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ひかりの剣1988
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ひかりの剣1988の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 21~40 2/3ページ
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作者一連の作品に登場するある人達が学生時代に剣道をしていたという話。 舞台や登場人物が医療関係となっていますが、内容は完全に剣道の青春スポーツ根性作品です。 剣道を知っていると更に面白いかも。 いろいろなワザが炸裂するので、「実際にこんなハズないだろ」と思ってしまったら、きっと作者の思うツボなのだと思います。 メリハリの効いた一気に読めるエンターテイメントになっています。 | ||||
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医学系大学の剣道部のお話。 海堂作品のことを知らなくても、十分に楽しめるストーリー。 しかし、そこにこれまでの作品に出てくる人物がたくさん登場するので、 面白さは倍増。 医療の話は出てこないと思いきや、医学部の入学定員数が減っていくという今の医療問題につながる時期だということなど、ちらほらと海堂らしさも満載。 | ||||
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あっというまに読めてしまうというか読んでしまう非常に 洗練された剣道物語。速水vs清川は見ものだが、 必ずジーン・ワルツは読んでおいた方が良い気がする。 その方が、清川吾郎という人物がより楽しめるので。 | ||||
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『チーム・バチスタの栄光』や『ブラックペアン1988』の舞台となった東城大学の医学部剣道部と帝華大学剣道部のライバル校の戦いを描く、熱き青春小説。 舞台は、医学部だけど、あまり医療の話は出て来ないので、ちょっと著者の著作の中では異色だが、『チーム・バチスタの栄光』や『ブラックペアン1988』を始めとする医療サスペンス小説の登場人物たちの青春時代が輝くばかりに描かれていて、ファンとしてはたまらない。 剣道というものには、高校時代の格技の授業以来触れていないけど、青春を剣にかける若者たちの姿には、胸が熱くなった。 とにかく著者の小説は、ストーリーもさることながら、登場人物の造形が見事で、かつ、魅力的だ。そのため、感情移入ができ、物語にも入り込んでしまう。今回もそう。複雑なストーリーではないけど、若者たち、特に主人公である、東城大学の速水(ジェネラル・ルージュに登場)、帝華大学の清川(ジーン・ワルツに登場)の二人のライバルの激突のシーンの描き方は見事だった。 | ||||
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「ジェネラルルージュ・・・」の速水晃一の学生時代のエピソードという前置きで読むと違和感が出るストーリーでしたが、これはこれで面白く、最後のほうは一気に読みました。 | ||||
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「海堂尊が、何がスポ根ものだぁ〜」と手に取ったのが運の尽き。終りまで、一気に読んでしまった。他の作品は、殆ど読んでいます。 このヒト、剣道四段だったのですね。自分がハマった武道には、思い入れがあるからなぁ。さぞ、剣道物を書きたかったのでしょう。誰かが、書き込んでいましたが、素人ぽい文章も却って初々しく感じられました。 「マンガかよ!!」の突っ込みは武道の深さを知らないからデス。やられました!! | ||||
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一連の作品を読んでいる人におすすめ。 速水晃一と清川吾郎という、過去主役級の役割を果たした人物の邂逅が描かれており、 過去の作品を思い出しながら読めます。 その後の性格を色濃く反映しながら、学生ならでは素直な部分が垣間見れら、 とてもおもしろかった。 ただ、著者のシリーズになじみがない人にとってはどうでしょう。 剣道ものとしては、結構あっさりと奥義に到達したなという感があり、 あっけない印象があると思います。 | ||||
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他の『バチスタ』シリーズは全く未読でしたが、先入観なく読んだのがかえって幸いしてか、十分楽しめました。 すっきりさわやか系の読み物として、夏の課題図書によろしいんじゃないでしょうか。 主人公をはじめ脇役も含めたさまざまな登場人物が、この先どんな大人に、どんなドクターになっていくのか、そして、互いにどう関わり合っていくのか、本編を読み進めるのが楽しみです。 さっそく(遅まきながら)『チーム・バチスタの栄光』を紐解いてみます。 | ||||
