予期せぬ結末3 ハリウッドの恐怖
評判
予期せぬ結末3 ハリウッドの恐怖の評価:
3.86/5点 レビュー 7件。 C ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1〜6 1/1ページ
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予期せぬ結末3 ハリウッドの恐怖の評価:
3.86/5点 レビュー 7件。 C ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
ヒッチコック監督の映画「サイコ」の原作者、と言われれば、そういえばそんな名前だったかな…私の認識はその程度でした。
ところが、この著者は、長編こそ26作と少な目ですが、短編は300を超える小説を遺しているのだそうです。
また、表題作に「ハリウッドの恐怖」とあるとおり、映画界でも活躍し、脚本も数多く手掛けていたとのこと。
本短編集は、そんな著者の短編のうち優れたものをチョイスし、日本初の訳出を含め、12編をまとめたアンソロジーとなっています。
その内容は、ミステリ、ホラー、SF、ファンタジーなど、多岐にわたりますが、敢えてジャンルをつけるとすれば、本書のアンソロジストが、作品紹介の中で使っていた<ハリウッドもの>ということになりましょうか。
映画俳優や、プロデューサーなど映画界に関わる人達を主人公にしたものが多く、筋の運びも、そのまま短編映画になりそうな作品となっているからです。
12編、いずれも楽しめましたが、ベスト3を挙げるなら、収録順に次のとおりです。
【殺人演技理論】
ミステリやサスペンスを専門に執筆している作家のチャールズ。
彼は、自分の作品に登場する絞殺魔のキャラ、ドミニクが自分の書斎に現れると、妻のアリスに訴えるが…。
【奇術師】
20年前に死亡した奇術師、ハーロウ・ブラック。
彼の兄の死亡が報じられたのを機に、ある記者が当時を知る、老エージェントに取材を申し込むが…。
【殺人万華鏡】
殺人をテーマにした3篇のショート・ショートで構成。
第1話のオチが秀逸。
──以上、自分がミステリ好きなため、ミステリ色の強いものばかりを選んでしまいましたが、ミステリ以外ということで、番外編をひとつ。
【ムーヴィー・ピープル】
サイレント映画専門の映画館の常連、ジミー・ロジャース。
彼は、エキストラとしてサイレント映画に多数出演しており、上映作品の中に自分の姿を見出すことを楽しみにしていた。
ところが、彼にはもうひとつの目的があった…。
ということで、ファンタジー色の強い良作です。
日本であまり知られていない過去の作家の中にも、優れた作品を遺した方が、まだまだいるのだと実感。
こういう発掘をこれからも行っていってほしいものです。