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【金子薫】
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アルタッドに捧ぐの評価:
3.67/5点 レビュー 3件。 - ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点3.67pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。 未読の方はご注意ください
アルタッドに捧ぐ
いくらかの瑕疵はあるが、注目の作品(=新人)だと思う。
例えば、会話。
モイパラシアが照れくさそうに言った。
「僕は死んでしまったね」
「どうして死んだりしたの?」
「列車だよ」
「どうしてまた列車なんかに」
「寝転んで星を見ていたからだよ」
「でも、どうして」
「それは分からないよ」
「星はどうだった?」
「奇麗だった」
「それは良かった」
「ところでアルタッドのこと」
「大丈夫、預かるよ」
「頼んだからね」
「約束する」
なんてことのない会話文の一つ一つ、描写の一つ一つ、選ばれた文字の一つ一つが世界全体を積み重ねていきます。ただ、結び方に関しては作品で提示した思想との決着が美味くつけていない印象をうけました。そこは堂々としていてほしかった。