(短編集)

化石少女

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評判

化石少女の評価:

3.43/5点 レビュー 21件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.43pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 21〜32 2/2ページ
No.12
(4pt)

どんでん返し万歳

推理小説の醍醐味のどんでん返しに驚いた。検討違いで穴だらけの推理を披露する探偵まりあと、それを指摘してバッサリ切り捨てるワトソンの彰のやり取りが軽快でかなり面白かった。
まぁ、確かに一つの高校で一年以内にそんなに事件が?って言う疑問もあるけど、それを言ってたら探偵小説なんて読めないからね。
飛ばしているまりあと従僕は彰の関係も良かった。化石オタクな所も可愛かった!
化石少女 (徳間文庫 ま) Amazon書評・レビュー: 化石少女 (徳間文庫 ま)より
419894279X
No.11
(4pt)

この作家ならではのひねくれたミステリ

奇矯な主人公が、わけのわからない言動で生徒会を巻き込みつつ学園内をかき回すコメディ漫画、たとえば『究極超人あ〜る』(ゆうきまさみ)のミステリ版のような作品である。
探偵役は非常識でバカなお嬢様。学園内で起こった事件に、見当はずれの推理を展開しては、主人公に罵倒される。
だが・・・そこは麻耶雄嵩の作品。
ストーリーの進行に合わせて、ひねくれ度合も高まっていく。
「神様」シリーズや「貴族探偵」シリーズに比べれば、まだしもマトモだが、読む人を選ぶだろう。
化石少女 (徳間文庫 ま) Amazon書評・レビュー: 化石少女 (徳間文庫 ま)より
419894279X
No.10
(3pt)

あれ?という感じの本

おすすめ本として勧めてきた中で購入した1冊。内容については説明通り殺人事件が起こります。ただし、こんなにあり得ないだろうという状況。しかも結末はあら~!という感じでした。内容的には深くありません。アッという間に読み終えます。気軽にどうぞ。
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419894279X
No.9
(3pt)

ラストの驚きが物足りない…

麻耶さんの作品はとっても好きで、全て読んでいます。なので、ただでは終わらないということはわかってはいました。最後はこうかな~という予想を大きく超えてしまったアイデアを期待していたのですが…。こうなら面白いかな、という予想が当たってしまい、ちょっと残念。あらすじは面白かったのですが、最後は麻耶さんらしい予想できないくらいの驚きが欲しかったです。
化石少女 (文芸書) Amazon書評・レビュー: 化石少女 (文芸書)より
4198638780
No.8
(3pt)

ラストの驚きが物足りない…

麻耶さんの作品はとっても好きで、全て読んでいます。 なので、ただでは終わらないということはわかってはいました。 最後はこうかな~という予想を大きく超えてしまったアイデアを期待していたのですが…。 こうなら面白いかな、という予想が当たってしまい、ちょっと残念。 あらすじは面白かったのですが、最後は麻耶さんらしい予想できないくらいの驚きが欲しかったです。
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4198638780
No.7
(3pt)

普通にトリックが読めてしまった

麻耶さんの作品はとっても好きで、全て読んでいます。 なので、ただでは終わらないということはわかってはいました。 最後はこうかな~という予想を裏切ってくれるのを信じ読み続けましたが、やっぱり予想が当たってしまい、ちょっと残念。 もうひとひねり欲しかったです。
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No.6
(1pt)

話が冗長

化石に尋常ではない情熱を燃やす風変わりな女子校生と、その従者兼制御役的な男子高校生が
次々に殺人事件に遭遇する。
そして、その度に女子校生が特に証拠を詳細に検討するでもなく
犯人を 決めつけて 犯人から逆算して推理を展開するという話。
ただし、最後の事件以外は推理は投げっぱなしで真相は謎。

 コンセプト自体は面白い気もしますし、未解決の事件ばかりというのもいいのですが
単純に、読んでいて人物に魅力を感じるわけでもなく、冗長であまりオススメではないと感じました。
著者の『神様ゲーム』は面白いと感じたのですが。
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4198638780
No.5
(1pt)

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化石に尋常ではない情熱を燃やす風変わりな女子校生と、その従者兼制御役的な男子高校生が
次々に殺人事件に遭遇する。
そして、その度に女子校生が特に証拠を詳細に検討するでもなく
犯人を 決めつけて 犯人から逆算して推理を展開するという話。
ただし、最後の事件以外は推理は投げっぱなしで真相は謎。

 コンセプト自体は面白い気もしますし、未解決の事件ばかりというのもいいのですが
単純に、読んでいて人物に魅力を感じるわけでもなく、冗長であまりオススメではないと感じました。
著者の『神様ゲーム』は面白いと感じたのですが。
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4198638780
No.4
(4pt)

少女だけは良く描かれています。

魅力溢れる女子高生ですが、「さよなら神様」に見られる爽快感に欠けると思うので、4点にしました。謎は謎のまま読者に委ねるというのは、好きじゃないです。
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4198638780
No.3
(3pt)

