ドロレス・クレイボーン

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評判

ドロレス・クレイボーンの評価:

4.57/5点 レビュー 14件。 A ランク

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平均点4.57pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 1〜20 1/2ページ
No.26
(5pt)

幸せとは言い難く不幸とも言い切れない何か

これだけ口汚く罵っても聡明さを感じられる。まるで音楽のように小気味よい文章。ちびっこピートのフレーズに和む。翻訳も良いのだろうな。そして主人公の生きた軌跡がちょっとだけ眩しかった。
ドロレス・クレイボーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーン (文春文庫)より
416714817X
No.25
(5pt)

幸せとは言い難く不幸とも言い切れない何か

これだけ口汚く罵っても聡明さを感じられる。まるで音楽のように小気味よい文章。ちびっこピートのフレーズに和む。翻訳も良いのだろうな。そして主人公の生きた軌跡がちょっとだけ眩しかった。
ドロレス・クレイボーン Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーンより
4163158103
No.24
(4pt)

概ね満足

読書には何ら差し支えのない状態で、概ね満足です。
販売時の説明文コピーが同封されていて、それを読みながら現物を確認できたのが良かったです。
ドロレス・クレイボーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーン (文春文庫)より
416714817X
No.23
(4pt)

概ね満足

読書には何ら差し支えのない状態で、概ね満足です。
販売時の説明文コピーが同封されていて、それを読みながら現物を確認できたのが良かったです。
ドロレス・クレイボーン Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーンより
4163158103
No.22
(5pt)

何度繰り返し読んだか

覚えてない位に読み倒してる。
で、飽きる事がない。その時の自分の歳や状況によって思う所は違うけど、何より切ないのがドロレスがいうトコロの「女の仕事」部分。シーツを干すシーンなんか、「洗濯なんかやった事が無いって男全員読め!」と叫びたくなるwここまで過酷ではないけど、冬場なんか多かれ少なかれ、毎日当たり前の様に「お母さん」達はいまだにやってますから…。乾燥機?ありますよ。でも日常的には「電気代勿体なくて」使えません。ま、これは本筋には関係ないですが、この手の綿密な描写がドロレスの言葉に説得力を持たせます。で、ドロレスの選択は正しかったんだとすんなり思ってしまうんです。
彼女の言葉は洗練されていない。いないが故に、鮮明にそのシーンが目に見える様に浮かんでくるんだと思います。
ちなみに脳内映画化完了作品だったんで映画化された「黙秘」を観た時には心底がっかりしました。何で素直に作らんかったんだ!と。
ドロレス・クレイボーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーン (文春文庫)より
416714817X
No.21
(5pt)

何度繰り返し読んだか

覚えてない位に読み倒してる。
で、飽きる事がない。その時の自分の歳や状況によって思う所は違うけど、何より切ないのがドロレスがいうトコロの「女の仕事」部分。シーツを干すシーンなんか、「洗濯なんかやった事が無いって男全員読め!」と叫びたくなるwここまで過酷ではないけど、冬場なんか多かれ少なかれ、毎日当たり前の様に「お母さん」達はいまだにやってますから…。乾燥機?ありますよ。でも日常的には「電気代勿体なくて」使えません。ま、これは本筋には関係ないですが、この手の綿密な描写がドロレスの言葉に説得力を持たせます。で、ドロレスの選択は正しかったんだとすんなり思ってしまうんです。
彼女の言葉は洗練されていない。いないが故に、鮮明にそのシーンが目に見える様に浮かんでくるんだと思います。
ちなみに脳内映画化完了作品だったんで映画化された「黙秘」を観た時には心底がっかりしました。何で素直に作らんかったんだ!と。
ドロレス・クレイボーン Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーンより
4163158103
No.20
(5pt)

しょうもない駆け引きと思ったら…?

