ホテルローヤル

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評判

ホテルローヤルの評価:

3.74/5点 レビュー 326件。 D ランク

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平均点3.74pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全213件 121〜140 7/11ページ
No.93
(5pt)

女性にしか描けない世界を鮮やかに

生と性のやりとりを、極限まで表現して美しい物語としての文学を成立させる作品群と思います。やるせなさ、悲しみ、そして喜び、それらの哀感をふさわしい言葉で紡いでいけばこのような物語になるのだろうとひたすら共感を覚えました。人生とは、その時何を感じ、何と言う言葉を発し、決断をして前へ進んでいくことの積み重ねであり、そのような作者の深みのある人生をかいま見せて頂いたような気がします。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.92
(4pt)

直木賞というより・・・。

内容も、文章も、優れていると思います。
ただし、本人の履歴を考慮しなければ、直木賞というより芥川賞相当の作品でしょう。
芥川賞なら、色々な意味で納得です。(ただし、芥川賞=ほめ言葉ではありません)

直木賞としては、物語構成の面白味がなく、最後まで物足りなく感じます。
各短編をつなげてひとつの物語に構成する力量がないと、直木賞作家としては自然消滅するでしょう。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.91
(4pt)

設定が面白い

ホテルの部屋が色々な人の人生を見つめているという感じで、とても上手い設定だと思いました。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.90
(4pt)

Good!です。

なかなかひとつのホテルに合わせていろいろな話が纏まっています♪
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.89
(4pt)

面白い

連れ込みホテルの内容が詳しく書いているのと、私小説的なところがよかった。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.88
(4pt)

読後のエーテルに浸っていたい…

編まれた七話は、書き下ろしの第二話を除いて一話ずつ「小説すばる」に掲載されたもの。第一話は原題が「ホテルローヤル」だったのを後に「シャッターチャンス」に改題したとか。発表当初は以後の七話連作を意識していなかったという。

けれど思うに、かなり早い時期で最終形に至る設計図は構想されていたのではないかと推測する。なぜなら、全七話の時系列は見事に計算し尽くされて順を違えて書かれ、それが故に第七話「ギフト」でページをめくり終えるときの読者の驚きと感動は測り知れない。終結の美しさはあたかも帯締めの「結び目」のようだ。

「ホテルローヤル」は北国の丘上に建つラブホテルだ。「『非日常』を求めて、男と女は扉を開く」とは帯の謳いだが、必ずしもそのキャッチから受けるような、ただただ生々しくおどろおどろしいイメージは決してない。
むしろ淡々として語られ、少しも押しつけがましくはなく、返って表現フレームの外側の広大な原野をも読者は見渡す。淡水画もしくは浮世絵のような独特な写実性。著者言うところの「写実絵画ような」作に上がっている。

――朽ち果てて廃墟と化したホテルが、ある日かまびすしい騒音とともに解体されたかと思えば、ほどなくまた新たにラブホテルが建ち…
は……
ないな、ないない。
ないけどさ……
もうちょっと読み続けたい、そのエーテルに浸っていたいと願ってしまう。

2013年直木賞受賞作。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.87
(5pt)

「ラブホテル つわものどもの 夢の跡」

冒頭の短編では、廃墟となったラブホテルでの行動を通じ、男女の心すれ違いが控えめ
に描かれています。時間を逆行しながら、様々なカップルのホテルとの思い出が掌編とし
て繰り広げられていきますが、最後には、ホテルを建てた男の若々しくも、苦々しい夢の
語りで終わっています。

この小説を読み終わって私が思い出したのは松尾芭蕉のあの有名な句です。
本書に合わせれば「ラブホテル つわものどもの夢の跡」となるのでしょうが。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.86
(5pt)

読みやすいです。

読みやすいです。お読み下さい。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.85
(5pt)

ラブ・ホテルは人生の縮図

とあるラブ・ホテルを舞台にした連作短編集。
廃墟と化す「ホテルローヤル」から、そのラブ・ホテル建設の裏話へと、時間を逆行して短編が綴られてゆきます。

ここで描かれる物語は、「性」について書かれているのではありません。
そうではなく、こうしたラブ・ホテルにやってくるごく普通の人たちの日常です。
釧路の郊外に建てられたこの「ホテルローヤル」には、非常に強引な人も来れば、すべてを飲み込んでしまうような人たちもやってきます。
考えてみれば、ラブ・ホテルと言うのは、人生の縮図かも知れません。
たまたま手に入れた(残った)5,000円で、夫を誘ってラブ・ホテルに入る主婦にとっては、ここだけが日々の生活に右往左往する日常からの逃避行かも知れません。