やはり最後は麻耶展開が炸裂

タイトルから碧眼の少女系の異形大作ミステリーかと思ってしまうが、これまた連作短編集である。
麻耶氏の作品では初登場となる化石好きの女子高生と男子高校生のコンビが学園内での生徒連続殺人に巻き込まれる・・・と書くとユーモア青洲学園ミステリーとは麻耶氏にしては王道だなと思われるかもしれない。
が、やはり麻耶氏の作品である。通常の学園ミステリーとは異質の雰囲気であり、主人公の少女がいきなり生徒会のメンバーが犯人だと決めつけて、そこから逆算して犯行の推理を展開する。前作のさよなら神様と言わば同質の構造となっている。で、推理はするが犯人も逮捕されず、それが真相だったのか何も判明しないまま投げっぱなしで次の章へ移る。何じゃこれは・・・と思って最後まで読むと最後でこの作品のたくらみが分かり、まあ何とも麻耶氏の作品らしいなと納得させられるが、メインの謎解きが淡泊なのと、主人公が化石好きというのが全くトリックとは関係なく、生徒会選挙のネタもトリック以上に描きこまれているのに特に最後は何も絡んでこないなど、やや仕掛けた最後のギミックありきで、全体の小説としての面白さは麻耶作品としてはさほど面白くない。
麻耶入門に最適という意見もあるが、最初に本書を読んだら、次麻耶作品を更に読もうとは思わない危険性がある。
同じような趣向の短編集ならメルカトル鮎シリーズを読んだ方がいいだろう。
どうも、最近の麻耶作品は軽いやっつけ仕事みたいな作品が多い気がする。
まあ、徳間書店という推理作家があまり力の入った作品を発表しないレーベルであるので、こんなもんかという感じもするが、麻耶作品としては正直本書が一番全ての麻耶作品を読んだ感想ではイマイチな作品であった。
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4198638780
No.2
(3pt)

相変わらずなんとも言えない後味。

敷居が高く読む人を選ぶ作品。果たして売りあげは?宣伝して買わせても理解できるかは別の作品。
僕もこの人の作品は読んでる作品の方が少ないためこの本で作者の言いたいことまでは分かりませんが表面的な物語は分かりました。その下にあるテーゼというかまでは分かりませんでしたが(一時期よりは読み手に譲歩して分かりやすくなってきてると個人的には思います)。
一番最初にレビューした方がそのあたりのことを書いてるので理解できるかたや反論できるかたなど(僕は半分も分からなかったです)が読むべきものでしょうね。そうでない方は読み終わったあとこの本を壁に叩きつけたい衝動にかられるかも。息抜きにミステリーを楽しむ…という作りではないです。
分からないとなんでこの学校は殺人事件ばかり起きるんだとか、警察は何してるんだとかになるんでしょうね。
探偵小説が否応なしに持つ馬鹿馬鹿しさに対しての…なんらかの意図を含んだ作品。
強者のみに通じるフェイントというか。
とにかくこの人の作品のファンでないと楽しめないという本です。なにかでこの本がランキングしたからといって易々買っても楽しめるものではないです。
化石少女 (文芸書) Amazon書評・レビュー: 化石少女 (文芸書)より
4198638780
No.1
(5pt)

イクチオステガ似のイケメン

この作品一言で表すと、超面白い。ギャグが。

軽〜い脳天気なノリでぽんぽん推理とボケをとばす、残念美少女探偵のまりあと、メルカトルばりの毒舌でツッコミを入れ続ける彰の学園推理物。私も幼稚園時代に一番好きな動物はアノマロカリスとか言っていたクチなので、すごく入り込めた。
「隻眼の少女」で他の全てのミステリを1ランク下げたと言っても過言ではない麻耶雄嵩だが、この化石少女は本当に楽しみながら書いている感じが伝わってくる上に、麻耶らしい問題提起もあり、一話一話のトリックもおおっ!と思わず唸る切れ味の良さで、初めて麻耶作品に触れる人にオススメの一作と言えるだろう。

探偵の推理を周囲が信じるのはロジックの正しさではなく、探偵の人望によるのではないか、というミステリの脆弱性を指摘している麻耶らしい作品で、さよなら神様の対極にあたるが、この視点には激しく同意したい。たいていの作家はトリックばかり考えて、ロジックなんて考えていないのだ…まずAが犯人と推理するけど実はBでした…って言ってもそのBが犯人説にも穴があったりする。「その推理、間違ってます」と彰のように突っ込みたくなることがいかに多いか。
たとえば「自動車墓場」の推理を木更津がしたのなら、辻村が生徒会長と同じく「◯◯だったというのか!」と感嘆の声を上げ、木更津が「そういうことです」とドヤ顔するところなのだが、本作では推理の正当性を議論する以前に憐れまれる始末。逆に木更津の「禁区」の推理をまりあがしたなら、彰に「飛躍しすぎです。穴掘って何もでてこなかったらどうするつもりなんですか。やっぱり先輩は赤点ですね」とか言われて終わる。

最もロジックに忠実な麻耶雄嵩だからこそ、その脆弱性を否定する作品を書けるのである。

しかしガチガチのロジックや消去法で詰める正攻法の木更津や高徳愛香、それを突き詰めたミステリ史上究極の探偵としか言いようがないみかげ、必要充分かつ円熟した推理でぽんと真相を言い当てるメルや貴族、小学生だからこそ現実味のある推理を展開する少年探偵団、推理皆無の鈴木太郎(作品自体は非常にロジカルである)、そして本作のようにひらめきで勝負する感覚型であるが故に説明しきれないまりあ…探偵のキャラクターに合わせてトリックもロジックもここまで変幻自在に書ける麻耶雄嵩の懐の深さに脱帽。本当に底なしの実力を持つ作家である。
化石少女 (文芸書) Amazon書評・レビュー: 化石少女 (文芸書)より
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