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後に海堂小説の重要人物となる速水と清川の二人が、医学生時代に「剣道」を通して鎬を削った伝説の戦いを扱っています。 作者のその他の小説と異なって、医療問題が取り扱われている訳ではありません。 しかし、そこに描かれた試合の描写は素晴らしいと思います。 場内の殺気立った雰囲気が見事に伝わってきます。 しかも、「剣道」に対する主人公たちの考え方や行動には、後の医療を舞台にした場面を彷彿とさせるものがあります。 なかなか楽しい小説になっています。 | ||||
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先日、誉田哲也著「武士道エイティーン」を読んだ かなり、感動した もっと「剣道」を題材にした小説が読みたいと思い、本著を手に取った 海堂氏の著書を読んだのは今回が初 医療小説を多く手掛ける著者 本著はそれらの作品群の外伝的作品 医学生剣道大会の様子を主に、東城大学の速水・帝華大学の清川の視点から描く 主人公達2人は学年が進み部の主将となり、少し破天荒な師匠達に出会い、それぞれが己の殻を見事打ち破り成長する 傑作青春小説だった 本著の主人公の一人・速水はのちにジェネラル・ルージュとよばれる伝説の外科医になるようだ また、その他の登場人物も他の作品に登場しているようだ それらの医療小説郡も読んでみようと思います | ||||
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小説というより、映画のプロットやマンガの原作といった印象を受けました。いくらエンターテイメント小説とはいえ、これ程までに紋切り型のスポコンストーリーをかっこいい登場人物とかっこいい台詞で彩るだけでは、小説好きを満足させられないのでは?・・・正直失笑を漏らしてしまう部分も多々ありました。 とは言え、海堂ワールドのファンや個々の登場人物のファンは文句なく楽しめるはず。特に『ブラックペアン1988』とはダイレクトにリンクする部分が多いので、読んでおくことをオススメします。 逆に海堂さんの小説を初めて手に取る、という方にはオススメしません。 現時点で、海堂さんは医療小説以外には手を出さない方がいいのではないかと、お節介ながら思います。今までの小説は、医療の専門知識や制度への問題意識が作家としての素人臭さをカバーしていたんだな、と気付いてしまいました。 この作品に関しては低い評価をつけてしまいましたが、バチスタを始めとする一連の医療小説は大好きですよ! | ||||
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「医鷲旗」は誰の手に? 東城大学医学部剣道部の速水、帝華大学医学部剣道部の清川は、おのれの 全てをかけて戦う。その陰で、彼らを見守るのは阿修羅と呼ばれている高階 だった。はたして勝負の行方は?速水、清川の青春時代を描いた作品。 「ジェネラル・ルージュの凱旋」に登場した速水、「ジーン・ワルツ」に登場した 清川、そのほかにも田口、高階など、海堂作品に登場するおなじみの人物が 登場する。速水と清川の因縁の対決は、手に汗握る。剣道を経験していない者 でも充分に楽しめる。けれど、どこか漫画的なところもあり、読んでいて「あり得 ないでしょう!」と突込みを入れたくなる部分もあった。特に速水の特訓の内容には 驚かされた。「郊外にある城址」での特訓とあるが、銃刀法違反で捕まらないのか? 所持するだけでも大変なことなのに(^^;ちょっと現実離れしすぎた感も否めない。 けれど、海堂作品に登場するいろいろな人たちの若き日の姿を垣間見るのは楽し かった。まあ、それなりに楽しめる作品だとは思う。 | ||||
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海堂さんは、大学時代、剣道部だったそうです。文武両道、何でもできる人はいるんですね.彼の大学時代の思い出というか、夢:医鷲旗(全国医学生剣道大会の優勝旗)にまつわるお話.ジェネラル速水とジーンワルツの清川が、対決するスポコン小説になっています.医者になってからの彼らなの性格と真逆に描写され、この剣道の試合を通して彼らの人格、人生に大きく転機が訪れるというお話ですが、やや特訓だの山ごもりだの秘技だのと少年マンガチックになってしまっているのが残念です.まあ、バチスタシリーズのひとつのスピンオフとして気軽に楽しむ、そんな作品になっています. | ||||
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著者は『チーム・バチスタの栄光』でデビューし,メディカルミステリーの分野を確立したベストセラー作家である.しかし,本作は著者の作品の中では,異色の青春小説となっている. 舞台の中心は著者の作品ではお馴染みの東城大学医学部であるが,医鷲旗という医学部の剣道大会で優勝を目指す医学生のスポ根ものとなっている.東城大学医学部剣道部とその永遠のライバル・帝華大学医学部剣道部を中心にストーリーは展開していく. メディカルミステリー物では,政官学のあらゆる面から日本医療の持つ問題点を世論に提示することを主眼に置いている.しかし,本作では医学部の定員減という問題が一部扱われてはいるが,主な内容は剣道を通した医学生の青春小説となっている.そのため現役医師という著者の持ち味があまり生かされていないと思う.特に剣道の試合における心理描写や情景描写に力不足な点が多々見受けられる.やはり読者は海堂尊にはメディカルミステリーを求めてしまうので,これからはそのジャンルで良作を創出して欲しい. | ||||
