■スポンサードリンク


影ぼうし



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
影ぼうし

影ぼうしの評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

重厚な構成と的確な表現力

放火で全身火傷、気づくと自分の過去がまったく思い出せない「かれ」と
その後職場で知り合った「里村千尋」が、「かれ」の失われた過去、
なぜ火だるまにされたのかを探していくというストーリー。理系出身、製薬会社勤務の作者のテリトリーからか、製薬会社、病院が
舞台となっており、アリバイの解明にも、DNA鑑定や骨髄移植が
絡んでいる。特筆すべきは、作者の卓越した表現力であろう。
情景や心情が、鮮明に眼前に映し出される筆致には
驚嘆の念を抱くとともに、擬音語・擬態語を多用することが
すぐれた情景描写と思い違いをしている作家たちに
ツメのアカを煎じて飲ませたい気分になった。もっと評価されてよい作家だと思う。
影ぼうしAmazon書評・レビュー:影ぼうしより
4575234524

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!