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十角館の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
十角館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全447件 301~320 16/23ページ
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あの一行を読んで思いました。 お兄ちゃん、私もそうだと思ってたよ、って。 だっていかにも、な流れと名前じゃない? 途中から犯人の「見当」自体はつきます(半分ですw)。 トリック自体も「たまにあるよねー」です。 解説にも書いてありましたが、この時代には無かったかもしれない、と思って読まないと、 最近のこの手の小説を沢山読んでいる人にとっては 「ふーん」かもしれません。 でも、たぶんそこはさして重要じゃないのかな、と思います。 文章というか、読者の走る路線への誘導のしかたがうまくて 最後まで一気に読めました。 そして極めつけの一行。 んな馬鹿な。 犯人の見当はつきます。 だって、この人必要?って思うから。 でも『誰か』は分かりませんでした。 二次元、それも小説というフィールドだからこそ楽しめる作品だと思います。 他のレビューでもありますが、動機がな〜と思います。 取って付けた感が否めない。 読者を驚かせる為の犯人でしたが 読者を納得させるための動機ではありませんでした。 買っても損はないし、むしろ驚きたいならオススメです。 | ||||
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友人に勧められて読んでから10年くらい経過。 単行本で家にあるものの、ことあるごに読み直しては感嘆してしまいます。 今またこうやってkindleで読めるのがとても幸せです! いつもこの方の作品は一言一句が考えられているのか、ちょっとした描写や一言が実はとても大事な最後の結末で重要なものであったり。。 これほど緻密に構想が練られている作品はほかにあるのだろうか・・ | ||||
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レビューのタイトルは私が個人で勝手につけた感想です。 この作品を初めて読んだのはもう20年近く前のことだったように思いますが、それ以来ずっと綾辻さんの作品は追い続けています。 綾辻さんの傑作と言える作品の特徴として、私が勝手に思っていることですが、一言、あるいはたったの一文で作品全体に散らばっていたパズルのピースが自分の頭の中で勝手に組みあがっていく感覚を与えてくれます。まさにその始まりとなったこの作品は文句なくお勧めできます。 コアなミステリファンにはツッコミどころも満載な一冊かもしれませんが、ミステリ初心者の人が読むとセンセーショナルな読書体験になるのでは?と思います。 | ||||
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ミステリー初心者です。 1行で急に視界が開けるというレビューに興味を持ち、久々にミステリーを購入しました。 今となってはよく見かける形でしたが、ミステリーの基本である、読みながら多くの容疑者から犯人を探す、という点でとても楽しめました。 順序立てて説明があり、登場人物の名前も覚えやすい人が多いため、スラスラと読めます。 読了後は少しだけ、物足りなさ…個人的には後日譚がもう少し欲しかったです。 よって☆4としましたが、また読みたく思える作品でした。 | ||||
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まだ読み終わってないけど,いいと思います.探偵小説が好きだし,日本語の勉強にもなる. | ||||
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ある程度読み進んだところで、犯人が分かっちゃいました。と言ってもトリックを見破ったとかではなくて、よく推理ドラマを映画やTVにするとキャスティングで犯人が分かっちゃったりしますが(犯人役は重要なので俳優の格とかで大体分かる)、そんな感じです。今回の場合で言うと、ある登場人物の存在がどうしても腑に落ちなくて、なんでこの人物が必要なのかな?と考えたら、「あ、犯人役か!」って、ひらめいてしまいました。勘の良い人がこのレビュー読んだら分かっちゃいますね。スミマセン。推理小説のレビューはできるだけ読んだ後に読みましょう(それじゃ意味ないか)。というわけで、ちょっと意外性が殺がれてしまったので、☆4つです。 | ||||
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俺、鹿門より島田の方が好きなんだよね。黒猫館から読み始めたにも関わらず、だ。 その理由はこの作品が良かったというせいもあるのかもしれないなあ。 | ||||
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まあまあ。 最後のトリックは驚きがあったが、全体的にダラダラ感があった。 | ||||
