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十角館の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
十角館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全458件 281~300 15/23ページ
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お見事としか言いようがない。 たった一言で、どんでん返しされ。鳥肌が止まらなかった。 普段ミステリーはあまり読まないのですが、この本を読んで他のミステリー系の作品にも手をだしてみようと思いました。 | ||||
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ミステリを成立させるために構築した人工的な設定が見事に嵌った会心の一作です。新装改訂版にて再読いたしましたが、刊行当時の新本格の息吹が色あせることなく瑞々しく感じられました。 一方で、最新の奇面館の殺人では明らかに退化しており、寂しい限りです。 | ||||
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特段、小説好きでもないのですが「これぞミステリーって感じのミステリー小説を読んでみたい」と思い立ち、何が良いかと調べた結果これを読みました。結果としてこれを選んでよかったです。今は館シリーズを中心に綾辻行人の作品を読んでいます。ミステリー小説にハマるきっかけになった作品です。 | ||||
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スマートでなおかつアッと言わされるような展開で、ミステリのお手本のような作品。必ずしも本筋と関係ないかもしれないが、登場人物どうしで交わされる推理小説論も興味深い。 | ||||
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読み止まらなく徹夜してしまいました。私は推理小説に興味を持ちました。お勧めします。 | ||||
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まったく問題ありません。私 妻と回し読みしました。面白かったですよ。 | ||||
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私は元々ミステリーが好きで、特にクリスティー作品が好きなのですが、この本を読んで(ちなみに綾辻作品ははじめてです)トリックのフェアかアンフェアかで賛否真っ二つに分かれた「アクロイド殺し」のトリックをはじめて読んだ時のような衝撃を受けました。このトリックを知った時の衝撃の大きさこそがミステリーの醍醐味だと思いますので、ミステリーに物語の設定の現実性や深い動機付けを求めるのはあまり意味がないと思います。それを求めてしまうとドイルやクリスティーの作品すら成り立たなくなります。そういう意味ではこの作品は素晴らしいと思いますし、トリックを知った人は、たぶん全員が本を落としそうな衝撃を受け、前のページを繰り返し見たくなります。ネタバレするので詳しくは書きませんが、この作品を映像化するのは無理です(笑)あと、綾辻さんの書く文章も独特の神秘的な雰囲気が出てて、読みやすくていいですね。真相改訂版になって表紙もカッコいいし、自信をもっておすすめできる作品です。次は評判の高い「時計館の殺人」に行きたいところですが、順番通りに読んだほうがいいらしいので悩みます・・・あと、ここのレビューで思いっきりネタバレしてるものがあるのですが、正直ここに書くべきではありませんし、初見の人は絶対に見ないようにしましょう。 私は断然フェアな作品だと思いますが、どうでしょうか? | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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推薦したいです。 随分昔の作品ですが 今更読んで、小説ならではの魅力に衝撃を受けました。 渾名で呼び合う等、普通はないでしょという設定ではありますが 島でのパートと、島以外のメンバーでの推理パートが交錯して先が気になり 最後の3人になっても私は犯人を推理できませんでした。 そこで、あの1行! 他の方も書いているように動機が陳腐だったりしますが 結局ほぼ完全犯罪となり、自首したと思われるのも犯人の良心によるもの…といった余韻のあるラストも 良かったです。部屋を暗くして読むと怖い小説でもありました。 行間や想像力を使う小説ならではの魅力があり ミステリー作品として珠玉の名作と感じました。 | ||||
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僕は推理小説を余り読んだことのないが、このトリックはフェアではないと感じた。 確かに、あの一行を読んで「どういうこと!?」と驚いたし、その発想はすごいと思う。 けれど結局、そのトリックは、実は犯人だけが持っている道具(手段)があるから可能なトリックだったのであって、それらの道具が示されてなかったのはアンフェアではないだろうか。 さらに言うなら、この話の構成なら別に漁師の息子が犯人でも構わないだろう。船を運転できて、日中は本土か隠し通路にいたと。動機付けなら、例えば実は千織と漁師の息子は港で出会って恋仲だったでもいい。それで彼女から隠し通路の存在を聞いていたとか、本館の焼け跡からマスターキーを拾っていた、でもおかしくはない。やや強引ではあるが、どのみち犯人が明かされてから犯人だけが持つ特別な道具と犯行の動機(犯人と千織の関係)が唐突に明かされているわけだから、推理の上で差異はない。 とにかく、例の一行はすごいが、トリック面で不満が残った。 さらに、新本格の祖と言われ、館や密室も出てくるのに、それがトリックに関係ないのも如何なものかなと思う。こちらはそういったものを期待していたのだが。 | ||||
