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十角館の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
十角館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全458件 301~320 16/23ページ
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久々に また 正統派のミステリーを見つけたというかんじです。でも アガサとかポゥとか 日本人のくせに (いくらミステリー作家の名前でも)呼び合うのは ちょっと きもいかんじがしました。 | ||||
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楽しかったです。初めて読んだミステリー小説がこの本で良かったです。 | ||||
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ミステリー小説の王道だ。従来の暗い、動機重視の推理小説では味わえない爽快感がある。 | ||||
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読書が好きでこれまで、それなりの数の本を読んできたものの、あまりにも有名すぎて手を出していなかった。実際に読んでみたところ、これほどまで時間を忘れて夢中になった小説は初めてだった。 冒頭の登場人物が多く名前と性格を一致させるのに何度もページを戻るはめになった。本の分厚さも手伝って読み始めの30分ほどは、あまり乗り気では無かった。しかし、その辺りからの記憶が無い。それくらい本の中身に没頭させられた。そして最後にため息が出た。 読むなら休日を利用したほうがよいです。あっという間に時間が経ちます。 | ||||
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普段小説を読まない私ですが、知り合いに勧められ拝読。 そんな普段活字から離れた人は読むときっと楽しめます。 現代のミステリ小説がどういうものなのか、恥ずかしながら 私はそういった類の小説を全く読んでこなかったため比較が できないのだが、純粋に面白かったです。 また、映像化不可能で活字だからこそ楽しめる小説とは こういうものなんだと関心しました。 私はこの作品が20年以上も前に存在し、それを知らなか ったなんて勿体無い!と素直に思いました。 もちろん科学技術の発展などから今では『う〜ん?』と 思ったり、トリック的な部分は物足りないところがある とは思いますが、私はそれをひっくり返すほどの力が ある“一行”だと思いました。 | ||||
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初出は1987年9月5日、講談社ノベルス。だから、『十角館の殺人』に文学作品としての完成度を期待するのはお門違い。アマゾンのレビューを見ていると、『十角館の殺人』の文章が気に食わないという苦情が出ているが、そういう人は講談社文芸文庫を読むべきだろう。私は、『十角館の殺人』を読んでいる最中に、ところどころこんな表現は通用しないと感じた個所もあるが娯楽作品としては悪い文章でもない。 129ページから130ページの記述は、非常にアンフェアである。著者が意図的に読者の推理を妨害している個所である。ミステリ研の面々は、その場面で槍玉に挙がった登場人物以外にも、他のもう一人の登場人物も槍玉にあげなければいけなかった。そうしないと、島にいる犯人が有している技能とのつじつまが合わなくなってしまう。しかし、実際の作中の記述で、槍玉にあげられたのは登場人物の内の一人のみ。私には、その場面の少し前のページを読んだ読者の推理を妨害しておかないと犯人を当てられてしまうから、不自然な記述をせざるを得なかったという著者の都合が透けて見えるように感じられた。だから第三章の冒頭以降に登場している小道具は取り除いたほうが作品の完成度は高くなっただろう。しかし新装改訂版の出版のさいに著者がその小道具を消さなかったのは、ミスを認めたうえであえて改変しないという誠実さの表れだろう。 第九章のはじめより少し経過した場面での、ある登場人物の行動及び内面描写も著者から読者への妨害である。この箇所も書き直しておかないと叙述トリックが破綻してしまう箇所である。しかし、やはり綾辻行人は新装改訂版でも、その問題のある部分の書き直しはしていない。もちろん、それもあえて破綻部分を残すという決断だったのだろう。 私が見つけることができたのは、以上二つの問題点である。叙述トリックを用いているはずの『十角館の殺人』には、明らかな破綻がある。私には、それでもなお作品全体が台無しになっているとも思えなかった。『十角館の殺人』は一つの叙述トリックによってのみ成立している作品ではないのである。作中の十角館で現在進行している殺人事件、過去に起きた青屋敷での殺人事件、中村千織出生にまつわる秘密という複数の謎が解き明かされていくという物語の流れや構成に魅力があり、少々の破綻は打ち消されるのだろう。 中村千織出生にまつわる秘密の真相と青屋敷での殺人という二つの謎も、それぞれ個別にみれば陳腐な物語にすぎないとも言える。 だから複数の事件や謎にまつわる情報が探偵役の島田潔に行き着き謎が解けるという作品の流れそのものに魅力があるのだろう。『十角館の殺人』は一つの叙述トリックによってのみ成立している作品ではないのである。 視点を島田潔からの視点に固定し、島田潔からの内面描写を極力しないようにすれば、映像化も可能かもしれない。島や過去の出来事については伝聞という形式で映像にすればいい。 私は、館シリーズが、エドガー・アラン・ポー、エラリー・クイーン、ガストン・ルルー、S・S・ヴァン=ダイン、ジョン・ディクスン・カー、バロネス・オルツィ、アガサ・クリスティの作品へのオマージュになっているような気がした。しかし、私には探偵小説の教養がないので検証はできない。探偵小説の教養がある人なら最終作が誰の作品のオマージュであるか言い当てることも言い当てることもできるのかもしれない。 | ||||
