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闇の花道 天切り松 闇がたり1
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闇の花道 天切り松 闇がたり1の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全73件 1~20 1/4ページ
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このシリーズを読むのは4回目になります。いつも歯切れのいい文体に魅かれます。 | ||||
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国家権力を向こうに回した振袖おこんの啖呵の切れ味。強きをくじき弱きを助ける江戸っ子の心意気。松蔵の姉との悲しい思い出も。とっつぁんの闇がたり、背筋をピンと伸ばして聞きやしょう。 | ||||
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赤線 吉原 女郎 悲し過ぎ あの時代と変わらず イヤ それ以上に酷くなる日本人の貞操観念 時が経つとこうも意識が変わるものかと 読みながら現在と比較してしまった。 | ||||
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●今回の浅田ワールドは任侠もの。江戸弁の歯切れのいい言葉は粋な響きが致しやす。本書には雑居 房に入ってきた「天切り松」の話が5つの短編として収録されている。 スリや泥棒の世界を「渡世の義理」や「心意気」などに焦点をあて、任侠道に生きる者たちの矜持 を描いている。いわゆるその道の人間ではあるが、己の道を命を張って貫く「男気」。その姿や心意 気は、時として美しく写り失われたものへの追慕を覚える。浅田ワールド言語は何故もこんなに心を 振るわせるのだろうか。 | ||||
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マツが姉を背負って歩くシーンが泣けた。どの話も人情が心に染みる短編集でした。 | ||||
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面白かったので、天切り松 闇ものがたり2も購入致しました! | ||||
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これは、盗人一党のお話なんだけれども、読んでいるうちに、正義の味方のお話に変わってしまう。 浅田次郎氏の見識の深さを感じずにはいられない、人情味あふれる盗賊の活躍は、夢幻と白けずに 読み進められる面白さ。長編娯楽本ですネ。 | ||||
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天切り松の江戸っ子独特の語り口調が人情味あふれるストーリーの深みを伝える重要なツールになっている。浅田次郎と言えば、「壬生義士伝」での吉村貫一郎の秋田弁、「終わらざる夏」の鬼熊こと富永熊男軍曹の東北弁が読むものの心に迫ってくるのと同様の親近感を感じさせる。登場人物も魅力的に描かれており、女すりおこんのきっぷのよさ、身請けされる寸前に、結核に冒され非業の死を遂げる姉など一つ一つの話が大正時代の義理と人情を丁寧に描いている。浅田次郎渾身の作といってもいいだろう。 | ||||
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時代も稼業も全く私とかけはなれているだけでも気分転換になるのに、痛快で人情に泣けて、最高のエンターテインメントです。 | ||||
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最後の章の話、泣きました。どんな境遇にあっても精一杯生きることが大事だと教えてもらいました。 | ||||
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昭和初期の東京が素敵に描かれています。 このシリーズはすべて購入しました。 主人公がとても魅力的です。 渡辺謙と亡き中村勘三郎主演のブルーレイも 有りますよ。 | ||||
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登場人物がいちいち粋でかっこいいです。 何度も読み返す大好きな本です。 | ||||
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こんな時代もあったのかな、とリアルに感じられました。あっという間に読み終えました。 | ||||
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ずいぶん前に購入したのですが、今更ながらのレビューとなりますが、とりあえず。 | ||||
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痛快な物語でした。現代版時代劇で役者揃いでした。 おすすめです。 | ||||
