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小指物語
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小指物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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今まで持っていた生と死の価値観が変わったような気がする。自身の死について考えることがあるが、生きたくはないけど死にたくはないということだと再確認した。 読解力がない私は後半になると前後の文をよく読まないと理解出来ない点があった。でも登場人物の心情はよく描かれていて読んでいて共感出来る部分も多くあった。 二宮敦人さんの作品では難しい話が多く、取っ掛りにくい作品なのではないかと思った。 | ||||
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かなり読んでた筈だったけど、さすがです。素敵なエンディングでした。 | ||||
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最初から中盤までなんだか飽きてしまい、物語の方向性が分からなかったけれど、終盤で急に一気読みしてしまった。 生と死、考えさせられた。 | ||||
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ネタバレ注意。 小指物語は、私が今まで読んできた本のなかで一番好きなお話です。 森絵都より東野圭吾より好きです(笑) この小説、映画観てるような感覚になるんです。 それほど迫力のある、美しいシーンがたくさんあります。 白い部屋、監禁された女の子、紫になる女の子。世にも美しい、紫色。 もう、どんな紫色なのだろうかと、うっとりします。 銃声、数字を数え続ける男、ペンキのにおい、美しい裸体に飛び散る絵の具、 描きあげられていく一面の美しい空、ジャングル、血を流す山、ビル。 ぞくぞくします。 狂気のなかにひそむ、世界への深い愛情や悲しみ。 狂った世界なのに、この狂った人たちの方がまともなように思えてきて。 価値観が変わっていることに気づきます。 それからね、小指物語の一番の魅力は、キャラの強烈な個性だと思います。 特に精神科の院長にして狂った天才画家のK様が痺れるくらいにカッコいい。 どの人をつかまえても主人公になりそうな、もう一冊小説書けちゃいそうな、強烈な個性。 この強烈な個性をもった人びとが、一人一人、哲学的なメッセージをさらりとセリフに込めてくるから、もう。 とりあえずね、退屈はしません。 一度読まれてみてはいかがでしょう。 そうそう、死にたいって思ってるそこのあなたにおすすめです。 死ぬためにする自殺が、しょうもなくなってしまいます。 森 和紗 | ||||
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最初から最後までストーリー展開が飽きさせないし、俗物くん目線で感謝移入しやすく、色んな自殺を一緒に見ているのようなリアリティさにページをめくる手がとまりませんでした。 「死なない自殺」「生きるための自殺」「生きるためでも死ぬためでもない自殺」「生きるための死なない自殺」それぞれを実行する登場人物達のインパクト や迫力に圧巻され。そして最後は……! 「死ぬために死ぬ自殺」しか知らないのはもったいないくらいオススメです。 | ||||
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