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法人類学者デイヴィッド・ハンター



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【この小説が収録されている参考書籍】
法人類学者デイヴィッド・ハンター (ヴィレッジブックス)

法人類学者デイヴィッド・ハンターの評価: 4.23/5点 レビュー 13件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(4pt)

法人類学者という設定が新鮮、おもしろいサイコキラーもの

「骨の刻印」がこのシリーズ2作目だったのを知らずに先に読んでしまいました。2作目を読もうと思ったのは、陰りのある英国ミステリが好きなこと、舞台がアウター・ヘブリディーズ諸島という英国の秘境で、行きたいと思っていた場所だったからという理由です。そして読んでみたら・・遺体の腐敗状況から犯罪を分析する法人類学者という聞いたことのない存在が新鮮で、ダークで陰惨な雰囲気、怒涛の展開など何もかもが好みでした。それで1作目に戻ってこの本を手に取ってみたわけです。

2作目ほど怒涛ではなく、お話も一回り小ぶりにしたような印象ですが、英国の田舎の村の閉鎖的な雰囲気がよく出ていて、主人公の過去や性格の造形もしっかりしています。何よりも、意外な犯人にあっと言わされました。2作目も同様でしたが、死体が腐敗していく様子が詳細に描かれるため、そういう描写を受け付けない人はダメかもしれません。が、よってくるハエの種類によって死後の時間経過がわかるなどトリビア的な知識は興味深かったです。

サイコキラー・ミステリとして普通におもしろいと思います。これからシリーズがどう発展していくのか楽しみです。
法人類学者デイヴィッド・ハンター (ヴィレッジブックス)Amazon書評・レビュー:法人類学者デイヴィッド・ハンター (ヴィレッジブックス)より
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No.12:
(5pt)

映像では絶対見たくない作品ですが。

法医学ではなく法人類学。刑事でさえ理解できなかった、解剖だけでなく死体が置かれていた場所の虫、植物、土などからもその死の真相に迫っていく仕事です。映像では絶対見たくない描写もありますが、主人公デイヴィッドが事件を解明、解決していく過程から目が離せず、ぐんぐん惹き込まれていきました。事件も悍ましいけど、田舎の閉塞感がもたらす人間関係も怖ろしくて、彼が犯人?いや、こっち?まさかこの人?と振り回されてしまいました。人や人の死に向き合う、主人公の心の動きにも共感できるものが多く、また会いに行きたくなりました。
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No.11:
(4pt)

主人公は魅力的ですが

2作目、3作目と呼んで、1作目を読みました。

他の作品と似ている展開という気はするんですがね、犯人像とか解決する場面とか。

そういう意味ではちょっとがっかりではあるんですが、ハンター自身は魅力的です。
死体の描写や死体への細工、風景の細かな描写、全体的なストーリーもこの小説の見所で、
他の作品と比べても同じくらいに面白いです。

非常にがっかりした点。これで星ひとつ下げました。
とにかくヒロインがね~~、魅力的じゃないのよ。
別な作品で出てくる主要な女性が魅力的だったのに比べて、この人と付き合うの?と思ってしまった。
ヒロインの友人の方が付き合う相手としてはどうかわからないけど、人としては魅力的でしたね。

多分、これを最初に読んでたら、どうなってたかな、もしかしたら以降は読まなかったかも。
のちの2人の状態を考えたら、魅力的じゃなく書いていたのかもしれないけど。
ヒロインのところだけ我慢して。そしたら面白いし、2作目以降は女性も魅力的だから。

あと、どうでもいんですが、この作者の方はもしかしてムスク系の香水が好きなのかしら。
1作目でも出てきたし、2作目でも出てきたんですよね。
全く違う状況で。
これ1作目と2作目、対照的な香りの香水のほうがいいんじゃないかしらと思ったんですがね。
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No.10:
(5pt)

読み応えあり

個人的にはサイモン・ベケット氏の小説はかなりお気に入り。 ただ、何冊も読んでいくうちに展開の先読みが出来てきてしまうのは仕方のないことかもしれない。
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No.9:
(2pt)

おお、ラッキーマン

せっかくの法人類学者という設定が全く生かせてない。
死亡時刻や方法がわかって、でもそれは特に事件の核心へのヒントにならず、
事件解決は偶然が重なって判明するという、理詰めで解決することなく
主人補正オンリーで優れたサスペンス特有の、地道な捜査と積み重ねで
真相が明らかになったときの爽快感がまったくない。
正直、終盤に入ったら「なんだこの猟奇的ハレークイーンは?」という
感想しか抱けなかった。
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No.8:
(5pt)

