ハリー・クバート事件

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評判

ハリー・クバート事件の評価:

3.62/5点 レビュー 42件。 B ランク

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平均点3.62pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全55件 41〜55 3/3ページ
No.15
(3pt)

緻密なミステリを期待すると裏切られるが、時間潰しには適当か

一読、賛否両論が別れる作品だと思った。"どんでん返しに続くどんでん返しのラスト"という帯の宣伝は明らかに誇大広告で、問題の事件の現場の状況を見れば真犯人足り得る人物は初めから明らかだし、作者が最後に用意している真相も予定調和的でミステリ的興趣には欠ける。むしろ、「ツインピークス」如く、アメリカの田舎町の人間模様を、謎を散りばめながら、紆余曲折しながらも徐々に明らかにして過程に面白さを見出そうとしたものであろう。軽いエンターテインメントが好みの方にはお薦めかも知れない。

主人公は二作目が書けない作家。その主人公が、恩師の作家(とその出世作)が関わる事件を調査して行く様子を本作の作者が書くという作家の三重構造が一つの狙いだと思うのだが、大したアイデアとは思えない。私が注目したのは、作中に「作者の天国」という言葉が出て来る点である。成程、結末は勿論の事、退屈な物語展開の中で突然出て来る思い付きの様な謎の提出とその解決、人物造形(特に本作で一番重要な少女ノラ)のイイ加減さと言い、何を書いても作者の自由という訳だ。緻密なミステリを期待すると裏切られるが、時間潰しには適当といった所の作品だと思う。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
4488010261
No.14
(4pt)

 訳のわかんない面白さ!

33年前の失踪した少女の遺体が恩師の敷地から出てきた!

 実はその少女と恩師は禁じられた恋に葛藤していた!

 その事件を捜査するベストセラー作家!しかし今は2作目を出せずに失業寸前!

 聴き込みをする中で徐々にいろいろな事実が判明していく・・・。

 全く訳が分かんないけれど引き込まれました。

 早く下巻が読みたいです。

 ただ単にじらされるのでなく、小出しに事実関係が明らかになっていく様子が好きです。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
4488010261
No.13
(2pt)

作者の性格もわからずに購入したのが失敗でした。

新本と変わらないくらいの美本と丁寧な郵送で感激したのですが肝心の本の内容が僕には面白くなかった。下巻を購入する気もおこらず結局上巻だけでやめました。この作者のものは今後読みません。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
4488010261
No.12
(5pt)

御勧めでーす

最期の最期まで予測不可能なストーリーで久々に楽しく読みました
ハリー・クバート事件 下 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 下より
448801027X
No.11
(1pt)

うーん・・・

私は東京創元社を愛しています。
幾多の名作が胸をふるわせてくれました。
でも、ごくたまに、大きな「裏切り」があるので要注意です。
これは「忘れられた花園」に続くガッカリ本。
「忘れられた花園」はまだオチまではガマンできましたが、この本ときた日にゃぁ~途中でうんざりしました。
ヤングアダルトかハ―レクインを読んでいるかのような(それはそれで尊重しますが)青くてあさくてしょーもない展開に、

こりゃ、だめだ。

と、もっとなにか文章に品位のある、すぐれた「高い」作品をむしょうに読みたくなりました。
他の方のレビューにもあるように、出版社もたいへんなのはわかりますが。
今後は東京創元社だからといってすぐにとびつかず、もう少し吟味して作品を選ぼうと思いました。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
4488010261
No.10
(4pt)

面白い

リンカーンライムシリーズのようなどんでん返しはないけども、緻密なストーリーで容疑者・犯人が変わってゆく。難を言えば、伏線の張り方が強引か?ハラハラ感はなく、静かな展開ですが、気が付いたら上下とも読了していました。ハラハラ感がない分、マイナス1点。ただし、登場人物の性格は巧みに書き分けられていて純粋に面白いです。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
4488010261
No.9
(2pt)

ベストセラーになったのが謎

一番の不満は、ノラとハリーの恋。
ある日突然姿を消した少女を愛し続けて33年、どれほどの恋だったのだろうかと思えば、
会った瞬間に恋に落ち・・・であり、そして「愛している」「愛していた」の羅列では陳腐でしかなかった。
期待し過ぎ、これはミステリーなんだから単純に謎解きで行こうと言い聞かせて読み終えました。

出版が高尚な仕事だったのは昔で、今では資本主義の「狂騒」の中に置かれているんだ。
今や本は売るために宣伝しなければならず・・・
と、小説の中で語る出版社社長の言葉通りに宣伝に乗せられてしまいました。
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4488010261
No.8
(1pt)

長すぎる、帯の絶賛コメントに惹かれて購入したが

長いわりには、盛り上がりが後半部分のみ。帯の絶賛コメントは嘘だろー、という感じ。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
4488010261
No.7
(5pt)

カードの裏を読め!

