黒祠の島

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評判

黒祠の島の評価:

3.62/5点 レビュー 93件。 C ランク

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平均点3.62pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全159件 101〜120 6/8ページ
No.59
(2pt)

狙いがサッパリ見えない凡作

夜叉島と言う邪教が支配する孤島を舞台にした作品。物語は調査事務所の式部が失踪した葛木と言う女性を追って、葛木の出身地の夜叉島に辿り着く所から始まる。島の住民は余所者に対して徹底的に閉鎖的で、特別な神事を行なっている事が冒頭で説明される。
島に着いた式部の目に夥しい風鈴と風車が映った。式部はまず民宿を訪れるが、閉鎖的な島に民宿がある事自体オカシイ。村には元網元で絶対的権力者の神領家があり、葛木と連れの女性麻理はその神領家へ行った事が島への宅配業者の口から示唆される。そして、式部は葛木の実家から最近のものと思われる大量の血痕を発見する一方、派遣医泰田から、数日前、神社の木に逆さに磔にされた全身焼け爛れの女性の全裸死体を発見した事を聞かされる。その形跡が完全に隠蔽された事も。麻理が神領家の当主の隠し子だった事も判明する。葛木の父、麻理の母が過去のほぼ同時期に殺害された事も。
しかし、このような無法状態の孤島で、葛木の捜索に来た式部が、身の危険を全く省みずに平然と捜査を強行する行動原理が不可解。無事でいられる方が不思議なのに、作者はこの矛盾に目を瞑っている。民宿の主人や老母や分家の当主が島の秘密をベラベラと喋るのも島人の設定を考えれば奇異。本来は式部が骨身を削って調べる所だろう。ご都合主義が過ぎる。「黒祀の島」と言う仰々しい題名の割には雰囲気作りも平凡の極み。第一、祭祀権を握る絶対権力者が支配する因習の島での本家・分家争いを中心とした因果譚や、守護の役割なんて既視感があり過ぎる。帯に「実力派の初の本格推理」とあるのが虚しい出来。これなら、濃厚な伝奇ホラー味に徹した方が作者の持ち味が出たと思う。狙いがサッパリ見えない凡作。
黒祠の島 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (ノン・ノベル)より
4396207085
No.58
(2pt)

狙いがサッパリ見えない凡作

夜叉島と言う邪教が支配する孤島を舞台にした作品。物語は調査事務所の式部が失踪した葛木と言う女性を追って、葛木の出身地の夜叉島に辿り着く所から始まる。島の住民は余所者に対して徹底的に閉鎖的で、特別な神事を行なっている事が冒頭で説明される。
島に着いた式部の目に夥しい風鈴と風車が映った。式部はまず民宿を訪れるが、閉鎖的な島に民宿がある事自体オカシイ。村には元網元で絶対的権力者の神領家があり、葛木と連れの女性麻理はその神領家へ行った事が島への宅配業者の口から示唆される。そして、式部は葛木の実家から最近のものと思われる大量の血痕を発見する一方、派遣医泰田から、数日前、神社の木に逆さに磔にされた全身焼け爛れの女性の全裸死体を発見した事を聞かされる。その形跡が完全に隠蔽された事も。麻理が神領家の当主の隠し子だった事も判明する。葛木の父、麻理の母が過去のほぼ同時期に殺害された事も。
しかし、このような無法状態の孤島で、葛木の捜索に来た式部が、身の危険を全く省みずに平然と捜査を強行する行動原理が不可解。無事でいられる方が不思議なのに、作者はこの矛盾に目を瞑っている。民宿の主人や老母や分家の当主が島の秘密をベラベラと喋るのも島人の設定を考えれば奇異。本来は式部が骨身を削って調べる所だろう。ご都合主義が過ぎる。「黒祀の島」と言う仰々しい題名の割には雰囲気作りも平凡の極み。第一、祭祀権を握る絶対権力者が支配する因習の島での本家・分家争いを中心とした因果譚や、守護の役割なんて既視感があり過ぎる。帯に「実力派の初の本格推理」とあるのが虚しい出来。これなら、濃厚な伝奇ホラー味に徹した方が作者の持ち味が出たと思う。狙いがサッパリ見えない凡作。
黒祠の島 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (祥伝社文庫)より
4396331649
No.57
(2pt)

