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十角館の殺人



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十角館の殺人の評価: 3.77/5点 レビュー 694件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.77pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全447件 281~300 15/23ページ
No.167:
(4pt)

そして?

あともう少し、と言う焦燥感に包まれる読後感です。最初のミステリーがいつ始まったかにも気がつかず、ドキドキしました。
十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.166:
(5pt)

やっぱり、いいですね♪

何年も前に、読んだ作品ですが
やっぱり、いいですね♪良いものは、良い。
他の館シリーズも電子図書で欲しいです。
十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.165:
(5pt)

設定が絶妙で無理なく楽しめるミステリー

あまり典型的なミステリーは読むほうではないのだが、評判が高いので手を出してみた。
孤島に行ったミステリー研究会の面々が、次々殺されるという何とも古典的かつ、陳腐なミステリー。
と思いきや、なるほど、人物設定や現場設定がすごいうまい。
ミステリー研究会なら、ニックネームで呼び合うのは不思議ではない。
ここら辺が、後々絡んでくるだろうなぁと漠然と思いながらも、トリック自体は最後まで読めなかった。
かなり緻密に作られたミステリーで、とても楽しめた。
十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.164:
(5pt)

「大トリックがまだ残っていた」と感じる心

発表当時の帯には「大トリックがまだ残っていた」と書いてあったように思う。
当時高校生の僕は非常に期待して読んだ。

しかし僕にはそれが「大トリック」であるとは思えなかった。
若者にありがちな狭量さで「意外かもしれないけどルール違反」な解決だと思ったのだ。

でもそれで評価が低かったかというと、そんなことはない。この作者の次回作があってほしいと強く願った。それくらい面白かった。

急に関係ない話をするようだが、島田荘司のある作品では、一見異様ではあるが現実にもありそうな環境の中に、殺人のためだけに用意されたある機構が人間の盲点を付く形でこっそりと紛れ込んでいる。その種明かしを島田荘司は非常にもったいぶって、誇らしげに、楽しげに提示する。僕はそれをすごく好ましいと感じる。

その逆に、壮大と形容したくなるような極めてよく考えられた大仕掛なトリックがあったとして、もしその解明がポイと捨てるように「こうでした」と無造作に行われていたら、ミステリの読者としての僕は、ものすごくそれを残念に感じるはずだ。

当時高校生の僕は「十角館」の綾辻行人にあの傑作で島田荘司が見せたのと同じ「気分」を感じた。ああ、この作者は「こういうの」が大好きな人なんだなあと、自分とおなじ感覚を共有したような気分になって嬉しかった。「大トリックがまだ残っていた」という文句を思いついた編集者もまたそういう感覚の持ち主だったに違いないと思う。

綾辻行人はトリック「が」すごい作家ではない。考案したトリックを自ら面白がって、それが映える舞台と演出を用意し、種明かしの仕方にも徹底的に凝る、そういう作家だ。そういう作家の作品を読みたいと思う人に綾辻行人を勧めるし、綾辻行人を読むならまずはこの「十角館の殺人」から読んで欲しいと思う。
十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.163:
(5pt)

面白かった!!

ミステリ初心者なもので、初めて拝見しました。傑作傑作といわれようが所詮デビュー作でしょ?なんて思った過去の自分に土下座してもらいたいわ。犯人が分かった後にまた一から読む気になった小説は初めてです。何よりたった一言でポンッと最後のピースがはまる瞬間が爽快。あー読んでよかったって心から思えました。
だいぶ昔の作品なのにいやに読みやすいなと思ったら、改訂版だったんですね。そんなことも知らないド素人なので説得力ないかもですが、何にせよ素晴らしい作品です。
十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.162:
(4pt)

ラストは痛快

処女作だけあって(こちらは改訂版のようですが旧版を読んでないのでどの程度改訂されたかはわかりません)
描写や人物については甘いところがありますが最後まで犯人が誰なのかドキドキしながら読めるし何より犯人がわかったときの衝撃が痛快でした。
トリックに関してもやはり館シリーズ1作目とあってこれが一番新鮮でした。逆に他の館シリーズを先に読んでるとネタバレがあるので面白くないかも。
ただ動機や最後の手紙の部分は些か陳腐かな。
でもどんでん返し好きには一読の価値ありだと思います。
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No.161:
(5pt)

良作です。

まるで登場人物になったかの様に入りこめました。
被害者の憶測で進むので、謎がどんどん深まる点も素晴らしいです。
ミステリーの良作を手軽に読めるという印象です。
いつかまた読み返してみたいです。
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No.160:
(4pt)

アガサ クリスティっぽい

久々に また 正統派のミステリーを見つけたというかんじです。でも アガサとかポゥとか 日本人のくせに (いくらミステリー作家の名前でも)呼び合うのは ちょっと きもいかんじがしました。
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No.159:
(5pt)

良かった

楽しかったです。初めて読んだミステリー小説がこの本で良かったです。
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No.158:
(5pt)

本格的ミステリー小説

ミステリー小説の王道だ。従来の暗い、動機重視の推理小説では味わえない爽快感がある。
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No.157:
(5pt)