期待

期待していなかったのですが読んでとても良い作品でした。ただ中古本しかなかったのが残念でした。
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No.7:
(3pt)

サスペンスとしてはそこそこ面白いが

最後のドンデン返しを含めサスペンスとしてはそこそこ面白いが、本格物を期待すると肩透かしをくらうと思う。

事件は偶然から解決してしまうし、何より疑問なのは法人類学の本書での扱い方。
主人公の鑑定結果から犯人を特定できる訳ではないし、鑑定結果そのものが話の内容からして殆ど重要性がない。
普通のサスペンスに法人類学の解説がおまけとして入ってますという感じで、検視官シリーズと比較すると明らかに劣る。

次作に期待です。
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No.6:
(5pt)

好き

推理小説はあまり読まなかったけど次回作の骨の彫刻がランクインしていたのをきっかけに読んでみてハマりました。二作目から読んでしまったので・・・・でも作品自体は事件が違うので楽しめました。原作は三作あるようです。まだ日本発売未定とのことですが今から楽しみです。
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No.5:
(2pt)

うーん

シリーズ化することを前提に書かれた作品という感じです。
全体的にメリハリのない構成とありがちな展開が残念でした。
最後が甘すぎると思います。
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No.4:
(5pt)

最後の100ページが…

最初は、田舎町の描写と、そこに住み始めた訳ありの医者の物語でした。事件が起こると、一転してサイコミステリ的な展開を見せます。徹底して主人公の目を通して描かれる物語は、読みやすく、感情移入も容易でした。ただ、事件の進み具合は遅く、複数の被害者となった後も、解決の糸口すら見つけられない焦燥感に襲われます。
そして…問題の「ラスト100ページ」です。動き始めた事件は、誰も思わない方向に転がって行き…最後の最後で「驚愕の解決」を見せます。
初めての作者で、ほとんど先入観なくして読み始めたのが、さらに効果的だったのでしょうか。
解説によると、第三作までが執筆されているとのこと。早く次回作が翻訳されんことを祈るばかりです。本当にお奨めできる作品を見つけましたよ。
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No.3:
(5pt)

コーンウエルとは一味違う!

本書で何より良かったのは、イングランドの田舎の景色や登場人物たちの描写が秀逸だから知らず知らずストーリーにすっぽり入り込んで読ませてくれたことである。
被害者の頚骨に残っていた痕跡の分析から犯人の目星はつけたものの、最後の最後になって読者を驚かせる展開もあり楽しませてくれた。
本書が面白く読めたのは、「坂本あおい」さんの翻訳が素晴らしかったからであることは間違いないだろう。
訳者あとがきに、”イギリスのミステリー界に新しいキャラクターが誕生した”、と書いてあったが、全く同感である。
デイヴィット・ハンターの活躍を、次作で読むのが楽しみである。
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No.2:
(5pt)

面白い

とても読みやすかったです。
田舎町の描写が手に取るようで風景が容易に目に浮かびます。
話しの展開も結末も、がっかりすることなく
最後まで一気読みできました。
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No.1:
(5pt)

BONESが好きなら、大丈夫???

イギリスの片田舎で起きる猟奇的連続殺人。それに巻き込まれる人々と、巻き込まれるべきして巻き込まれた人。田舎故の閉鎖感が事件をより難解にして行く様が、面白いです。
USのTVドラマBONESは女性が主人公ですが、本作は男性です。(いや、タイトルから解るでしょうが)主人公はBONESのテンペランス・ブレナンみたいに学者肌ではないので、その感情も解り易くその分感情移入はし易いのかも。
最後の最後まで解らない犯人の姿にドキドキします。そして、その意外な真相にも、もちろん驚くばかりです。本国ではシリーズ化されており、可成りの評価を受けているようですが、翻訳版はまだこの1作のみです。出来るだけ早く、次作を出版していただきたい。(お願いしますね、ヴィレッジブックスさん)
法人類学者デイヴィッド・ハンター (ヴィレッジブックス)Amazon書評・レビュー:法人類学者デイヴィッド・ハンター (ヴィレッジブックス)より
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