狙いがサッパリ見えない凡作

夜叉島と言う邪教が支配する孤島を舞台にした作品。物語は調査事務所の式部が失踪した葛木と言う女性を追って、葛木の出身地の夜叉島に辿り着く所から始まる。島の住民は余所者に対して徹底的に閉鎖的で、特別な神事を行なっている事が冒頭で説明される。
島に着いた式部の目に夥しい風鈴と風車が映った。式部はまず民宿を訪れるが、閉鎖的な島に民宿がある事自体オカシイ。村には元網元で絶対的権力者の神領家があり、葛木と連れの女性麻理はその神領家へ行った事が島への宅配業者の口から示唆される。そして、式部は葛木の実家から最近のものと思われる大量の血痕を発見する一方、派遣医泰田から、数日前、神社の木に逆さに磔にされた全身焼け爛れの女性の全裸死体を発見した事を聞かされる。その形跡が完全に隠蔽された事も。麻理が神領家の当主の隠し子だった事も判明する。葛木の父、麻理の母が過去のほぼ同時期に殺害された事も。
しかし、このような無法状態の孤島で、葛木の捜索に来た式部が、身の危険を全く省みずに平然と捜査を強行する行動原理が不可解。無事でいられる方が不思議なのに、作者はこの矛盾に目を瞑っている。民宿の主人や老母や分家の当主が島の秘密をベラベラと喋るのも島人の設定を考えれば奇異。本来は式部が骨身を削って調べる所だろう。ご都合主義が過ぎる。「黒祀の島」と言う仰々しい題名の割には雰囲気作りも平凡の極み。第一、祭祀権を握る絶対権力者が支配する因習の島での本家・分家争いを中心とした因果譚や、守護の役割なんて既視感があり過ぎる。帯に「実力派の初の本格推理」とあるのが虚しい出来。これなら、濃厚な伝奇ホラー味に徹した方が作者の持ち味が出たと思う。狙いがサッパリ見えない凡作。
黒祠の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (新潮文庫)より
4101240280
No.56
(2pt)

3回も…

こんなに印象的なタイトルなのに、きれいに忘れて、なんと3回も買ってしまった。
「あ、この題名面白そう」と3回買ったということです。アホですね。
そのたびに、冒頭近くの「風車」の描写で早々と思い出すわけです(笑)。
「うわーっ、またやってしまった!」と(笑)。
因習の島という閉鎖社会の不気味な雰囲気が、とても良く書けていると思う。
最後でホッとできるので、後味も悪くないし。
ただ、探偵役に魅力がないのと、殺される人の数が少ない(笑)のとで、あまり気持は入りませんでした。
文章も、決して下手ではないが、平凡で事務的だし。
ともかく、4回目をやらないように気をつけなくては(笑)。
(と思っても、ずっと手元に残しておきたい程の作品ではないので、毎回処分してしまう。だから次もやるかもしれない)
黒祠の島 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (ノン・ノベル)より
4396207085
No.55
(2pt)

3回も…

こんなに印象的なタイトルなのに、きれいに忘れて、なんと3回も買ってしまった。
「あ、この題名面白そう」と3回買ったということです。アホですね。
そのたびに、冒頭近くの「風車」の描写で早々と思い出すわけです(笑)。
「うわーっ、またやってしまった!」と(笑)。
因習の島という閉鎖社会の不気味な雰囲気が、とても良く書けていると思う。
最後でホッとできるので、後味も悪くないし。
ただ、探偵役に魅力がないのと、殺される人の数が少ない(笑)のとで、あまり気持は入りませんでした。
文章も、決して下手ではないが、平凡で事務的だし。
ともかく、4回目をやらないように気をつけなくては(笑)。
(と思っても、ずっと手元に残しておきたい程の作品ではないので、毎回処分してしまう。だから次もやるかもしれない)
黒祠の島 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (祥伝社文庫)より
4396331649
No.54
(2pt)