時間を忘れた

読書が好きでこれまで、それなりの数の本を読んできたものの、あまりにも有名すぎて手を出していなかった。実際に読んでみたところ、これほどまで時間を忘れて夢中になった小説は初めてだった。

冒頭の登場人物が多く名前と性格を一致させるのに何度もページを戻るはめになった。本の分厚さも手伝って読み始めの30分ほどは、あまり乗り気では無かった。しかし、その辺りからの記憶が無い。それくらい本の中身に没頭させられた。そして最後にため息が出た。

読むなら休日を利用したほうがよいです。あっという間に時間が経ちます。
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No.156:
(5pt)

活字離れした人向け、ひねくれないで読むべし

普段小説を読まない私ですが、知り合いに勧められ拝読。
そんな普段活字から離れた人は読むときっと楽しめます。

現代のミステリ小説がどういうものなのか、恥ずかしながら
私はそういった類の小説を全く読んでこなかったため比較が
できないのだが、純粋に面白かったです。
また、映像化不可能で活字だからこそ楽しめる小説とは
こういうものなんだと関心しました。
私はこの作品が20年以上も前に存在し、それを知らなか
ったなんて勿体無い!と素直に思いました。

もちろん科学技術の発展などから今では『う〜ん?』と
思ったり、トリック的な部分は物足りないところがある
とは思いますが、私はそれをひっくり返すほどの力が
ある“一行”だと思いました。
十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.155:
(5pt)

謎は一つだけでない。

初出は1987年9月5日、講談社ノベルス。だから、『十角館の殺人』に文学作品としての完成度を期待するのはお門違い。アマゾンのレビューを見ていると、『十角館の殺人』の文章が気に食わないという苦情が出ているが、そういう人は講談社文芸文庫を読むべきだろう。私は、『十角館の殺人』を読んでいる最中に、ところどころこんな表現は通用しないと感じた個所もあるが娯楽作品としては悪い文章でもない。

129ページから130ページの記述は、非常にアンフェアである。著者が意図的に読者の推理を妨害している個所である。ミステリ研の面々は、その場面で槍玉に挙がった登場人物以外にも、他のもう一人の登場人物も槍玉にあげなければいけなかった。そうしないと、島にいる犯人が有している技能とのつじつまが合わなくなってしまう。しかし、実際の作中の記述で、槍玉にあげられたのは登場人物の内の一人のみ。私には、その場面の少し前のページを読んだ読者の推理を妨害しておかないと犯人を当てられてしまうから、不自然な記述をせざるを得なかったという著者の都合が透けて見えるように感じられた。だから第三章の冒頭以降に登場している小道具は取り除いたほうが作品の完成度は高くなっただろう。しかし新装改訂版の出版のさいに著者がその小道具を消さなかったのは、ミスを認めたうえであえて改変しないという誠実さの表れだろう。

第九章のはじめより少し経過した場面での、ある登場人物の行動及び内面描写も著者から読者への妨害である。この箇所も書き直しておかないと叙述トリックが破綻してしまう箇所である。しかし、やはり綾辻行人は新装改訂版でも、その問題のある部分の書き直しはしていない。もちろん、それもあえて破綻部分を残すという決断だったのだろう。

私が見つけることができたのは、以上二つの問題点である。叙述トリックを用いているはずの『十角館の殺人』には、明らかな破綻がある。私には、それでもなお作品全体が台無しになっているとも思えなかった。『十角館の殺人』は一つの叙述トリックによってのみ成立している作品ではないのである。作中の十角館で現在進行している殺人事件、過去に起きた青屋敷での殺人事件、中村千織出生にまつわる秘密という複数の謎が解き明かされていくという物語の流れや構成に魅力があり、少々の破綻は打ち消されるのだろう。

中村千織出生にまつわる秘密の真相と青屋敷での殺人という二つの謎も、それぞれ個別にみれば陳腐な物語にすぎないとも言える。

だから複数の事件や謎にまつわる情報が探偵役の島田潔に行き着き謎が解けるという作品の流れそのものに魅力があるのだろう。『十角館の殺人』は一つの叙述トリックによってのみ成立している作品ではないのである。

視点を島田潔からの視点に固定し、島田潔からの内面描写を極力しないようにすれば、映像化も可能かもしれない。島や過去の出来事については伝聞という形式で映像にすればいい。

私は、館シリーズが、エドガー・アラン・ポー、エラリー・クイーン、ガストン・ルルー、S・S・ヴァン=ダイン、ジョン・ディクスン・カー、バロネス・オルツィ、アガサ・クリスティの作品へのオマージュになっているような気がした。しかし、私には探偵小説の教養がないので検証はできない。探偵小説の教養がある人なら最終作が誰の作品のオマージュであるか言い当てることも言い当てることもできるのかもしれない。
十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.154:
(4pt)

えっ? えぇー、えええぇ〜〜〜〜っ!!