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医学部剣道部の象徴的大会、医鷲旗をめぐり、桜宮・東城大剣道部の猛虎・速水晃一(ジェネラル・ルージュの凱旋)と天下の官僚養成大学、東京・帝華大の臥龍・清川吾郎(ジーン・ワルツ)による伝説の闘いが繰り広げられる。医学の話ではないので、あまり医学用語が出てきません。ひたすら、剣道に打ち込む話です。両者にとって大きな意味を持つ人が、タヌギ親父や阿修羅というあだ名で有名な高階権太(帝華大学剣道部顧問→東城大学剣道部顧問)である。高階権太が2人にとって大きなターニングポイントになる。 本書は、剣道が好きな人はそれだけでも楽しめるのかもしれないが、海堂作品は既刊の登場人物が結構出てきているので、順番に読んでいったほうが、登場人物を知っている分より深く理解でき、楽しめるように思う。 本書の感想は、剣道の部分は正直言ってぜんぜんわからない。ただ、性格の正反対な速水晃一と清川吾郎の決戦だったり、互いがどういうアプローチで強くなろうとしているのか、どういうアプローチでチームを率いようとするのかという過程は読んでみて楽しめるところだ。 | ||||
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速水晃一と清川吾郎。性格も剣筋もまったく異なる二人が、ほとんど交互に別々に物語を進めていきながら、最後の対決へと盛り上がっていく。 同時に、この二人は部の主将としてチームを育てる方法も、異なっていく。剣道は、一人と一人の対決であるだけでなく、チームとチームの対決でもある。 そこに、スポーツではなく、真剣の世界を持ち込むのが高階だ。 剣道の世界で終わるのではなく、その外にある医療の世界を体感させる。臨床というのは、つまり、真剣勝負に他ならない。特に、手術室の中では。 対決する前から逃げ出すような性根や、しがらみに雁字搦めになって本領を発揮することをためらうような性根では、一瞬の好機を掴み、奇跡を引き寄せることはできない。 治療の現場で真剣になれないような医師はいらない。それが高階の発するメッセージではないだろうか。 その高階という先輩に、二人の天才が本物として磨き上げられる過程を描いたのが、この本だと言えよう。成長物語として単独で読んでも面白いだろうが、やはり他の既刊とあわせて読むほうが魅力倍増だと思った。 | ||||
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速水・清川の青春時代♪ そこに高階先生が絡んで、いやはやなんとも、 かわいいったらありゃしないです。 シリーズをずっと読んでらっしゃると、 一粒で二度どころか、十回くらいおいしいですが、 これだけ読んでも、十分楽しめると思います。 医学的なことは、何も出てこないので、 物足りない方も多いと思いますが、 医学生の青春物語として楽しめば。と思いますよ。 しかし、今時、こんな純な医学生いるのか?(笑 | ||||
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医療の難しい言葉が出てこなくて、読みやすかったです。最後微妙に感動してしまいました。 | ||||
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期待以上に面白かったです。 『チーム・バチスタ』で医療ミステリーというジャンルにスポットをあててくれた海堂氏。 本作では、ちょっと古風な剣道という世界で、純文学の趣の青春物を書いてくれました。 高階“顧問”や速水“主将”など、お馴染みのメンバーの懐かしき時代の話。 海堂ファンには嬉しい作品になるのではないでしょうか。 剣道という舞台設定は、門外漢にはちょっと分かりにくいかもしれませんが、 「剣道という闘いは、社会という大海原から見れば、小さな水たまりの中のできごとだ。」 という高階顧問の台詞を聞くあたりから、俄然身近に感じられるようになりました。 大見得を切ったような言葉がしっくりとくるのも、剣道という武道の世界だからこそかもしれません。 これ一冊だけ読んでも、充分に楽しめると思いますが、海堂氏の他の著作を読んでからのほうが、より本作の世界に浸れると思います。 | ||||
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医療の話はまったく出てきません。 速水、清川、高階の3名のキャラを、 剣道という舞台を通して楽しむ、 外伝的作品です。 ですのでいきなりこの本を買っても、 おもしろさはわからないと思います。 これまでの海堂作品を読んだ後に、 この本を読むと、 速水、清川、高階3名の過去が知れて、 とっても楽しいと思います。 ただわざわざ1600円も出して 新刊で買う必要があるかといえば、 かなり疑問ではあります。 おもしろくはありますが。 | ||||
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