キングの作品はこれを含めたら
まだ2作品しか読んでいませんが、
それでもこの作品の巧妙さには驚かされる
ばかりでした。

まず、一見すると介護する人と介護される人の
駆け引きの様に序盤は見えますが、
だんだんと過去へとさかのぼっていくと、
それぞれの人間の心の闇が見えてくること。

特にドロレスと娘のセリーナの闇は
本当にドス黒いものです。
特に娘の方。

そしてドロレスは大事なものを守るために、
鬼となります。
それを完全な悪とはいえないと思います。

最後に出てくる嘲笑。
でも、いつ自分に降りかかるかは分からないものです。

フィクションのホラーではなくて、
ありそうな感じのホラーというところが
恐さを増幅させます。
好きな作品です。
ドロレス・クレイボーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーン (文春文庫)より
416714817X
No.19
(5pt)

しょうもない駆け引きと思ったら…?

キングの作品はこれを含めたら
まだ2作品しか読んでいませんが、
それでもこの作品の巧妙さには驚かされる
ばかりでした。

まず、一見すると介護する人と介護される人の
駆け引きの様に序盤は見えますが、
だんだんと過去へとさかのぼっていくと、
それぞれの人間の心の闇が見えてくること。

特にドロレスと娘のセリーナの闇は
本当にドス黒いものです。
特に娘の方。

そしてドロレスは大事なものを守るために、
鬼となります。
それを完全な悪とはいえないと思います。

最後に出てくる嘲笑。
でも、いつ自分に降りかかるかは分からないものです。

フィクションのホラーではなくて、
ありそうな感じのホラーというところが
恐さを増幅させます。
好きな作品です。
ドロレス・クレイボーン Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーンより
4163158103
No.18
(5pt)

ホラーではないキング

キングのマスターピースの一冊である。

 この本はホラーではない。一人の女性が 人生の困難に立ち向かい 子供を守っていく感動的な話である。彼女が夫を殺害する場面だけが 一種のサスペンスだが それ以外は 老女が淡々と語る自分の人生だ。

 キングはホラー作家であるわけだが その小説は時として 非常に感動的である。本書を含めて 幾つかの作品は読んでいて泣いてしまうこともある。その高い文学性こそが キングを読む魅力だ。キングは ホラーという舞台装置を借りながら 実際に語っているのは「人間」である。その意味で ホラーではない本作も 正しくキングの本流の一冊だ。
ドロレス・クレイボーン Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーンより
4163158103
No.17
(5pt)

ホラーではないキング

キングのマスターピースの一冊である。

 この本はホラーではない。一人の女性が 人生の困難に立ち向かい 子供を守っていく感動的な話である。彼女が夫を殺害する場面だけが 一種のサスペンスだが それ以外は 老女が淡々と語る自分の人生だ。

 キングはホラー作家であるわけだが その小説は時として 非常に感動的である。本書を含めて 幾つかの作品は読んでいて泣いてしまうこともある。その高い文学性こそが キングを読む魅力だ。キングは ホラーという舞台装置を借りながら 実際に語っているのは「人間」である。その意味で ホラーではない本作も 正しくキングの本流の一冊だ。
ドロレス・クレイボーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーン (文春文庫)より
416714817X
No.16
(5pt)

マイベスト

これは驚愕のミステリーだ。

 読み進むうちにこんな悲惨な人生って・・と、ただ戦慄する。そして嫌な気持ちになる。でも、どうしても目が離せない。そのうちドロレスがいとおしくなり、下品な老婆なのにとても凛として美しいと感じ、終盤では全く違和感のないストーリー展開だと思えてくる。

 これはホラーではない。人生の真実の物語だ。

人は多かれ少なかれ苦しみを背負っている。ドロレスの様な人生は特殊ではない。現実に多く存在するだろう。そして、困難に立ち向かうか、諦めるかの選択があり、多くの人々は諦めて表面上安易な道を選ぶ。