設定が古典的ミステリの雰囲気で、楽しかったです。
登場人物がエラリーとか、ポーとか、アガサなどの有名作家のニックネームで、大学のミステリ研の仲間たち。孤島の館で一人ひとりが殺されていく・・・など。読みながらいろいろ推理してみたのですが、まさかの一行を読んだときには、「えっ? えぇー、えええぇ〜〜〜〜っ!!!」となりました。二度は楽しめないのが残念です。最後まで読んだとき、「いくらなんでも、ここまでしなくてもなぁ」という気持ちになりました。
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No.153:
(4pt)

面白く読めたけど

終始面白く読めた。
犯人が確定したときには思わずページを戻して、それまでのところを再読してしまったくらいだ。
トリックも大胆不敵。
ただ、島に閉じ込められた学生たちにもう少し緊迫感が欲しかった。もっときりきりとした緊張、疑心暗鬼、互いが互いを犯人だと罵るような、もっと殺伐とした雰囲気、そういうのが私には欲しかったです。彼ら学生は無駄に頭がいいのか、そうした崩壊的な環境にはならなかった。
十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.152:
(4pt)

オチの秀逸さに脱帽…でも、納得いかない!

ネットで高評価な作品だったので、試しに読んでみたが、結末の一行を読んだ時には、思わず、ニヤケ顔に。完全に作者の思うツボにハマってしまった(笑)

この作品のスゴいトコロは、読者が犯人当てに躍起になればなるほど、作者の仕掛けた罠にハマってしまうトコロである。読者の思い込みを利用した秀逸なオチは、一読の価値があると思う。

しかし、この作品の評価ポイントはあくまで、「オチ」のみである。作者は本格ミステリーう売りにしているようだが、「犯人当て」のみに特化させた小説が本格ミステリーと言えるのか疑問である。そもそも、本作は長編ミステリーである。犯人当てに献身的な読者は、それこそ何時間、何日もかけて、納得のいく犯人を考え出す。だからこそ、その答え合わせは、その時間と吊り合う、誰もが納得のいく結末に仕上げることは、ミステリー作家にとって、最も重大な責任であるハズである。

けれども、今作では作者の経験不足なのか、登場人物の動きが不自然なせいで、無駄なアリバイの空白があちらこちらで見受けられる。これが、作者の意図したものでないことは、詳細な解説が存在しないことから伺い知れる。詳しいシーンを指してしまうと、最初の被害者の死体を調べようとした登場人物たちを第一発見者が制するシーンがあるが、その理由は「被害者は仮にも乙女なのだから、死体を見るのはよしてくれ」というのである。そして、この死体の状況については、これ以降、読者にも分らないのである。これでは、読者と作者はフェアでないどころか、完全に作者のファールではないか。

と、まあ、このような本当に無駄な伏線が随所に散りばめられている上、犯人の殺人の動機も、何ともお粗末な理由であるから、今作の結末に100%納得のいった読者はまずいないであろう。先にも述べた通り、長編ミステリーは 読むのに、それなりの時間をつかうのだから、読者に敬意を示すならば、今後は、登場人物の個性や、表現力するまで、ミステリー小説は書かないで欲しいものである。
十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.151:
(4pt)

衝撃の犯人!

以前からミステリーやクローズドサークルの類は好きだったのですがそういう小説は読んだことがなく、この本が初めてでした。
小説はライトノベルならいくつか読んだことがあるのですが、一般小説(?)は数冊しか読んだことがありません。

そこでネットでこの「十角館の殺人」が面白いというのを記事で目にし、思い切って買って読んでみました!
序盤は「こいつが犯人か?…いや、こいつか?」等と推理をしながら読み進んでいったのですが終盤に差し掛かる辺りで「ん〜…こんなもんなのかな?」と少し期待外れ感がありました。殺人をするトリック自体は普通な気がしました。
そして、犯人が明らかになった時に衝撃を受けました。頭の中は「!?!?!?」このような感じで数分考え込んでました。
その犯人自体は最初あたりで一度疑っていたのですが、完全に想定外でした。これは小説という媒体でないとこの衝撃は味わえないでしょう。
この最後のトリックにより私にとっては衝撃作になりました。
終わり良ければすべてよしと言ったところでしょうか?

しかし、途中の少し期待外れな部分があったのでこの評価にします。
十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.150:
(5pt)

面白かった

素直に読んでいたので、犯人の真相も意外で、驚きました。
ネットでも、評価の高い作品だったけど、納得です。
十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.149:
(5pt)

騙された

見事に騙されました
すぐに読み返しました
あの名作と違うけど同じだった
十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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No.148:
(4pt)

館シリーズ

館シリーズはどんでん返しがあるので、今回は犯人は誰か?というより、どんな風に騙してくるのか?という点に期待して、注意して読んでいたのですが、見事に騙されました(笑)これが巷で話題の1行かと。 騙されたい人にお勧めしたい作品です。 文章も読みやすいのでサクサク読めるのですが、登場人物が有名な推理作家の名前でお互い呼び合うので、その作家のことを全く知らないとつまらなく感じるかもしれません。
十角館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
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