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皆様の批判は、確かに正しいと思います。いわゆる、人物が描けていない、動機が弱い、トリックがちょっと…等々。昔から言われていることです。しかし、そうした欠点を補って余りある、かけがえのない喜びを、私は味わうことができました。すなわち、「見事に騙されて、最後に驚愕することが出来る」、というものです。 これが味わいたくてミステリを読んでいる私は、たまにこういう作品に出会えると、舞い上がってしまいます。この「十角館」は、初めて読んだ綾辻作品で、読んだのは何年か前ですが、素晴らしく驚愕することが出来ました。そう、「あの一行」にです。「あの一行」で、この作品の欠点はすべて吹き飛びました。 もう何と言うか、こんな素晴らしいトリックで騙してくれて有難うございました、感涙に咽んでおります、としか言いようがありません。驚けなかった方々には申し訳ないのですが、こういうものは楽しんだ者勝ちです(失礼)。綾辻さんのミステリの特徴として、騙されれば騙されるほど嬉しい、という何かがあるように思います。 レビュアーの皆様の言う通り、出来るだけ事前情報なしに、先入観を持たずに、「どれどれ」みたいな軽い気持ちでこの本を手に取ることをお勧めします。それと、ご注意申し上げたいのは、綾辻作品というのは、リアリズムよりもファンタジー色のほうが濃い、ということです。人によって好き嫌いの別れる作風だと思います。感想は十人十色だと思いますが、うまくはまって最後に驚くことが出来れば、これほどの喜びはないと思います。 ちなみに私は、これ以降綾辻さんのファンになり、色々と読みましたが、それぞれ工夫が凝らしてあって面白いです。「館」シリーズは、ちょっと純粋推理から離れてしまうものもありますが、すべてに共通するおどろおどろしい雰囲気を楽しめます。「館シリーズ」ではありませんが、「霧越邸殺人事件」が本格としては出色だと思うので、未読の方は試してみてはいかがでしょうか。 | ||||
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アガサやコナンの前に、ここから入っておくと楽々です。お奨めです。 | ||||
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あともう少し、と言う焦燥感に包まれる読後感です。最初のミステリーがいつ始まったかにも気がつかず、ドキドキしました。 | ||||
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何年も前に、読んだ作品ですが やっぱり、いいですね♪良いものは、良い。 他の館シリーズも電子図書で欲しいです。 | ||||
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あまり典型的なミステリーは読むほうではないのだが、評判が高いので手を出してみた。 孤島に行ったミステリー研究会の面々が、次々殺されるという何とも古典的かつ、陳腐なミステリー。 と思いきや、なるほど、人物設定や現場設定がすごいうまい。 ミステリー研究会なら、ニックネームで呼び合うのは不思議ではない。 ここら辺が、後々絡んでくるだろうなぁと漠然と思いながらも、トリック自体は最後まで読めなかった。 かなり緻密に作られたミステリーで、とても楽しめた。 | ||||
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発表当時の帯には「大トリックがまだ残っていた」と書いてあったように思う。 当時高校生の僕は非常に期待して読んだ。 しかし僕にはそれが「大トリック」であるとは思えなかった。 若者にありがちな狭量さで「意外かもしれないけどルール違反」な解決だと思ったのだ。 でもそれで評価が低かったかというと、そんなことはない。この作者の次回作があってほしいと強く願った。それくらい面白かった。 急に関係ない話をするようだが、島田荘司のある作品では、一見異様ではあるが現実にもありそうな環境の中に、殺人のためだけに用意されたある機構が人間の盲点を付く形でこっそりと紛れ込んでいる。その種明かしを島田荘司は非常にもったいぶって、誇らしげに、楽しげに提示する。僕はそれをすごく好ましいと感じる。 その逆に、壮大と形容したくなるような極めてよく考えられた大仕掛なトリックがあったとして、もしその解明がポイと捨てるように「こうでした」と無造作に行われていたら、ミステリの読者としての僕は、ものすごくそれを残念に感じるはずだ。 当時高校生の僕は「十角館」の綾辻行人にあの傑作で島田荘司が見せたのと同じ「気分」を感じた。ああ、この作者は「こういうの」が大好きな人なんだなあと、自分とおなじ感覚を共有したような気分になって嬉しかった。「大トリックがまだ残っていた」という文句を思いついた編集者もまたそういう感覚の持ち主だったに違いないと思う。 綾辻行人はトリック「が」すごい作家ではない。考案したトリックを自ら面白がって、それが映える舞台と演出を用意し、種明かしの仕方にも徹底的に凝る、そういう作家だ。そういう作家の作品を読みたいと思う人に綾辻行人を勧めるし、綾辻行人を読むならまずはこの「十角館の殺人」から読んで欲しいと思う。 | ||||
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ミステリ初心者なもので、初めて拝見しました。傑作傑作といわれようが所詮デビュー作でしょ?なんて思った過去の自分に土下座してもらいたいわ。犯人が分かった後にまた一から読む気になった小説は初めてです。何よりたった一言でポンッと最後のピースがはまる瞬間が爽快。あー読んでよかったって心から思えました。 だいぶ昔の作品なのにいやに読みやすいなと思ったら、改訂版だったんですね。そんなことも知らないド素人なので説得力ないかもですが、何にせよ素晴らしい作品です。 | ||||
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処女作だけあって(こちらは改訂版のようですが旧版を読んでないのでどの程度改訂されたかはわかりません) 描写や人物については甘いところがありますが最後まで犯人が誰なのかドキドキしながら読めるし何より犯人がわかったときの衝撃が痛快でした。 トリックに関してもやはり館シリーズ1作目とあってこれが一番新鮮でした。逆に他の館シリーズを先に読んでるとネタバレがあるので面白くないかも。 ただ動機や最後の手紙の部分は些か陳腐かな。 でもどんでん返し好きには一読の価値ありだと思います。 | ||||
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まるで登場人物になったかの様に入りこめました。 被害者の憶測で進むので、謎がどんどん深まる点も素晴らしいです。 ミステリーの良作を手軽に読めるという印象です。 いつかまた読み返してみたいです。 | ||||
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