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(短編集)

警官の貌



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【この小説が収録されている参考書籍】
警官の貌 (双葉文庫)

警官の貌の評価: 3.85/5点 レビュー 13件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.85pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(2pt)

ガッカリ

ただ 何とか読み終えた感しか! 内容が有るようで 無し 推理小説?サスペンス?量刑? どの作者も 短編の落ち所(処)が!! 作者達の 他の作品を期待 探して 読みたいと思います。
警官の貌 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:警官の貌 (双葉文庫)より
4575516589
No.12:
(4pt)

反則もまた楽し

誉田さんの「三十九番」について書きます。

何げない文章が最後まで来て「あれが伏線になっていたのか!」。
それで最初からもう一度読んでしまいました。

おかしかったのは小説内で主人公の同僚がある本を評して
「あれはミステリーとして反則だ」と言うシーンがあり
ここまで伏線に凝る作者のことだから、これも
「この話は反則だよ」と言っているのでしょう。

他の作品も警察官の仕事や生活ってこうなのか、と
良く調べてあって楽しめました。殺意がちょっと苦しいこじつけも
あったけれど、死刑に対する世論の移り変わりが書かれていて
確かに!と納得しました。 

誉田氏「三十九番」以外は続編、シリーズ化ができそうな
キャラクターの設定です。
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No.11:
(4pt)

それぞれ「貌」の異なる作家四人

今野氏の作品が好きなので、今野氏目当てで手に取ったが、他の作品も面白かった。

今野氏「常習犯」 ☆☆☆
今野氏らしいと言えば、今野氏らしい作品。短篇なのでイマイチ消化不足の感が有る。

誉田氏「三十九番」 ☆☆☆☆☆
正直、今野氏の作品より断然面白かった。短篇ながらよくもこれだけストーリーがあって、しかも上手くまとめたものだと感心する。伏線も見事。

福田氏「シザース」 ☆☆☆
ちょっと非現実的なキャラクタ設定な点があるけど、通訳捜査官と言う聞きなれない役職を軸に描いたのは新鮮味があって面白かった。ちょっとストーリーに無理があったか?

貫井氏「見ざる、書かざる、言わざる」 ☆☆
衝撃的なシーンで始まり、一気に惹き込まれた。しかし、読み進めていくうちに法解釈に違和感が出てくる(一応法学部出身なので)。どうもこの作品に限ってはパラレウワールドとか、近未来の小説のようだ。その点が他の三作品と比べて異色だし、ずるいと言えばずるい。☆四個に相当する始まりだったが、法解釈の押し付けがストーリーの軸になっている事も有り、読後感が良くなかった。
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No.10:
(4pt)

4人の作家

贅沢感が味わえる一冊でした。人間味溢れる作品と、気味悪い作品が交互に載っていたので、精神的にも良いです。
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No.9:
(5pt)

すぐ読める

一つ一つの話に個性があり面白かった。

それぞれの作家の作品を読みたくなります。
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No.8:
(4pt)

shunn

今まで読んだことのない作家の作品を読み、その作家の作品を改めて読んでみたいと、新鮮な作品に出合えた事に感謝してます。
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No.7:
(4pt)

警察小説四作品

最近多くの出版がみられる警察小説を四作品収録。
各作者の作品は、それぞれの特徴があって全体として面白く、中でも、誉田氏の作品は意外性やインパクトの点で他の作品に比べ優れていた印象。
こうしたある限られたジャンルの小説を集めた作品は、特定の著者の作品をじっくり読む愉しさとは別の悦びもあってオススメ。
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No.6:
(4pt)

知らない作家の短編が参考になりました。

どうしても同じ作家のものばかり読んでしまいます。まだ読んだことのない作家(今野敏以外)の作品に触れられてよかったです。
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No.5:
(3pt)

題名違いの本があります

『痛み』という単子本に今野サンの短編が入っただけの本でした。題名が違っていたので購入しましたが、『痛み』を持っていたので、ほとんど読んだことがあり残念でした。
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No.4:
(3pt)

残念

誉田哲也さんが好きで買いましたが
短編であまり中身が薄かったです。
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No.3:
(4pt)

4編の中1編が読ませる

売れっこ4作家の短編集期待したが、結極面白かったのは、貫井敏朗だけ。
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No.2:
(5pt)

四人の作家による四編の警察小説集

異色の警察小説集。今野敏、誉田哲也、福田和代、貫井徳郎の四人の警察小説を四編収録。いずれも唸らされる出来映えの作品ばかり。

今野敏の『常習犯』は、人情刑事物なのだが、真犯人を推理するという警察ミステリーの面白さも兼ね備えている。解説によると本作の萩尾と秋穂の二人の刑事は『確証』でも活躍しているらしい。

誉田哲也の『三十九番』は、異色の警察小説。主人公の小西逸男は浅草署の留置係員の巡査部長。前半は、ちょっと変わった設定の警察小説だなと思うのだが…後半には驚いた。以前から誉田哲也の作品はまるで二重人格のように陰と陽がはっきりしていると思っていたが、この作品は…

福田和代の『シザーズ』は、正調警察小説といった作品。警視庁通訳センターの通訳捜査官の城正臣と警視庁保安課の上月千里の二人の刑事が事件に挑む。

貫井徳郎の『見ざる、書かざる、言わざる ハーシュソサエティ』は、事件異様さにまず驚く。ファッションデザイナーの野明慎也が両眼を潰され、舌と両手の十指が切断された状態で発見される。犯人は誰で、目的は…同時に死刑制度についても描いており、貫井徳郎らしい面白い作品に仕上がっている。

いずれも甲乙付け難い作品だが、誉田哲也と貫井徳郎の作品が抜きん出ているように思う。
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No.1:
(4pt)

それぞれ面白いですが、やっぱり誉田氏の短編が一押しです

警察小説と銘打っていますが、それぞれ一つの事件を捜査する刑事の眼から語られる普遍的な謎解きが主題です。
その担当刑事たちの目線に一味違うもの(盗犯係、留置担当、通訳刑事、やや近未来の捜査員)が加わって、いわゆる捜査一課ものとは異なる雰囲気、プロットが練られています。

その中で誉田氏の短編のみ異彩を放っています。あえて言うなら”警察ホラー”とでもいいましょうか、通常の捜査物と思って読み進めていると、終盤のある場面で突然物語の暗さ、怖さが現れます。読み終わったあとも、なるほどと思う反面なんとなく背中がムズムズするような怖さが残ります。この1編だけでも読む価値があると思います。

ついでですが、貫井氏のプロットは他の作者が以前に使っていたものなので、知っている方はすぐに気付いてしまうかも…

文庫としてはお買い得で、お薦めだと思います。
警官の貌 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:警官の貌 (双葉文庫)より
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