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この作品の評価軸は2つ。即ち、純粋なミステリ作品としての評価と、偉大なる先例に挑戦した結果としての評価とである。 私は、そのどちらも優れていたと思うし、それがこの作品が世にもたらした衝撃の理由だと思う。 これはアガサ・クリスティの名作「そして誰もいなくなった」に向こうを張った作品であり、そして一歩も引かずに全く新しい回答を見せてくれた作品である。 もちろんそれ自体ミステリとして良く出来た優れた作品なのだけど、でもそれ以上に、オールドミステリファンの心を掴んだのは この作品のあまりに見事なオマージュっぷりで、これに皆快哉を叫んだのである。(当然私もその一人であった) こんな料理の仕方で応えてきたのか!それが凄いのであり、世間に高く評価されてきたのだ。 低評価の人に言いたい事があるのだが、レビューを見ると、単純にシンプルすぎるとか、別に驚きは無いとか、そういった事で判断されているものがある。 もちろんそれも一つの評価なのだが、この作品にはミステリ史に一つの足跡を残した歴史的な意義のある作品であると言う一面がある事も理解して頂きたい。 そうして見た時に、評価がどうなるか?是非、これを機会に違った評価を下した人の考えをトレースしてみてもらいたい。 本家クリスティの作品を未読の方は是非そちらも読んでみて下さい。 さて、私がこの作品で惜しいと思うところが一つだけある。 それは犯人が判明する部分なのだが、ここをもうちょっと厚くして欲しかった。 恐らく衝撃の展開にするためさらっと処理したんだろうが、ここはもっとじわじわと行った方が、え!?まさか?というスリルとサスペンス感が高まって 明かされた時により怖く、衝撃的になったと思う。この部分だけが残念だ。 本家の「そして誰もいなくなった」がサスペンス要素の強い作品だけにここまできっちり押さえてくれていたら間違いなく文句無しの100点満点でした。 本家超えもあり得ただけに惜しい! | ||||
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面白いミステリー小説を探していたところ、 ネットで多くの方が最高の評価をしていたので初めてこの作家の作品を購入しました。 普段は読むのが遅い私が正味3日ほどで読了するほど ストーリーにはグイグイ引きこまれました。 読みやすくて面白いです。 ただ、最後の「例の1行」にはすぐに気づけない鈍感ぶりを発揮したことを差し引いても はじめから犯人と思っていた人物が犯人でしたし、 多くの方の絶賛があったので、最後にもう1回どんでん返しがあることを期待していましたが それも無くてあっさりと終わってしまいました。 でも、総合的には面白いストーリーですし、この作家の作品は続けて読んでみたいと思いました。 | ||||
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ミステリーが久しぶりだったので、登場人物の名前が覚えられず、ひと苦労。 ストーリー展開などはとてもおもしろく読ませていただいた。 恐らく、読み手がきっかけを見つけるためのポイントを、いくつもわかりやすく出してくれているのが良いのだろう。 島という閉ざされた空間が自由な設定を可能にしており、犯人の動機もシンプル。 ミステリー入門としても、よいのでは。 名前や登場人物の多さだけはなんとかならないかなぁ | ||||
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ろくに推理もしないで読み進めていき(考えながら読んでも当たったことはろくにない)、終末近くのあの衝撃の一行を読んだとき、最初は意味が分からなかった。先に進む内に衝撃が体を突き抜けた。まさか、こんなトリックがあったとは、と驚愕した(当時はまだ叙述トリックものをろくに読んでいなかった)。 館シリーズは時計館まで読んだけれど、この作品が一番好き。今までで一番記憶に残っている推理小説と言っても過言ではないと思う(何個も一番記憶に残ってる推理小説があるという事実は、置いといて)。 十角館の後にも何冊も叙述トリックものを読んだけれど同じくらい衝撃を受けたのは東川篤哉さんの烏賊川市シリーズのとある一作のみだった(個人の感想です)。 ANOTHER、時計館もいいけれどやはりこちらがぼくにとっては一番。 | ||||
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1986年3月、K大学推理小説研究会の6人は九州の孤島にある十角形の館に泊まりがけで訪れる。そこはかつて館の主が家族を惨殺して自ら命を絶った現場だ。そして6人の学生は一人、また一人と他殺体となっていく。果たして犯人は学生のうちの一人なのか、それとも外部からの姿なき侵入者なのか…。 『週刊文春臨時増刊 東西ミステリー ベスト100』で国内ミステリーの第8位に選出された本格ミステリーです。2007年の新装改訂版ではなく、1991年刊のほうを手にしました。 アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』と同じく本土からは隔絶され、通信手段をもたない孤島で、連続殺人事件が発生し、当事者たちは互いに疑心暗鬼に陥って行きます。『十角館の殺人』では第十章の最後の一行によって、それまでの私の想像が単なる浅はかな思いこみにすぎなかったことが一気に明らかになります。その驚きと戸惑いにはしてやられたという思いがしました。 文章は良く言えば平易、悪く言えば平板。深みはありませんが、読みやすいだけに頁を繰る手は速くなり、短時日で読みとおすことが可能でしょう。 ただし、2007年の新装改訂版ではかなり手を入れて文章を練っているように聞いていますので、私の評は新装版には当てはまらないかもしれません。 | ||||
