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十角館の殺人



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十角館の殺人の評価: 3.76/5点 レビュー 713件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.76pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全458件 341~360 18/23ページ
No.118:
(4pt)

騙される気持ちよさ。

私にとって初めての綾辻作品です。本格ミステリー自体、初心者です。

作品の名前は昔から知っていましたが、「館」「孤島」「ミス研(しかもニックネーム笑)」というのが
ダサいというか子供っぽい感じがして受け付けませんでした。
「そういえば中学時代、暗い感じの同級生が休み時間にこんなの読んでたなぁ」とか思ってました。
読み進めるうちにそれは全く気にならなくなるので、
もし私と同じ理由でこの作品を敬遠している方(そんなのいるのか分かりませんが)には、
是非読んでいただきたいです。

私は、犯人が誰かというのは途中で目星が付きました。
「その人間」だけが、なんだか作品の中で浮いているというか、それ以外の人間と比べて
存在感が薄いというか、幽霊のような存在に感じたからです。
しかしこの作品の(というかすべてのミステリ作品において)もっとも重要なのは、
「誰が犯人か」ではなく「作者が読者をどのように騙したか」だと思うのです。

例の一文を見たときの私は、
「・・・え?どゆこと・・・・・・?(それまでの頁をざっとペラペラ)・・・え?・・・あ、はぁ〜ぁ(笑)」
と、多分かなり間抜けな顔になってたと思います。
極上のトリックに騙されるって、きもちいいですね。
十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.117:
(4pt)

新本格外せない一冊

40年ぐらい前、「そして誰もいなくなった」を読んで驚いた。
あの当時、何の基礎知識も無く読めたことは幸せだったと思う。

それから20年ぐらい経って十角館に出会った。
またあの新鮮な感動を味わえるとは思ってもいなかった。

否定的な読者は重金属を期待しているのかもしれない。
私は軽金属の、軽いくせに丈夫で錆びないところが好きだ。

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No.116:
(5pt)

信じられない・・・

自分も今まで、それなりの数の推理小説を読んできましたが過去最大の衝撃を受けました。

初め、その1行を読んでも理解できず5分程経ってから真相にたどり着きました。

本当にすごい小説!まだ読んでいない人や読もうと考えている人は是非読んでみてください!
絶対に損はしません!

「そして誰もいなくなった」を読んだ後にこの本を読みましたが余計に凄さが分かりました。
「そして誰もいなくなった」の数十倍のおもしろさです!
十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.115:
(5pt)

騙されるって楽しい!

この十角館の殺人から綾辻さんのファンになりました。
ミステリーはそこそこ読んできたつもりだけど、何も考えずに
ただ読み進めて、ページをめくった、まさにそこに衝撃の一言が…!!

あれほどの脳天直撃の雷が落ちた経験は初めてでした!

漠然と「あ〜この人かな?」とか深く考えずに読んでいたら
とんでもないところから事件の真相が。

私がどんでん返し系の謎解きが好きなったきっかけが
この綾辻さんの本でした。

出会えてよかったと思う本です。
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No.114:
(4pt)

面白かったですだ・・・

犯人は誰か?と自分自身も推理しながら読み進めたからか、途中で犯人はこいつだろ?・・・とわかってしまいました。とはいっても、考えていたものとは少し違いましたが。

全体を通して面白かったのですが、犯人の動機付けが少し弱いのかと思いました。もう少し掘り下げた方がグッとくるかなと感じました。
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No.113:
(4pt)

飽きさせません。憤りを感じません。

名作の名を欲しいままにしながら、映画やドラマなど映像化されていない(できない)理由が分かりました。
テンポ良く、飽きさせることがありません。犯人やトリックを知ったときによく抱く「それはないだろ」といった憤りを感じることもありません。
本格ミステリーの魅力を実感できる一冊です。
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No.112:
(5pt)

本格ミステリ最高!