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設定が古典的ミステリの雰囲気で、楽しかったです。 登場人物がエラリーとか、ポーとか、アガサなどの有名作家のニックネームで、大学のミステリ研の仲間たち。孤島の館で一人ひとりが殺されていく・・・など。読みながらいろいろ推理してみたのですが、まさかの一行を読んだときには、「えっ? えぇー、えええぇ〜〜〜〜っ!!!」となりました。二度は楽しめないのが残念です。最後まで読んだとき、「いくらなんでも、ここまでしなくてもなぁ」という気持ちになりました。 | ||||
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終始面白く読めた。 犯人が確定したときには思わずページを戻して、それまでのところを再読してしまったくらいだ。 トリックも大胆不敵。 ただ、島に閉じ込められた学生たちにもう少し緊迫感が欲しかった。もっときりきりとした緊張、疑心暗鬼、互いが互いを犯人だと罵るような、もっと殺伐とした雰囲気、そういうのが私には欲しかったです。彼ら学生は無駄に頭がいいのか、そうした崩壊的な環境にはならなかった。 | ||||
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ネットで高評価な作品だったので、試しに読んでみたが、結末の一行を読んだ時には、思わず、ニヤケ顔に。完全に作者の思うツボにハマってしまった(笑) この作品のスゴいトコロは、読者が犯人当てに躍起になればなるほど、作者の仕掛けた罠にハマってしまうトコロである。読者の思い込みを利用した秀逸なオチは、一読の価値があると思う。 しかし、この作品の評価ポイントはあくまで、「オチ」のみである。作者は本格ミステリーう売りにしているようだが、「犯人当て」のみに特化させた小説が本格ミステリーと言えるのか疑問である。そもそも、本作は長編ミステリーである。犯人当てに献身的な読者は、それこそ何時間、何日もかけて、納得のいく犯人を考え出す。だからこそ、その答え合わせは、その時間と吊り合う、誰もが納得のいく結末に仕上げることは、ミステリー作家にとって、最も重大な責任であるハズである。 けれども、今作では作者の経験不足なのか、登場人物の動きが不自然なせいで、無駄なアリバイの空白があちらこちらで見受けられる。これが、作者の意図したものでないことは、詳細な解説が存在しないことから伺い知れる。詳しいシーンを指してしまうと、最初の被害者の死体を調べようとした登場人物たちを第一発見者が制するシーンがあるが、その理由は「被害者は仮にも乙女なのだから、死体を見るのはよしてくれ」というのである。そして、この死体の状況については、これ以降、読者にも分らないのである。これでは、読者と作者はフェアでないどころか、完全に作者のファールではないか。 と、まあ、このような本当に無駄な伏線が随所に散りばめられている上、犯人の殺人の動機も、何ともお粗末な理由であるから、今作の結末に100%納得のいった読者はまずいないであろう。先にも述べた通り、長編ミステリーは 読むのに、それなりの時間をつかうのだから、読者に敬意を示すならば、今後は、登場人物の個性や、表現力するまで、ミステリー小説は書かないで欲しいものである。 | ||||
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以前からミステリーやクローズドサークルの類は好きだったのですがそういう小説は読んだことがなく、この本が初めてでした。 小説はライトノベルならいくつか読んだことがあるのですが、一般小説(?)は数冊しか読んだことがありません。 そこでネットでこの「十角館の殺人」が面白いというのを記事で目にし、思い切って買って読んでみました! 序盤は「こいつが犯人か?…いや、こいつか?」等と推理をしながら読み進んでいったのですが終盤に差し掛かる辺りで「ん〜…こんなもんなのかな?」と少し期待外れ感がありました。殺人をするトリック自体は普通な気がしました。 そして、犯人が明らかになった時に衝撃を受けました。頭の中は「!?!?!?」このような感じで数分考え込んでました。 その犯人自体は最初あたりで一度疑っていたのですが、完全に想定外でした。これは小説という媒体でないとこの衝撃は味わえないでしょう。 この最後のトリックにより私にとっては衝撃作になりました。 終わり良ければすべてよしと言ったところでしょうか? しかし、途中の少し期待外れな部分があったのでこの評価にします。 | ||||
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素直に読んでいたので、犯人の真相も意外で、驚きました。 ネットでも、評価の高い作品だったけど、納得です。 | ||||