 彼女が美しいのは立ち向かう勇気を持っているからだ。

キングの作品には非現実的な恐怖を扱ったものも多く、そちらも素晴らしい。しかし私は、この作品とか、世の中が「不正」という物で成り立っていると思い出させてくれる「刑務所のリタ・ヘイワース」などに、より心を揺さぶられる。

苦労人キングは教えてくれる。

人生いたるところに青山あり、は真実だが、逆もまた真なり、である。

うまくバランスをとって、自分が壊れないようにしていくしかないんだよ、と。

 そういうわけで、「ドロレス」は私のベストオブキンズノベルズなのである。
ドロレス・クレイボーン Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーンより
4163158103
No.15
(5pt)

マイベスト

これは驚愕のミステリーだ。

 読み進むうちにこんな悲惨な人生って・・と、ただ戦慄する。そして嫌な気持ちになる。でも、どうしても目が離せない。そのうちドロレスがいとおしくなり、下品な老婆なのにとても凛として美しいと感じ、終盤では全く違和感のないストーリー展開だと思えてくる。

 これはホラーではない。人生の真実の物語だ。

人は多かれ少なかれ苦しみを背負っている。ドロレスの様な人生は特殊ではない。現実に多く存在するだろう。そして、困難に立ち向かうか、諦めるかの選択があり、多くの人々は諦めて表面上安易な道を選ぶ。

 彼女が美しいのは立ち向かう勇気を持っているからだ。

キングの作品には非現実的な恐怖を扱ったものも多く、そちらも素晴らしい。しかし私は、この作品とか、世の中が「不正」という物で成り立っていると思い出させてくれる「刑務所のリタ・ヘイワース」などに、より心を揺さぶられる。

苦労人キングは教えてくれる。

人生いたるところに青山あり、は真実だが、逆もまた真なり、である。

うまくバランスをとって、自分が壊れないようにしていくしかないんだよ、と。

 そういうわけで、「ドロレス」は私のベストオブキンズノベルズなのである。
ドロレス・クレイボーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーン (文春文庫)より
416714817X
No.14
(5pt)

ドロレス

文春の煽り文句は間違っている。

ドロレスは虐げられてなどいない。

戦っているだけ。

聴取のため、小部屋の中で語るドロレスの下品で美しい言葉が素晴らしい。
ドロレス・クレイボーン Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーンより
4163158103
No.13
(5pt)

ドロレス

文春の煽り文句は間違っている。

ドロレスは虐げられてなどいない。

戦っているだけ。

聴取のため、小部屋の中で語るドロレスの下品で美しい言葉が素晴らしい。
ドロレス・クレイボーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーン (文春文庫)より
416714817X
No.12
(5pt)

ドロレスが、耳元に語りかけてくる。

事情聴取のため、小部屋に通されたドロレス。
そこには彼女を含めた4人しかいません。・・・が、読んでいる私やあなた自身にも彼女は語りかけてきます。
老女特有の話し方でありながら退屈させることなく、淡々と自らの半生を。
彼女の口からは、「ドロレス・クレイボーン」という名を持つ少女、女性、妻、母親、使用人としての自分自身に何が起きたかが語られます。
・・・と、ここまで読んで老女の半生の何がそんなにおもしろいんだい、とお思いになる方もいるはずです。
しかし、スティーブン・キングの手にかかればおもしろいのです。
私自身「スティーブン・キング、ばぁさんの話なんて書いてどうしちゃったの?」と半ば馬鹿にしながら手に取った本でしたが、読み終える頃には深く反省。
「やっぱり、スティーブン・キングはおもしろいや!」
笑いあり、涙ありで大満足できることをお約束します。
多少下品な記述もありますが、そこがまた人間くささを感じられていいんですよねぇ。
ドロレス・クレイボーン Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーンより
4163158103
No.11
(5pt)

