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ママの狙撃銃



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ママの狙撃銃の評価: 3.72/5点 レビュー 39件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.72pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

まあこんなもの

基本的に明るい作品だが所々違和感が残るほどのダークさが混じり、
読めないことはないがどうにもどちらつかずで中途半端
サスペンスとしても陰謀に巻き込まれて危機に陥ったりするわけではないので、
盛り上がりどころがない
まあ気楽に読むにはちょうどいいかもしれない
ママの狙撃銃Amazon書評・レビュー:ママの狙撃銃より
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No.5:
(3pt)

ハードボイルドというより、ユーモアミステリ

とはいえ、後味がそこまでいいわけでもないのです。
ユーモアミステリーとするなら、ヨーコは
最後自殺しようとする、なんてことはして欲しくないのです。
ハードボイルドで攻めるなら、
殺した亡霊が周りを取り囲むような描写はいらない。
どっちつかずなので、なんだかつまらないのですね。

この小説の中で、印象深いシーンは2つ。

アメリカで祖父から銃の特訓を受ける回想シーン。
やってることは結構過激なのですが、「北の国から」のようなほのぼの感があります。

そして、
いじめにあっている娘を守るため、いじめっ子を銃で脅すシーン。
いじめっ子がすっかり改心する、というありがちな展開にならないところがリアルですが。
私は「フライパン」しか持たない母ですが、子どものためなら包丁を持ち出せるか?と問いかけられた気がしました。

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No.4:
(3pt)

荻原ワールド全開。“奮闘する”ママ

何かに“奮闘する”人の姿をコメディータッチで描いて、しかも最後にはホロリとさせてくれるのが、デビュー作以来の荻原浩のお得意のパターンである。
ある時は村おこしの青年団員だったり、ある時は暴力団のCIを担当する広告マンだったり、ある時はハードボイルド小説に心酔する探偵だったり、ある時はヤクザの組長の息子を誘拐してしまった若者だったり、ある時は潰れそうなテーマパークを建て直す公務員だったり、またある時は人の言葉が分かる猿(?)だったり。
今回“奮闘する”のは、荻原ワールドでは初登場の、女性主人公である。福田曜子は、41才。結婚14年目でちょっと頼りないがやさしい旦那さんと、愛すべき中学生の娘と幼稚園の息子を持つ2児のママだ。やっと庭付きのマイホームを手に入れて、趣味のガーデニングに余念がない。
そんなある日、かかってきた電話。それは25年ぶりに「仕事」を依頼する男からのものだった。そう、曜子はかつてアメリカで祖父のエドに鍛えられ、一度だけ「仕事」をした経験のあるクウォーターのスナイパーだったのだ。
一度は断るのだが、夫がリストラにあい、さらには友人に騙されるに至ってついに立ち上がる。愛する家族を守り、23年残っている家のローンを払うため、娘をイジメから守るため、ママは“奮闘する”。
『明日の記憶』を知る読者には多少食い足りない作品かもしれないが、ここに、ファンにとっては待ってましたとばかりの、“たっぷり笑えて、しみじみ泣ける”、お馴染みの荻原浩の世界が展開するのである。
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No.3:
(3pt)

描写と内容にギャップが・・・

今は平凡な主婦だが、25年前はスナイパーという経歴の持ち主の曜子。暗殺依頼を家族の
ために断ろうとするが、彼女に、再び銃を手にする決心をさせたのが家庭の事情というのは
皮肉な話だ。冷酷な暗殺者に徹することができないまま曜子はターゲットに銃を向ける。
曜子の選んだ道にはやはり抵抗を感じる。殺人を犯した手で我が子に触れることは、私なら
絶対にできないだろう。描写はテンポがよく軽くてコメデイ風だが、いじめ、リストラ、殺人と
内容は重く、描写と内容の間にはかなりのギャップがある。読み手としては、それをどういう
ふうに受け止めて読めばいいのか悩んでしまった。読後も複雑な思いが残った。
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No.2:
(3pt)

主婦の立場で。

スナイパーだったという過去を隠してふつーの主婦になっている曜子。リストラされそうになる夫と、お金のかかる二人の子供を守るべく、再び仕事を引き受けて…。
荻原氏はテーマにするものがあまりに多岐にわたっていて、それが当たるとすごい面白いんですが、無理があるとどうも読み進めるのがつらくなってしましますね。本書はどちらかというと後者かなぁ〜?
私は主婦なので、苛められている娘の相手に詰め寄ることとか、スイミング大好きの息子を続けさせてやりたいと思う気持ちなど、曜子の感情に共感できる部分も多々ありましたが、やはり「暗殺者」という設定はあまりに突飛過ぎ、お金のためにその仕事に走ろうとする曜子の行動には理解不可能なものが。
でも、6歳の秀太くんはかわいかったですよ!
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No.1:
(3pt)

無知な自分には異世界の話。

僕のような、ガーデニング、銃、語学、料理に疎い人間にはしっくりこないのですが、その道に詳しい、もしくは精通している人にはとても面白い本になるはずです。話は変わっちゃいますけど、萌音という名前の子は実在するのかな?
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