黒龍の柩
評判
黒龍の柩の評価:
4.08/5点 レビュー 53件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全109件 101〜109 6/6ページ
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黒龍の柩の評価:
4.08/5点 レビュー 53件。 B ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
上巻は池田屋事変の最中から始まり、鳥羽伏見戦後、江戸に帰還したあたりまでを描く。司馬遼太郎が「燃えよ剣」で描いた“司馬”土方歳三は倒幕・佐幕といった政治向きの話はかかわらず、剣の道のみに生きるが、本作の“北方”土方は勝海舟、小栗忠!順、坂本竜馬といった人物に会い、影響を与えられつつ、どう生きるべきか、新撰組をどうしていくべきか考えるなど内省的な面も描かれる。司馬作品では鳥羽伏見での敗走後は、甲州鎮撫隊や近藤勇との訣別などの展開が駆け足になり寂寥感を伴うが、本作ではこの段階で土方は江戸でも激しく模索する。
最初、新撰組総長の山南敬介が活躍するのにちょっとびっくり。史実では組を脱走したということで切腹させられるのだが、土方と思いを同じにする聡明な人物として描かれており、どう決着をつける(脱走に至るか)でハラハラ。沖田総司の同じ病を患う娘との交情や随所に現れる白刃による戦闘シーンも印象的。
クールで聡明な土方歳三という基本スタイルは変わっていないが、新たな一面を見せる“北方”土方も!決して悪くない。
最終的な評価は下巻に譲るが期待を込め4つ星。