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普通、感想は本を読んだ後に書きますね。当然のことです。しかし、あと25ページで読み終わってしまう。今日の就寝前の読書時間で読み終わっちゃう。何と、口惜しい!「続きがあるなら読んでみたーい!」と思っていたら、すでにシリーズ化していて5巻までありました。まあ、今後も楽しめると言うわけです。そこで、掟破りですが、この本を読むと「掟破り」と言う言葉が何か快感で、読了前に、書評を書いてしまおうと思います。こんなのありか? ◇ ノンフィクションの魅力は、知識や見識が広まること。 では、小説はどうか?ただの作り話なのだけれど…。 小説の魅力は、疑似体験の楽しさに尽きるでしょう。読み物を通して間接的に経験することができる。 特に、泥棒家業、スリ、詐欺、窃盗、のたぐいでは、なりたくても(・・? なれるものではないのです‥‥。 これがまさか作家の創作だとは、創造力も極まれりという感じです。正に浅田次郎マジック。この人泥棒もやったことがあるのでは? ◇ 出張が多く、読書時間がまとめてとれました。頁を繰る間ももどかしい楽しさを久々に味わいました。JRの中で、不覚にも落涙しそうになったり、笑いがこみ上げそうになったり、よくもまあ、こんな話を作れるものだと感心することしきり。私なぞ、300年生きたって、こんな小説は書けません。 ◇ だって、刑務所にお爺さんが入って来るのですよ。看守は、「年寄だから奥の温かい所に寝床をとってやれ」と他の囚人に言います。「そんな申し訳ない!」と謙虚な態度を取る爺さんですが、他の囚人に、 「じいさん。何やったの。食い逃げか?万引きか?」 と聞かれて、 「あっしァ、何もやっちゃいません。」 と返事する。どうも署長と知り合いで、好きな時に留置所に入れるらしい。それも特別待遇で、パトカーで取り寄せた老舗のうな重を、テレビ見ながら所長室でごちそうになったりしてしまう。 その爺さんが、「それでは話して聞かせましょう」と、昔話を始めると囚人はおろか、看守や刑事まで椅子を持って寄ってくる。 まあ、まずこの設定からして面白いでしょ。 しかも、その話が飛び切りに素晴らしい!同部屋の囚人、看守に、読み手の私まで加わって、 「それで、それで、それからどうなったの?」 と話をせがみたくなる。 ◇ 道行く人が皆、振り返るとびっきりの美人。「振袖おこん」姉さんは、ゲンノマエの名人。おくれ毛をかきあげる時には、もう帯に挟んだ紙入れを真正面から抜き取ってしまう。そのおこん姉さんと山県有朋の金時計の話。泣けずに読めません。 天切りの名人、栄治兄ィの生い立ちと格好の良さ。前田家の殿様から奪ったお宝は、何のため。天切りの松、松蔵でなくとも、 「栄治兄ィ、格好いい‥‥!」と声をかけたくなる。 そして、天切りの松、松蔵の生い立ちとは…。別れた姉さんと再会できるのか?そして、天切り松の「天切り」とは…。 ◇ いや、すぐにでもここに書きこみたい衝動に駆られます。書きたくて、書きたくて、仕方がないのだけれど、他の人にもこの面白さをわかってほしいので、敢えて書きません! 私は泥棒ではありませんが、泥棒になった気分。疑似体験。こんな格好いい泥棒なら、ちょっとなってもいいかも??? とまで思いたくなる話です。勿論、☆☆☆☆☆! 読み終わってないのに…。 ◇ 残りのあと25ページを読み終わりました! 残り僅かということで、気を抜いておりましたら‥‥。 Ʊ”-ʓ(;'༎ຶД༎ຶ`)Ʊ”-ʓ 最後のページまで、ゆめゆめ油断めさるな! 是非、お読みください。 | ||||
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天切り松闇がたりシリーズ第1弾。話数は目次的には5話だが、実質4話。 留置場内で、天切り松と呼ばれる凄腕盗人老人の語りという形式で進行する、明治・大正の盗賊「目細の安吉」一家の物語。 義賊と言われた彼等が、如何に暴れ、どんな人物だったかが語られる。あくまで天切り松の目線で語られるため、彼が見ていない聞いていない部分は話されない。また彼が知らない時間の状態も分からない。つまり天切り松が知っていることを語っている話としているため、この時ここの人たちはどう動いているのだとか、という疑問には一切答えは無い。また、人語りの形を取っているため、老人が話しているパートと小説進行のパートに分かれる。 基本的には痛快人情物だが、最後はしんみりで終わる。 間違いなく面白いと思うが、語り部形式や読む前の予想によって度合は変わるだろう。形式に関しては好みの問題と、説教話しのように捉えてしまうと抵抗感を持ってしまうかもしれない。予想の方は私もそうだったのだが、主人公が一家に入った後に、盗人の修行とかあるのかな~、と思っていた。がそのような場面は全くない。と言うか具体的な盗みの描写はゼロだ。そこら辺の期待が大きいと、ガッカリするかもしれない。 この小説はそこが売りではないといこと。天切り松が絆を結んだ者達が、どう生きたか、自分はどんな体験をしたかを語る話しと言える。アクション小説ではないのだ。 しかし何と言っても天切り松の語り調子が気持ちいい。重い話しでの話し方も、気持ちが伝わる感じだ。小説パートは良いも悪いも三人称ナレーション調だが、本人の語る気持ちの乗った部分は、読むこちらの内に勝手に起伏が生まれる。ハッキリとリズムの違いを感じることができた。 また江戸ではない、けれど今ではない、間違いなく別の時代の街や下町の描写は、読んでいて楽しい。購読前のレビュー確認なら、手に取ることをお勧めする。ファンなら損は絶対にしない。でなくとも悪くはないと思う。 | ||||
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友人から借りて読んだことがあったが、ふと再度読み返したくなりkindle版で購入しました。時代錯誤の姿をした老人が話される昔語りで物語は進んでいきます。切なかったりかっこいいなと感じているうちにどんどん次が気になる物語です。登場人物も人情あふれる人達で「粋」がちりばめられていると思う。 | ||||
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主人公の江戸弁が最初は難しく感じましたが、読むにつれて慣れてきて、展開も面白く、ついつい夜更かししてしまいます。 | ||||
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日本の良い時代の「粋」、「情緒」が描かれていて感動しました。 | ||||
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