3回も…

こんなに印象的なタイトルなのに、きれいに忘れて、なんと3回も買ってしまった。
「あ、この題名面白そう」と3回買ったということです。アホですね。
そのたびに、冒頭近くの「風車」の描写で早々と思い出すわけです(笑)。
「うわーっ、またやってしまった!」と(笑)。
因習の島という閉鎖社会の不気味な雰囲気が、とても良く書けていると思う。
最後でホッとできるので、後味も悪くないし。
ただ、探偵役に魅力がないのと、殺される人の数が少ない(笑)のとで、あまり気持は入りませんでした。
文章も、決して下手ではないが、平凡で事務的だし。
ともかく、4回目をやらないように気をつけなくては(笑)。
(と思っても、ずっと手元に残しておきたい程の作品ではないので、毎回処分してしまう。だから次もやるかもしれない)
黒祠の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (新潮文庫)より
4101240280
No.53
(3pt)

気味の悪さを買う

「長編本格推理書下ろし」。本格好きの食指を動かすには、実に魅力的過ぎる文言だ。加えて小野不由美である。夫婦(夫=綾辻)揃って愛読している身としては、手に取ったのは至極当然の事だった。 失踪した女性作家を捜索する為に島に上陸した男性調査員。異端の信仰を通じて島を統制下に置く分限者を頂点とする排他的な島民達の妨害を受けながらの、彼の孤軍奮闘劇が幕を上げる。しかし、残虐極まりない形で発見される彼女の死体!過去の島内での連続殺人の発覚!間断のないスリルが、坂東眞砂子を思わせる土俗的狂気と調和して凄みを効かせてくる。 風車と風鈴に埋もれた邪教の島…。これだけでも既に、美しくも怖気立つ小野ワールドが全開だ。毎度の事ながら、奥ゆかしい文章と想像力の逞しさには唸らされる。更に、本作の眼目である宗教の蘊蓄には、大学時代に仏教を専攻していた彼女ならではの見せ場だけあって、その博覧振りに舌を巻いた。 本作は著者の夫が得意とする叙述トリックが使われている。本格ファンには嬉しい限りだが、その迫力と衝撃は夫にも負けない程の堅固なものだ。同じクローズドサークルでも、私は山荘ものよりは孤島ものの方が好きなのだが、綾辻の「十角館」と同じく舞台が大分(小野の故郷)なのが輪をかけてよい。両者を比較しながら読めば、より一層そそられる事、間違いなし。
黒祠の島 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (ノン・ノベル)より
4396207085
No.52
(5pt)

小説をラストから読み始める人には絶対にオススメできませんね

母がこのタイプで、どれだけ最初からトリックと犯人がバレてたら推理小説なんて面白くないじゃん!と言ってもやめないんですよね。むしろ最初から知ってるからこそ張り巡らされた伏線に気付いて、「あー成る程な、こーゆーことだったのか」って納得できて面白いって言い張るんです。う〜ん、納得いかない。そんでもって話したくてしょうがないらしくポロッとネタバレという爆弾を落っことす訳ですよ。果たしてコレはミステリなのか?という事はさておき、『そーなんだよね、気になってラストから読んじゃうんだよ』なんて共感したそこのアナタ、絶対読まない方がいい。この作品はラストのおぞましさへの驚愕――読者が震え恐怖し放心し、真実を知り得たことに狂喜するために全てのページが存在している、と言い切っても過言では無いからだ。己の身をバッサリと真っ二つに斬られるような鮮血の鮮やかさに満ちた衝撃。後ろから読んだばっかりに貴重な体験ができないなんて勿体無い事はしないで頂きたい。うっかりネタバレなんかしちゃった日には殺されるかも。小野不由美節炸裂の耽美な文章に酔いしれながら最初から最後まで舐めるように読むべし。私は彼女の文章が読めるだけで幸せを感じる。もはや小野不由美マニアで構わない。ひぐらしなんかと比べないでね、次元が違います。百歩譲って内容が似ているとしても、あっちは文章にBGMとイラストによる演出付き、文字だけで表現しきった小説と比べるのは……。それにこちらの発表の方が早いんです。因みに小野不由美さんはライトノベル出でありながらも幾つもの作品が各ミステリ大賞の最終候補までいく実力派ですが、ジャンル分けするなら絶対ホラーでしょう。他の作品では東亰異聞と屍鬼がオススメ。人間が恐ろし過ぎるよ、彼女の作品は。
黒祠の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (新潮文庫)より
4101240280
No.51
(4pt)

