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十角館の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
十角館の殺人の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全470件 401~420 21/24ページ
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| 恐らく日本のミステリー史において、変形ながら叙述トリックの古典のひとつとして未来永劫語られていく作品ではないでしょうか。それぐらい読後のやられた感は大きいです。著者の一世一代の大仕掛けといっていいかもしれません(現にこれを超える著者の作品はありません)。言葉は悪いですが、こういう「一発ネタ」のサプライズが忘れられずにミステリーにはまってしまう人が多いのでしょうね。そういう意味でもミステリー初心者に是非読んでほしい作品です。 | ||||
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| 綾辻さんの本を読むのは、これが初めて。作者がこの小説の原型を書いたのが22歳、大学4年のときというのは驚く。 おどろおどろしさが足りない、動機がいまひとつ納得できない、人物模写にやや不満がある…といった批判はあるだろうが、一行で、すべてを明かす、トリックの切れ味が、それらを上回り、このミステリーを傑作として歴史に残していると思う。 クリスティーの「そして誰もいなくなった」を意識しているのは確かだが、孤島での殺人事件の合間に、陸上での探偵劇をいれて、謎の奥行きを深くし、最後のトリックの切れ味を磨いている。新本格派というと、論理重視のパズル的な作品群というイメージがあったが、それが間違いだったことがわかった。 文庫版あとがきで、奥さんであり京都大学の推理小説研の仲間の作家・小野不由美さんに、お礼を述べているのが印象的。 | ||||
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| 《孤島》ものの嚆矢である、クリスティ『そして誰もいなくなった』の本歌取りが 目指された本作では、当然オリジナルにはない新しい試みが盛り込まれています。 そのひとつは、孤島での連続殺人が描かれる「島」のパートと交互に、 事件の背景や真相を捜査・解明していく「本土」のパートを展開している点です。 これは、探偵役を事件の外部に配置することで解決を担保し、その上で 「島」におけるサスペンスを最後まで途切れさせない工夫といえます。 また、作中において、ある人物が事件を推理する際に口にする 〈バールストン・ギャンビット〉という言葉もじつに暗示的。 〈バールストン・ギャンビット〉とは、容疑者の枠から犯人を「死者」に偽装することで事前に 締め出しておく手法のことなのですが、そこでの推理は直接、真相には繋がりません。 しかし、読み終えてみると、この言葉がメイントリックの 重大な伏線であったことに気づかされるのです。 ▼付記 本作のプロトタイプである『追悼の島』は、著者の妻で作家の 小野不由美氏との共同作業によって完成させられたもの。 しかも、本作のキモともいえるメイントリックの発案者も、じつは 小野氏であったことが新装改訂版あとがきで明かされています。 | ||||
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| 最初の第一章を読んだだけで、「そして誰もいなくなった」を意識していることが明確に伝わってくる。何だ、「そして誰もー」の二番煎じか。そして横溝正史ほかで使い古された感のある「見立て殺人」、「隠された血縁関係」を思わせる振り・・・どこからどう読んでも、素直な、そして読者にものすごく親切な推理小説にしか読めないのである。 しかし、そうでないことは、この作品が始めて発表されてから何年もたった後で再販され、高評価を得ていることからも、明らかであろう。ぜひ、この本は素直に読んでほしい。そして最後で息を呑んでほしい。 注意。この小説のテキストは非常に癖がない。それはするする読めるということでもあるが、するする読めすぎるという感も無きにしも非ずである。見立て殺人の元ネタも非常にあっさりと処理されているし、登場人物もこぎれいにまとめられている。しかし、この小説の最大の見所である「突き落とすようなあっけない結末」を実現するには、こういう癖のない書き方でなければなかったのだ、と思う。もし、もっとドロドロネチネチしたのを読みたいという人は、横溝正史の「悪魔が来たりで笛を吹く」でも読むといい。しかし、それだけの理由でもし「十角館」を読まないというならば・・・これほど勿体無いことがあるだろうか? | ||||
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| 勘がいい人ならトリックにも気づくだろうが、まさか、そんなことないよなって思わせる 小手先の技術なら綾辻の右にでるものはいないと思う。 ワクワクさせる展開に、映像では再現できない構成、伏線の張り方。そして、過去の名作達に 対する親愛の情がいい。 ただ、ひとつマイナス点をあげるとすれば、動機付けが軽い。小才はきくが内面描写が弱いところが惜しいなー。まあ小手先の有無で優劣がきまるのが推理小説でもあるので、この見方は ひねくれてるかもしれないけどね。 まあ何はともあれ本格推理小説を読んでワクワクしたいあなたには是非おすすめ。 | ||||