だいぶ前に旧版文庫を読んだけれど、
新装改訂版が出ていたので改めて読み直してみた。
「暗黒館の殺人」を読んで、
もう一度館シリーズ原点の今作を読み返したいという気持ちもあった。

途中まで読んでいて、
「あれ、こんなに文章がしっかりしてたっけ?」と違和感。
これくらいだったら旧版解説で鮎川哲也氏が憤慨していた新人に対するバッシング…とか言われる事はなかったんじゃないか、
と思っていたら新装版の作者あとがきによるとだいぶ著者が改稿した決定版らしい。

道理で「暗黒館の殺人」を読んだ後に読むとニヤリとする文まであるわけだ。
(「暗黒館の殺人」まで読んだ「館」シリーズファンには是非新装改訂版で今作をもう一度読み返す事をお勧めする)

やはり皆さんが言ってるように、あの一行で「ええっ!?」となる驚き
(新装改訂版はページをめくった所に書いてあるので尚更)と感動は今も色褪せない。
本格ミステリを読みたいけど何から読んだらいいか、という人にはこれか島田荘司の「占星術殺人事件」かという感じ。

ただ「そして誰もいなくなった」を先に読んでおいたほうが、
綾辻氏が同じシチュエーションにどう挑戦したかという視点で見られていいかも知れない。
個人的にはアガサ女史はパイオニアとして評価するが、綾辻氏に軍配を上げたい。
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No.111:
(5pt)

アガサを超えているのでは?

世界的に有名な推理小説と肩を並べるレベルの作品といっても過言ではないであろう。
基本的にアガサ・クリスティなどの作品のアイデアをベースにしているが、
島と大陸の同時進行など、新しいアイデアが組み込まれている。

犯人が分かった上で、二回目を読んでも、面白い発見が見つかる。

是非とも2度読んで欲しい。


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No.110:
(4pt)

期待し過ぎた分・・・

最初に怪しいと思っていた人がやっぱり・・・
陸側にも怪しい人がいたと思ったら・・・
設定とか物語自体には凄く引き込まれましたが期待し過ぎた分
琴線に触れる作品とまではいきませんでした。
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No.109:
(5pt)

これが処女作とは恐るべし

綾辻行人氏の小説に最近ハマった者ですが、 読んだのが緋色以降のホラー血みどろ系 (サイコホラーというべきかw)ばかりしか読んでなかったので、 評価が高いこの処女作を読むに至りました。 犯人は分かりましたが、トリックの予想は悉く外しました。 これぞ叙述トリックの決定版!! さすがは新本格ムーヴメントを起こしただけあります。 買って損なし。
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No.108:
(5pt)

読み物として

普段推理物を読みません。単に物語として読みました。
キザったらしい台詞回しは推理物の様式美なんですかね(笑)、でもハマりそうです。面白かった!
随分業界に衝撃を与えたデビュー作だそうで…著者はギターが好きだそうですが、綾辻氏はさしずめ推理小説界のエドワード・ヴァン・ヘイレンみたいな存在なんでしょうかね。
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No.107:
(5pt)

これぞミステリー

名探偵ホームズからミステリー好きになりました。

最近、ミステリー小説らしいミステリー小説を読んであませんでしたが、これほどおもしろいミステリーを読んだのは久しぶりです。

途中、鳥肌が立ちました。
こういう本に出会えたことがとても嬉しいです。

アガサクリスティーなどのいかにもな感じが好きな人なら絶対楽しめます。
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No.106:
(4pt)

日本の本格ミステリの艱難

すぐれた小説だと思います。

しょっぱなから抵抗があった「アガサ」とか「エラリィ」という登場人物らへの呼称も、
きちんと意味があることが最後にわかります。

本格ミステリ、というジャンルに詳しくない私には、
アマゾンの評価は、やや偏愛気味に感じましたが、
あとがきを読むと、その理由もわかります。

新装版のあとがきには、それに加えて単行本の当時のあとがきも載っており、
この小説が20年以上前の、いわゆる日本の本格ミステリ
におけるエポックメイキングだったこと、
そして日本における本格ミステリの歩んできた艱難が察せられます。

優れた才能を大事に育てることも読者の勤めであると思いました。

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No.105:
(5pt)

面白かった

とある小説に、この作品が登場していたので読んでみました。初めての綾辻作品です。
冒頭のプロローグにて、犯人のモノローグが書かれているんですが、その文章が
めちゃくちゃカッコ良くて痺れました。ベタベタの推理小説的な趣のある筆致です。
この時点でワクワクしてしまったんですが、中身も読者を飽きさせる事のない展開です。
どんどん死んでいきますし、推理も進んでいきます。その裏で伏線も張られていきます。
そしてあの驚愕の「一行」ですね。

この一冊のみで綾辻のファンになってしまいました。
館シリーズ全部読みたいと思います。


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No.104:
(5pt)