ちょっと地味めですが

実はこれ、横溝正史の短編を小野不由美が長編にリメイクしたものなんです、といわれたら信じてしまいそうな、そんな作品です。(もちろん違うんですよ、念のため。)
古い因習の残る島、猟奇的な殺人、といったおいしそうな材料が出てきます。
が、連続殺人が次々と起きるというわけではなく、全体に地味ではあります。
逆にいうと、その地味な話を、ここまで読ませてしまう作者の力量をほめるべきでしょう。
筆運び、細部へのこだわり。そんなものが作品を支えています。
細部へのこだわり、ということで、ひとつの例をあげます。
行方不明の人物を探す主人公が、ある重要人物と会談します。
そのとき、重要人物は、人払いしようとします。
しかし、まわりは逆らおうとします。
結局は、重要人物が重ねて人払いし、お付の者が「自分もついていますから」と押し切ります。
どうです。時代劇にでも出てきそうな、実にありきたりのシーンです。
最初読んだときには、まず大抵の人がすんなりと読み飛ばすでしょう。
しかし・・・。
全編を読み終わってから、再度読んでみてください。
まったく違った意味がこめられていることに気付いて、ぞっとするはずです。
私自身は、ここまで細部にこだわる作者の執念に、肌が粟立ちました。
読み終わってから、やたら尾をひく作品でした。
黒祠の島 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (祥伝社文庫)より
4396331649
No.50
(4pt)

ちょっと地味めですが

実はこれ、横溝正史の短編を小野不由美が長編にリメイクしたものなんです、といわれたら信じてしまいそうな、そんな作品です。(もちろん違うんですよ、念のため。)
古い因習の残る島、猟奇的な殺人、といったおいしそうな材料が出てきます。
が、連続殺人が次々と起きるというわけではなく、全体に地味ではあります。
逆にいうと、その地味な話を、ここまで読ませてしまう作者の力量をほめるべきでしょう。
筆運び、細部へのこだわり。そんなものが作品を支えています。
細部へのこだわり、ということで、ひとつの例をあげます。
行方不明の人物を探す主人公が、ある重要人物と会談します。
そのとき、重要人物は、人払いしようとします。
しかし、まわりは逆らおうとします。
結局は、重要人物が重ねて人払いし、お付の者が「自分もついていますから」と押し切ります。
どうです。時代劇にでも出てきそうな、実にありきたりのシーンです。
最初読んだときには、まず大抵の人がすんなりと読み飛ばすでしょう。
しかし・・・。
全編を読み終わってから、再度読んでみてください。
まったく違った意味がこめられていることに気付いて、ぞっとするはずです。
私自身は、ここまで細部にこだわる作者の執念に、肌が粟立ちました。
読み終わってから、やたら尾をひく作品でした。
黒祠の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (新潮文庫)より
4101240280
No.49
(3pt)

道具立てや描写は良いのですが…

道具立てや綿密な描写、文章や全体の構成等は素晴らしく、途中まではかなり楽しめました。しかし神領浅緋が登場しアリバイがどうの動機がこうのと語り始めた所で一気に醒めてしましました。座敷牢で下界から遮断された所で育てられた人間が、なんでそんなに俗っぽいのかと。座敷牢で西村京太郎でも教科書代わりにして育てられたのか。なんだかなぁ、という感じで終盤は惰性で読み続け、オチもいかにも取ってつけたようで白けました。まあミステリだからこんなものだと言われればそうかも知れませんが…。それでも途中まではかなりいい感じだったので星3つ、かな。
黒祠の島 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (祥伝社文庫)より
4396331649
No.48
(3pt)