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| いままで新本格と呼ばれるものは読んでなく、海外のミステリ中心に読んでいました。 たまたまこの十角館の殺人を買って読んでみたら・・・ びっくりでした!一気に最後まで読みました。 これが新本格か!と唸らせられました。 これからこのシリーズを読破したいと思います。 はじめてミステリを読む人にもおすすめです! | ||||
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| 正統派の探偵小説、そしてこのあと続く「館」シリーズへの序章。 綾辻作品を読むにはまずこれを最初に読んでください。そして、数々の館シリーズを読んで「暗黒館の殺人」を最後に読んでください。このシリーズの伏線と展開を楽しむことができます。 ただ、この作品の映画化はぜったいできません。あくまでも小説の中の世界です。その答えは作品を読めば必ず分かります。 | ||||
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| この新装版で初めて「十角館の殺人」に触れました。 私自身はミステリ初心者ですので、トリック自体にどうこう言うつもりはありません。 ただ、その見せ方が非常にうまい。 たった一行の記述で視界が開ける、この展開は思わず拍手を送りたくなるほど、奇抜で、鮮やかです。 最初にそのページを目にした瞬間、その瞬間にそれまでの世界が結びつき、ひっくりかえる。 読み終わってしまった今は、もう二度と同じ衝撃を味わえないことが残念ですらあります。 | ||||
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| 馬鹿馬鹿しいです。トリックとも呼べないようなトリックです。読者にフェアに情報が提示されている訳でもありません。しかし、そんなことはどうでも良いことです。すべてはたった一行のために。すべてがたった一行で明かに。秀逸なバカミスとして一読の価値はあります。 | ||||
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| 「そして誰もいなくなった」を彷彿させる作品。 登場人物の名前(ニックネーム)がまた洒落ている。 ミステリー好きにはたまらないだろう(笑) なんだか久しぶりにアガサクリスティを読みたくなってしまった。 意外な人物が犯人なんだろう、と思いながら読んだにもかかわらず、 やっぱり最後で「うーん」と唸らされた作品。 このまま犯人はわからないまま終わるのかと思ったら最後であのシーンが出てくるとは。 これがデビュー作品、と言うんだから綾辻氏のすごさを思い知らされた、って感じ。 他の作品もぜひ読んでみたいと思う。 | ||||
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| この本は私が綾辻行人さんを好きになった一番最初の本だが、なんというか小説初心者の私でもドキドキで読めた。次に何が起こるのか、起こってしまったのかを推理していく。集団意識の中で自分以外誰も信じられなくなる心理状態にみんななっていきます。で、最後あたりがえ〜?ってなります。正直、なるほど!と思わせるような感じです。名前の呼び方にも特徴があるので逆に誰が誰だかわからなくなるようなものではなくて、読みやすいです。 | ||||
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| まず見ての通り装丁画が変わりました。 また、文字が大きくなり、読みやすくなりました。 さらにオリジナルと読み比べても特にズレを感じない程度ですが、改 稿しています。 著者のあとがきも新しいものです。 巻末に鮎川哲也の解説はそのまま残し、新たに戸川安宣(元東京創 元社の総帥らしい)のマニアックな解説が追加されています。 「新装改訂版」を出すことそれ自体がそうなのですが、このようなマ ニアックなボリュームアップを遂げると、もはや「十角館」も”古典” の雰囲気がプンプンで、それがかえって未読の新しい読者たちを遠ざ ける原因にならなくもないんじゃないかと思ったり、思わなかったり。 ともあれこれで価格は110円アップです。オリジナルを既読の人の中 でも綾辻の熱烈ファンやミステリマニアなら買いかも知れません。 ただ僕がこの改訂版で一番素晴らしいと思ったのは、物語の真相とな る衝撃の一行がちょうどページを捲った瞬間に目に飛び込んでくるよ う編纂されている点です。それだけでも講談社はいい仕事をしたなぁ と思いました。 ということで、作品自体の出来はもちろん保証されていますし、すべ ての人におすすめの★五つです。 | ||||