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1986年3月、K大学推理小説研究会の6人は九州の孤島にある十角形の館に泊まりがけで訪れる。そこはかつて館の主が家族を惨殺して自ら命を絶った現場だ。そして6人の学生は一人、また一人と他殺体となっていく。果たして犯人は学生のうちの一人なのか、それとも外部からの姿なき侵入者なのか…。 『週刊文春臨時増刊 東西ミステリー ベスト100』で国内ミステリーの第8位に選出された本格ミステリーです。2007年の新装改訂版ではなく、1991年刊のほうを手にしました。 アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』と同じく本土からは隔絶され、通信手段をもたない孤島で、連続殺人事件が発生し、当事者たちは互いに疑心暗鬼に陥って行きます。『十角館の殺人』では第十章の最後の一行によって、それまでの私の想像が単なる浅はかな思いこみにすぎなかったことが一気に明らかになります。その驚きと戸惑いにはしてやられたという思いがしました。 文章は良く言えば平易、悪く言えば平板。深みはありませんが、読みやすいだけに頁を繰る手は速くなり、短時日で読みとおすことが可能でしょう。 ただし、2007年の新装改訂版ではかなり手を入れて文章を練っているように聞いていますので、私の評は新装版には当てはまらないかもしれません。 | ||||
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本格ミステリのお手本であり、金字塔であろう。 これがデビュー作というのだから、オドロキだ。 終盤に登場する衝撃の告白には胸震えた。 | ||||
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ミステリー初心者の私が読んだのが、この作品でした。 ミステリーにかすってるものは読んだことがありましたが、ちゃんとしたのはコレが初めてです。 とあるきっかけで十角館と館シリーズを知り、手に取りました。 館シリーズに興味を持ち、これから読もうというならば、ぜひ順番に読んで頂きたいと思います。 最初は十角館の殺人。登場人物もそれほど多くなく、「館」もシンプルです。 (初めにうっかり迷路館辺りのフロアマップを見たら、読む気なくすかもしれません…) 人物の名前がカタカナの愛称で表されるため、若干読みにくい印象は受けました。 でも最後まで読んでください。そこでわかります。具体的には言えませんが…。 後の館を読んでいくと確かに青さを感じる作品ではありますが、わかりやすく、館の導入にもミステリーの導入にも良いと思います。 シリーズで読むことをお考えならば、必携の1冊です。シリーズへの影響力も考慮して、星5つ。 | ||||
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多くの人の高い評価を見て、手に取りました。 物語は、ずいぶん前の、ワープロがまだ一般化していない時代の物語。 十角形の十角館。そこにミステリー研究会の若者が集まる。孤島に佇む その舞台に、繰り広げられる事件とは。 と言うお話で、基本的にはクリスティーの模倣、いや、クリスティーへの 挑戦状。 綾辻さんが22歳の時に書かれた作品ということで、当然ですが、若さが目立ち ます。若さゆえの気負いもあるのですが、それゆえの読みごたえも十分です。 ミステリーファンの、特にマニアと言われる人たちには、いろいろな意見が あると思います。 しかしながら、最後の畳み掛ける加速感はジェットコースターみたいで、良好。 守須君の326ページのセリフがあまりにも衝撃的で、とにかく何回も読み直して しまいました。 ★4個。あまりにも挑戦的、向こう見ず。こういうたぐいの本を読みなれている 人には、序盤、中盤があまりにも冗長、かつ見慣れた風景。 模倣か、挑戦か。難しい。その向こう見ずな態度に、敢えて乾杯!!!でも減点。 | ||||
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このレビューを書く少し前に読み終えました。犯人の計画の緻密さは、まさに一流作家の業だと思います…ただ正直な所、本作のモチーフであるアガサ・クリスティの作品にも同じ事が言えますが、トリックの一部に現実的に無理がある感がどうしても否めず、★4つとさせて頂きました。 | ||||
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犯人行ったり来たり戻ったり大変だな、そこまでなぜ頑張る?とは思った。動機が弱いだけに。時間的に無理ではと感じたが、まあ島へ向かうクラブのんびり旅行のつもりだったからそれもありか。だが衝撃の結末はよかった。 | ||||
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綾辻作品を始めて読んだ。登場人物のセリフなども好感が持てます。とくに冒頭のセリフなど、作者の考えとミステリのトリックに対するこの作品の立ち位置(新本格と呼ばれているそうですが。)を示すようなことが書いてあり、思わずにやり。古典的、かつわりとマニアックかと。 (理解、もしくは知らない単語や名詞が出てくる。) トリックも、まあギリギリリアルな内容で筋が通っています。 強いて言えば、登場人物が多く、キャラ立ちが悪い人物もいてすこしこんがらがってしまう。 シリーズが続いているようだが、続けて読んでみることにする。 | ||||
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