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第三の銃弾
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第三の銃弾の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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凄い!のひと言!ボブ・リー・スワガー・シリーズの最高傑作。冒険小説、スナイパー・アクション、ミステリーの要素がふんだんに盛り込まれ、過去のシリーズを集大成したような素晴らしい作品に仕上がっている。どのくらい面白いかと言うと、横山秀夫の『64』よりも面白いと言ったら、分かり易いだろうか。久々に読むのが勿体無いと思った。 『四十七人目の男』で、ついにボブ・リーも終わったかと思ったのだが、『黄昏の狙撃手』で復活し、『蘇るスナイパー』で文字通り完全に蘇った。その後、ボブ・リーは息子のレイ・クルーズに代を譲り、隠居するのかと思われたのだが… 今回は66歳のボブ・リーがJFK暗殺の真相に迫るという興味深いストーリー。かつて『極大射程』で大統領暗殺犯の汚名を着せられたボブ・リーがスナイパーという視点でJFK暗殺事件の真相に迫るというのだから面白い。 銃器やスナイパーに関する著作を書いている作家が車で轢き殺される。被害者の作家はJFK暗殺の真相の暴露本を執筆予定だった。被害者の妻に轢き逃げ事件の調査を依頼されたボブ・リー・スワガーは、事件の調査を進めるうちにJFK暗殺事件の真相に迫っていく…まさか、まさかの連続。扶桑社ミステリーが『極大射程』を復刊させた意味が理解出来た。 蛇足であるが、自分は数年前にJFK暗殺事件の現場になったダラスのディーリー・プラザを訪ねた事がある。この作品にもテキサス教科書倉庫ビルの佇まいやホームレスが物乞いしたり、JFK暗殺事件に関する『陰謀の歴史』なるグロテスクな写真雑誌を売り付ける様子などが正確に描かれており、当時を思い出した。 | ||||
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前作のソフトターゲットは、ダイ・ハードばりのアクション小説。軽い味付けの電車内で読み切る代物でした。 ボブがアメリカを飛び出すのは驚きました。 本作は、じっくり腰を据えて読んだ方がよい長編です。 真犯人に迫るボブと、真犯人の回顧録形式で話が進みます。哲学的な部分や難解な謎解き、銃そのものの解説などもある反面、アクションシーンは少な目なので 読むのには忍耐力も必要になるかもしれません。 ただし、その謎が解けた時は、なるほど、と思いますし、最後にはデザート(勿論、プロフェッショナル同士の戦いです)もついてきます。 本作は色々な情報に加え、筆者の得意分野の銃に知見を活かしたドラマになっています。 なお、スーヴェニアショップやブルーヴァードは、なぜ素直に「お土産店」や「大通り」と訳さなかったのか疑問です。何か意図があったのかな。 次回作「She sniper」も楽しみです。 | ||||
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ある作家が殺害された。その妻が、ボブに調査を依頼したところから、ボブの死闘の冒険が始まる。 なぜなら、それはケネディ暗殺に関する真相に迫る調査だったからだ!というストーリー。 銃器というスワガー独特の視点から、世紀の暗殺事件を再考する、という新しいアプローチを試みた力作で、かなりボリュームがあります。 専門用語等も頻出し、単なる冒険小説にはなっていないのですが、所々出てくる激烈なアクション描写は凄まじいものがあります。 迫りくる強大な敵をなぎ倒しながら真実を掴もうとする姿勢は、このシリーズの一貫した特徴で非常に楽しく読めます。 真相に肉薄する下巻を前に、十分な期待感を高めてくれる上巻となっています。 | ||||
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