呪物館 人工憑霊蠱猫
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話がこれくらい進んでくると、どうしても魔書争奪バトルやバトル要員の描写は定型的になります。ヒロイン達ってもっと頭使う系の人だったんだがなー、とかね。 それを補うのが魔書自体の背景やバトルの舞台の面白さ。例えば「呪物館」というのはアブナいお宝類を封じつつ研究する場所なんだそうですが、そこの研究員の描写が(切れ方も含め)妙にリアルです。また、館が無限増殖する描写や「白澤」の中でモモさんが電子計算機ならぬ幻視計算機(こういうセンスなんですよ)へのアクセスを追求する部分、最初の黒猫心霊手術など、ときおりはっとするような不思議な美しさがあり、いつまでも心に残ります。 | ||||
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恩田陸にも飽きたてきたところで,本屋で見て購入。 まあ,ジャンル的にファンタジーと言えるでしょうか。 ちょっぴりホラーも入れて。 こういう非現実(なのかな?)的な話も いろんな古文書などが,ずらずら引用されて 巻末には文献まで付属, 見てはいませんけどWEBまで。 かなり緻密な文章。 おすすめです。 | ||||
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さすがに五冊目となると、何か新機軸をと考えた結果(なのかどうか)、今回は岡山県にあると覚しき「刑部市」から京都洛北へと場所を移した。今回の主役は建物である「呪物館」だ。そこそこの新味があり、雰囲気も中盤あたりまでは悪くない。が、行われることは相変わらずの魔書争奪バトルで、雑魚キャラクタが新人に変わっているだけである。またその新しい登場人物が悉くステレオタイプで、展開は読めるし、背景もベタとしかいいようがない(円海さんの最後の台詞には笑った)。また、第一冊の「蠱猫」から読んでくるとわかるが、全体的にみて前後の整合性のない箇所が多く、結果不自然な展開を余儀なくされている。今後の持って行きようとしては、中途半端になっている(あるいはまだ故意に隠している)設定を深化発展させて止揚してしまうなどいろいろなベクトルがあるはずだと思うのだが。現状は二級学園バトル妖怪風味蘊蓄添え。 | ||||
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