すばらしいの一言

ここのレビューを参考にして購入を気めましたがいかんせん分厚く最近ミステリーを読んでないこともあって大丈夫かなと思ってましたが5日で読んでしまいました。読んだあとの快感がすばらしい。
感想は皆さんが書かれたとおりで伏線の張り方が見事。
ここのレビューはほんとうに参考になります。
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No.103:
(5pt)

まさに記念碑的作品

本書登場のときの衝撃は、すごかった。その当時、本格ミステリといえば高木、鮎川等の旧作か、翻訳ものか、新作なら島田、都筑あたりしかなかった。松本清張もどきの社会派といっても中身の薄いミステリが氾濫しており、本当に読み応えのある濃いミステリを渇望したいた。だから、本作を読んだときの驚きと喜び、そしてこの作品が評判になってこの作者の自作が刊行されることへの願いには、とても熱いものがあった。

 そのため、本作に対する評価は、どうしても甘くなる。客観的に見たら、ミステリとしてのレベルと作品の完成度では、もっと上の作品がいっぱいあるだろう。しかし、あの頃にこの作品を刊行した、世に出し挑戦状を叩きつけた、その勇気に高い点をつけたい。

 本作は典型的な孤島もの、ミステリサークルの仲間、という、まさに本格ガジェット満載の典型的なマニアック本格である。この設定だけでも本作を手に取る意味が本格読みにはある。そして、その若さゆえのガチガチのロジックに痺れたものは、間違いなく本格おたくである。
 著者のスタートであり、現代本格ミステリの隆盛のきっかけとなった歴史的作品である。これを書いた著者、世に出すサポートをした島田、宇山諸氏に深く感謝したい。彼らがいなかったらと思うと、本格読みはゾッとしてしまうのである。
十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.102:
(4pt)

評判になっている事には納得しました

”大作家”の作品ではないと思っていますし、”ベストセラー”でも無いと思っています。
しかし、ここでのレビュー数が多いなど、一部で大きな評判になっている作品だと思って見てました。

それをようやく読みました。

面白かったです。
途中から、「真犯人は誰?」「どうやったの?」と思いながら止まれなくなりました。

しかし、星5つを出す事には躊躇しました。
私は松本清張さんや、堂場瞬一さんのファンです。
”社会性”や”人間関係”を重視しながら作品群を楽しんでいると思います。
この作品を読み「殺人の動機はそれで良いの?」「そんな風にうまくいくの?」と思った部分もありました。
その分、マイナス1ポイントです。

これがデビュー作、という綾辻さんの素晴らしさを感じました。
他の作品も読んでみようと思います。

また、10代の息子には勧めました。
若者が楽しめる作品なのではないかと思いました。
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No.101:
(4pt)

あー、そうきたか

最近実用書しか読んでいなかったので、久しぶりに推理ものを読んでみようとまとめ買いしたうちの一冊。
非常にテンポよく読めた。後半には何となく犯人も想像できた。動機も含めて。
それでも、あの一行には「あー、そうきたか!」と言わされた。レビューを見ていて「あの一行」の知識があったにもかかわらず。
他のレビューにもあるように確かに全体的な軽さは否定できないが、通勤の時間に楽しめる一冊でした。
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No.100:
(5pt)

新本格ここにあり

最初の印象は分厚いなーという感じでした。
最後に驚かされるらしいということは判ってたんですが、
それまで我慢して読まなきゃいけないのかなんて最初は思ってました。
でもそれが違うんですね。アガサ・クリスティ調クローズドサークルの
ツボを押さえた雰囲気にすっかり魅了されて、気付いた時には
どっぷりハマりこんでました。
ハッと気付いた時にはもう終盤で、ふたつの舞台(詳しく書けない!)
がアレで、ああなっていたのはもう衝撃でした。
最後、真相がページめくったとたんに出てくるようになってるのは、
改訂したからでしょうか? 粋な演出ですね。やっぱいい物はいいと
再確認させられた秀作ミステリでした。
十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.99:
(5pt)

本当に驚いた

レビューや、いろんな掲示板とかでの評価が良かったので、期待しながら読みました。
見事に僕の期待に答えてくれました
読みやすく、文も秀逸、登場人物が魅力的でおもしろい。そして何よりトリックが凄かった

ストーリーも矛盾点や、?となる場面が無く、読んだ後も凄くすっきりしました

これから、綾辻行人さんの館シリーズや他作品を読んでいこうと思いました

十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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