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影ぼうし
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影ぼうしの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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放火で全身火傷、気づくと自分の過去がまったく思い出せない「かれ」と その後職場で知り合った「里村千尋」が、「かれ」の失われた過去、 なぜ火だるまにされたのかを探していくというストーリー。理系出身、製薬会社勤務の作者のテリトリーからか、製薬会社、病院が 舞台となっており、アリバイの解明にも、DNA鑑定や骨髄移植が 絡んでいる。特筆すべきは、作者の卓越した表現力であろう。 情景や心情が、鮮明に眼前に映し出される筆致には 驚嘆の念を抱くとともに、擬音語・擬態語を多用することが すぐれた情景描写と思い違いをしている作家たちに ツメのアカを煎じて飲ませたい気分になった。もっと評価されてよい作家だと思う。 | ||||
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