読みだしたら止まらないミステリー。無実の罪と思われる恩師を助けるのと同時に〆切を迫ってくる百戦錬磨の編集者、やたらと主人公の性的志向をチェックしたがる母親との攻防。とにかく愉しかったし、二転三転するPrime Suspectsの見事さ。
パズルを解くときに"カードの裏を読む"という表現があるけれど、まったく違う視点で犯行を見直さないと犯人が解りません。
複雑な構造で、過去の出来事に何度も遡りますが、だらだらと昔のシーンを書き込んで飽きさせたりしないところも好きです。
『冗長な部分がある』とされていますが、一気に読んで、また読み返して(登場人物の行動や言動を見直し)、本当に愉しめました。同じ主人公で続編がすぐに読みたいです。エンターテイメント性が高いため、気に入らない方もいるかもしれませんが、週に4-5冊はミステリーを読んでいるなかでもなかなか徹夜してまで読みたいミステリーに出会うことはまずないので、私には嬉しい出会いです。
(特捜部Q、R.D.ウィングフィールド、ヘニング・マンケル、レジナルド・ヒル、フランク・テリィエ、ジャン・フランソワ・パロ、コニー・ウィリス、アラン・ブラッドリーなどが愛読書です)

〜このセリフは何度も読んでしまいました〜
『マーカス、今からとっても大事な医学的質問をするから聞きなさい。お前を9か月間もお腹に入れてた母親に、正直に答えなさいよ。その部屋にゲイの男の人がいるの?』 きっと作者も母親からこんな質問をされているんじゃ?なんて想像してしまいます。
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4488010261
No.6
(1pt)

まさに「冗長」

「冗長」とされた方の意見に賛成、無駄な時間を過ごしました。評論家の意見はあてにならないっという見本。
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4488010261
No.5
(3pt)

微妙なかんじ

おもしろいといえばおもしろいのですが絶賛するほどではないような。
あまりベースの小説がうまくない一昔前の新本格が一番近いかもしれません。
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4488010261
No.4
(1pt)

冗長

冗長 意味-「文章、話などで無駄が多く長い事」
一見ミステリ好きを惹き寄せる設定。時間とお金に余裕があり、ミステリをあまり読まれない方に限定。
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4488010261
No.3
(5pt)

たしかにやめられません

一冊目の本で大ヒットを飛ばしたものの、二冊目が書けない「ライターズ・ブロック」状態に陥った新進気鋭の作家マーカスが、恩師で国民的作家のハリー・クバートにかけられた33年前の少女殺し事件の嫌疑を晴らすため、事件を調査する。
とにかく引きが強くて、次々に明らかになる新事実が、いつも予想の斜め上をいくもので、ついついやめられなくて読んでしまう。面白い。
ノラ・ケラーガンという殺された少女がたいへん魅力的で、彼女の身に何が起きたのか、知らずにはやめられない。
正直、ここまで長くしなくても(笑)と何度も思ったが、それも若い作者の勢いによるものかもしれない。
文学的な重厚さには乏しいが、軽めのエンタメとして読み応え充分。
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4488010261
No.2
(5pt)

久しぶりに徹夜してしまいました

スイス人著者による、アメリカ東海岸の小さな街を舞台にしたミステリー。スイス人著者なのに、何故アメリカ?と読む前に思いましたが、海岸や効果的に使われており、主人公やその師匠のハリー・フバートが出版で大成功を納めるのもアメリカならでは。あとがきによると、著者は、子供時代に毎年夏に家族でアメリカに滞在していたそうです。あまりにおもしろいので、久しぶりに徹夜してしまいました。おすすめです。
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4488010261
No.1
(5pt)

非常に面白かった

馴染みのないスイスの作家の本がはたして面白いのか?と半信半疑ながら全欧州で200万部超のベストセラーという帯の言葉につられて読んでみた。

1作目の本が当たって流行作家になったものの、2作目が書けなくて苦悩するマーカス。逃げ込んだ先は、「悪の起源」というベストセラーを書いた大作家で、大学時代の恩師でもあったハリー・クバートのところだった。が、ハリーは行方不明になっていた少女殺害容疑で逮捕されてしまう。マーカスは、恩師の無実を証明すべく事件の捜査を始めるのだが…。周辺の人物、そしてハリー自身について、次々に明らかになる新しい事実、そして、意外な事件の真相が浮かび上がったかと思えば、その先にまだいくつものどんでん返しが待ち受けていた…。

あとがきでも書かれているが、この話の死んだ美少女ノラが、周囲の証言からどんな少女だったかが少しずつ明らかになっていくところが、昔の米ドラマ「ツインピークス」の死んだ美少女ローラが、あとでどんな少女だったかがあぶりだされるところを思い出させる。

隠されていた事実が次々浮かび上がってくるそのストーリー展開に釘付けになり、結局上下巻とも一気に読みほした。ストーリーもよく練られて面白かったが、マーカスやハリーの描写も人間臭くて引き付けられた。
寝苦しい夏の夜などの読書にぴったりだ。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
4488010261