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見事に騙されました すぐに読み返しました あの名作と違うけど同じだった | ||||
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館シリーズはどんでん返しがあるので、今回は犯人は誰か?というより、どんな風に騙してくるのか?という点に期待して、注意して読んでいたのですが、見事に騙されました(笑)これが巷で話題の1行かと。 騙されたい人にお勧めしたい作品です。 文章も読みやすいのでサクサク読めるのですが、登場人物が有名な推理作家の名前でお互い呼び合うので、その作家のことを全く知らないとつまらなく感じるかもしれません。 | ||||
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あの一行を読んで思いました。 お兄ちゃん、私もそうだと思ってたよ、って。 だっていかにも、な流れと名前じゃない? 途中から犯人の「見当」自体はつきます(半分ですw)。 トリック自体も「たまにあるよねー」です。 解説にも書いてありましたが、この時代には無かったかもしれない、と思って読まないと、 最近のこの手の小説を沢山読んでいる人にとっては 「ふーん」かもしれません。 でも、たぶんそこはさして重要じゃないのかな、と思います。 文章というか、読者の走る路線への誘導のしかたがうまくて 最後まで一気に読めました。 そして極めつけの一行。 んな馬鹿な。 犯人の見当はつきます。 だって、この人必要?って思うから。 でも『誰か』は分かりませんでした。 二次元、それも小説というフィールドだからこそ楽しめる作品だと思います。 他のレビューでもありますが、動機がな〜と思います。 取って付けた感が否めない。 読者を驚かせる為の犯人でしたが 読者を納得させるための動機ではありませんでした。 買っても損はないし、むしろ驚きたいならオススメです。 | ||||
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友人に勧められて読んでから10年くらい経過。 単行本で家にあるものの、ことあるごに読み直しては感嘆してしまいます。 今またこうやってkindleで読めるのがとても幸せです! いつもこの方の作品は一言一句が考えられているのか、ちょっとした描写や一言が実はとても大事な最後の結末で重要なものであったり。。 これほど緻密に構想が練られている作品はほかにあるのだろうか・・ | ||||
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レビューのタイトルは私が個人で勝手につけた感想です。 この作品を初めて読んだのはもう20年近く前のことだったように思いますが、それ以来ずっと綾辻さんの作品は追い続けています。 綾辻さんの傑作と言える作品の特徴として、私が勝手に思っていることですが、一言、あるいはたったの一文で作品全体に散らばっていたパズルのピースが自分の頭の中で勝手に組みあがっていく感覚を与えてくれます。まさにその始まりとなったこの作品は文句なくお勧めできます。 コアなミステリファンにはツッコミどころも満載な一冊かもしれませんが、ミステリ初心者の人が読むとセンセーショナルな読書体験になるのでは?と思います。 | ||||
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ミステリー初心者です。 1行で急に視界が開けるというレビューに興味を持ち、久々にミステリーを購入しました。 今となってはよく見かける形でしたが、ミステリーの基本である、読みながら多くの容疑者から犯人を探す、という点でとても楽しめました。 順序立てて説明があり、登場人物の名前も覚えやすい人が多いため、スラスラと読めます。 読了後は少しだけ、物足りなさ…個人的には後日譚がもう少し欲しかったです。 よって☆4としましたが、また読みたく思える作品でした。 | ||||
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まだ読み終わってないけど,いいと思います.探偵小説が好きだし,日本語の勉強にもなる. | ||||
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ある程度読み進んだところで、犯人が分かっちゃいました。と言ってもトリックを見破ったとかではなくて、よく推理ドラマを映画やTVにするとキャスティングで犯人が分かっちゃったりしますが(犯人役は重要なので俳優の格とかで大体分かる)、そんな感じです。今回の場合で言うと、ある登場人物の存在がどうしても腑に落ちなくて、なんでこの人物が必要なのかな?と考えたら、「あ、犯人役か!」って、ひらめいてしまいました。勘の良い人がこのレビュー読んだら分かっちゃいますね。スミマセン。推理小説のレビューはできるだけ読んだ後に読みましょう(それじゃ意味ないか)。というわけで、ちょっと意外性が殺がれてしまったので、☆4つです。 | ||||
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俺、鹿門より島田の方が好きなんだよね。黒猫館から読み始めたにも関わらず、だ。 その理由はこの作品が良かったというせいもあるのかもしれないなあ。 | ||||
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