道具立てや描写は良いのですが…

道具立てや綿密な描写、文章や全体の構成等は素晴らしく、途中まではかなり楽しめました。しかし神領浅緋が登場しアリバイがどうの動機がこうのと語り始めた所で一気に醒めてしましました。座敷牢で下界から遮断された所で育てられた人間が、なんでそんなに俗っぽいのかと。座敷牢で西村京太郎でも教科書代わりにして育てられたのか。なんだかなぁ、という感じで終盤は惰性で読み続け、オチもいかにも取ってつけたようで白けました。まあミステリだからこんなものだと言われればそうかも知れませんが…。それでも途中まではかなりいい感じだったので星3つ、かな。
黒祠の島 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (ノン・ノベル)より
4396207085
No.47
(5pt)

閉鎖的社会を書かせたら天下一品

 「屍鬼」を先に読んでしまったせいか、確かに皆さんおっしゃるように、ミステリーとしてはどうかなと思う。どちらかと言えばホラーだろうが、この人の作品の怖さは、人間を知り尽くしているところにある。タイトルにも書いたように、閉鎖的な田舎を書かせたら右に出る者はいない。
 ミステリーとしてはいま一つで、すぐに展開がわかってしまうから、書いても別に支障はないと勝手に判断して書かせてもらうが、このように生まれついての殺人者というのは、いるのだろうか。「羊たちの沈黙」のときも同じことを考えたが、あれは余計な蛇足がついて、レクター博士にはそうなるだけの過去があることが明らかになって、興ざめした。
 一番怖いセリフ「未来永劫だれも殺してはならないのなら、愉しみいうものがありません」。皆さん、どう思われるだろう。
黒祠の島 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (祥伝社文庫)より
4396331649
No.46
(5pt)

閉鎖的社会を書かせたら天下一品

 「屍鬼」を先に読んでしまったせいか、確かに皆さんおっしゃるように、ミステリーとしてはどうかなと思う。どちらかと言えばホラーだろうが、この人の作品の怖さは、人間を知り尽くしているところにある。タイトルにも書いたように、閉鎖的な田舎を書かせたら右に出る者はいない。
 ミステリーとしてはいま一つで、すぐに展開がわかってしまうから、書いても別に支障はないと勝手に判断して書かせてもらうが、このように生まれついての殺人者というのは、いるのだろうか。「羊たちの沈黙」のときも同じことを考えたが、あれは余計な蛇足がついて、レクター博士にはそうなるだけの過去があることが明らかになって、興ざめした。
 一番怖いセリフ「未来永劫だれも殺してはならないのなら、愉しみいうものがありません」。皆さん、どう思われるだろう。
黒祠の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (新潮文庫)より
4101240280
No.45
(3pt)

ひぐらしのなく頃に

島に古くから伝わる鬼、馬頭夜叉への信仰と、実際の連続殺人事件が複雑に絡み合い、謎が謎を呼ぶミステリーです。
今人気の「ひぐらしのなく頃に」に大変似ている印象を受けました。
ただ、私は物語半ばにてトリックがわかってしまったためか、淡々と進む物語が迫力不足で、動きも少ない上に舞台説明に時間がかかり、設定を生かし切れていない感がありました。
本格推理小説と言うよりは、ライトノベルズに近い感じを受けたのは、最後の種明かしのインパクトが強烈だったためかもしれません。
黒祠の島 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (祥伝社文庫)より
4396331649
No.44
(3pt)