この短編集を読んでいて強く感じたのは、人間の弱さです。
誰かから認められたいと思いながら、なかなか思う様にならない日常から逃避させてくれる場所、それがラブ・ホテルと言う別空間かも知れません。
その意味で、一編一編の短編が胸に何かを突き付けてくるような、そんな気がしました。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.84
(4pt)

さすが直木賞

とても面白く、一気に読んでしまった。釧路出身で、釧路地方の地名が実名で出てくるので、以前住んでいたものとして懐かしかった。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.83
(5pt)

優秀作品

構成がすばらしい。短編は直接つながることは無いが、二回目を読んだ時には、なるほどと思う。
時代背景がわかりにくい話があるが、短編の中のキーワードを元に年表を組み立てると成立していそう。
久しぶりに、熱中して、没頭して読書できました。好き嫌いはあるかも知れませんが、仲の良い友達には勧めたい、直木賞受賞作。
ラブホテルを利用する人の話ではなく、建てた人や、従業員に視点があるところが面白かった。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.82
(4pt)

今さら読みました。

地元という事もあり、しかも近所に実在していましたので本作品は気になっていました。なかなか面白かったです。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.81
(4pt)

郵送ですよ

予想通りきれいでした。配達と思い込みポストを覗かずにいたので手にしたのが遅くなりました。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.80
(5pt)

優れた描写力

最近の直木賞作品とは明らかに違う、久しぶりに現れた作家らしい作家と言う印象を受けました。
なんと言っても描写力が素晴らしく、行間からにじみ出る思いが伝わってきます。

実家が過去に同じ名前のラブホテルを経営していたとご本人が語っていらっしゃったので、より興味深く読みました。
7つの連作短編の中で、貧乏寺を維持していくため檀家の男性に体を売る住職の妻を描いた「本日開店」が特に面白かったです。
これまで出版されているほとんどの作品を読み、すっかりファンになりました。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.79
(5pt)

すごい本

うまい!素晴らしい構成力。自分が不幸だと思ったら読む本ですね。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.78
(5pt)

素晴らしい!

風景の描写が多い。
主人公は愛情や生活へ向ける視線にリアリティがある。
愛情の変化を、微妙な言葉の変化、態度で、
じっくりと読ませてもらえてよかった。
愛情の変化も、過去にさかのぼっていく手法がよい。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.77
(5pt)

文体が簡潔、風景描写が素晴らしい

文体は、小学生の綴り方を参考にするとよいと言うが、
簡潔で読み易かった。

風景描写が素晴らしく、非常に参考になった。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.76
(5pt)

旬です!是非多くの方に読んで頂きたいお勧めの1冊です!

著者がある意味異質な家庭環境に育ち、自分と同年代の作者に興味を覚え購入しました。
当初図書館で借りようかと思ったのですが3年待ちということでその人気ぶりにも驚かされました。
読み始めは「これが本当に直木賞受賞作品なの?」(失礼!)と少し肩透かしを食らった感がありましたが、
ストーリー展開はとても巧妙で読み終えた時に初めて全てが繋がっていることに気づかされました。
全体的に重苦しく切なさが強く残る作品です。
「せんせぇ」の章は他章に無くハッピーエンドで終わったと思い安心したのですが、その前の「えっち屋」の章で真逆の結末に至っていたことを間接的に伝えていてショックを受けました。
利用者は「非日常的」を求めてそこへ行くのですが、それらは決して非日常的ではなく周りにありふれた現実そのものでありその皮肉を作者は赤裸々に描いています。
この作品はある程度人生経験者でないと理解できない部分があると思います。特に若い方や都会で何不自由なく育った方には理解し難いかもしれません。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.75
(5pt)

良かった!

一つ目、二つ目と読んで・・・失敗したかな? っと感じましたが、全部読み終わって全部が良くなる感じでした。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.74
(4pt)

絶望的な人生

この本はそれぞれつながりのある7つの短編を1冊にしたものです。

最初の5つでは人生の暗い面をとらえ、救いようのない絶望的な出来事を次々に見せつけます。

6つ目の「星を見ていた」では、掃除婦の山田ミコを主人公にしています。私はこの短編が一番印象に残りました。

頭が悪い人物に設定されているミコに対して、作者から「自分はミコより賢いと思っているようだけど、あなたは人生の何を知っているのですか」と言われているような気持ちになりました。

自分の傲慢な部分を指摘された気がします。

最後の「ギフト」の解釈は様々だと思います。

私は「ホテルローヤル」の誕生を最後に持ってきて、コミカルに短編集を締めくくっているように感じました。

全体としてスピード感のある面白い作品だとは思いますが、目新しい視点は少ないので星は4つにしました。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926