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| 今から30年近く前、海外の推理小説を読みあさっていた頃よく読んだ、クリスティ、クィーン、ダイン・・・etc.中でも「皇帝のかぎ煙草入れ」(カー)は今でも大好きな1冊だが、これらメジャーな作家のニックネームをもった学生が次々に殺されていく。 非常にテンポが早く読み易い。ベースになったクリスティの「そして誰もいなくなった」もやはり短い。が、”十角館”の最後に用意されていた1行の衝撃は見事だ。たったの1行で一気にすべての謎を解いてみせる展開は少々の粗っぽさはあっても十分に楽しめる。 | ||||
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| 確かに他の方が言われているとおり、人物描写が弱いところもありましたが、そのマイナス点などどうでも良くなるほどのトリックと驚きでした。とにかくおすすめです。あと、この本を読む方は、有名な推理小説作家の名前、コナン・ドイル(ホームズ)、モールス・ルブラン(ルパン)などを知っていた方がいいです。たくさんの推理小説作家の名前が登場しますので、これらの名前を知らなければ面白みが半減します。 | ||||
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| 「ミステリにふさわしいのは,時代遅れと云われようが何だろうが,やっぱりね,名探偵,大邸宅,怪しげな住人たち,血みどろの惨劇,不可能犯罪,破天荒な大トリック・・・。」 半年前に凄惨な殺人事件が起きた「角島」。電話すら通じない孤島の十角館で,K**大学(大分県O市)ミステリ研究会の学生7人が1週間を過ごすが,1人,1人と殺されていく・・・。 島で進む連続殺人と,本土で進む半年前の事件の解明とが並行して語り進められ,やがて,驚きの事実が判明する。 学生の一人が語った冒頭の言のままの,破天荒な大トリックに驚いた一作。 | ||||
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| なにより実質的に著者の学生時代に本作が書かれたことに感心します。叙述式トリックをさりげなく散りばめた最後のドンデン返しは、冒頭の登場人物の「社会派ミステリはもううんざり」といったような台詞を思い起こさせ、若々しい爽快感にニンマリさせて頂きました。この作者は「霧越亭」で驚嘆させられ、「殺人鬼」で唖然とさせられ、今回はまた全然違うテーストで、毎回違った味で楽しませてくれます。次作も読ませてもらう心算です。 | ||||
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| 綾辻行人のデビュー作にして最高傑作。 推理小説の醍醐味は謎が解けたときの驚き。 あなたがそれを味わいたいなら、この作品はあなたを存分に 満足させてくれるでしょう。 推理小説好きの大学生たちが、無人島に渡り合宿しているうちに 殺人が起こる。しかし島からは出られない…、という本格推理 お決まりの展開ですが、しかしそのトリックはそれまでの常識を 覆す、革命的なものです。日本の新本格推理小説は、このトリック から始まったのです。 謎が解明されたとき、私はまさに驚愕しました。 新鮮な驚き、知的な衝撃を味わいたい人には絶対におすすめ。 私はこの作品をまだ読んでいない人が、本当にうらやましいです。 | ||||
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| と思ってしまう傑作だった。 鮎川哲也&島田荘司が見抜いたとだけあって、ラストの展開から大どんでん返しなど、もう本格推理ファンでなくてもよんでほしい。 内容こそ本格推理、としているが、次々に仲間が殺害されてゆく過程の緊迫感が漲ったものであり、一種のホラー・サスペンスともいえるのではないかと思う。 アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」に挑戦した作品だが、すでに「誰も」に匹敵する力を持っていると関心させられる。あ、コイツが犯人か?いや、違う・・・、でもやっぱり・・・?とどんどん読者は作者が仕掛けた罠にかけられ、ミスリードを起こしてしまうだろう。それだけにラストで特殊な意味での「真犯人」が明かされる場面での衝撃度は震度8.0!!! さあ、次は「水車館の殺人」だ。 | ||||
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| 綾辻行人最初の一作で、後の「館シリーズ」の礎を作った作品です。 殺人事件にしか使えないような(苦笑)後の館と比べて、割とすっきりした建造物で好印象でした。 ただ、正多面形という形状ゆえに、何度も見取り図とにらめっこする羽目になる方もいるかも。 そして犯人、トリック、動機、そして「仮名」を用いたギミックに私は見事にしてやられました。 興味のある方には是非読んでほしい一作です。 | ||||
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| どんでん返しにもつまらないものと面白いものがありますが、本書は後者です。ストーリーが綿密に練り上げられており良質なミステリー小説だと思います。後半は引き込まれるかのように読みました。読後の満足感でいっぱいです。 | ||||
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