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ひかりの剣1988
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ひかりの剣1988の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 41~43 3/3ページ
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帝華大での最後の言葉は、読み終えてからもう一度読み返してしまいました。エピローグもですが、この作家さんの芝居じみたセリフ回しが大好きです。 海堂尊「チームバチスタの栄光」シリーズの中でも特に好きなキャラ、高階院長と、速水・清川の若き青春時代ということで、一番のお気に入り作になりました。主役の一人(もう一人は田口)とはわかっていますが白鳥がいま一つ好きになれないので、彼の出ないサイドストーリーは大歓迎でした。ただ、かといって、本編単独だけで満足できる作品でもないかな。やっぱりバチスタから順番に読み進め、その積み重ねがあってこそ、一番楽しめるような気がします。前作があっての本作、ということで星4つにしました。 とりあえず、過去作を読み返そうかなぁという気になっています。まずは時代が重なっている「ブラックペアン」、その次はジェネラルルージュ、ジーンワルツ、ついでにバチスタ本編シリーズ・・・。各キャラの個性に深みが増して、更に深く楽しめそうな気がして楽しみです。 | ||||
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バブル真っ盛りの1988年。豊かな剣の才能を持ったふたりの男,東城大学,猛虎:速水晃一そして,帝華大学,伏龍:清川吾郎がその時代に舞い降りた。医学部剣道部頂点を決める医鷲旗で昨年,清川は速水に敗れている。そして今年,10年前帝華大学に医鷲旗をもたらした高階が,東城大学に講師として転任することになる・・・ チームバチスタシリーズの『ジェネラルルージュ』速水と『ジーンワルツ』清川による医学部剣道を中心にした物語。本当に剣道のみの物語であるため,シリーズやその他の話を読んでいなくても十分に読める話である。しかし,それぞれの人物の未来の話であるそれらの本を読んでいればより楽しめる場面などがあるのは確かである。物語として,高階が相変わらずの狸ぶりの発揮しながら,二人を誘っていくのであるが,今後の登場人物たちの人物研鑽の起点になってくるような話なのではないか・・・と感じたのであった。 | ||||
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皆様ご存じのジェネラル・ルージュこと速水晃一氏の、剣道一筋だった学生時代の物語。田口先生も島津医師も、ちょこっと登場する。時期は「ブラック・ペアン」と完璧に重なっているが、今回、医療的な要素は皆無と言っていい。ひたすら剣道の話が続くので、退屈する向きもあるかもしれない。 ただ、高階先生がかなりの頻度で登場するので、個人的には美味しかった。剣道の有段者で、帝華大で剣道部顧問をやり、その後、東城大の剣道部顧問になるあたり、タヌキの本領が発揮されていて楽しい。やっぱりカッコいいよなー、この人。「委細かまわず、森羅万象をぶった斬れ」か。うーん、若いころに言われてみたかった。 「ジーン・ワルツ」を読んでいれば面白さは幾分増すが、未読でも別に支障はないと思う。 | ||||
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