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呪物館 人工憑霊蠱猫
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呪物館 人工憑霊蠱猫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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さすがに五冊目となると、何か新機軸をと考えた結果(なのかどうか)、今回は岡山県にあると覚しき「刑部市」から京都洛北へと場所を移した。今回の主役は建物である「呪物館」だ。そこそこの新味があり、雰囲気も中盤あたりまでは悪くない。が、行われることは相変わらずの魔書争奪バトルで、雑魚キャラクタが新人に変わっているだけである。またその新しい登場人物が悉くステレオタイプで、展開は読めるし、背景もベタとしかいいようがない(円海さんの最後の台詞には笑った)。また、第一冊の「蠱猫」から読んでくるとわかるが、全体的にみて前後の整合性のない箇所が多く、結果不自然な展開を余儀なくされている。今後の持って行きようとしては、中途半端になっている(あるいはまだ故意に隠している)設定を深化発展させて止揚してしまうなどいろいろなベクトルがあるはずだと思うのだが。現状は二級学園バトル妖怪風味蘊蓄添え。 | ||||
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