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おとなしい共同経営者
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おとなしい共同経営者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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ペリー メイスン第17話。冒頭にメイスンが登場しないのはシリーズ初(第三章 文庫p.38から登場) メイスン事務所の時間外の連絡先はグレンウッド6-8345。ここでのメイスンはタイディングス殺人事件(餌のついた鉤針)で有名。ホルコム(馬鹿で意地っぱりで頑固な…)は転勤し、代わりのトラッグ警部は初登場でいきなりナイトクラブで大暴れ、その後も派手に活躍します。お馴染みの医師ウィルモント博士、赤毛の看護婦が今回は3人。パラフィン・テスト(硝煙反応試験)シリーズ初登場、当時の新技術のようです。デラの冒険では逮捕寸前、ペリーの危ない冒険の方は控え目です。ドレイク探偵が顔出ししないのはシリーズ初(電話の向こうでちょっとだけ登場) ガーティも言及はありますが登場せず。法廷場面は民事裁判(これもシリーズ初)だけ。トラッグから習ったスピード運転を披露して物語は終わります。銃は32口径のリボルバーが登場。メーカー不明で、らでん細工の握りがついてることだけしかわかりません。今回は新機軸が多いのですが、ルーティーンも懐かしいです… (お馬鹿なホルコムとのドタバタはもう見られないのですね) | ||||
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本作は1940年の発表のせいか、ちょっとハードボイルドっぽい趣きがあります。成功した生花店の株式の不正取得を狙って裏世界の住人が暗躍するのです。そして、いつもの通り法廷シーンが出てくるのですが、それが民事裁判であるというところもこれまでのペリー・メイスン・シリーズとはひと味違っています。しかし、それ以外はいつものメイスンで最後の最後に見事などんでん返しが用意されています。メイスンが警察の裏をかくのもいつも通り。ただ、いつも警察がやられっぱなしではワンパターンだと思ったのか、今作では警察の担当者を優秀な人物に交代させ、手強いライバルに仕立てるという工夫が見られます。ちょっとルパンvsホームズのような趣きがあります。 | ||||
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