ひぐらしのなく頃に

島に古くから伝わる鬼、馬頭夜叉への信仰と、実際の連続殺人事件が複雑に絡み合い、謎が謎を呼ぶミステリーです。
今人気の「ひぐらしのなく頃に」に大変似ている印象を受けました。
ただ、私は物語半ばにてトリックがわかってしまったためか、淡々と進む物語が迫力不足で、動きも少ない上に舞台説明に時間がかかり、設定を生かし切れていない感がありました。
本格推理小説と言うよりは、ライトノベルズに近い感じを受けたのは、最後の種明かしのインパクトが強烈だったためかもしれません。
黒祠の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (新潮文庫)より
4101240280
No.43
(4pt)

風車が・・・

軒下につるされた風鈴。
無数の風車。血だらけの廃屋。
静まり返った街、隠さなければならない神社・・・
前半は非常に気味が悪い、「ホラー」
後半は頭脳戦「ミステリー」
気味の悪さは秀逸。
土着の神の不気味さを味わいたいなら
是非読んでほしい作品です。
ストーリーですが、私は「カラクリ」がすぐにわかってしまったので
ちょっと残念ということで★4つにしました。
黒祠の島 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (祥伝社文庫)より
4396331649
No.42
(4pt)

風車が・・・

軒下につるされた風鈴。
無数の風車。血だらけの廃屋。
静まり返った街、隠さなければならない神社・・・
前半は非常に気味が悪い、「ホラー」
後半は頭脳戦「ミステリー」
気味の悪さは秀逸。
土着の神の不気味さを味わいたいなら
是非読んでほしい作品です。
ストーリーですが、私は「カラクリ」がすぐにわかってしまったので
ちょっと残念ということで★4つにしました。
黒祠の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (新潮文庫)より
4101240280
No.41
(4pt)

孤島に起きた惨劇を島ぐるみで、もみ消そうとするその謎とは?

若い二人が、夜叉島(黒祠の島)を訪れて行方がわからなくなった。往来船の社員は確かに島に渡るのを見たという。ところが島の住人は口を揃えて、「知らない」と答える。
さて、ふたりはどこへ消えたのか。そもそも何故こんな孤島を訪れたのか。そして起きてしまった惨殺な事件…。
謎が徐々に明かされにつれ、島の実態も暴かれていく。この辺の筆力は、さすが小野不由美先生である。
ただ、ほとんど事件の解明が聞き込みだけであること、あんなにかたくなに口を閉ざして島の住人があっさり口をわったことなどは、少し安易だった気がしないでもない。登場人物が似たようなキャラクターが多く、このあたりのディテールを書き込んでもらえたらもっといい作品になったのではないか。
設定やストーリーがいいだけに、実にもったいない。といわけで星4つの評価をつけた。
島の信仰が馬頭観音(実は海○だが)で、そのため黒祠の島と呼ばれるゆえんになった件は興味深く読ませてもらった(僕が仏像好きだからかもしれないけど)。
黒祠の島 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (祥伝社文庫)より
4396331649
No.40
(4pt)

孤島に起きた惨劇を島ぐるみで、もみ消そうとするその謎とは?

若い二人が、夜叉島(黒祠の島)を訪れて行方がわからなくなった。往来船の社員は確かに島に渡るのを見たという。ところが島の住人は口を揃えて、「知らない」と答える。
さて、ふたりはどこへ消えたのか。そもそも何故こんな孤島を訪れたのか。そして起きてしまった惨殺な事件…。
謎が徐々に明かされにつれ、島の実態も暴かれていく。この辺の筆力は、さすが小野不由美先生である。
ただ、ほとんど事件の解明が聞き込みだけであること、あんなにかたくなに口を閉ざして島の住人があっさり口をわったことなどは、少し安易だった気がしないでもない。登場人物が似たようなキャラクターが多く、このあたりのディテールを書き込んでもらえたらもっといい作品になったのではないか。
設定やストーリーがいいだけに、実にもったいない。といわけで星4つの評価をつけた。
島の信仰が馬頭観音(実は海○だが)で、そのため黒祠の島と呼ばれるゆえんになった件は興味深く読ませてもらった(僕が仏像好きだからかもしれないけど)。
黒祠の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (新潮文庫)より
4101240280