てきてからはいつも以上に引き込まれました。家族の絆はないようであるのかな…。でも本人の思いなんてたとえ家族であろうと理解出来ないものなんでしょう。それが悲しいですね。そして最近の犯罪ってこんな理由がほとんどなんだろうな。今回の加賀さんはパートナーがパートナーだけに今までとは違っていて、内面の加賀さんが強く出ていたと思う。それもまたかっこよくて素敵でした。そして加賀さんたちのような父子関係も一つの家族の絆として美しく思えました。最後にはやはり号泣…。タイトル「赤い指」もうまい!
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
4062135264
No.1:
(5pt)

年をとるって、家族って悲しいと思った。

どうして、「赤い指」なのか? それは、読んでみて初めてわかる事だと思います。東野圭吾特有の世界はやはり読み応え十分です。惹き付けられるように読んでしまうのは、宮部みゆきと桐野夏生と東野圭吾位でしょうか?東野フリークなら、読んで「ああ、正解だった」というような感想です。
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
4062135264

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