ドロレスが、耳元に語りかけてくる。

事情聴取のため、小部屋に通されたドロレス。
そこには彼女を含めた4人しかいません。・・・が、読んでいる私やあなた自身にも彼女は語りかけてきます。
老女特有の話し方でありながら退屈させることなく、淡々と自らの半生を。
彼女の口からは、「ドロレス・クレイボーン」という名を持つ少女、女性、妻、母親、使用人としての自分自身に何が起きたかが語られます。
・・・と、ここまで読んで老女の半生の何がそんなにおもしろいんだい、とお思いになる方もいるはずです。
しかし、スティーブン・キングの手にかかればおもしろいのです。
私自身「スティーブン・キング、ばぁさんの話なんて書いてどうしちゃったの?」と半ば馬鹿にしながら手に取った本でしたが、読み終える頃には深く反省。
「やっぱり、スティーブン・キングはおもしろいや!」
笑いあり、涙ありで大満足できることをお約束します。
多少下品な記述もありますが、そこがまた人間くささを感じられていいんですよねぇ。
ドロレス・クレイボーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーン (文春文庫)より
416714817X
No.10
(4pt)

溢れ出る言葉の本

他のキング作品と同じように突然核心から物語は始まる。しかし細かい章割りがなく
ただひたすらに話が進んでいくのはキングにしては珍しい作風。
ホラーやSFといった要素はほとんどありません。サイコホラーともちょっと違う。
夫を殺した妻と、子供そして仕事としての家政婦。それらがドロレスの口から溢れ出る。
それだけの話なのだけれど、キングワールドに引き込まれたら最後まで一気に行くこと間違いなし。
雰囲気に引き込まれるまで時間がかかったので星は4つです。
ドロレス・クレイボーン Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーンより
4163158103
No.9
(4pt)

溢れ出る言葉の本

他のキング作品と同じように突然核心から物語は始まる。しかし細かい章割りがなく
ただひたすらに話が進んでいくのはキングにしては珍しい作風。
ホラーやSFといった要素はほとんどありません。サイコホラーともちょっと違う。
夫を殺した妻と、子供そして仕事としての家政婦。それらがドロレスの口から溢れ出る。
それだけの話なのだけれど、キングワールドに引き込まれたら最後まで一気に行くこと間違いなし。
雰囲気に引き込まれるまで時間がかかったので星は4つです。
ドロレス・クレイボーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーン (文春文庫)より
416714817X
No.8
(5pt)

「女」この永遠のテーマにホラーの巨匠が挑む!

キング・オブ・モダンホラーの描く、ひとりの気高い女の半生を描いたヒューマンドラマ。富豪殺しの容疑を着せられた老女ドロレスの法廷での独り語りによってつづられる彼女の過去は、ごく普通の母親という生き物がどれほど凄い生き物なのかを強制的に理解させられる。とりわけドロレスが夫殺しの容疑で取調べを受ける一連のシーンではあまり涙腺のゆるくない僕が不覚にも涙ぐんでしまった。散々友人たち(主に女性)に勧めまくったが、読んだ女友達は皆「この作者は本当に男なのか?」と聞き返してきたほど女という生き物が深く描かれている。叔母は作品は絶賛したがキングを「マザコン」と斬って捨てた。
ドロレス・クレイボーン Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーンより
4163158103
No.7
(5pt)

「女」この永遠のテーマにホラーの巨匠が挑む!

キング・オブ・モダンホラーの描く、ひとりの気高い女の半生を描いたヒューマンドラマ。富豪殺しの容疑を着せられた老女ドロレスの法廷での独り語りによってつづられる彼女の過去は、ごく普通の母親という生き物がどれほど凄い生き物なのかを強制的に理解させられる。とりわけドロレスが夫殺しの容疑で取調べを受ける一連のシーンではあまり涙腺のゆるくない僕が不覚にも涙ぐんでしまった。散々友人たち(主に女性)に勧めまくったが、読んだ女友達は皆「この作者は本当に男なのか?」と聞き返してきたほど女という生き物が深く描かれている。叔母は作品は絶賛したがキングを「マザコン」と斬って捨てた。
ドロレス・クレイボーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ドロレス・クレイボーン (文春文庫)より
416714817X